三代目倭軍団長、安倍辰麿、退位について語る


2009/02/24(Tue)に突如退位を表明した安倍辰麿(あべのたつまろ)。
今までの軌跡と、次世代へ受け継いだ後の心境をここで語ってくれた。
独占ロングインタヴューを敢行ッ!

代替わりの今昔裏話


 どうも、兵営wikiをご覧になってる皆様、安倍辰麿です。
覚書に書いてるキャラは偉そうな口調ですが、実際は気の弱いヘタレですんで(苦笑)。
さて、今回、団長という退任を退くことになってしまったことは、正直に言えば残念で仕方がありません。
私生活の変化というのはいつ何時起こるか分からない、というのを痛感させられました。
24日の軍団チャットは七転八倒の紛糾でしたからね……。
本当に突発的なのにもかかわらず、真剣に取り組んでくれた団員たちに頭が下がる思いです。
倭軍は、他の軍団よりもやるべきことが多いと思います。
特に、このwikiの編集・管理は相当の労力が掛かりますから、きちんと管理できる人でないと任せられん!ということだったのです。
なんで、もっと早く決まるはずだったんですが、日付が変わる手前まで掛かってしまいました。
色々、候補者は挙がったんですけどね、決め手がなくて迷走したんです。
例えば、
  • 白岳氏=wiki編集が無理
  • ブッチ&オーレ氏=倉庫番兼任は負担が大きい
  • 虎王氏=スパイなので不可、メインキャラ魏国亡命も拒否
  • バリ君=論外、そして邪教の根源なので
と、有力候補は全滅。
そこで、チャット参加率や軍団外での知名度などを考慮した結果、白刃さんに指名をしたということなのです。
なんと! 倭軍団長史上、初の女性団長ですよ?
既に「史上最強の団長(キャラ的な意味で)」と言われてるので、安心して後を任せられます。
乙盃教弾圧政策も実施するとの事なので、倭軍内の乙盃教徒にとっては暫く冬の次代が訪れそうですが……!

 ちょっとここで裏話を暴露しましょうかね。
安倍辰麿が団長に指名された経緯を話してみたいと思います。
そもそも、団長に就任したのは去年の10月頃。
運営最大の汚点、『ハロウィン確変事件(※1)』の前でしたので、その辺りだったはずです。
当時の倭軍は、ランカー輩出軍団として有名な軍団でした。
今よりももっと強かったはずです。
しかし、倭軍は割合的に今も昔も中級者層が多く、当時の上級者は他軍団との隊列狩りせざるを得ませんでした。
そういった中で、上昇志向の高い方たちはどんどん移籍をすることになり、遂には当時団長を務めていた球磨焼酎(白岳)氏と主力のドリップ氏が赤狼へ移籍。
内政と軍事を兼ねていた指揮官を失い、混迷する倭軍は代替わりを行うことになりました。
しかし、その取り決めがなんというかエキセントリックだったというか……。
ある日、安倍辰麿が軍団チャットで挨拶をすると、虹色の季節氏(現在、赤狼所属)がこう言ったのです。

虹色の季節:安倍さん、今日から団長ねーw
球磨焼酎:後は任せた!ww

なんと、当時のツートップの談合で勝手に決まっていたのです。
さすがに抗議しましたが、すぐに却下。
早々と団長を任され、球磨焼酎氏は赤狼へ移籍したのでした。
安倍辰麿、このときレベル48、入団僅か1ヵ月未満での出来事でした。
大英断っていうか、無謀というか……。
(焼酎さん曰く、「先見の明ですよ?」とのこと)
幸いにも、虹色氏はまだこのとき残留してくれたので、軍事面は完全に任す形になりました。
これが、倭軍独自の体制、『文武分離政策』の始まりでした。
戦闘面は高レベルの方に任せ、団長・副団長は勧誘や軍団備品補充などに特化したのです。
でも、実際、内政のほうが凄く大変だったんですけどね(涙目)。
48レベルでは軍団備品なんて揃える資金は皆無でしたしね。
当時は今よりも軍団資金の寄付が積極的でなかったので、自己資金突っ込んで城の補修したら常に薬丹買って破産してました(苦笑)。
なので、暫くは虹色氏が補充も担当していたんですけども。
本当に当時はありがとうございます、特に金子の充填は助かりました。

 独立国が出来て虹色氏が赤狼へ完全に移籍した頃、本当に資金との戦いでした。
倭軍の戦闘スタイルを防衛主体から遊撃主体へ方向転換した時代でもありました。
この頃が一番、倭軍分裂の危機があったと思います……。
本当に魏から覇へ移ろうと真剣に考えた時期もありましたし。
でも移ると仲間が分裂するし、そのまま魏でもジリ貧が目に見えてましたからねぇ……。
でも、倭軍団員がなっちゃん、もといのぼるさん(夏候昇)の名言で一気に結束出来たのは予想外の結果でした。
今でもその精神は団員に受け継がれています。【倭軍名言集】から是非確認してみて下さい。

団長安倍辰麿の功績


 三代目団長としての功績、やはりこの兵営wikiでしょうね。
前から兵士マニアの片鱗はあって、独自に研究やデータ収集はしていたんですよ。
時には、当時軍団一の兵士育成家であった虹色氏を差し置いて講釈してました(笑)。
本家の攻略wikiではどうしても物足りなさを感じてましたので、いつか自分でサイトを持ちたいとは思っていました。
去年の11月末から準備をし始めて、12/10にサイトの骨組みをアップ。
試運転が開始された訳です。正式に始まったのは12/12の覚書が始まった日から換算していただければと思います。
虹色氏から「来年(つまり今年)の10月には群英伝は滅亡してるからwikiなんていらないよwww」と、鼻で笑われましたが、
今やこのwikiも累計15,000HITを目前(※2)としているところまで大きくなりました。
開始僅か三ヶ月でこのペースは、今までサイト運営をいくつかしてきた中で自己新記録です。
しかも、まさかの公式ファンサイト認定&リンク頁のトップ掲載と、ドンドン話が大きくなっていって自分でも驚きを隠せません。
本当、皆さんに愛されて光栄のキワミ、アッーーーーー!! ……失礼、取り乱しました。
でも、狂乱するほど嬉しくて仕方がありません!
デイリーHIT数なら、亀山社中に勝ってるんだぜ! 国戦じゃ倭軍側フルボッコだけどな!
(またそういうこと言うと問題(※3)が……)
3月には朱雀サーバー(青鯖、白鯖ときて、赤鯖と呼ばれるのかな? それとも鳥鯖……? 玄武サーバーなら亀鯖ですけどね)が出来るとのことで。
運営側がこのサイトを公式ファンクラブ認定したのは、そういった事柄も関連しているのでしょうか?

【運営、脅威のメカニズム!】
  • 兵営wiki、リンクトップ掲載
  • 朱雀サーバー稼動
  • 新規加入者、朱雀サーバーに続出。
  • 倭軍兵営wikiで兵士情報検索、レア兵科に憧れる。
  • 新規加入者、兵士転職令福箱に手を出す。
  • しかし、ひっそりとレア令出現率を弄る運営、加入者はなかなかお目当ての転職令が出ない。
  • 気が付けば新規加入者は廃課金者へクラスチェンジ。「今では金子も倍符も買ってます!」
  • 運営「ンまぁ~い!」

ハッ、運営! 貴様ッ、見ているな!?(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ)

wikiの更新と発展について


 ただ、ありきたりの情報を載せるのは嫌だったんですよ。
本家wikiだって、情報量スカスカで調べたらそれで終わり。
味気ないなぁ……って思ってました。
なので、自分が作るなら思いっきり馬鹿で役立つwikiを作りたいなと(笑)。
だって、面白いほうが印象残るじゃないですか。
戦鎚兵のところもしかり、兵士はアイテム扱いですが、個性がありますし。
ヒトガタをしてるからには、それ相応のキャラがあってもいいよね! って感じで作ってました。
おかげで、戦鎚兵系列の兵士転職は、すっかり変態兄貴キャラが板についてしまいました(苦笑)。
安倍辰麿のなかでは、親衛隊はツンデレ、伶人はクールなツッコミキャラ、全然隠れてない暗殺者は天然ボケキャラと勝手に決めてます。
あと、戦姫は俺の嫁です。一夫多妻制で最大8人寄り添わせることが夢でした。

 あと、無駄におまけページが充実してるのも上記の理由からですね。
情報以外にもエンタメ色あればずっと飽きずに愛されるはず! と思って始めたんです。
日誌的役割の覚書から始まって、倭軍幹部紹介部分(どこの他軍団よりも濃い内容を目指してました)、名珍言集(意外とファンが多いのでびっくり)、倭軍スタンド使い表(ジョジョラー歓喜)など。
「……おまけページにチカラ入り過ぎっす」と、珈琲オーレ氏から呆れられたこともあったけど、思いっきり笑えるwikiを作る為には自虐も惜しまない精神で臨んでました。
全ては、読んでくれる人が「安倍さん、兵営wikiスゲー面白かった!」って言ってくれることだけ。
それだけのためにwiki本格始動してからは邁進してきました。
今後もその精神は、白刃団長をはじめとする倭軍全員に受け継いでもらいたい『黄金の精神』だと願っています。

 あとは、戦役活性化が出来たことは非常に嬉しく思っています。
白虎サーバーの戦役は、レアな宝物を探すゲームと勘違いするほどの過疎振りでしたから……。
本当は対人スキルを磨く場所だったのに、非常に勿体無く感じました。
自分も夷陵戦役で対人スキルを磨いた事も有り、あのときの経験は今現在でも下地となって活きています。
倭軍内でも戦役の詳細が分からないという声に応えた形が、兵士演習の項目でした。
「今までとは違い、漫画のように対話形式のやり取りにしたら分かりやすいのではないか?」
そう思って、敢えて魏国ではなく呉国の有名人を起用してみました。
その甲斐あってか、最近の夷陵戦役は20人オーバーの盛況ぶり。
夷陵戦役卒業者も、赤壁戦役に流れるなど他の戦役も徐々に人数が増えているとの事です。
でも、相変わらず人数の偏りが酷いのは何とかならないものですかね(汗)。
運営の方々、万が一これ読んでたら是非改善してくださいませ。
あと、何故か一部のプレーヤーからは『戦役荒らしの戦犯』扱いされているようですが……。
戦役内容を紹介しただけで戦犯扱いされるんじゃ、もし戦役内で討ち取ったら殺人罪ですかね(苦笑)。
どうしても宝物欲しければ、強くなることを放棄しないで戴きたいものです。
交渉すれば、格安で譲ってくれるかもしれませんしね。
同様に、国戦の説明も苦心した記憶があります。
国戦のページ、これ実はリベンジなんですよ……。
団員の一人が、夷陵戦役のページの内容が難しい! と嘆いてたんです。
かなり噛み砕いたはずだったのですが、それを全否定された気がしてへこみましたね……。
夷陵戦役のページが製作3時間作業だったのですが、国戦は4時間掛けて作りました。
もうね、放置しているキャラがボスに殺されてるのに全く気が付かないくらい頑張りましたよ!
おかげでその団員も満足してくれたようなのでほっと一安心でしたが。
ちなみに、それでも難しいと言われていたら、安倍辰麿はwiki更新辞めて『乙盃教』への入信を表明していました(笑)。
まぁ、未然に防がれたわけですけど。

 乙盃教にも触れておきますか……、危険な香りがしますが。
このwikiで発祥したからには紹介せざるを得ないんですけども。
もともと、叡狐氏入団直後の挨拶にバカ受けした安倍辰麿が即時珍言に掲載したことがきっかけでした。
ええ、もとをただせば、元凶は自分でした……。
すいません、白刃団長、蹴らないで下さい。
そして、その項目を白岳氏が見て、何かを開眼。
OUT時に「それでは落ちます、いや、おちちーw」「おつー、じゃない、オパーイ ノシ」と発言したのが発祥点でした。
倭軍のチャットに www の草が生え捲くった時には時、既に遅し。
それから、バリ君、叡狐氏も入信、初期はこの3人だけのネタかと思いました。
安倍辰麿はその3人の奇行を公然に晒す意味で『乙盃(オツハイ)教』と命名。
(乙女の盃のような形状の部位という意味で、乙盃)
幹部紹介に掲載したところ、なんと逆効果。
倭軍内に入信希望者が激増してしまったのだった……!
さらには、それを見ていた友軍各位やランカーの一部にまで勝手に布教が広まり、今や「オパーィ」が挨拶として黙認されつつある。
……嫌過ぎる。
ちなみに、簡略化されると「オパー」となり、半角で入力し最後のイは小文字で入力するのが正式な挨拶の作法らしい……(民明書房刊『神秘の密教 乙盃教学本』 税込1,980円)。
って知らねーよ、そんなの!(苦笑)
やっぱり、安倍辰麿が裏で糸引いてました。ごめんなさい。

最後に


 引退するの? と聞かれましたが、引退はしません。
必ず戻って来たいとは思っていますが……、いつになるかは不明です。
朱雀へ行くの? とも聞かれましたが、それこそありえません(苦笑)。
白虎サーバーの魏国倭軍所属なのはこれからも変わりませんから。
鞍替えする気もさらさらありません。断言します。



倭軍のみんなへ

 倭軍は、いままでMMORPG渡り歩いてきたギルドの中で、最高の仲間だと思います。
離れてしまうのは非常に惜しいけど、いつか必ず帰ってきます。
それまではさよならは言いません。
だからこう言います。





















「縁があったら、また会おう」


白虎サーバー 魏国 倭軍三代目団長 安倍辰麿 2/25(Wed)


※1:ハロウィン確変事件
11月のイベントアイテム「南瓜宝箱」に王者の印を使用し一段階上に昇華させると、五次必殺技や白虎召喚書などのレア技能書が出現した事件。
重課金者万歳なイベントとなり、これに乗じ王者の印が阿呆みたいに売れたらしい(一週間で60万円注ぎ込んだ人もいるとか)。
しかし、あまりの上位スキルの連発振りに運営の態度が急変。
ゲームバランス保持の名目で、イベント開始僅か一週間後に宝箱の内容の修正が入るという異例の事態になった。
勿論その後、変更された内容のショボさのために、誰もイベントに見向きをしなくなったのは言うまでもない。
のちに、『運営最大の誤算(汚点)』と呼ばれるようになり、それ以降のイベントでは何かと大人しめな内容が続いている。
今でも、初期仕様の宝箱をいくつも保有している重課金者がいるらしいが、絶対に手放すことがないと思われる。
そのため、当時五次必殺などを手に入れたプレーヤーのなかで、販売しないでそれらを手元に置いておいた者たちは、入手困難になった現状でも安心して上を目指せている。
売ってしまったプレーヤーは涙目である。

※2:15,000HIT目前
2009/02/25(Wed)現在。

※3:また問題……
覚書にて、彩(現:煌)国への批判記事を二日間連続で更新・掲載ところ、2ちゃんねるなどをはじめとするところからの猛烈なバッシングを浴びたことを受けて、
安倍辰麿は問題の記事を翌日削除し、謝罪文を掲載した。



  • 達磨焼酎・・・・球磨焼酎・・・・・ -- 白岳 (2009-02-25 17:48:06)
  • あらヤダ、また間違えてました……; 修正しました! -- 安倍辰麿 (2009-02-25 23:10:00)
  • 先頭面は高レベル~ ・・・戦闘面ですよね^^ -- こきるひ (2009-02-26 08:20:14)

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最終更新:2009年06月07日 12:26