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369 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 01:08:02 ID:2A4cuXzJ 猿「あ、佑介。邪気封印-キジョウテイシ-満喫した?」 藤岡「…」 幸「眼下激隈。顔色青白」 猿「ど、どうしたの?何かあった?」 藤岡「…騎乗停止喰らって以来ですね…携帯にですね…」 猿「ん?見ていいの?」 藤岡「…」 猿「ええと…」 猿「…」 猿「……」 猿「………ぐすっ」 幸「我、我操作」 幸「…電信?」 藤岡「はい…」 370 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 01:09:41 ID:2A4cuXzJ 件名:全ては計画通りか 本文:カカカ…他の凡夫共は欺けても俺の第三の眼は欺けんぞ…。 敢えて自ら邪気封印し、発散されるべき邪気を体内で暴れ狂わせることで 己の器を無理矢理拡げようという魂胆だろう…。 剣呑剣呑。 ただでさえ海よりも高く山よりも広い器だというのに、一体どれ程の高みを目指しているのやら…。 幸「…」 件名:より闇を濃くするか 本文:ククク…最大JPは高まったか?それとも今まさに高まっている最中か…? 気付いているのは種だけだと思うなよ?その邪気への貪欲さ、隠しおおせるものではないわ…。 いつかお前が闇奥義の百九手目を生み出す日が来るのかも知れんな…。 カカカ…胸が躍るわ…。 猿「…」 件名:ビンビン伝わりますよ 本文:順調に、いや順調過ぎる程に邪気が高まっているようですね。 まさか邪気一つで太陽神をも怯えさせるとは…どこまで高みへと上り詰めるのか。 見守り続けさせていただきますよ…ふんふ。 371 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 01:10:45 ID:2A4cuXzJ 幸猿「…」 藤岡「こんな怪文書が毎日朝昼晩送られてくるんですよ…」 猿「…」 幸「日触、佑介為業?」 藤岡「違います!」 猿「…」 藤岡「遠回しにもうメールはお腹一杯的な返事出しても 『邪気高揚の時間が一秒でも惜しいのか』だの 『ただ独り誰の手も届かぬ高みへ向かうか』だの まるっきり噛み合わないし…」 幸「更邪気高揚成功?」 藤岡「してません!する気もありません!」 猿「…」 藤岡「……まぁつまり、あの3人の怪文書をやめさせるにはどうしたらいいのか、 と思いまして…。何かいい手は無いですかね…?」 幸「染総統色」 藤岡「却下!!確実に逆効果です!」 猿「…」 372 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 01:11:55 ID:2A4cuXzJ 藤岡「…岩田さん?」 猿「…………い」 藤岡「え?」 猿「……ずるい!ずるいずるい!種さんの手作りメールを朝昼晩なんて!」 藤岡「ちょ…え…?」 幸「猿錯乱之巻」 藤岡「うわ…他人事」 猿「俺だって欲しいのに!朝昼晩と言わず食前食後に 種さんメール欲しいのにぃ!…ひっく、ぐすっ…」 藤岡「ほ、ほら!バナ…えーと、ニ、ニーベルンゲン・フルーツ!」 猿「わーい、もぐもぐ」 幸「稀見単細胞」 藤岡「…はぁ、どこかにマトモな相談相手いないかな…」 幸「…」 藤岡「…」 幸「…」 藤岡「…」 幸「…」 藤岡「…飽きるのを待つしかないか…」 幸「!?」 幸「我…不適?」

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