WURI用語集
ここではWURIの研究記事においてよく用いられる用語について紹介する。WURIが発祥の用語や概念は勿論、公式フォーラムなどで用いられている用語もここで紹介する。
目次
■戦術編
索敵
初期雇用
先攻/後攻
総攻撃
踏み込み
押し引き(押し退き)
乱戦
速攻
逆攻め(仮)
ミラー
同アライメント
逆アライメント
ゾンビ無双
村グール
■その他編
DM
ラダリアン
ドーントレス
spam
hodor
ぴよ
所長
主任
もののふ
幽霊
■戦術編
・索敵
移動力の高いユニットを用いて敵陣の様子を伺うこと。デフォルトで霧ありのマルチプレイでは必須の行為である。忘れがちであるが毎ターン行うのが望ましい。
・初期雇用
1ターン目に雇用するユニットおよびその構成を指す。多くの1v1マップでは、デフォルトで100gの初期資金が与えられ、多くのユニットを雇用することができる。何をどこに雇用するかは、村確保や進軍方向、速攻、相手陣営等を勘案して決定する。一端決めてしまえば単純作業だが、戦局に与える影響は大きく、慎重な検討が必要である。
・先攻/後攻
厳密に定義すると、「各時刻において相手より先に行動できるプレイヤー」が先攻であり、他方が後攻である(1v1では後攻の行動直後に時刻が変化する)。2v2以上になると相対的な概念となる。この差異が戦術に大きな違いを生むことは各所で述べている。なお呼称が複数あるので併記しておく。
P1/P2、先手/後手、first player/second player
・総攻撃 (参考:1v1理論)
多数のユニットで一斉に相手ユニットや村を襲うこと。とくに得意時刻に行うことをそう呼ぶ。混沌陣営であれば夜、秩序陣営であれば朝・昼が総攻撃に適する時刻である。
・踏み込み (参考:1v1理論)
総攻撃を行うために、事前に相手との距離を詰めること。相手は総攻撃を受けないために、苦手な時間帯は撤退するが、自陣の村付近では、村を明け渡して撤退するか、抗戦するかの選択を迫られることになる。
・押し引き(押し退き)
総攻撃を行う側による進軍と受ける側の撤退、そして時刻の変化による攻守の入れ替わりが起るさまをこう呼ぶ。マルチプレイ対戦においては最も重要な技術の1つである。
・乱戦 (参考:1v1理論)
終盤戦とも呼ぶ。何らかの理由によって押し退きが成立しなくなり、時刻の有利不利を問わずに敵味方が入り乱れて戦闘が継続する場合を指す。プレイヤーの一方または両方が時刻の概念を理解していない場合のほかに、不利を承知でやむを得ず抗戦せざるを得ない場合(村を複数奪われそうである、撤退せずとも抗戦できるだけの兵力がある、ボスが殺されそうになった、など)に生じる。
・速攻 (参考:1v1理論)
広義では、初期雇用のユニットを主に用いて序盤に攻め込むこと。ラダーにおいては特に、デフォルトの開始時間が夜明けであることと、ほとんどの中規模マップにおいて先攻は5ターン目(夜1)に相手の村を複数ユニットで攻撃することができることから、先攻混沌陣営による5ターン目の総攻撃のことを指す。
・両攻め (参考:1v1理論)
総攻撃時に、主力の進行方向(たとえばWeldynのp1であれば右)とは逆の方向からも同時に攻め込むこと。逆側はあくまで陽動であり、防御側の増援ユニットやボスによる援軍を分散させることが主な目的であるが、防御側の対応によっては村を奪ったり、逆側の兵力を増強して本格的に攻め込んだりすることもある。
・ミラー
同一陣営同士の戦いのことを指す。UD mirrorだとアンデッドvsアンデッドのこと。雇えるユニットの種類が同じであるために、運ゲーであるといって嫌うプレイヤーがしばしば存在し、また実際に退屈な試合になることが多いことから、陣営選択をランダムにする際にミラーにならないようにするというアドオンすら登場した(TDEM by tsr)。しかしながらドレークやアンデッドなどに見られる様な雇用ユニットによるバリエーションや、先攻後攻の別による総攻撃タイミングの違いのために、ミラーも一概には運ゲーとはいえない側面を持つ。
・同アライメント (参考:総攻撃タイミング理論)
アライメント(秩序か混沌かの組み合わせ)が同じ陣営同士の対戦のこと。代表例はミラーやオークvsUD。同アライメント対戦では先攻か後攻かによって攻め込むタイミングが異なるため、注意が必要となる。
・逆アライメント (参考:総攻撃タイミング理論)
逆のアライメントを有する陣営同士の対戦のこと。押し退きをきちんとやらないと、あっさり負ける。
・ゾンビ無双 (参考:ゾンビ無双理論)
「疫病」によってゾンビを次々に増殖させる戦術のこと。
・村グール (参考:グールの運用法)
UD陣営では例外的に弱点のないグールを用い、村を防衛させること。朝か昼に、複数の魔術師を向かわせるか、魔トカゲを伴ったドレーク戦士で切り刻みでもしない限り、なかなか排除できない。
■その他編
・DM (参考:WURIキャンペーン)
WURIにおいては自作キャンペーンDanse Macabreを指す。Delfador's Memoryではない。
・ラダリアン
非公式レーティングシステムであるLadderに参加しているプレイヤーのこと。ちなみに元ネタは伝説的ゾンビ映画であるバタリアンに由来する。
・ドーントレス Dauntless
ラダーにおいてトップに君臨し続ける1v1プレイヤー。基本的にランダムだが、相手が先攻の選択オークである場合は、アンデッドを選択することがある(オーク速攻を防ぐという利点が大きい)。プレイスタイルはアグレッシブ。とにかくにらみ合いが嫌いで、不利を承知で攻め込むことも多々ある。それでいて現在の地位を築いているのだから現最強は疑い得ない。所長が夜な夜なリプレイを漁っている。
・スパム spam (参考:リプレイ倉庫)
一種類のユニットを多数雇用すること。優れたユニットを有する陣営では自然とスパム傾向になる(オークの兵卒、アンデッドの暗黒僧など)。極端になると一種類しか出さないという縛りプレイにもなる。
・Hodor
Let there be hodor!(ホダーあれ!)
・ぴよ (参考:心理研究)
ついていない出来事のこと。また、確率的にはそれほどでもないが、状況としてひどい目に遭ったときにも使われるようである。動揺しているの意の「ぴよっている」から派生し、ひどい目に遭った際に用いられるようになったという説と、研究員piyoがひどい目に遭った際に発した鳴き声が発端であるとする説がある。
・所長
=kamikaze。 Harakiri_Kamikazeなるラダリアンがいたり、別人に同一HNでフォーラムに登録されていたりと、外人に人気のある名前である。ちなみに外人はkamikazeというと特攻隊のことを思い浮かべるらしいが、ここでいうkamikazeとは元寇を追い払ったバカヅキタイフーンのことである。
・主任
=zako。WURIにおいて肩書きで呼ばれているのは主にこの2人である。研究員の中では最もぴよるのが得意といわれている。よく暗黒僧の攻撃を4連続で外すのを目撃されている。
・もののふ
=aramaki。武人に言葉は要らぬ。
・幽霊
=gata。 しかし最近多数の者が幽霊研究員化している。移動力は高いが攻撃力が不足して非常に困っている。