よくわからん人はとりあえずLogicoolかMicrosoftのものを買っとけ。必要十分な機能を備えている。
こだわりたい人はベスト電器でもヨドバシカメラでも行って、実物を触って確認してくること。
キーボードにタッチパッドがついた変態キーボードもあるよ。
キーボード
スイッチの種類
メンブレンスイッチ |
PET 樹脂のシートに導電性のペーストを印刷したもので現在ではデスクトップ・ノート問わず殆どが このスイッチを採用したキーボードを備えている。通常ラバードームで反発力を作り出しているが、高級機種では バックリンクスプリングやコイルスプリングや板バネを使用したものもある。 ノートPC用のストロークの短いキーボードではキーはスライダーではなくパンタグラフで支持されており、通常パンタグラフは 樹脂製だがSonyの旧機種では金属パンタグラフ(松下スーパーキーボード)を採用したものもあった |
メカニカルスイッチ |
金属の機械式接点を用いるもの。通常コイルスプリングや板バネで反発力を作り出しており ラバードームを使ったキーボードのようなあやふやなタッチとは違い明確でカッチリしたタッチが特徴。 有名なスイッチは ALPS、Cherry 等でその他も色々なスイッチがある。ALPS スイッチは現在は中国・台湾製の偽物しか 流通しておらず信頼性もタッチも非常に悪い。 現在流通している中では Cherry 製スイッチの方がタッチも信頼性も無難である |
静電容量無接点スイッチ |
静電容量の変化で認識されるスイッチ。基本的に高級機種のみで採用されている。 東プレではコニックリング+ラバードームの為メンブレン+ラバードーム寄りのタッチに、 IBMのAT84用キーボードではバックリンクスプリング式の為タイプライター寄りのタッチになっている。 |
※信頼性・耐久性についてはスイッチ方式だけで決まるものではなく、一般的には信頼性・耐久性はメンブレン<メカニカル<静電容量無接点方式と言われているもののこれに当てはまらないものも多い
各配列と特徴
種類 |
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QWERTY 配列 |
日本語配列 |
OADG 標準。かな入力可能 |
親指シフト (NICOLA) |
富士通系の配列で慣れれば OADG 標準配列よりも高速入力可能 |
英語配列 |
実質的にかな入力不可でローマ字入力必須。スペース・Shift キーが長く、 ホームポジションから手を動かす頻度が少なくてすむ |
HHKB 配列 |
基本的に英語配列ベースだが日本語配列もある。Fn キーを多用することでキー数を削減。 コンパクトで手をホームポジションから全く動かす必要が無い。 |
DOVRAK 配列 |
英語配列 |
特殊 |
TRON 配列 |
日本人の為に考えられた配列だが特殊。 |
※国内では OADG 標準の日本語配列が最もシェアが高く、世界では QWERTY の英語配列が最もシェアが高いので、このどちらかが良いだろう
キー数…標準的なものは以下の通り
101/103/104 |
英語キーボードの事。103/104 の方は Windows キー・メニューキー付き。 |
106/108/109 |
日本語キーボード。108/109 の方は Windows キー・メニューキー付き |
テンキーレス |
テンキー部分の 17 キーを省いたもの日本語配列なら 89~92キー、英語配列なら 84~87キー。 |
- この他に省スペースの特殊なキー数のものも多数あり。余りキー数やキー配置が特殊なものを選んでしまうと後々困るのでまずは上に挙げたような標準的なもので慣れておきたい。
刻印
- 近年ではカナ入力派が減ったためか日本語配列でもカナ印字がないものもあるが、いざカナ入力を始めたときのことを考え、出来ればカナ印字ありのものを選びたい。逆にカナ入力を全くしないのであれば英語キーボードの方が良い。全くキートップの印字が無い無刻印キーボードもあるが、清掃の後キートップをはめる時にどのキートップがどの位置のものかわかりにくい。(段によってキートップ形状を変えてあるキーボードも多い。またキートップとステム・スライダ(軸)が一体のものの場合キーの位置によって磨り減り方が異なり、別の場所にはめてしまうと動きが渋くなったり逆にスカスカになってしまったりする。)
色
- 色は黒の物の方が汚れが目立たないが、汚れが目立たないだけで汚れないわけではないし、キーボードはトイレの便器並に雑菌が繁殖するので黒系のものを買ってしまうと汚れがわからずに清掃のタイミングを掴みにくい。白系のものを買って汚れが目立ったら清掃する方が清潔。
選び方
- 結局ユーザーの好み・感覚の問題なので、品質がヤバイ偽・簡易ALPSメカニカルスイッチ採用機でもない限り実際に打って比べるしかない。秋葉淀・祖父・クレバリーでは高級機種を打って試せる。
東プレ静電容量無接点スイッチ採用機種 (ラバードーム+コニックリング)
タッチ
- ラバードームに加えコニックリングも使用しているので、普及しているメンブレン+ラバードームのキーボードとはキーの押し心地から違い、鉄板入りで底付きもはっきりしたタッチ。手が疲れにくいが趣味性や打鍵感は最高とは言い難い。荷重はキー位置によって30g/45g/55gを使い分ける変荷重モデル、ALL30gモデル、ALL45gモデル等がある。変荷重モデルは小指で押すキー等を軽くしてありタイプしやすい。ALL30gはとても軽いので常にキートップに指を置くタイプの人には適さずタイピング量が非常に多い人や腱鞘炎の人向き。ALL45gでもこれと言った不満を感じる人は少ないだろう。
打鍵音
- 打鍵音はキーを打ったときではなくキーが戻ったときに出る (キー戻り音) 為、特にメカニカルに慣れていて打鍵音でタイピングのリズムをはかるタイプの人には大変に不評。HHKは鉄板が入っておらずキー戻り音が響かない分目立たない。音量自体はメンブレン+ラバードームのキーボードより大きく、クリックのメカニカルキーボードより小さいといった程度で個人で使う分には問題ないレベル(図書館や職場に持ち込んだ場合ちょっと気になるかも)だが、前述のキー戻り音の対策をした静音モデルもある。
機能
- ラバードームとコニックリングで反発力を作り出している。静電容量無接点方式を採用しているため耐久性が高くチャタリングや故障は殆ど起こらない。一部の機種はキーの役割を入れ替える DIP スイッチを備えている。USB 版と PS/2 版があるが、USB 版はよくある USB→PS/2 コネクタ形状変換コネクタでは PS/2 に変換できないことに注意。PS/2 でも使用したい場合は PS/2 版を購入し、インターフェース変換チップ入りの PS/2→USB 変換アダプタを用意すること。尚、PS/2 インターフェースのものは全て Nキーロールオーバー対応。
経年劣化
- キートップは材質が良く全くといいほど磨耗や日焼けはしないが、Realforce シリーズは一部は茶色いレーザー印字になっておりこまめに手入れをしないと手垢が詰まって刻印が見にくくなる。刻印自体はレーザー印字は印字が凹んでいる為、昇華印刷は安っぽいシルク印刷と違い素材に顔料が浸透しているため五年程度の連続使用で消えたりはしない。筐体部分は白いものは数年で日焼けする。黒色のものを選べば外見の劣化は目立たない。プランジャーは極端に塵が多い環境だと傷が付き引っかかるようになる。清掃を怠ると鉄板に錆びが発生する。(一部錆びても機能には全く問題ない) プランジャーはハウジングに、ハウジングは鉄板にツメで引っかかっており、完全分解を行うとツメが削れる。カップラバーは数年間使用したものは端部分が硬化している場合があるが水に漬ければ柔軟性が回復する。他の様々なキーボードと比較して耐久性が高く経年劣化は少ない方。
入手製・オプション等
- 流通量は非常に多く入手性が高い。市場で流通しているものは東プレ RealForce・PFU Happy Hacking Keyboard Pro・EPSON ビジネスキーボード等で全て製造は東プレが担当 (いずれも基板に Topre のシルク印刷有)。ジャストシステムやダイヤテックその他も OEM 販売や特別モデルの販売をしている。その他にも DOS/V 機以外の特殊な規格のもの、ATM や産業機器等にも採用例多数。
PFUダイレクト・ダイヤテック等は交換用キートップも扱っている。キートップはキャパシティブコンパクトを除き互換性がある。東プレ系キーボード用のキーストッパー (誤打防止用) というアクセサリも有り。一部の特別モデルはキートップやキーストッパーとキー引き抜き工具は付属。ダイヤテックは Realforce86/91 用の金属製筐体を販売しており、重量を稼げるのでよりタイピングの安定性が高まるが、金属製なので感触が冷たく快適なタイピングは難しいのでパームレスト部分には布シート等を貼ったほうが良いだろう。また、角が立っているデザインなので落下による破損・怪我には注意。
東プレ Realforce シリーズ
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- 押下荷重、テンキー有無、日本語or英語配列、Win キー有無、かな刻印の有無、USB or PS/2、白or黒、DIP スイッチ有無、印字 (レーザー or 昇華印刷) 企画ものの限定品などで派生型極めて多数。取り扱い店舗多数で入手製が高い。
- Realforce106 LA0100 は Win キーとアプリケーションキーが無く PS/2 接続だが全キーの同時押しにも対応していてゲームにも向いている。Realforce108UBK SJ08B0 は USB 接続で打てなかった 2 キーが追加されている。USB の仕様上 6 キーまでしか同時認識はしないが押された順番にちゃんと帰ってくるので問題ない。
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東プレ Realforce 23U/23UB
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- Realforce と同じスイッチのテンキー。単なるテンキーではなく Tab、BS、Shift キー(DIP スイッチで Ctrl+C/V/X と入れ替え可能) Numlock 連動/非連動切り替え機能 (Numlock 連動だとノート PC で使用したときに PC 本体のキーボードまで数値入力モードになってしまうが、これを回避可能)、00 キー (DIP スイッチで 000 と入れ替え可能) を備えており、かなり洗練されている。HHKB やテンキーレスを買ったがテンキーも欲しくなった…という場合だけでなく様々な環境にお勧めできるテンキー。印字は昇華印刷、荷重45g、USB 接続。
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PFU Happy Hacking Keyboard Professional
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- PFU という富士通系列の企業が売っているキーボード。Pro が付くものは東プレスイッチ採用品。製造は東プレが担当しており、キートップの質は Realforce 同様。印字は昇華印刷で荷重は全て 45g。Realforce と異なり鉄板が入ってないのでややタッチと打鍵音が異なり、Realforce のような耳に付くキー戻り音が無く快適である。(鉄板が入っていない分音が響かない。だが図書館等での使用はやや気まずさを感じる程度の音量はある)コンパクトなので鉄板が入っていなくとも十分な強度がある。
東大の偉い先生が編み出した配列で、QWERTY の英語配列を元にテンキーレスよりも更にコンパクトにし Fn キーを多用する事によりキー数を減らし、手をホームポジションから全く動かさずに全ての入力が可能。数日から一週間ほど習熟期間が必要となる。 DIP スイッチで Mac 対応やいくつかのキーのスワップが可能。白・黒と刻印有り無しでバリエーション展開をしている。 HHKB Professional (PD-KB300) は USB1.1、 HHKB Professional2 (PD-KB400) は USB 2.0 対応で USB ハブ付き、 HHKB Professional JP (PD-KB420) はカーソルキー付きの日本語配列。 PD-KB400、PD-KB420 には打鍵音を抑えた Type-S がある。 無印 (PD-KB01/02) のものは富士通高見沢コンポーネント製でメンブレンスイッチ+ラバードーム、 Lite (PD-KB100) /Lite2 (PD-KB200) は Chicony メンブレンスイッチ+ラバードームでタッチが大きく異なり、キー数や機能にも差がある。 USB 接続で英語配列を使用する為のユーティリティをダウンロード可能。
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EPSON ビジネスフルキーボード (BFKBPS2)
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- 会計等のプロ向けキーボード。やはり製造は東プレで印字は昇華印刷、ALL45g。PS/2 接続(マウス用サービスポートの為KB用とMOUSE用コネクタが両方ある)、文字キー部分とテンキー部分が分離でき、テンキーを左に装着する事も出来るが、プロで左テンキーを使う酔狂な人は余り居ないはずで、これは実はテンキー部分だけ別売りされており、テンキー部分を独立して使用できるのが主で、左テンキー仕様にできるのはあくまでオマケといったところだろう。テンキーの着脱時には本体とテンキーを接続する鉄板の位置決め用ダボを破損しやすいので注意。テンキー部分のみのものは USB 接続で型式は TKBUSB。本体側のみで独立して動作もするが、本体側には Del キーとカーソルキーが無いので実質使い物にはならず、必ずテンキー部分も必要。PS/2 接続になっており本体のコネクタに接続して合体させる。またテンキー部分には更にマウス用の PS/2 サービスポートがある。PS/2サービスポートには着脱式の蓋があるが、この蓋の紛失防止の為蓋をしまっておく場所がある。フルキーボードは 7 万くらい、テンキーのみだと 4 万くらい。よっぽどの物好きでない限りは Realforce で良いだろう。
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μTRON キーボード
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- 東プレが製造する特殊な配列のエルゴノミクスキーボード。専用ドライバを入れた上で DVORAK 配列としての利用も出来るが QWERTY 配列のキーボードとしても利用可能。お値段は \52,500
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東プレ キャパシティブコンパクト
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- ノート PC のようなショートストロークの省スペースキーボード。これまでに挙げた東プレ系キーボードとはハウジングのサイズが違いキートップにも互換性は無い。鉄板入りだがフルサイズの Realforce と違いキー戻り音はそれほどなくパチパチといった打鍵音がある。打鍵感は多くのパンタグラフキーボードと違い、ある程度の重さがあり安定する点・コニックリングが入っている為ゴムゴム感が余り無い点で優れている。入手製は低い。多数の OEM 版があり色・スタンド有無・サービスポート有無などそれぞれ少しずつ仕様が異なる。今のところ日本語の変態コンパクト配列のみ確認。
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富士通(高見沢)コンポーネント (メンブレン+ラバードーム+一部機種はコイルスプリング)
- 静かな打鍵音と手の疲れないタッチのクリーンなキーボード。メンブレン+ラバードームで趣味性は低いが上質なタッチで手が疲れにくい。但しキートップ・筐体の磨耗や色焼けはしやすい。一部単体で販売されているほかにメーカー PC に採用されている事が多い。
富士通 Libertouch (FKB8540)
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- 富士通は他にも多数のメンブレンスイッチ採用キーボードをリリースしているが、Libertouch は他のキーボードとは一線を画すキーボード。メンブレンスイッチ採用ながらコイルスプリングを介して入力が行われ、長寿命とタッチの良さに加え、東プレにはない静音性が追求された一本。打鍵感は東プレの静電容量無接点スイッチ採用キーボードよりも軽く、底付きもややマイルドで腱鞘炎の人に最もお勧めできるキーボード。打鍵音は殆ど無いので静かな場所や職場での使用にも躊躇する事は無い。実用性は高いが価格に見合った高級感は全く無く、地味な外見。チープな外見とは裏腹にかなり重く安定したタイピングが出来る。初期の Rev 02B には不具合があり無償交換された。荷重の異なる交換用ラバードーム付属、別売りもしており RealForce と異なりユーザーが自分好みに荷重のカスタマイズ可能。日本語・英語配列のそれぞれ黒・白の四種が用意される。富士通はこの他にも多数のメンブレンスイッチ採用キーボードをリリースしており、メンブレン派達の評価は高い。
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PFU Happy Hacking Keyboard
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- 旧型の PD-KB01 は富士通高見沢製でスライダーが独立していて潤滑剤が塗ってあるタイプ。タッチはやはりメンブレン+ラバードームそのものだが、ラバードームの中では軽く (悪く言えばフニャフニャ) 手が疲れない上質のタッチ。スライダーに底付き用の爪があるので底付き感がややはっきりしている。埃の多い環境では潤滑剤に埃が付着していきタッチが悪くなってくるので定期的に清掃したい。東プレ製の Professional よりも静かで高速入力にも向く。現在は絶版で入手困難。
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ぷらっとホーム FKB8579
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- HHKB に似た小型だが扱いやすいキーボード。HHKB (PD-KB01) と同じく富士通高見沢コンポーネント製で特徴は同じでタッチも近い。インターフェースや配列 (親指シフト版等) でいくつかの種類ががある。UNIX を強く意識しているが Mac や DOS/V 機でも使用可能。メカニカルキーボードでは実現しにくいカーブドスカルプチャで上段のキーも打ち易い。パームレスト付属だがパームレストのドッキング部分の爪が折れやすいので取り扱いには注意。生産・販売終了品。
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IBM バックリンクスプリング (座屈ばね)
- 現代の DOS/V PC の始祖である IBM PC/AT (1984~) やその後継機種にはタイプライターに似た打鍵感のバックリンクスプリングと呼ばれるタイプのキーボードが付属していた。84 キーのものは静電容量無接点スイッチ、101 キー以降はメンブレンスイッチを採用しているが、メンブレンスイッチのタイプでもアクチュエータを介して押されるため無理な力が掛かりにくい為か非常に長寿命で 25 年以上現役の個体も存在する。日本語配列のものも存在するがこちらはブラザー工業又は長野テクトロン製の為英語配列のものとはタッチが異なる。キーは非常に重く高速入力には全く向いていないが、叩き打ちをする人にはとても向いている。品質は非常に良く、日焼けやキートップの磨耗はほとんど無かったが、世代が進むに連れ各所が簡略化されタッチも軽くスカスカになってゆく。初期のものは非常に重量があり、撲殺キーボードとも呼ばれる。IBM のキーボード部門は Lexmark に売却された後、Unicomp が引き継いで生産している。日本の Unicomp 正規代理店は今のところネオテックのみ確認。流通量は極小で特定のショップでしか扱っていない。
Cherry MX スイッチ採用キーボード (メカニカル)
- Cherry はドイツのキーボードメーカーで、スイッチは外販もしており多数のベンダーが Cherry スイッチ採用キーボードをリリースしている。Cerry MX スイッチ採用キーボード同士ではキートップに互換性がある。Cherry 自体はメカニカルスイッチ採用キーボードのラインナップを減らしており、近年はメンブレンスイッチのキーボードの生産量が増えている。Cherry のメンブレンはあまりタッチは良くない。G84 系等はストロークの短い ML スイッチを採用しているが、ML スイッチは余りタッチは良くない。
タッチ
- タッチの異なる MX スイッチが平行して生産されている。趣味性が高い。青軸はクリックでタッチ・打鍵音共に良いが、ALPS スイッチや IBM バックリンクスプリングと違い「カチッ」という音ではなく「チリッ」という音なので、ALPS スイッチの音を期待しているのであればやめた方が良い。黒軸はモチモチした感触の重めのリニアタッチで、適度な反発で高速入力に向く。茶軸はクリックとリニアの中間でカスレたような感触のある軽いタッチ。赤軸は最近追加された軽いリニア。白軸は最も不人気で、黒軸の重さと茶軸のカスレ感を併せ持ったスイッチ。
スイッチの軸の色 |
タッチ |
青 |
軽いクリック (click tactile) |
茶 |
軽いタクタイル (tactile) |
白 (不人気) |
重いタクタイル (tactile) |
赤 |
軽いリニア (linear) |
黒 |
重いリニア (linear) |
経年劣化
- Cherry 純正の場合プラの質が柔らかく、キートップの磨耗はしやすく、キートップ・筐体共に日焼けしやすい。埃の多い環境でもスイッチ自体はタッチが悪化しにくい。
入手性その他
- 国内では Cherry 純正のメカニカルは余り流通しておらず、ダイヤテックのマジェスタッチは取り扱い店が多い。その他サプライメーカやゲーマー向けブランド扱いのもののそこそこ流通している。ダイヤテック・オウルテック・EZ・Digix・I-T Touch・LEOPOLD、その他多数のゲーマー向けブランドが扱う台湾製ベンダー製造のものは Cherry 純正より品質が低い場合が多い。Cherry 純正と異なり鉄板が入っているものが多いが、鉄板入りかつ青・茶軸のものは底付きが固いので叩き打ちをすると手が痛くなりやすい。目立つ青色 LED を採用したものが見られ、無駄に眩しいものもある
Cherry 純正
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- Cherry 純正キーボードは鉄板が入っていないが筐体で強度を作り出すタイプで、不安になるほどスカッと軽いが単に重いだけのキーボードより鉄板が入っていない分底付きがマイルドで思いっきり打っても手が痛くならず、荷重が軽い茶軸や青軸との相性が良い。膨大な種類があり、OEM 版で無刻印の物等も存在した。一万前後と安価だが、安価な理由は鉄板やネジを極力使用しない設計によるもので品質には影響は与えていない。
- Cerry 純正の型番は G8x 部分がスイッチの種類でその後の四桁の数字が配列、その後のアルファベットがインターフェースやメカニカルスイッチの種類を表している。
スイッチ種類 G80 = Cherry MX スイッチ(メカニカル)
||| G81/G82/G83/G85/G86/G99 = メンブレン、一部パンタグラフ支持
||| G84 = Cherry ML スイッチ(メカニカル)
|||
||| 配列 3000 = フルキーボード
||| |||| 18xx = 省スペース
||| |||| 11900 = 省スペースタッチパッド付き
||| |||| 7xxx/8xxx = POS向けスマートカードリーダー付きコンパクト&フルキーボード
||| |||| 3700 = ESC、Ctrl、Alt、BS キー付きテンキー
||| ||||
G80-3000****-0
||||||
|||||色 0 = 白
||||| 2 = 黒
|||||
|||配列の種類。US、EU、JA 等
|||
||Win キーの有無。A が無し、M が有り。C は不明。
||
|MXスイッチのバリエーションとインターフェース種類
| P =黒軸 PS/2
| Q =白軸 PS/2
| S =青軸 PS/2
| U =黒軸 USB
| V =白軸 USB
| X =黒軸 USB ハブ付き
| Y =赤軸 USB ハブ付き
| 等
|
キートップの印字の種類。L はレーザー印字
- G80-3600 シリーズ…Nキーロールオーバー対応。G80-3000 シリーズに比べ同時押しをサポートするためにスイッチ内部にダイオードがあったり基板上のジャンパが増えている。
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クーラーマスター (Quick Fire Pro) SGK-4010-GKCR1-JP*
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- USB接続のメカニカル方式ながら全キー同時押しに対応している赤軸と黒軸があるが、若干赤軸が高い。ポーリングレートを125Hz/250Hz/500Hz/1,000Hzで変更可能なゲーミングモデル。「Fn+N+Inser」で通常のUSB接続と同様の6キー認識と全キー認識を変更できる。
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MSI GK-601*
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- USB接続。全キー同時押しにも勿論対応。赤軸。マクロ機能を搭載し5つのプロファイルに10キーを設定可能で、Windowsキーを無効化できる「ゲーミングモード」も搭載。USBハブやライン出力/マイク入力まで付いているほか、最大の特徴として、キーボード内臓のLEDが黄色であることが挙げられる。
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ダイヤテック (FILCO) Majestouch シリーズ
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- FILCO ブランドで展開中。ダイヤテックは特に多くのバリエーション展開をしており、スイッチ種類・配列・印字・色・キートップの表面処理・接続方式等多数あり。メカニカルキーボードの中では一万前後と非常に安い割に鉄板が入っているので人気があるものの、安さにはそれなりの理由がある。キートップにトップコート処理加工という表面処理がされたものがあるが、感触が気持ち悪いという評判もあるので買うなら店頭で触ってから買うかどうかを決める事。キートップが間違っていた (「る」のキーが二つ並んでいた等…) という報告例も多い。Majestouch2 系は Majestouch 系で頻繁に報告されていたチャタリング対策としてスルーホール基板を採用。主に Cherry MX スイッチ茶軸を使用しているが、鉄板入りの為底付きが固く叩き打ちすると手が痛くなるので叩き打ち派には向かない。また筐体の強度は高いが軽くスカスカのキートップ・軽い茶軸とはバランスが悪い為に決して良いタッチとは言えず、黒軸採用の Majestouch linear 系が最もお勧め。ダイヤテックはメンブレンスイッチや簡易・偽 ALPS スイッチ採用機も販売しており、全てが Cherry MX スイッチ採用という訳ではなく Majestouch 系が Cherry MX スイッチを採用。LED がまぶしく、スイーツ(笑)御用達
サイズ:フルサイズ(Majestouch)・テンキーレス(Majestouch 10keyless)・省スペース特殊配列(Majestouch Mini)
配列:英語配列・日本語配列(カナ刻印無し)・日本語配列(カナ刻印有り)・その他
スイッチ種類:黒・茶・赤・青軸
色:白・黒・藍・赤など
Nキーロールオーバー:対応・非対応
インターフェース:USB&PS/2・Bluetooth
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ダイヤテック (FILCO) Majestouch Wireless FKBT108*
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- メカニカル方式を採用した青歯(Bluetooth)キーボード。
ドイツCherry製メカニカルスイッチキーを採用、軸の色によって打鍵感が変わる。 一般で流通しているものは茶軸と黒軸。茶軸の方が打鍵感が軽く黒軸はそれよりも重い。 黒軸を使用した感想だが比較的にキータッチが強めの人は黒軸を使用すると相性がいいように思える。 キータッチはメーカー付属や安ものキーボードとは比較にならない。キーボードを打つという単純な作業が快感に思えるほど、キーを打った時気持ちがいい。 その代り、キーを打っていると「カチカチ」「シャカンシャカン」と雑音(と、とるかは人次第)が出るのが要注意。また少し重たい。 今回の型番ではBluetoothのモデルを紹介したが、Bluetoothは性質上Windowsのログイン画面で入力まで少々の時間がかかるので、これも要注意。
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ダイヤテック (FILCO) Majestouch Mini FKB100M*
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- USB接続のメカニカル方式、PS/2変換プラグもデフォで付いてるので安心
使用頻度の低いhomeやpageupキーを削り小型化されている 削られたキーはshiftとテンキーの組み合わせで代用 「どうせローマ字入力だろ?」と言わんばかりに日本語かなの印字無し
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偽 ALPS・簡易 ALPS メカニカルスイッチ
- ALPS の刻印が入っているが、既に日本の ALPS とは何の関係も無い企業が生産している。ALPS スイッチと比較して接点部分が簡略化されており、接点がおかしくなりやすく、軸とスイッチ本体のクリアランスが大きすぎてガタが大きく、打鍵音も非常に下品で煩い。チャタリング・押しっぱなし・入力不能になる例多数。FILCO で言うと Zero 等がこのスイッチを採用している。(ダイヤテックは XM スイッチ等と呼んでいるが、これはダイヤテックが勝手にそう呼んでいるだけ) 余りにスイッチの品質が悪いため、現在ではメカニカルスイッチは Cherry 製が主流となった。形状は ALPS スイッチと互換性がある。簡易 ALPS スイッチの更にパチモノも出回っておりタッチがやや異なるが品質が最悪である点は共通している。ダイヤテック・オウルテックの一部機種や以前ドスパラブランドで販売されていたメカニカルキーボード、その他多数が採用していた。このスイッチを採用したキーボードは品質が最悪のものが多い。品質とタッチに定評のあった旧 ALPS スイッチは現在は生産されていない。
Logicool (メンブレン+ラバードーム)
- 何気に高速タイパー御用達。何の変哲も無いメンブレンシート+ラバードーム使用だがメーカーが良いので品質もタッチもマシな方である。Logicool はタッチよりも各種ギミックで勝負している。ラインナップが豊富であり、機種によってタッチも大きく違う。
Logicool G15/G15S GamingKeyboard
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- キートップが光る!あとLCDディスプレイ!かっこいい!これだけでも十分良いキーボード。
スイッチ方式はメンブレンだが、使用感は良好タッチも軽いしそれほど疲れない、 G15で18個、G15Sで6個のマクロキーを搭載しており設定次第でMMOやRTSなどではそこそこ活躍する、かもしれない。 ショートカットキーとしても機能するため、ランチャーのような役割をさせてみるのも一興。 そしてこのキーボード最大の魅力がいろいろ写すLCDディスプレイ。標準状態で「時計」「メディアディスプレイ」 「パフォーマンスモニタ」「メールチェッカ」「ストップウォッチ」の五つのプログラムが付属されており、 LCDStudioなどの専用ツールを使ったり海外の有志が作成したプラグインを導入することによりさらなる拡張が可能 さらに対応しているゲーム(FPS等)では、残弾数等の情報が表示されるようになっている。 問題点としては、水にめちゃくちゃ弱いこと、普通のメンブレンの上にさらにLEDがくっついて、 ついでにLCDモニタの制御基板もくっついているのでとてもデリケート ※上部のM1~M3キーと組み合わせることで実質54個分のキーとして使えます[G15] ※上部のM1~M3キーと組み合わせることで実質18個分のキーとして使えます[G15S]
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ロジクールの一番安い奴
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- 具体的にはKeyboard K120 やらComfort Keyboard K290を指す。両製品とも、最大1000万回のキーストロークの耐久性や静音性を売りにするなど、品質もだいぶ良くなった。K290は大型のパームレストのおかげで、快適&高速にタイピングできる。どちらにしろ、酷使して調子が悪くなってきたら使い捨てる製品。
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Microsoft (メンブレン+ラバードーム)
- ソフトはバグだらけだが、ハードウェアは比較的良好な Microsoft 製。タッチは別に大したことも無いが、使いやすい配列のものが揃っている。ステムには潤滑剤が塗ってあるが、埃の多い環境では潤滑剤に塵が付いてしまい徐々にタッチが悪化する。底付きがやわらかくはっきりなしないものが多い。
Microsoft Natural Ergonomic Keyboard 4000
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クリックで展開 |
- 安価な割には普通に使えるパームレスト付きエルゴノミクスキーボード。多機能で便利かつ、決してスイーツ(笑)ではないビジネスライクでシンプルなルックスも GOOD。初期はタッチは良好で軽く手が疲れにくいが、酷使すると埃や塵のせいで引っかかりが出るので定期的にステムを清掃したい。タッチは良好といっても富士通メンブレンや東プレ静電容量無接点スイッチ、各種メカニカルには到底及ばない。
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Microsoft SideWinder X4
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クリックで展開 |
- USB接続ながら二台のキーボードとして認識され、特別なドライバやユーティリティ無しに従来の6キーを超える同時押しに対応したゲーマー向けキーボード。
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ミネベア NMB RT66xx 系 (メンブレン+ラバードーム)
- メンブレンの中でも現在のメーカー PC の付属品とは格が違う高級機種。とはいえ既に生産終了品。以前は自社ブランド販売の他、メーカー PC にも採用されていた。キーは新品時はスムーズかつクリック感がはっきりしたタイプで、クリックのメカニカルっぽさがある (もちろんメカニカルとは全然違うタッチだが)。その分大量のテキストを打つと手の疲れは出やすいが腱鞘炎じゃないなら一度は打ってみると良い。ミネベアは現在ではより廉価で劣化したタイプを生産している。
Chicony メンブレン
- Chicony 製なのでタッチが悪く信頼性も低い。新品では硬すぎしばらく使用するとラバードームがへたってふにゃふにゃになる。
Happy Hacking Keyboard Lite2
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クリックで展開 |
- USB接続のメンブレン方式。知ってる人は知っているHHKB(ハッピーハッキングキーボード)、
「コレじゃないと絶対に駄目だ!」という中毒患者を生み出す魔性のキーボード Pro や無印とはスイッチとタッチが全く異る。
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Lenovo ThinkPad USB トラックポイントキーボード(55Y9024 日本語 /55Y9003 英語)
品質 |
A~C(人により極度に異なる) |
価格帯 |
3,500~6,300 |
- USB接続のメンブレン・パンタグラフ方式。
あるようでなかったThinkPadのキーボード+トラックポイントを移植・完全再現したキーボード。
ThinkPad T400s/T410s/T410/T510/W510/T420s/T420/T520/W520用のNMBユニット(日本語45N2242、英語45N2211)
をそのまま流用してるのでキータッチ感覚自体はThinkPadの上記機種と同じ。
ただし完全再現とまではいかなかったようで、ThinkPadのトラックポイントとはセンターボタンスクロールの挙動が若干違う上、
ThinkPadのマグネシウムキャスト製底板と違いプラスチック製で、ユニット固定も外枠の爪のみでねじ止めも行われてない為、
プラ特有の「しなり」による底板の反発感と、若干のバタつきがある。
しかし他社のノートPC型パンタグラフキーボードを抜きん出る優れたキーボードタッチと
純正トラックポイントによるマウス不要の利便性は代替不可能。
実売5000円台、クーポン次第で3500円と廉価。
初期型(R00)はPS/2→USB変換チップが悪くとりこぼしを発生させるので注意。対策済の現行販売品(R01)を選んで買うべし。
プログラマブルキーボード
- 下で取り上げるものの他に Cherry 等はプログラマブルキーボードもリリースしている。Microsoft・ロジクールもプログラム可能なホットキーやマクロ登録可能なものもある。
長野テクトロン お気に入りキーボード
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- 国産で手を出しやすいプログラマブルキーボード。長野テクトロンはかつて IBM ブランドのバックリンクスプリングキーボードを生産していたという噂もある由緒正しいメーカーだが、このお気に入りキーボードに関してはメンブレン+ラバードーム+コイルスプリング。どちらかというと富士通 Libertouch (FKB8540) に似たタッチだが、FKB8540 に比べキーの押し込み時にやや引っかかりがあり最高のタッチとは言えない。三種とも30キーでテンキーをやや大きくしたような風体で、無印の「お気に入りキーボード」は最大30のファイル・フォルダ・Webサイトのショートカットのみ登録可能、「お気に入りキーボード Pro」は更に各キーコードの割り当てが可能で「お気に入りキーボード Pro144」はキー登録数が24*6の144キーとなる。
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X-keys
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- キーボードやモニタの空きスペースに搭載できる X-keys Stick やテンキーサイズの X-Keys desktop、ジョグダイヤル付き等ラインナップ多数。X-keys Stick はタクトスイッチなのでタッチは期待できないが、X-Keys desktop は Cherry MX スイッチを採用。海外の製品なのでユーティリティ等全て英語。
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キーボードのメンテナンス方法
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- キートップの汚れはは特にタッチに影響し、キートップを清掃するとタッチが変わる。
- キートップの清掃-キー引き抜き編
キートップを清掃するにはまずキートップを引き抜く必要がある。キートップの引き抜きに必要な力加減や引き抜き工具は様々なのでまず下の表を参照すること ※パンタグラフ支持のキートップは無理に引き抜くと壊れるものもあるので注意
キートップ引き抜きに要する力 |
スイッチ種類 |
大~中 |
ALPS系メカニカル(キートップの材質にもよる) |
中 |
東プレ・IBMバックリンクスプリング・その他大抵のメンブレンキーボード |
小 |
Cherryメカニカル |
※ダイヤテック純正のワイヤータイプのものは特に英語配列の長いスペースバーや Shift キーには使えない
- キートップの清掃-清掃編
中性洗剤と水を入れた容器にキートップを漬けておき汚れがひどい場合は古歯ブラシで洗う。ネットに入れて洗濯機で洗うと楽だが、ビンテージものの劣化しているキートップはこの方法を使うと破損する場合もある。
- 本体の清掃
キートップを引き抜いた後、キーの隙間に溜まった埃等を古歯ブラシ等で清掃する。この際、キースイッチ等に埃を入れてしまうとタッチが悪化してしまうのでキーボード本体を裏返して行う。鉄板入りかつ鉄板がむき出しのもの (Realforce、ALPS系スイッチ採用キーボード、Cherryスイッチ採用キーボード等)は鉄板が一部錆びている場合が多いので錆部分はマイナスドライバー等で擦り落として面棒で CRC556 等を塗っておくこと (くれぐれも直接吹きかけないように!プラスチック部分に付着すると劣化する!必ず面棒等に吹きつけ、面棒等で塗布する事!)
- ケーブルの清掃
中性洗剤をしみこませた布で拭く事。古いキーボードはカールコードになっている場合があるが、強く引っ張りすぎるとだらしなく伸びてしまうので注意。
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