キャンペーン攻略
Descent into Darkness 闇へ墜ちて
マルチプレイに特化しているWURIとはいえ、これについてノータッチという訳にはいくまい。「闇へ墜ちて」は、正規のキャンペーンで唯一アンデッドが主役の物語である。ちなみに私kamikazeは、Wesnothを友人に初めて紹介された時、迷わずこのキャンペーンから始めた。難易度が高めに設定されており、友人は「最初はもっと簡単な・・・」と助言をくれたが、私は「いやアンデッドだから」と答えにならぬ答えをぶつぶつつぶやきながら、さっそくゾンビを雇用したものである。
今回、Wesnoth1.6がリリースされたこともあり、もう一度最初からプレイしてみた。後述するが、とある制約を設けたおかげで日常生活がかなり犠牲になっている。ともかく、そこから得た攻略のポイントやリプレイを紹介することで、皆さんの闇ライフをお助けできれば幸いである。
前提
- 難易度はハード:これは当然
- ノーロード:「シナリオの途中で気に入らない結果が生じても、そこからやり直すの禁止」ということである。やり直すなら男らしく最初からだ。実はこれにはもう一つ理由がある。どういうわけか、ロードプレイをした場合、ほぼ100%リプレイファイルが壊れてまともに再生できないのだ。ここではなるべくリプレイも紹介していきたいので、必然的にロードプレイは禁止である。(ノーロードでもリプレイが壊れているものもごく少数だがあって、実に辟易している。それについては皆さんも諦めて頂きたい)
- 博打は極力控える:これはノーロードなのだから当然である。ただ、そのためにかなり消極的に見えるプレイになりがちなので、そこはご容赦いただきたい。こっちも必死なのである。
注意
- ストーリーに深く立ち入ることはしないが、それでも攻略に際してなにがしか触れざるを得ないので、未見の方はネタバレの可能性があることにご留意いただきたい。攻略に行き詰まった時に適宜見たり、クリア済みの箇所について別の攻略法を見たい、なんて時に御覧いただくのがよかろう。
ではさっそく始めよう。
シナリオ1 Saving Parthyn
勝利条件:15ターン耐えるor敵将を倒す
・・・WURI読者諸賢におかれましては、耐えるとか眠たいことは言わず、敵将を殺すことを目標にしていただきたい(成功するか失敗するかは時の運だが、いずれにせよクリアはできる)。以下のポイントに注意すればまま可能である。
留意点
- 今更だが、ゾンビで止めをさすと相手はゾンビになる。盾として活用しよう。
- 3人の人間は今回でお別れなので、育てる必要も、死を悲しむ必要もない。こき使ってやろう。
攻略のポイント
- 最初の朝、手下の人間(槍兵×2、弓兵)を最大限に生かす。そのためには、初手から全力で川を渡ることが肝要。ちんたら村を取っている場合ではない。当たり前だが、オーク弓兵lv2は槍兵で攻撃し、ウルフライダーや兵卒は弓兵で攻撃すること。日中なら槍兵は相手構わず刺しにいって構わないがね。
- 自リーダーはゾンビを限界まで雇用したのち、やはり全力で前進する。ゾンビは2匹ぐらい村回収に回す。
- 止めは極力リーダーで刺して経験値にするか、ゾンビで仲間を増やす。
- 人間やゾンビは無駄に死なせてはいけないが、守りすぎる必要もない。リーダーの経験値を稼げるチャンスなら多少無理をさせるのも有り。
- 最初の夜が訪れたあたりで戦線が維持できなくなってくるので、リーダーは一目散に退散。その頃には、人間の増援がやってくるので、ゾンビを呼びつつ援軍の中にリーダーを潜ませよう。そして隙あらば経験値を頂戴するのだ。
その他
- ゾンビを雇用せずにクリアすると会話が変わる。確かめたい人はイージーでやってみるのが無難。
今回のプレイでは・・・
リーダーをlv2にした上、13ターンにリーダー自ら敵将を討ち取った。しつこいぐらい繰り返すが、主人公に経験値を与えることに全神経を集中させること。とくに経験値のおいしいlv2オーク弓兵は是が非でもいただこう。もちろんそれでリーダーが死んでしまっては元も子もないが。
シナリオ2 Peaceful Valley
勝利条件:村を全て占領
・・・敵のボスを始末してからゆっくり村を回収しよう。おそらく序盤の難所。ゴブリン槍兵のlv1が非常にうざい。慎重にしすぎることはない。
留意点
- コウモリが雇用できるようになった。索敵、占拠、攪乱、囮と非常に便利なユニットである。ちなみに1.6で、lv2コウモリが誕生したので、使い捨てではなく、この機会に一匹ぐらい育ててみるのはいかがだろうか。
- 村を占領するとゴブリン槍兵lv0が1,2体飛び出してくることがある。通常は苦もなく排除できるが、敵が大挙しているときや、瀕死の仲間が側にいる場合などは、非常に危険である。このシナリオでは周囲の安全が確保されるまで村を取らないという配慮が必要になる。また、コウモリで村を取るのは考え物。回避率40%になってしまい、非常に心許ないから。基本的には、主人公か師匠、あるいは後述のグールで村は確保しよう。
- 上の沼地に主人公か師匠を一歩でも入れると、グールを3体召還してくれる。1.4では忠義特性が付いたので、重宝すると共に、死なせるわけに行かずこのマップでは運用に苦労したが、1.6では忠義がつかない。よって、かなり使い捨てに近い使い方でよい。私のプレイスタイルのせいかもしれないが、今後グールを使う機会は少なめである。
攻略のポイント
- コウモリ3、ゾンビ3程度を雇用(ちなみに私はとあるこだわりから頑強・強力コウモリが2体出るまでやり直した。その関係上リプレイではコウモリ4である。一般のプレイヤーは気にせず3:3でよい。いやもっとゾンビ多めでもいいかも)。
- 沼地に呼び出したグールは一匹は上の村(18,2)を目指し、真ん中のグールは川を渡って村(12,7)を奪い、下のグールは師匠たちに合流させよう。
- 敵は格闘馬鹿が多いので、夜は村グールもゴブリン槍兵lv0以外(それも時には控える)には殴りかからない方がよい。反撃で敵を毒まみれにするのが理想だ。
- 基本的に戦力と呼べるのは主人公と師匠だけ。彼らはゴブリンlv1を優先的に殺していこう。それと、敵に囲まれないように。師匠などは非常に簡単に逝ってしまい、死ぬ間際にわざわざ文句を言ってくる。コウモリやゾンビ、グールでうまく壁をつくろう。
- とにかく敵の数が多いので、師匠や主人公の食べ残しや、ゴブリンlv0は積極的にゾンビ化しよう。このゾンビ化の正否が勝敗に大きく関わってくるステージである。
- リプレイにもあるように、危なくなったら意地を張らないで主人公を撤退させ、ゾンビをありったけ呼ぼう。これでかなり楽になるはずである。私は無理にコウモリ2体に経験値をあげようとしているから余計しんどかったが。
今回のプレイでは・・・
13ターンに全ての村を回収してクリアしたのはよいが、その直前、敵将のおいしい経験値を死に損ないのグールが反撃で持って行ったのは誤算だった。グールに経験値なんぞいらんから、主人公か師匠あるいはコウモリに与えたかった。全体の経験値はそこそこ貯まったものの、レベルアップは0。
シナリオ3 A Haunting in Winter
勝利条件:全ての敵リーダーを倒す
・・・コツさえつかめば簡単なマップである。
留意点
- グール・ゴーストが雇用できるようになった。とりわけゴーストが重要。マルチプレイでは影の薄いゴーストだが、キャンペーンでは欠くべからざる存在である。複数匹をどんどん育てていこう。
- ちなみに最初に雇用したゴーストは師匠の忠告にもあるように、そのうち裏切って、倒すしかなくなる。しかも放置すると他の仲間ユニットにも裏切りを誘いかけ、ターンごとに1匹ずつ離反していく。非常に厄介である。最初に呼んだゴーストは、例えばbetrayer(裏切り者)などとリネームしておくと分かりやすくてよい。そして常に師匠と主人公の側においておき、裏切ったら即座に殺すべし。ただし、裏切り者が裏切る前に敵に殺されないように注意。1.6では未確認だが、裏切り予定のゴーストが裏切る前に死ぬと、別のゴーストが裏切役になる恐れがある。
攻略のポイント
- まずゴーストを5体雇用。最初の一体は裏切るので経験値を与えないように。そして、これらゴーストと師匠でさっさと邪魔な警護兵を始末するように。そして、裏切り者ともう一体ぐらいのゴーストで、南西からやってくる混沌人間を12,13付近で食い止めよう。ゴースト5体の次は、コウモリ2とグール2程度を雇って主人公も出発。
- 手の空いているゴーストは一目散に北中央の沼地を目指そう。また混沌人間の相手をしているゴースト(裏切り者以外)も、師匠や主人公たちが12,13付近に到着し次第、北上して先遣隊に合流する。
- で、このゴースト4体で何をするかだが、その頃、沼を進行してくるドワーフを狩るのだ。奴らは回避率20%なので攻撃は当て放題。さらに身動きすらままならない状態である。なるべく沼中央まで誘き寄せてから、帰れないように囲んで殺そう。うまくいけば、ゴーストのレベルがどんどん上がる。ちなみに、4体のゴーストは全て「シャドウ」にすることをオススメする。今後必要になるから。なお、ここで注意すべきは、銃撃兵である。ゴーストは銃撃2発で死んでしまうので、銃撃兵が固まっているような場合は要注意。なるべく分離してくれるように誘導しよう。そして当然だが、銃撃には格闘で、戦士には投射で攻撃するように。もしこのゴーストによる足止めができず、ドワーフが沼を乗り越えて押し寄せてくる展開になるとほぼ勝利は不可能になるといってよい。よしんば壊滅させたとしても、時間が足らなくなる。
- コウモリは1体を北西の小部屋に送り込み、村5つを回収しよう。
- で、その間主人公たちは当然混沌人間をしばけばよい。2方向からしか隣接されないように工夫すれば少ない手勢でも十分対応可能である。グールも参加させれば万全。ある程度片付けたら南下して、混沌人間のボスを魔法で始末しよう。
- ドワーフ狩りでゴーストがある程度レベルアップしたり、敵の増援が減ってきたら、その先へと進行しよう。隠密のシャドウで村を奪ったり、残兵を始末したりして、ボスへと着実に近付こう。コウモリがいるなら、前もって23,12あたりに置いておくと、敵はそっちに気を取られて村に兵を割くので進行も容易い。
- ドワーフのボスは、微妙に厄介である。下手をするとゴーストも殺されてしまう。レベルアップ間際のゴーストの投射でちまちま削ったり、混沌人間を倒した主人公たちが追いつくのを待とう。シャドウが複数できているなら、それでボスに奇襲をかけてもいい。ただしリスクは大きいのでロードプレイをすることになるかもしれない。まあここまでくれば、それでいいし。順調にいけば、主人公たちの到着を待っても時間制限には間に合うだろう(ぎりぎりかもしれないけど)。
今回のプレイでは・・・
なぜかノーロードなのにリプレイファイルが壊れているという憂き目にあっている。で、次のシナリオのリプレイで確認してみたところ、主人公lv3、シャドウ2体、レイス1体(なぜレイス・・・多分気の迷い。シャドウをあくまで押しておく。まあ順番の問題だがね。いずれレイス系統も育てることになるから)、吸血コウモリ2体、経験値の貯まったゴースト1体、グール2体、師匠まだlv2。
リプレイなし
シナリオ4 Beginning of the Revenge
勝利条件:主人公を山道の終わりまで動かすorオークのリーダー達を殺す
・・・もはや言わずものがな。皆殺しにしてしまえ。
留意点
- 骨斧と骨弓が雇用できるようになる。将来的に2体ずつぐらい育てておこう。ただし火炎と打撃にめっぽう弱いので、このキャンペーンではあまり盾にはなってくれない・・・。
- 中央部に広がる氷は、「歩行ユニットが一度乗るとヒビが入り」「ヒビ割れ氷に乗ったユニットはそのターンの終了時(全陣営行動後)に溺れ死ぬ」という性質を持っている。味方を動かす際には要注意、敵に対しては上手く使おう。まあ難しいけど。
攻略のポイント
- この辺りから育てたユニットを積極的に使っていくことになる。それによって難易度が激変するので、手抜かり無く育てていこう。また育てたユニットが死なないように最大限注意を払うべし。
- 1ターン目は斥候でよかろう。コウモリ2体(北上して、村を奪ったり、戻ってきて氷上で敵を引きつけたり何かと役に立つ。吸血コウモリならなおのこと便利)に、育てたゴースト4体(24,24当たりの山の割れ目から侵入して敵を窺おう。一部をさらに南下させ、敵射程のぎりぎり外でうろつけば、兵力を割いて様子見にきてくれる。夜ならシャドウは隠密なので、村を奪うことさえできる)。2ターン目はグール、骨斧、骨弓を各2体ずつ雇用したら主人公も北上。
- マップ中央の橋は、焦って渡らないように。自陣へと一匹ずつ引きずりこんで殺していくのがよい。
- このマップでは、南部からやってくるオーク弓兵lv2と北部からやってくるゴブリンの略奪兵が滅法うざい。気をつけないと配下のアンデッドなんぞ一瞬で灰にされてしまう。「夜オーク弓兵lv2の射程入り=アンデッド即死」と覚えておこう。とにかく、夜こいつらに先手を取らせないことが重要。夜先手を取る場合でも、着実に殺すか、あるいは敵の数を目一杯減らしておかないと、どうしても犠牲が出る。
- で、そのウザキャラへの対処法。まず一つは氷を利用して落とすことだが、そう上手くもいくまい。そこで積極的に倒すなら、師匠主人公および育てたシャドウ(最低2体はいてほしい)を最大限活用すること。lv2弓は、もちろん骨斧で斬り殺せばいいんだが、そう都合良く射程に入ってくれないので、シャドウが遠距離から近付いて奇襲をかけるのがベストである。回避率の低い氷の上なら尚更よし。また略奪兵に関しては、遅化を気にせずに魔法攻撃するか、あるいは弱ったところをやはりシャドウで殺すのがよい。とにかくシャドウの奇襲は今後も使いまくるので、シナリオ3で育て切れなかった人はそこからやり直すことも考慮すべきである。
- そして、ある程度敵の数を減らしたら(略奪兵を殲滅したあたりが頃合いだ)、いよいよ侵攻の時。師匠に半分程度の手勢を与えて南下させ、ボスを殺そう。また同時に主人公と残りは、北上する。まあここまでくれば簡単な話だ。配下をうっかり死なせないように注意して、レベルアップを狙っていこう。いずれにせよ、マップ中央部での攻防が全てである。
今回のプレイでは・・・
28ターンに敵を壊滅させる。ネクロファージ、シャドウ、ドレッドバット、レブナントを各1体ずつ育て上げる。また師匠がやっとlv3になった。上で注意したが、それでも何回かかなり危険な場面があった。ノーロードプレイにおいて、「だろう運転」は御法度である。「敵の攻撃が全部ヒットすれば死ぬけど、まあ全部はヒットしないだろう」とか。そういうのは大体全部ヒットすると考えておくべきだ。本当は捨て駒のユニットを使うべきなのだろうが、そんなに金もないし、それに何より、こうした慎重さはマルチプレイへとつながる大切な姿勢である。
シナリオ5 Orc War
勝利条件:オークリーダー3匹のうち、2匹を殺す
・・・残念ながら皆殺しにすることはできない。2匹倒した時点で残りは逃走する。
留意点
- 暗黒僧が雇用できるようになる。今後非常に重要になってくるので、ばんばん雇用して育てよう。
攻略のポイント
- 育てたユニットをガンガン投入しよう。まず2ターンかけて北西のボスを殺す軍団を召還しつつ、コウモリも3体呼ぶ(1ターン目は先手を取れるように兵隊を多めに呼ぶように。コウモリは1体でよい)。師匠は先陣を切って北西へ。軍団には新規雇用の暗黒僧を2体は混ぜておくこと。なお、最初に呼んだコウモリはマップ北辺の村を回収する。続いて呼んだ2体は南西の沼村を目指す。
- おそらく以上で北西に関しては全く問題なかろう。次に南から橋を渡ってやってくるトロルオーク混合軍の相手である。さらに2ターンかけて新兵を資金の許す限り雇おう。ゴースト、暗黒僧を多めに、後は適宜。育てたユニットも少しは混ぜておこう。こちらはかなりしんどいので、主人公を有効活用しつつ、厳しいと思ったら後退して敵射程外に逃れよう。新兵だらけだから多少の犠牲は出ても構わない。そんな中で生き残った連中は、十分な経験値を得ていることだろう。
- 師匠たちが北西を制圧したらすぐに南下させて、南西軍を蹴散らそう(これが師匠に強いキャラをあてがう理由である)。そっちに敵軍を引きつけるという意味もある。まあもはや雑魚なので片っ端から殺して経験値を稼ぐとよろしい。もし東部戦線がやばいなら、さっさと南西のボスを殺してしまうのも手である。まあ経験値の配分的にオススメはしないが。理想は、南西も南東も両方ボスだけが生き残るようにして、あとは適宜、嫌いな方を殺せばよい(生き残った奴とは次に戦うことになる)。その際、ぎりぎりまで倒さない方のボスをどついて経験値を稼ぐこと。
今回のプレイでは・・・
なんとですねぇ、レイスちゃんが死んでしまいました。東部の敵をあらかた蹴散らして油断したのが運の尽き。水没の兵卒を切ったら反撃を食らいまくるわ、こっちの攻撃全然あたらんわであっさり死んだ。後半ゴーストを雇用しているのはキレたせいです。愚痴はこれぐらいにして、19ターンに北西、南西の敵リーダーを倒してクリア。ボーンシューター、黒魔術師、レブナント×2、シャドウ、夜鬼を育て上げる。レイスお亡くなりになる。ちょっと骨斧を育て過ぎだな。骨弓をもう1体多くでよい。
シナリオ6 Return to Parthyn
勝利条件:他の人間は一切殺さずにDrogan(30,12の副官)を殺す→北西部のポイント(8,1)に主人公を到達させる
・・・目標が二つあるタイプ。南西部から展開してくる主人公の姉だか妹だかの軍勢は非常に強く、ノーロードプレイで蹴散らすことは諦めざるを得なかった。ロードプレイなら、そしてやろうと思えば、敵軍を崩壊させることもできるだろうが、とある理由により、おそらく姉ないし妹を殺すことは物理的に不可能である。後のシナリオからの推測だが。
留意点
- 制限ターンはないが、おそらくここで軍資金は尽きてしまう。少なくとも今回のプレイでは尽きたし、昔1.4でプレイした時もそうだった。金を稼ぐには、敵軍を壊滅させた上(南西のボス一人残して)、村を全て奪って好きなだけ待つ、というものが考えられる。まあいずれにせよ、次のシナリオ以降の攻略に影響は無いので、遠慮無く金を使い果たしましょう。節約しようにも維持費がマイナスにならざるをえないので、節約するだけ無駄である。
攻略のポイント
- 最初の目標はDroganの暗殺なのだから、当然のことながら例のアイツを使う。そうシャドウないし夜鬼だ。まあ3体ぐらいいればほぼ確実に殺せるだろう。チャンスはおそらく3ターン目に訪れる。前もって手近な村二つを夜鬼やゴーストで確保しておくこと。Droganが自らそれをはがしにきたところを奇襲するのだ。このターンで、3人がかりでDroganを殺せないようなら、悪いことは言わないからロードしなさい。ここは何回か最初からプレイしたが、Droganを殺し損ねてやり直すケースはまれだった。
- また、Droganを殺したターンで、その残党を蹴散らしたいのであらかじめ少し削っておくとよい。もちろん、間違えて殺さないように。
- それから北上してオークの相手をすることになるが、もういつものことだ。弓兵lv2の射程になるべく入らないようにして、先手を取る。夕方ぐらいに踏み込ませておいて、夜、シャドウで弓兵を根こそぎ刈り取るとよい。ここでは敵の雇用パターンが大きく影響する。最もいいのは、ウルフライダーlv2が大量に呼ばれ、弓兵lv2がわずかという展開。今回のリプレイでは、弓兵lv2が多いという最悪のパターンで、多少博打にもなった。が、それでも、ノーロードでなんとかなるということはお分かりいただけるだろう。
- オークをあらかた片付けたら主人公は一目散に北西の脱出ポイントを目指そう。残りの兵は、安全を確保しつつ、人間狩りを遂行して経験値を少しでも多く稼ぐことに専念しよう。
今回のプレイでは・・・
12ターンに主人公を脱出ポイントに到達させてクリア。レブナント、ボーンシューター、夜鬼×2、レイス、黒魔術師×2を育て上げる。急にレベルが上がりまくっているように思うかも知れないが、これまでに経験値をためてきたおかげである。
シナリオ7 A Small Favor
勝利条件:主人公と師匠をメイジロードの屋敷(マップ北西)に侵入させる
留意点
- このマップは常に夜
- 敵ユニットは、その視界(移動範囲内)に我々を見つけると近寄ってきて、敵将に報告する。すると敵将は配下をありったけ雇用してくる。
- おそらくは軍資金が足りない。デフォルトだと110gだけである。ところが、このシナリオは3連戦で、以降の2面は、このマップで雇用したユニットしか使えないという制約が存在する。
- ターン制限は22で、結構厳しい。
攻略のポイント
- 留意点を見て貰えば分かると思うが、通常は、どうやってクリアすんねんと頭を悩ませるところである。しかし、あることに気付けば、悩みは全て解消される。それはシャドウの隠密である。常に夜なのだから、シャドウは敵に隣接しない限り一切関知されない。そのため、縦横無尽に敵地を侵略することができる。つまり、4体のシャドウで全ての村を回収し、資金をため、そのまま敵将を奇襲で暗殺し、増援が呼ばれなくなってから、主人公達を突入させる、というのが基本方針になる。
- 1ターン目はコウモリ2匹とシャドウを雇用し、コウモリは場外の村を確保する。師匠は村を取った後、迂回して北西部を目指そう。2ターン目は残りのシャドウを全て呼び出し(夜鬼3体に育っていることが望ましい)、主人公も師匠の後を追う。
- 滞りなく遂行すれば、村回収と主人公師匠の北西部到着はほぼ同時に達成される。その際、主人公達は、17,6の槍兵に一手で届く位置に待機。
- いよいよ敵将の暗殺だが、その際、問題点が一つ。7,9の銀魔術師、8,7の赤魔術師が二人がかりでこちらのシャドウないし夜鬼を殺しに来るということだ(コウモリを囮にしてみたが誘いに乗ってくれない)。高い出費と見てもいいが、もしそれを防ぎたいなら、シャドウをもう一体ぐらい育てておき、敵将を倒すと同時に銀魔術師も殺してしまうとよい。今回のプレイでは夜鬼がバカヅキして敵将を3発ヒットで殺したので、余ったシャドウと夜鬼で銀魔術師を殺した。それでもシャドウは赤魔術師と槍兵lv2の攻撃のため、かなり危険な状況に陥り、これまたバカヅキで生き延びたが、死んでいてもおかしくない。まあ死んだら死んだでシャドウだからと諦めるつもりだったが。
- また敵将の暗殺に成功したらすぐさま師匠と主人公は槍兵を殺しに行こう。まあ夜だから何の危険も無いはずである。さらに近寄ってくる槍兵も蹴散らしつつ、師匠はメイジロードの屋敷へ一足先に侵入し、主人公は、さっきまで敵将がいた主塔を分捕る。その頃には金も貯まっているだろうから、今後の連戦に備えてとりあえず精鋭をありったけ雇用しよう。
- 手空きの連中は、もしシャドウがいるなら、協力してその辺の兵士を殺し、シャドウのレベルアップを狙おう。
- 準備が整ったら主人公もメイジロードの屋敷へ入ってクリアである。
今回のプレイでは・・・
魔術師絡みではツキもあったので、少々不本意である。もっと工夫できるかも知れない。何かいい手法を発見された方はお教えいただきたい。まあとにかく17ターンには主人公もメイジロードの屋敷へ侵入し、クリアした。シャドウ一体を夜鬼に育て上げる。
シナリオ8 A Small Favor Part 2
勝利条件:メイジロードKarresを見つけて殺す→北西の脱出ポイント(1,1)に到達
留意点
- ドアは何かユニットを隣接させることで開く
攻略のポイント
- 前のシナリオで、きっちり金を貯めて精鋭ユニットを召還していれば、何の問題もなくクリアできる。部隊は二つ程度に分けて攻めよう。一つだけ注意するとすれば、ドアを開けると、当然向こう側の敵ユニットがやってくるので、しっかりと迎え撃つ体勢を整えてからドアをあけるように。調子に乗ってあちこちあけていると余計な犠牲が出る。理想は、ドアを開ける→そのまま部屋になだれ込んで壊滅させる→体勢を整えて次の部屋へ。
- ボスの位置はおそらく固定なので、経験値を稼ぐ必要がないなら、関係ない部屋は無視してもかまわない。
今回のプレイでは・・・
18ターンクリア。ドラウグ×2、ベインボウ、ドレッドバットを育てる。
シナリオ9 A Small Favor Part 3
勝利条件:本を見つける(11,7)→北東(31,1)から脱出
攻略のポイント
- これもpart2と同様、いやそれ以上に、精鋭さえいるなら簡単なマップ。師匠は別の勢力として協力する形になるが、そんなもん無くてもどうとでもできる。注意点としては、本が置いてある部屋の中央部には、銀魔術師、赤魔術師、白魔術師が仲良く並んでいるので、迂闊に近寄ると危険。誘き寄せて殺そう。
今回のプレイでは・・・
11ターンクリア。ベインボウ、ネクロマンサー、スペクターを育て上げた。
シナリオ10 Alone at Last
勝利条件:師匠を倒す→本を奪って本拠地へ持ち帰る
・・・なんだその逃げるみたいな言い草は。軟弱者が!敵軍を(ほぼ)皆殺しにすることを目標にされたし。
留意点
- 5ターン目、聖騎士軍団が我々を滅ぼすためにやってくる(32,23)。
- 10ターン目、主人公の姉だか妹だかが人間部隊を率いて増援にくる(21,4)。
- ターン数制限なし。
攻略のポイント
- 留意点を見るだけで気の滅入る展開である。師匠を倒すだけでも大変なのに、さらにアンデッド対策部隊の聖騎士軍がやってくるわ、逆恨みのシスターに襲われるわ、散々である。ここも工夫が必要。それは、師匠の軍団には一切手を付けないこと。これである。誘き寄せてもいけないので、敵ユニットの射程には入らないように努めよう。そして、師匠には、全軍で聖騎士軍と戦ってもらうのだ。そうすると、まあ大体は師匠がボロカスにやられるのだが、聖騎士を一匹でも二匹でも殺してくれることは十分ある。とにかくそうしてお互いが疲弊するのを待ってから、漁夫の利といこう。
- 1ターン目はコウモリを4体呼んで、上下に2匹ずつ送り村を確保する。2ターン目は、夜鬼4体がよかろう。3ターン目は残る精鋭を呼べるだけ呼んで主人公も出陣。夜は敵のシャドウが見えないのでうっかり射程に入らないよう気をつけること。
- とにかく聖騎士がくるまで、師匠の軍とは接触しない。聖騎士が来ると大体みんなそっちの方に向かうので、じりじりと戦線を前に押し上げていこう。そしてしばらくは血で血を洗う戦いをぼーっと眺めるのだ。
- 両軍にある程度犠牲が目立ってきたあたりで、少し出張ってみる。そして、手近に聖騎士軍のユニットがフラフラやってきたら殺してしまえ。そしてそろそろ師匠が殺される。あとは隙をついて聖騎士軍の残党を殺し、落ちている本を拾えばよい。とにかく無茶をしてはいけない。しかし、殺せるときは一気に皆殺しにすること。やはり夜鬼が非常に役に立つ。
- 10ターン目にくる人間部隊は、もはやどうということもないので、片っ端から血祭りに上げてしまえ。ただしここでおかしなことに気付いた。いくらやっても、主人公のシスターに攻撃が当たらないのだ。おそらくはそういう仕様なのだろう。なので、配下を皆殺しにしたら、あとは味方ユニットでとりかこんで身動きを取れないようにしておけばよろしい。攻撃して経験値を稼ぐのもありだ。また金を稼ぎたければ、その状態にしておいて村を全て回収し、ひたすらターンエンドを繰り返せばよい。どこまでやるかはご自由に。
今回のプレイでは・・・
18ターンには、師匠、聖騎士、シスターの軍勢を壊滅させる。その後30ターンを超えるまでちんたら経験値や金を稼いだりしているだけなので、リプレイは物好きでない限り20ターンぐらいまででよい。まあ、シスターに攻撃が全く当たらないのはちょっと見て貰えばすぐに分かるだろう。1.4ではシスター登場を見計らって、その辺りに部隊を置いておき、雇用前にさっさと殺すのが基本だったが、殺せなくなったので、ある意味正攻法で皆殺しにすることになる。・・・いやまあ勝利条件的には聖騎士もシスターも放置で、本を持ち帰るだけでいいのだろうけど、あいにくそんな器用なことはできません。皆殺しにするのが一番楽である。ネクロマンサーを一体育てる。まあこのマップは余裕がないのも確かなので、レベルアップ狙いとかのんきなことは言ってられない。最も効率の良い殺しをひたすら繰り返すだけだ。
シナリオ11 Descent into Darkness
勝利条件:力を回復する→トロルのボス(10,6)を倒す
留意点
- Troll sharmanなる魔法の火を放ってくる謎のトロルがいるので注意。
- 洞窟なのでシャドウ系は常時隠密。
- ここから、黒魔術師がレベルアップする際にネクロマンサーになるかリッチになるか選択できるようになる。
- 7,21には巨木が隠れている。まあゴースト系で近寄れば相手もどうすることもできないが。スペクターだったりしたら、何しに出てきてんというぐらい哀れな最期を遂げる。
攻略のポイント
- 最初はネズミを食らいながら先へ進めばよい。運が悪いと飛んでくるコウモリに殺されるのは勘弁してほしい。そしてある程度進むと、洞窟を根城にするため、トロルを追いだそうということになる。
- いずれにせよトロルしかいないので、ゴースト系+若干の魔法系をまき散らしておけば勝てる。レイス系が複数いると楽なのだろうが、私のプレイ方針だとシャドウばかりなので、そこは若干苦労する。ただその代わり、シャドウの隠密のおかげで村は奪い放題になるから、金欠になることはない。最初はシャドウで村を奪って金を貯めてから、他の精鋭を出すということでいいんじゃなかろうか。正直スペクターが4体とか揃っているならそれだけで勝てるだろうけど。
- 端的に言えば、夜鬼を特攻させてボスを暗殺すればそれで終わりである。めんどくさかったらこれでどうぞ。
- というわけで一つ前のシナリオと比べ、ほとんど苦労しないマップだと思う。いかに経験値を稼ぐかということぐらいか。留意点で述べた巨木や4,13あたりにいるlv3のクモなどが経験値的にはおいしい。
今回のプレイでは・・・
クモ退治をし損ねた。主人公とレヴナントあたりでおいしく頂戴しようと思いついたのだが、トロルのボスがスペクターに自殺を図ってきたため、あえなく終了。あと、少々計画性のない動きをしているので、無駄が多い。まあそれぐらい緊張感のないステージだということである。まあそれでも、レイス3体、ベインボウ、リッチは作っておいた。
シナリオ12 Endless Night
勝利条件:敵将を倒す
留意点
- 無限ループ。クリアしてもまた同じシナリオの繰り返しである(敵の所持資金だけ膨れあがっていき難易度は上がる)。死ぬと・・・
攻略のポイント
- 当然だが相手陣営次第で雇用パターンを変える必要がある。まあこれは力試しだと思ってご自由におやりください。ボス一人だけ生かして雑魚を呼び続けさせれば、ネクロファージにどんどん摂食させてHPを上げたり、既にレベルマックスの奴のレベルをさらに上げてHPを上昇させたりして無敵の軍隊を作成することも可能である。
- 言い忘れたが、主人公だけはレベルアップするとリッチのさらに上、古代リッチになることができるのでお試しあれ。
リプレイなし
- DID-Alone_at_Last_replay.gz
- DID-A_Small_Favor_-_Part_2_replay.gz
- DID-A_Small_Favor_-_Part_3_replay.gz
- DID-A_Small_Favor_replay.gz
- DID-Beginning_of_the_Revenge_replay.gz
- DID-Descent_into_Darkness_replay.gz
- DID-Orc_War_replay.gz
- DID-Peaceful_Valley_replay.gz
- DID-Return_to_Parthyn_replay.gz
- DID-Saving_Parthyn_replay.gz