仮想化ソフトウェア一覧
Hyper-V
Windows Server 2008(64bit)専用のバージョンとHyper-V単体の2種類がある。ハイパーバイザー式の仮想化ソフトウェアであり、従来のVirtual Server 2005より高速。ゲストOSのサポートについては、Linuxの対応が限られている。
(標準でサポートするLinuxはSUSE Linuxのみ)
管理はMMCコンソール上で行えるため初心者でもわかりやすいが、MMCコンソールの使用にはWindows VistaまたはWindows Server 2008が必要。
VirtualBox
Windows版・Linux版・Solaris版が存在する。
ゲストOSとしてOpenSolarisをサポートするのが特徴。Windows, Linux, Mac OS Xもサポート。
ゲストOSでのUSB機器の使用をサポートする。
XenServer
Xenをベースに管理ツールなどを追加したもの。
管理ツールやサポートとセットになったEnterprise Editionから、無償のExpress Editionまでラインナップがある。
Oracle VM
仮想サーバ上でのOracle Databaseの運用をサポート対象としている。
Redhat LinuxとWindows Serverに対応。
ハイパーバイザーとなるOracle VM ServerはOS不要だが、管理にはLinuxの稼動する別のサーバが必要。
Xen
オープンソースで開発されている仮想化ソフトウェア。
対応するゲストOSを効率よく稼動できる準仮想化と、Windows等をゲストOSとしてサポートする完全仮想化の2方式に対応する。
Xenから派生した商用サポートのあるXenServerがCitrix社により開発・販売されている。
最終更新:2008年12月22日 09:37