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507 名前:種一家のお盆[sage] 投稿日:2009/08/22(土) 06:11:57 ID:CXYVdXsv
幸四郎「……ククク…」
種「……」
名人「……」
幸四郎「……ウ…オエッ…」
種「……」
名人「…また二日酔いか?」
幸四郎「…うるせえ…関係無いだろ…」
種「……なあ幸四郎」
幸四郎「…ああん?」
種「…その…お前がいつもやってる邪酒減量法-サケノンデ・グアイワルクナッテ・リバース-だが…
お前ももう若くないんだし、そろそろ普通の減量法にしたらどうだ?
更に合同邪気酒宴-ゴウコン-にも行ってるようだし…」
幸四郎「…ククク…さすが総統様は言うことが違うなあ…おい?」
種「俺はお前を心配してだな…」
幸四郎「兄貴風吹かすんじゃあねえぞ…ククク…
てめえは虚苦羅で邪草刈り-シンジンツブシ-でもやってればいいんだよ」
種「……貴様」
幸四郎「……ウップ…そんなことより、暇なら酒持ってこいや…ククク…」
種「カカカ…愚弟め…どうやら仕置きが必要なようだな…ククク」
幸四郎「クカカ…やんのか?ザ・ン・サ・ツしてやんよ」
名人「おい、お前たち……せっかくお盆に家族が集まってるというのに…」
幸四郎「うるせえジジイ…てめえも俺様のサ・ツ・ガ・イ・リ・ス・トに入ってんだよ」
名人「なっ…」
種「ククク…そういう訳だ…逃げるなら今のうちだぞ?」
名人「カカカ…糞餓鬼どもめ…いいだろう。
ちょうど試してみたい邪薬もあることだ…
効果の程を貴様らで実験してやろうではないか」
種「…邪薬…だと?」
508 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/08/22(土) 06:13:38 ID:CXYVdXsv
幸四郎「ククク…またお得意の邪草緑液-アオジル-か?」
名人「コココ…先ずはこれじゃ…」
種「それは…攻殉-コウジュン-」
幸四郎「ククク…卑悪流論酸-ヒアルロンサン-を補給し、節々の痛みを解消する気か?
まあそれだけなら怖くも何とも無いがな…ククク…」
名人「カカカ…無論、これだけで終わる訳がなかろう…カカカ…」
種「…むう…それは魔果-マカ-…」
幸四郎「古来より中米の闇死-アンデス-に伝わる邪養植物・魔果…
その効果は、実年男性の間では最早信仰ですらあるという…」
名人「カカカ…こいつのお陰でワシは今だに現役よ」
種「っふ…老いて益々盛んという訳か…頼む、後で俺にも分けてくれ…」
名人「ククッ…そしてこいつがワシの切り札よ…」
種「…!それはまさか!」
幸四郎「妖冥酒-ヨウメイシュ-と…夜図屋の邪気製忍憎嵐王-ニンニクランオウ-…」
種「妖冥酒…三国志時代より中国に伝わる万能邪酒…
蜀の邪薬医・楊冥腫が発明したという伝説の秘酒か…」
幸四郎「夜図屋-ヤズヤ-の邪気製忍憎嵐王…邪養植物の忍憎を
黒龍の卵…通称"嵐王"に千年浸け込んで造る幻の逸品…しかもそれは…」
名人「そう。覇智蜜味よ…」
幸四郎「なんと…更にハ・チ・ミ・ツに浸け込んだと言うのか…」
種「…食べ易く、臭いも気にならない…正に完全無欠ッ!」
名人「カカカ…(パクッ)」
種「…!」
名人「(モニュ…モニュ…)」
幸四郎「…一気食い…だと?」
509 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/08/22(土) 06:14:26 ID:CXYVdXsv
名人「(……ゴクン)」
名人「………ククク…カカカカカカ──ッ!!」
幸四郎「おわっ!?」
種「なんという突風のような邪気ッ…!」
名人「カッカッカッ……かかってこい…馬鹿息子ども…」
幸四郎「ククク…おもしれえ…サ・ツ・ガ・イしてやんよッ!」
種「っふ…いずれ決着をつけねばならないと思っていたが…それが今日になるとはなッ!」
名人「ほざけ!今日が貴様らの命日よッ!」
種「カカカ…寝言は寝て言え!死ぬのはお前だッ!!
冥府の鬼共と終わり無き死の舞踏を踊るがいい!邪伴舞踏者-ダンスパートナー-!!」
幸四郎「時の神よ!黒乃主よ!我に時の歯車を委ねよ!時よ止まれ!邪時停刻-ティコティコタック-!!」
名人「ちょっちゅね~!!ちょっちゅよ~!?食らえ渾身の右アッパー!沖縄邪鷲-インターグシケン-!!」
量子タン「おいテメーラ!飯の支度出来たぞ!じゃれてねーで早く来い!!」
名人「はーい♪」
種「今行くー」
幸四郎「お義姉さんの料理だいすき~」