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「歴史の眠る場所」(2009/11/24 (火) 14:58:52) の最新版変更点
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189 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[ほす] 投稿日:2009/03/24(火) 03:57:09 ID:D1zJs+dO
藤岡「…ここは…どこだ…?」
藤岡「競馬場の、芝コースの…直線?
でも、こんな長い直線は見たことが無いな。
前後方共に、肉眼じゃあコーナーを確認できないぐらいだ…
周りも霧みたいなのに包まれてて、景色もまったくわからないし…やけに閉鎖的だな…
ていうか、俺はいつの間にこんな場所に?確か、自分の部屋で…」
「ブルルン」
藤岡「!?なんだ、俺、馬に乗ってるのか…
今の今まで気付かないなんて有り得ないし、余計に訳が分からなく…」
「ヒヒン!」
藤岡「っておい、勝手に走り出すなよ!ホーちゃん!…ん?」
藤岡「ホーちゃん…なのか?」
「あぁ、俺だよ」
藤岡「!?」
190 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/03/24(火) 04:10:36 ID:D1zJs+dO
「おいおい佑介、何を驚いてる?少し速すぎるか?」
藤岡「まぁ、普段のレース中よりはかなり速いかも…
…じゃなくて!ホーちゃん、しゃ、しゃ、喋っ…」
「ははは…まったく、相も変わらずおかしな奴だな、君は」
藤岡「な、な…」
「それより、ほら、見えてきたぞ」
藤岡「…これは!?」
「…仲間、だ」
藤岡「…内外のラチに添うように、馬場に墓が並んでる…
しかも、先が見えないぐらいにずらりと沢山…」
「さぁ、すこし速度を落とす…佑介、一つ一つの墓をよく見てくれ」
191 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/03/24(火) 04:25:40 ID:D1zJs+dO
藤岡「見てくれ、って…本当だ、一つ一つに文字が刻まれてる」
「それらをよく見るんだ、佑介」
藤岡「うん…なになに、夢は…時により…実り…トキ………ル…」
藤岡「…盾に生き…名優…メジ………マッ……」
藤岡「…あの鳥は…遥か海…翔んでゆく…エル…コン……サー…」
藤岡「…なんなんだよこれ、みんな馬のものじゃないか」
「あぁ、そうだ。ここは…刻の寝所だ」
藤岡「え…っ?」
「歴史が、静かに、安らかに眠る場所、ってことだよ」
193 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/03/24(火) 11:02:04 ID:D1zJs+dO
藤岡「えっ、それってどういう…」
「おや…誰かいるね」
種「…」
藤岡「…豊さん!?」
種「…静謐なる…日曜の…朝……」
藤岡「…豊さん?」
種「ごめんなさい…ありがとう……サイ…スズ……」
「君の声は届かない…彼はここで謳い、そして歌っているから」
藤岡「え、でも、ぶつぶつ言ってるだけ…」
「たとえメロディが無くとも、言の葉に想いを乗せて放てば…
ほら、まわりを見てみなよ」
闇「…」
ポツン「…」
先生「…」
藤岡「うわっ!?い、いつの間に!?」
194 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/03/24(火) 11:16:58 ID:D1zJs+dO
藤岡「他にも、いっぱい騎手が…皆、墓の前で何か言ってる…」
「ふふ…さぁ、佑介、ついたよ」
藤岡「…馬場の真ん中に、一つだけ墓が…?」
藤岡「って、今まで左右にずらーってあった墓が消えてる…
…皆もいなくなってるし」
「降りて」
藤岡「え?」
「降りて、自分の足で立って、そして墓を見るんだ」
藤岡「う、うん…」
195 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[] 投稿日:2009/03/24(火) 11:32:39 ID:D1zJs+dO
藤岡「薔薇色の…血……十字……ローゼ……クロ…」
藤岡「これはっ…!!」
「君は何を思う?」
藤岡「ほ、ホーちゃん…」
「…もう一度墓を見て」
藤岡「…あれ、さっきの文字が消えて…何も書いてない?」
「…」
藤岡「ホーちゃん?これは…」
「そこにいずれ、俺の名前が刻まれるとしたら」
藤岡「…え?」
「その時、君は何を思う?佑介」
藤岡「…」
「重きモノを共に追い続けてきた友が、文字に変わる。
力を合わせ、紋章を手に取り合った相棒が、歴史に変わる。
その時、君は何を思う?」
196 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/03/24(火) 11:42:32 ID:oPyB3hca
ホーちゃん...ホーちゃーーーーーん!
197 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/03/24(火) 11:57:30 ID:D1zJs+dO
藤岡「…」
藤岡「………俺は」
「…」
藤岡「クロイツのとき、すごく悲しかった…
これは俺のせいだ、俺が殺した、俺が悪い、俺が、俺が、俺が…
そう考えたら、つらくてつらくて…」
藤岡「…でも」
「でも?」
藤岡「だからといって、逃げても何にもならない。
この職についた以上、乗って、頑張って、勝って、負けて…
…死を見て、死を触れて、そうしてまた頑張っていかなきゃならない。
騎手がそうでないと、走ることも無いまま死んでいく馬も増える…」
「…」
藤岡「だったらせめて、俺が頑張ることで何か補いたい。
勝って、いい所で休ませてやりたい、いい物食べさせてやりたい」
藤岡「…独り善がりで手前勝手な考え方だとは思う。
だけど、そうでも思っていないと…正直、つらい」
「…」
藤岡「…まぁ、正直、毎日迷いまくってる。
正しい答えなんて、永遠に出そうに無いよ」
198 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/03/24(火) 12:08:59 ID:D1zJs+dO
「…すごいね」
藤岡「…え?」
「命を、罪を背負い、生きていくこと…
きっと迷うこともある、悩むこともある。
でも、一度背負った以上、止まっちゃいけない。
…止まれば、きっとその重さに耐えられなくなる」
藤岡「…」
「すごいし…強いよ」
藤岡「…俺は…強くなんか、ない…!!」
「え…?」
藤岡「…後悔しない日なんてないし…!!
馬にくらべて、自分の無力さに腹も立つ…!!
それに、それに…今、ホーちゃんがもし俺のせいで死んだらって、そう考えただけで…
俺……もう…うっ……ひぐっ…」
「ゆ、佑介…」
199 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/03/24(火) 12:22:36 ID:D1zJs+dO
「…実は、俺は、スーパーホーネットだけどスーパーホーネットではない」
藤岡「…ひぐっ……」
「俺は、スーパーホーネットでもあり、ローゼンクロイツでもあり、また歴史でもある」
藤岡「………く、クロイツ?ご、めん、よクロイツ、俺、俺っ…うう…」
「あわわ…つまり、あちらの世界のスーパーホーネットとは、似て否なる存在。
…大丈夫、今頃本物のあいつはぴんぴんしてる」
藤岡「………」
「…話せてよかったよ、佑介。そろそろお別れの時間だ」
藤岡「えっ…あれ、周りの霧がはれて…ここは…阪神競馬場?」
「彼からの言伝を告げるには、この場所が一番だと思ってね」
藤岡「…?」
200 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/03/24(火) 12:33:27 ID:D1zJs+dO
「佑介、君の覚悟は聞かせてもらった」
藤岡「う、うん…」
「わざわざこんな所に呼んで悪かったね。おそらく、もう君がここに来ることはない」
「そのまま、迷いながら、泣きながら、笑いながら、馬を愛して生きてくれ」
「最後に、君の大好きなホーちゃんからメッセージがある」
藤岡「…」
「次は大外ぶん回すなよな…いつもありがとう」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
藤岡「…ここは…どこだ…?」
藤岡「独身寮の…俺の部屋か。
ってことは、あれは…」
藤岡「夢、だったんだな…当たり前か…」
201 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/03/24(火) 12:46:37 ID:D1zJs+dO
藤岡「にしても…変な夢だった…」
福島「どんな夢だったんですか?涙の筋が頬に付いていますが」
藤岡「…ホーちゃんやクロイツと、芝の上で語ったんですよ」
福島「ほう?」
藤岡「ははは…大外ぶん回すなって、そう言われました」
福島「それはそれは…それにしても、佑介、いい笑顔をしている」
藤岡「そうですか?泣いたり笑ったり、忙しいなぁ俺…」
藤岡「祐一さん…今週からも頑張りましょうね」
福島「まったく、何を今更当然のことを?
僕は毎週全力です、んふ」
藤岡(そうだ、うだうだ悩むなよ俺…今は全力で頑張るのみだ…
挫折して止まりそうになったときに、この夢をまた思い出そう…)
藤岡「…あ、そうだ祐一さん」
福島「なんでしょう」
藤岡「何故俺の部屋に?」
福島「…ふんふ!!」
「佑介、君ならやれるさ…」
189 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[ほす] 投稿日:2009/03/24(火) 03:57:09 ID:D1zJs+dO
藤岡「…ここは…どこだ…?」
藤岡「競馬場の、芝コースの…直線?
でも、こんな長い直線は見たことが無いな。
前後方共に、肉眼じゃあコーナーを確認できないぐらいだ…
周りも霧みたいなのに包まれてて、景色もまったくわからないし…やけに閉鎖的だな…
ていうか、俺はいつの間にこんな場所に?確か、自分の部屋で…」
「ブルルン」
藤岡「!?なんだ、俺、馬に乗ってるのか…
今の今まで気付かないなんて有り得ないし、余計に訳が分からなく…」
「ヒヒン!」
藤岡「っておい、勝手に走り出すなよ!ホーちゃん!…ん?」
藤岡「ホーちゃん…なのか?」
「あぁ、俺だよ」
藤岡「!?」
190 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/03/24(火) 04:10:36 ID:D1zJs+dO
「おいおい佑介、何を驚いてる?少し速すぎるか?」
藤岡「まぁ、普段のレース中よりはかなり速いかも…
…じゃなくて!ホーちゃん、しゃ、しゃ、喋っ…」
「ははは…まったく、相も変わらずおかしな奴だな、君は」
藤岡「な、な…」
「それより、ほら、見えてきたぞ」
藤岡「…これは!?」
「…仲間、だ」
藤岡「…内外のラチに添うように、馬場に墓が並んでる…
しかも、先が見えないぐらいにずらりと沢山…」
「さぁ、すこし速度を落とす…佑介、一つ一つの墓をよく見てくれ」
191 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/03/24(火) 04:25:40 ID:D1zJs+dO
藤岡「見てくれ、って…本当だ、一つ一つに文字が刻まれてる」
「それらをよく見るんだ、佑介」
藤岡「うん…なになに、夢は…時により…実り…トキ………ル…」
藤岡「…盾に生き…名優…メジ………マッ……」
藤岡「…あの鳥は…遥か海…翔んでゆく…エル…コン……サー…」
藤岡「…なんなんだよこれ、みんな馬のものじゃないか」
「あぁ、そうだ。ここは…刻の寝所だ」
藤岡「え…っ?」
「歴史が、静かに、安らかに眠る場所、ってことだよ」
193 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/03/24(火) 11:02:04 ID:D1zJs+dO
藤岡「えっ、それってどういう…」
「おや…誰かいるね」
種「…」
藤岡「…豊さん!?」
種「…静謐なる…日曜の…朝……」
藤岡「…豊さん?」
種「ごめんなさい…ありがとう……サイ…スズ……」
「君の声は届かない…彼はここで謳い、そして歌っているから」
藤岡「え、でも、ぶつぶつ言ってるだけ…」
「たとえメロディが無くとも、言の葉に想いを乗せて放てば…
ほら、まわりを見てみなよ」
闇「…」
ポツン「…」
先生「…」
藤岡「うわっ!?い、いつの間に!?」
194 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/03/24(火) 11:16:58 ID:D1zJs+dO
藤岡「他にも、いっぱい騎手が…皆、墓の前で何か言ってる…」
「ふふ…さぁ、佑介、ついたよ」
藤岡「…馬場の真ん中に、一つだけ墓が…?」
藤岡「って、今まで左右にずらーってあった墓が消えてる…
…皆もいなくなってるし」
「降りて」
藤岡「え?」
「降りて、自分の足で立って、そして墓を見るんだ」
藤岡「う、うん…」
195 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[] 投稿日:2009/03/24(火) 11:32:39 ID:D1zJs+dO
藤岡「薔薇色の…血……十字……ローゼ……クロ…」
藤岡「これはっ…!!」
「君は何を思う?」
藤岡「ほ、ホーちゃん…」
「…もう一度墓を見て」
藤岡「…あれ、さっきの文字が消えて…何も書いてない?」
「…」
藤岡「ホーちゃん?これは…」
「そこにいずれ、俺の名前が刻まれるとしたら」
藤岡「…え?」
「その時、君は何を思う?佑介」
藤岡「…」
「重きモノを共に追い続けてきた友が、文字に変わる。
力を合わせ、紋章を手に取り合った相棒が、歴史に変わる。
その時、君は何を思う?」
197 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/03/24(火) 11:57:30 ID:D1zJs+dO
藤岡「…」
藤岡「………俺は」
「…」
藤岡「クロイツのとき、すごく悲しかった…
これは俺のせいだ、俺が殺した、俺が悪い、俺が、俺が、俺が…
そう考えたら、つらくてつらくて…」
藤岡「…でも」
「でも?」
藤岡「だからといって、逃げても何にもならない。
この職についた以上、乗って、頑張って、勝って、負けて…
…死を見て、死を触れて、そうしてまた頑張っていかなきゃならない。
騎手がそうでないと、走ることも無いまま死んでいく馬も増える…」
「…」
藤岡「だったらせめて、俺が頑張ることで何か補いたい。
勝って、いい所で休ませてやりたい、いい物食べさせてやりたい」
藤岡「…独り善がりで手前勝手な考え方だとは思う。
だけど、そうでも思っていないと…正直、つらい」
「…」
藤岡「…まぁ、正直、毎日迷いまくってる。
正しい答えなんて、永遠に出そうに無いよ」
198 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/03/24(火) 12:08:59 ID:D1zJs+dO
「…すごいね」
藤岡「…え?」
「命を、罪を背負い、生きていくこと…
きっと迷うこともある、悩むこともある。
でも、一度背負った以上、止まっちゃいけない。
…止まれば、きっとその重さに耐えられなくなる」
藤岡「…」
「すごいし…強いよ」
藤岡「…俺は…強くなんか、ない…!!」
「え…?」
藤岡「…後悔しない日なんてないし…!!
馬にくらべて、自分の無力さに腹も立つ…!!
それに、それに…今、ホーちゃんがもし俺のせいで死んだらって、そう考えただけで…
俺……もう…うっ……ひぐっ…」
「ゆ、佑介…」
199 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/03/24(火) 12:22:36 ID:D1zJs+dO
「…実は、俺は、スーパーホーネットだけどスーパーホーネットではない」
藤岡「…ひぐっ……」
「俺は、スーパーホーネットでもあり、ローゼンクロイツでもあり、また歴史でもある」
藤岡「………く、クロイツ?ご、めん、よクロイツ、俺、俺っ…うう…」
「あわわ…つまり、あちらの世界のスーパーホーネットとは、似て否なる存在。
…大丈夫、今頃本物のあいつはぴんぴんしてる」
藤岡「………」
「…話せてよかったよ、佑介。そろそろお別れの時間だ」
藤岡「えっ…あれ、周りの霧がはれて…ここは…阪神競馬場?」
「彼からの言伝を告げるには、この場所が一番だと思ってね」
藤岡「…?」
200 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/03/24(火) 12:33:27 ID:D1zJs+dO
「佑介、君の覚悟は聞かせてもらった」
藤岡「う、うん…」
「わざわざこんな所に呼んで悪かったね。おそらく、もう君がここに来ることはない」
「そのまま、迷いながら、泣きながら、笑いながら、馬を愛して生きてくれ」
「最後に、君の大好きなホーちゃんからメッセージがある」
藤岡「…」
「次は大外ぶん回すなよな…いつもありがとう」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
藤岡「…ここは…どこだ…?」
藤岡「独身寮の…俺の部屋か。
ってことは、あれは…」
藤岡「夢、だったんだな…当たり前か…」
201 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/03/24(火) 12:46:37 ID:D1zJs+dO
藤岡「にしても…変な夢だった…」
福島「どんな夢だったんですか?涙の筋が頬に付いていますが」
藤岡「…ホーちゃんやクロイツと、芝の上で語ったんですよ」
福島「ほう?」
藤岡「ははは…大外ぶん回すなって、そう言われました」
福島「それはそれは…それにしても、佑介、いい笑顔をしている」
藤岡「そうですか?泣いたり笑ったり、忙しいなぁ俺…」
藤岡「祐一さん…今週からも頑張りましょうね」
福島「まったく、何を今更当然のことを?
僕は毎週全力です、んふ」
藤岡(そうだ、うだうだ悩むなよ俺…今は全力で頑張るのみだ…
挫折して止まりそうになったときに、この夢をまた思い出そう…)
藤岡「…あ、そうだ祐一さん」
福島「なんでしょう」
藤岡「何故俺の部屋に?」
福島「…ふんふ!!」
「佑介、君ならやれるさ…」