主なベンダーについて


ベンダーの選択

+クリックで展開
  • 同じコントローラーを搭載していても、SSD レベルでは PCB、NAND、バリデーション、ファームウェア(の更新)、サポート体制、保証、公式フォーラムの有無、独自ツールの公開等で全く別物になる。
  • 今のところファームウェアアップデートを公開しているのは A-DATA、CORSAIR、G.SKILL、Mach Xtreme (MX-Technology)、OCZ、MUSHKIN、ZALMAN、OWC 等。Patriot はファームウェアアップデートの公開予定は無いとしている。


OCZ

OCZについて
+クリックで展開
  • 2002 年に誕生した米国のメモリベンダー。特に独自設計のマニア好みの商品を扱いサポートも手厚く自社 Indilinx や SandForce 搭載品向けに独自のメンテナンスツールを公開、ファームウェア更新も積極的にしている (但し各種ツールはダウンロードメニューではなくフォーラムで公開されるので日々のフォーラムのチェックと英語力が必要である) 等の点で他のベンダーや転売企業とは一線を画しているがその場のノリと思いつきだけで商品化されたものもあり、ファームウェアの完成度が低くファームウェアアップデートが必須である等あくまでも遊び用のパーツだと割り切る必要がある。安定して常用する事を前提としてない完全に趣味のパーツと割り切ってしまえば結構遊べる商品が揃っている。OCZ・代理店の ASK 共にサポートや初期不良交換対応は良いので信頼性を必要としない用途であれば選択肢の上位に来るだろう。

  • SSD に関しては JMicron、Indilinx、SandForce 搭載製品を扱って来ており着実に地雷街道を邁進中。更に Indilinx を買収。PCI-E 拡張カード形状のものや独自規格"HSDL"対応のキワモノもある。基板は自社設計の場合が多く、初期のロットの製品はジャンパで修正が入っていたり後期のロットで PCB が変更されているケースも確認された。(RevoDrive)
公式
OCZ Forum
OCZ Forum Wiki




SandForce との関係
  • SandForce は OCZ に他のベンダーよりも多くの便宜を図っており、SandForce は OCZ にランダムアクセス性能が高い SF-1200 向けファームウェアを提供し Vertex 2 に搭載。また SF-1500 ベースでエンタープライズ向けの機能を削減した安価なコントローラーを OCZ に提供し、Vertex LE に搭載 (SandForce のロゴの代わりに OCZ ロゴのマーキング、出荷時は SF-1500 系用ファームウェアを搭載して出荷されたがアップデート用ファームウェアは Vertex 2 等と共通の SF-1200 系用のパフォーマンス CAP 無しのカスタムファームウェアである)。
  • Anandtech の記事

  • OCZ の SF-2500 ベースの Vertex 3 Pro/EX は RW4KB IOPS が 75,000 と SandForce が公開しているスペックより高く、Vertex 3 Max IOPS も同様である。SF-1200 同様カスタムファームウェアを使用している可能性がある。

  • OCZ は新型コントローラーを搭載した製品を RC ファームウェアを搭載して一番にリリースする為 OCZ の SandForce 搭載 SSD は特にファームウェアアップデートが多く、特に初物は安定性を重視する人は買うべきではない。OCZ のフィードバックでファームウェアが少し改良された後に他のベンダーが SandForce 搭載 SSD をリリースする。しかし必ずしも OCZ 以外のベンダーのクライアント向け製品が安定しているとかバグが無いという訳ではない。



SF-1200 + 25nm
  • OCZ は SF-1200 搭載の Vertex 2 等に当初は IMFT 34nm (32Gbit) を搭載していたが IMFT 25nm (64Gbit) を搭載したものを出荷 (型番に"E"が付くものの一部)、SandForce コントローラーのアーキテクチャ上の問題で (25nm の NAND フラッシュメモリ自体に問題があった訳ではなく、集積度が上がった為チップ枚数が減り並列アクセスが出来なくなった事と SandForce 独自の冗長化技術は集積度の高いチップを使うほど余計に予備領域を必要とする構造の為) 34nm 版に比べ性能・ユーザー領域共に低下し、その際十分な説明を行わなかったために各所から非難を浴びた。これを OCZ は黙殺せず、既に"E"の 25nm 版を購入したユーザーに 25nm のチップと 34nm のチップの差額を払えば 34nm (32Gbit) を搭載した従来型と交換する対応を取った。今後は型番末尾に使用している NAND フラッシュメモリの製造プロセスの数字を付加する事になっている。他のベンダーも 25nm のフラッシュと SF-1200 を組み合わせた製品をリリースしており、Vertex 2 の 25nm 同様にユーザー領域が減りパフォーマンスが低下しているものの、OCZ と異なり型番を明確に区別している場合が多い。
  • OCZ’s 25nm Vertex 2 Performance Issues (OverClockers.com)



Z-Drive・VeloDrive・RevoDrive とは
  • どれも PCI-E 拡張カード形状で SandForce 製 SSD コントローラーを複数搭載し内部で RAID 構成になっている SSD。

  • Z-Drve /R2 /R3 は SSD コントローラーに SF-1565TA3-SBH、LSILOGIC 製 RAID コントローラを採用した PCI-Express x8 接続の製品。Z-Drive 第二世代の Z-Drive R2 シリーズはいずれも NAND が搭載された SO-DIMM 状の子基板が最大八枚本体のスロットに差し込まれており NAND フラッシュメモリの交換が可能な設計となっている。子基板の差し替えだけでパリエーション展開できる為かやたらと種類が多い。Z-Drive R3 シリーズはロープロファイル対応になった。

  • VeloDrive は SF-1565 を四つ搭載した PCI-Express x8 接続の RAID 構成の SSD。詳細不明。

  • Z-Drive R4 はロープロファイル形状でコントローラーが SandForce SF-2500 となる。メイン基板にコントローラーが二個、大容量版で追加されるサブ基板 にもコントローラーが二個搭載され最大で四台での RAID0 ボリュームを作成できる。SuperCap有り。

  • RevoDrive /X2 は Z-Drive の廉価版の位置付けで SSD コントローラーに SF-1222TA3-SBH、RAID コントローラに PCI-X 接続の SiliconImage Sil3124、PCIe-to-PCIx ブリッジの PI7C9X130 を採用した PCI-E 1.1 x4 接続 のSSD。本来 PCI-X 用の RAID コントローラーをブリッジチップで PCIe に変換している為環境によっては正常に動作しない場合がある。後述の IBIS 共にマザーボード・BIOS・ドライバとの相性が激しい為動作確認リストを確認し、マザーボードの BIOS・チップセットドライバは最新のものを用意する事。

  • いずれも RAID コントローラーと複数台分の SSD コントローラー・NAND フラッシュを実装しただけのお手軽設計品なので RAID アレイをばらせば複数の単体ドライブとして使用したり SecureErase やファームアップも可能。容量によってサブ基板が追加される。いずれも当然ながら RAID コントローラーのドライバをインストールする必要がある。



RevoDrive-B とは



HSDL(High Speed Data-Link)・IBIS とは
  • これは PCI-E インターフェースそのもので、「PCI-E ドライバチップ を搭載した PCI-E 拡張カード(HSDL Adaptor Card)」と「PCIe to PCIx ブリッジ PI7C9X130 と SiliconImage Sil3124 RAID コントローラーを搭載した基板に更に 3.5 インチ SSD 用の基板を複数枚接続し 内部で RAID 状態になっている SSD モジュール(IBIS)」を miniSAS ケーブルで接続するかなり強引な規格の事で、PCI-E 形状の SSD がスロットを占有してしまう事から全然売れないという問題をクリアする為に OCZ によって考案された。形状こそ違うものの RevoDrive に近い構成の製品である。OCZ は主要なベンダにこの技術を提供する意向を示しているが追従するベンダは一つも無い。更にインターフェースカードと IBIS を光ファイバーで接続する Optical HSDL 、5.25"で 4TB の容量を持つ IBIS XL も開発中。

  • 現在の IBIS (OCZ3HSD1IBS1-*) は RevoDrive 同様本来 PCI-X 用の RAID コントローラをブリッジチップで変換している為 RevoDrive 同様環境を選ぶ。

OCZ の SandForce SF-1200 ベースの SSD のファームウェア・SMART
+クリックで展開
ファームウェア
  • Agility2 /Vertex2 (E/Pro) /Vertex-LE 系のファームウェアのリビジョンコードは他のベンダーが SF-1200 系に使用している 3xxA13F0 といったものではなく、1.xx という名称になっている。SF-1000 系のファームウェアアップデートは他のベンダー同様 SandForce 純正の ssdupdate.exe (ファームウェアに同梱) を使用する方法の他、OCZ TOOL BOX や OCZ の Linux 用アップデートツール"fwupd"(ツールが自動的に OCZ のサーバーに接続してファームウェアをダウンロードする為ネットに接続できる環境かつ他のベンダーの SSD には使用出来ない) を使う方法でも可能なので ssdupdate.exe が利用不可能な環境でもファームウェアアップデートが可能。
OCZ Vertex 2, Vertex LE, Agility 2 ファームウェアダウンロード
ファームウェアリリースノート

  • ファームウェアのリリースノート
2010/3/1 1.00 Vertex LE が初期搭載
2010/3/30
以前
1.01 公式フォーラムに RMA 返送品が搭載していたという書き込みあり
2010/4/14
以前
1.05 修正内容不明
2010/6/8
以前
1.10 310A13F0 相当
2010/7/29 1.11 ・新たに 40GB(48GiB)、90GB(96GiB)、180GB(192GiB) の容量をサポート
()内の数値は予備領域含めた容量
・SecureErase を行うと SMART の状態が不正になり BIOS でエラーが出たり
OS がインストールできなくなる不具合を修正
・SATA がエラーでリンク速度が低下した時にエラー報告を無視するよう例外処理を強化
・データフレーム上の CRC エラーに更に想定した応答をする為 ICRC ビットを変更
・SMART セルフテストのオフラインモードからの中止が出来るようにした
・中止されたコマンドが溢れパニックを起こす可能性がある内部 ID のコピーを修正
・IDENTIFY 進行中に COMRESET を適切に扱う為の変更
・稀にファームウェアのブートシーケンス中に非常に早く発行された
IDENTIFY DEVICE コマンドが機能しない現象を修正
・SMART の 230 (E6h?) を “lifetime throttling is currently active” から
“lifetime throttling was active for last write” に変更
PDF
2010/10/20 1.23
(1.11からの変更点)
・新たに 360GB(392GiB) の容量をサポート
・レイテンシの改良
(この改良は平均待ち時間を短縮するものではなくたまにレイテンシが長くなる問題を解決する)
・SANITIZE (SecureErase?) をサポートしている事を表示する為の IDENTIFY データの変更
・温度取得データを機能的に改良
・ソフトエラーの扱いを改良する為にパリティエラーの処理を追加
・SMART の属性 177 (B1h) を追加
・SMART が有効か無効かを適切に表示するために IDENTIFY DEVICE の出力を修正
・コアへの電源供給が絶たれた時のフラッシュメモリのライトプロテクトを有効化
・書き込み中にまれに SATA のリンク速度が低下する可能性がある現象を修正
・中止された NCQ コマンドの管理を改善
・ホストから発行された NCQ データコマンドの最後の DWORD の COMRESET を
適切に扱う事により、稀にハングアップする現象を修正
・他のエラーによるCOMRESETの場合COMRESETを優先するようコマンド制御を変更
・内部DMA転送後正しく消去する事でパニックを修正
・しばしば新品のドライブで低く表示されていたSSDの寿命計算を変更
・二つのコマンドが互いに互いの完了待ちをしていた不具合を修正
・パニック無しでRAISEのRAMパリティエラーを制御できるようファームウェアを修正
1.23
(1.21からの変更点)
・Windows 7 で使用されているドライブで直前の10分間のデータが消失する可能性を緩和
・稀にスリープコマンドを受けるとドライブがハングアップする不具合を修正
PDF
2010/12/16 1.24 ・34xA13F0 相当
・IOMETER 2006 でシーケンシャルライトを行うと稀にエラーが発生する不具合を修正
PDF
2011/1/25 1.28
(1.23からの変更点)
・25nmプロセスのNANDフラッシュに対応
PDF
2011/2/11 1.29 ・稀にドライブがリセットされてユーザーデータが消失する不具合を修正
PDF
2011/3/24 1.32 ・スリープ・スタンバイの復帰を高速化
・フラッシュメモリの寿命が更に向上
・稀にドライブがリセットされデータが消える現象を修正
・稀に間を空けずに再起動を繰り返すとドライブがハングアップする現象を修正
・不正なシャットダウン後のドライブの起動に掛かる時間を短縮
・ファームウェアの効率を改善しパフォーマンスが 5% 向上
・ファイルシステムブロックエラーの制御を向上
PDF
2011/4/19 1.33 ・高められた停電によるデータ損失保護
・LSI 9211 に 320GB 以上のドライブを接続し RAID0 運用すると
高負荷環境下でドライブがドロップする問題の修正
PDF
- 未解決の問題
(1.33 時点)
・PMC-Sierra maxRAID BR5225-80 RAID で RAID を組んだボリュームを
Windows でフォーマットすると時間が掛かりすぎる問題
・間を空けずに連続で再起動するとドライブが 5秒以内に起動出来ない問題
・LSI SAS-to-SATA interposer と LSI 1078 を併用した環境での互換性問題
・nVidia MCP55 チップセットの PC で Red Hat 5.4 Linux を起動したときの互換性問題
※特に記載が無いものは前リビジョンからの変更点
※公式に記載されている問題の他にもノートPCでの相性問題がいくつか報告されている。12

S.M.A.R.T
項目 項目名 値の区分 閾値 詳細
01 リードエラーレート 0 ECC・RAISEの訂正可能・不可能両方のリードエラーレート
05 代替処理済のセクタ数 代替処理済のブロック数で 100-(100*代替済みブロック数/最低限必要なブロック数) の式で計算される。寿命の目安になっている
09 使用時間 raw 累積通電時間
0C 電源投入回数 累積電源ON回数
AB 書き込み失敗回数 フラッシュメモリ書き込み失敗回数
AC 消去失敗回数 フラッシュメモリ消去失敗回数
AE アンセーフシャットダウン回数 工場出荷後の不意な電源断の回数
B1 磨耗範囲 最も消耗が激しいブロックともっとも消耗していないブロックの消耗度の違いのパーセンテージ
B5 書き込み失敗回数 書き込み失敗したブロック数を4バイトで示す。(ABh)と同様
B6 消去失敗回数 消去失敗したブロック数を4バイトで示す。(ACh)と同様
BB 訂正不能エラー数 ホストから報告された全てのデータアクセスコマンドに関する訂正不能なRAISEエラー数
C2 温度 SF-1500系のISTWインターフェースに接続された温度計によって計測された温度
OCZ の SandForce SF-2000 ベースの SSD のファームウェア・SMART
+クリックで展開
  • OCZ の SF-2000 系のファームウェアアップデート方法は ssdupdate.exe ではなく OCZ 自社製ツールの"FWUPD (1.15以降)"か"OCZ TOOL BOX (SandForce TOOLBOX、2.36以降)"のいずれかを使用する。
OCZ Vertex 3, Vertex 3 Max IOPS, Agility 3, and Solid 3 series ファームウェアダウンロードページ
(実際にダウンロードできるのは OCZ TOOL BOX)

SF-2000 系ファームウェア
日付 リビジョン 内容
1.10b F Vertex 3 pro の ES 品が搭載
1.11 BF Vertex 3 の ES 品と最初期ロットが搭載?
2011/5 2.02 初期ロットが搭載、SATA LPM の問題アリ
2011/5/13 2.06 ・Intel P67 チップセット環境で Windows 7 のインストール中に稀に STOP エラーが発生する問題を修正
・ドライブのブート時間を短縮
・アイドル時の消費電力を改善
(リリースノートには記載されていないが秒単位のフリーズも解消される)
PDF
既知の問題
(FW:2.06 時点)
・PMC-Sierra BR-8 HBA の RAID ボリュームのフォーマットに要する時間が長すぎる問題

S.M.A.R.T
項目 項目名 閾値 内容
01 Raw Read Error Rate 50
05 Retired Block Count 3
09 Power-on Hours 0
0C Power Cycle Count 0
0D Soft Read Error Rate 0 2.06以降消えた?
64 Gigabytes Erased 0
AA Reserve Block Count 0
AB Program Fail Count 0
AC Erase Fail Count 0
AE Unexpected Power Loss Count 0
B1 Wear Renge Delta 0
B5 Program Fail Count 0
B6 Erase Fail Count 0
B8 Reported I/O Error Detection・・・ 0 2.06以降消えた?
BB Reported Uncorrectable Errors 0
BE ベンダ固有 0 2.06以降消えた?
C2 温度 0
C3 ECC On-the-Fly Count 0
C4 Reallocation Event Count 3
C6 Uncorrectable Sector Count 0 2.06以降消えた?
C7 SATA R-Errors (CRC) Error Count 0
C9 Uncorrectable Soft Read Error Rate 0
CC Soft ECC Correction Rate 0
E6 Life Curve Status 0 SF-2500 系のみ
E7 SSD Life Left 10
E9 ベンダ固有 0
EA ベンダ固有 0
F1 Lifetime Writes from host 0
F2 Lifetime Reads from host 0
OCZ TOOL BOX 2.36
+クリックで展開
  • OCZ の SandForce ベースの SSD に使用できる Windows ベースのユーティリティ。ファームウェアアップデート、SecureErase (ブートドライブ非対応、LSI Logic のドライバ環境では使用不可)、S.M.A.R.T.情報の取得が出来る。頻繁にバージョンアップされる。OCZ TOOL BOX が使用できない環境であれば下記の"FWUPD"を使用する事。

  • ファームウェアアップデートの際の注意点
    • 対応OS:Windows XP /Vista /7
    • 対応 SATA モード:AHCI
    • ファームアップする際は IRST や AMD AHCI ドライバをアンインストールし MS AHCI ドライバをインストールする事
    • ファームウェアファイルは TOOL BOX が自動的にネット上からダウンロードする為ネット接続が必須かつ他のベンダーの製品には使用不可
    • SF-1500/2000 系の場合は Windows がインストールされているブートドライブのアップデートは不可
    • OCZ TOOL BOX 2.36 では FW:2.02 未満のファームウェアを搭載した Vertex 3 のファームウェアはアップデート出来ない。
  • OCZ TOOL BOX
FWUPD 1.15
+クリックで展開
  • Linux (32/64bit) で OCZ の SandForce ベースの SSD のファームウェアをアップデートするツール。普段 Linux を使用していないのであれば CD/USB ブートの Linux を用意する必要がある。基本的には OCZ が解説に使用している Parted Magic (ライブ CD) がわかりやすいが他のディストリビューションでも動作するはずである。USB ブートのディストリビューションや CD ブートのディストリビューションを USB メモリにインストールしそこについでに FWUPD を入れておくか、USB メモリに FWUPD を入れておき、Linux を CD ブートした後に USB メモリをマウントしてコンソールから FWUPD を実行する。

  • 注意点
    • OCZ のサーバーから自動的にファームウェアをダウンロードする方式の為ネット接続が必須かつ他のベンダーの製品には使用不可

OCZ-SandForce Linux based firmware update tool
↑を利用してCD ブートの Linux でファームウェアアップデートを行う手順
RevoDrive や IBIS 等の RAID 構成の機種でファームウェアアップデートを行う手順


CORSAIR

+クリックで展開
  • Indilinx や SandForce 等の危険物も扱うが、Samsung や Marvell (PLDS の OEM)の機種もリリースし、他のベンダーに比べれば多少安定重視のベンダー。
  • CORSAIR の SandForce 搭載 SSD は 1.x、2,x 系の独自のバージョン表記のファームウェアを使用している。PCB はリファレンスそのもの或いはリファレンスに近いもので、OCZ のような冒険心溢れる製品はリリースしていない。以前 SandForce のファームウェアバージョン 301A13F0 の省電力機能のバグをいち早く察知し省電力機能を無効にして出荷、MP4 ファームウェアに問題を発見等 OCZ や他のベンダーに比べれば比較的安定性を重視している。但し SandForce は SandForce なので全く不具合が無いという訳にはいかない。SF-2200 搭載の Force 3 もリリースした。OCZ 同様に公式フォーラムで情報収集が出来るので、一定以上の PC スキルと英語力があればトラブルが発生しても戸惑う事は無いだろう。

CORSAIR - SSD
CORSAIR フォーラム

  • Force シリーズ (SF-1200) ファームアップ履歴
0.2 301A13F0 相当の RC 版ファームウェアの為パフォーマンス CAP 無し
バグのある省電力機能を CORSAIR が独自に無効化
ES 品と初期出荷品が搭載?
1.0 310A13F0
1.1/1.1a SecureErase 後にSMART ステータスが不正になるバグを修正
(1.1 と 1.1a の違いは工場出荷時に書き込まれたかユーザーによってアップデートされたかの違いで
ファームウェア自体は同じもの)
2.0 更新内容不明

Super Tarent

+クリックで展開
  • 様々な種類、地雷から鉄板まで手広く SSD を扱っている。公式フォーラムがあり技術的に詳細な情報を見る事が出来る。SandForce 搭載機種用のファームウェアアップデートは安定版しか公開しない傾向にある。保証は機種によって異なる。
  • SandForce 向けユーティリティの TeraDrive Tool Box (SandForce、OCZ TOOL BOX と同じもの) を公開しており、OCZ TOOL BOX 同様 SMART の確認やファームウェアアップデートも可能。 (動作条件は OCZ TOOL BOX 同様。Super Tarent は SATA 6Gbps ポートに接続された SSD のファームアップを推奨していない。)

公式
公式フォーラム(機種ごとに整理されていて見やすい)

TeraDrive CT SF-1222/1232
TeraDrive CT2
TeraDrive CT3 SF-2281
TeraDrive FT SF-1222/1232
TeraDrive FT2 SF-1565/1575
TeraDrive FT3 SF-2582
その他色々・・・

G.SKILL

+クリックで展開
  • 台湾のメモリベンダー。PHOENIX 系は SandForce を採用、その他 Samsung SLC を除くとやはり安価で地雷な SSD をリリースしてきた。ファームウェアはそれなりに更新される。公式フォーラムは基本英語だが一応日本語で質問して回答を貰う事も可能。三年保証。

公式
公式フォーラム - SSD

PHOENIX (Evo/Pro/Ⅱ) /SNIPER SandForce
FALCON Indilinx Barefoot
TITAN JMF602B Dual
FS-25S2-* Samsung MCCOE64G5MPP-0VA/MCBQE32G5MPP-0VA OEM


OWC (Other World Computing)

+クリックで展開
  • Mac のパーツを販売し独自に SandForce 搭載 SSD も扱う米国のベンダーで一部のショップが輸入販売している。OWC の SSD は全てが PRO で、その内大半は更に EXTREME でもある。HDD 互換のものだけでなく、2010 MacBookAir に使用できる東芝の BladeXgale 互換形状のものもリリースしている。Mac ユーザーを対象にした製品なので性能や信頼性に全く関係が無い青く綺麗でスタイリッシュかつシンプルでスイーツなケースを採用している。技術情報等は多数公開されているがドザやタコはサポート外の可能性がある。尚、SandForce である為ファームウェアアップデートの際はドザになる必要があり、特別に Mac に向いているといった事は一切無い。マカーはもれなく三年保証を受けられる。

公式
ファームウェア公開ページ

Marcury LEGACY Pro 2.5"SF-1200 + IDE 変換チップ
Marcury EXTREME Pro 2.5"SF-1200
Marcury EXTREME Pro LEGACY Edition Marcury EXTREME Pro に IDE 変換機や 3.5"変換マウンタをセットしたもの
Marcury EXTREME Pro RE 2.5"SF-1200、RAID 向けに予備領域の割合を高めたもの
Marcury Aura Pro 1.8" 1.8"SF-1200
Marcury Aura Pro MBA Marcury Aura Pro 1.8"に MBA 2008/2009 用の変なケーブルがセットされたもの
Marcury Aura Pro Express BladeXgale 互換 SF-1200
Marcury EXTREME Pro 6G 2.5"SF-2282
この他 OWC SATA Cable Shielding Kit for 17" MacBook Pro 2011 models という名称のシールドテープを細かく切ったものを $9.99 で販売している。


MX-Technology

+クリックで展開
  • 独特の感性のデザインの HP を構える。ファームウェアアップデートは定期的に行われ、ベンダーによってはこれまでの不具合を公開する事に抵抗感があるのか変更点が曖昧な場合があるのに対してこちらは更新履歴もはっきり表示されているので安心感がある。2.5"SATA の MX-DS、1.8"SATA の MX-MDS は SandForce SF-1200 を採用。他の MX-NANO、MX-STARTER、MX-JET は不明。保証が短い点と Forum が登録制なのがネック。

公式

A-DATA

+クリックで展開
  • 主に安価なメモリモジュール、各種メモリーカードを供給してきたベンダーで SSD にも参入している。但し Intel の OEM 品以外は品質は良いとは言えず、JMicron→Indilinx→SandForce と他のベンダー同様地雷街道を直進中。JMF61x 搭載の S596 では低温で認識しなくなる病気を、後にファームウェアアップデートで解消されたものの SandForce 搭載の S599 では使用中に不規則にドライブを見失う病気を持っており、A-DATA のバリデーションを華麗に潜り抜けそのまま出荷されていた。ファームウェアアップデートは提供はされるが致命的なレベルの不具合に対してのみなので頻度は少ない。OCZ や CORSAIR と違いそれ程 PC に詳しくない層を対象に商品を展開しているが、実際の製品はそれなりのスキルがあるユーザーでないと使いこなせない完成度のものが多く、値段だけ見て買ってしまうと大変な事になり安物買いの銭失いという古来から伝わる諺の意味を思い知る事になる。公式フォーラムや詳細なサポート情報は無く、代理店のマスタードシードも詳細な商品説明はしてもサポート情報は掲載していないので、いざ不具合が発生した場合は OCZ や CORSAIR 以上に面倒になる。(特にベンダーによって配布されているファームウェアの内容が違う為、おいそれと他のベンダーのファームウェアを書き込むわけにも行かない SandForce の場合は尚更。) それでも保証は三年ある分 CFD よりはまだマシである。

A-DATA 公式

  • A-DATA SSD 一覧 (どれも名称は似ているが、中身は別物である)
シリーズ名 採用コントローラー 採用 NAND フラッシュ
S592 Indilinx Barefoot IDX110M00-LC Samsung 51nm MLC
AN002 Indilinx Barefoot Intel MLC
S596 JMicron JMF612 Intel 34nm MLC
S596TB/Turbo JMicron JMF616
S599 SandForce SF-1222-TA3-SBH
S511 SandForce SF-2281VB1-SDC Intel 25nm MLC
S501(発売キャンセル) Marvell
S501V2 Marvell
その他色々・・・

CFD

+クリックで展開
  • ベンダーというより転売屋。自社設計でも自社生産でもない。元々 JMicron 等ろくでもないものばかり売りつける上保障も短いので訓練された自作er は「CFD」という文字を見ただけで除外対象にする。SandForce SF-12000 を採用した SSD SNS1Qシリーズを販売しているが保証は一年のみで、SandForce、RealSSD、Initio、Indilinx、Jmicron 搭載品といったかなりユーザーを選ぶ製品ばかり扱っている割にファームウェアアップデートもサポート情報も公開していない。

Photofast

+クリックで展開
  • その名の通り元写真屋。Indilinx、eastWho、SandForce 等の核地雷級の製品を次々とリリースしている。2011 年に日本法人が倒産、日本法人と同じ住所にあった代理店ソリッドマイクロも倒産。OCZ 同様いつデータが消えても構わない用途にのみ適す。

ZALMAN

+クリックで展開
  • 韓国の PC パーツメーカー。主に冷却関連パーツで有名だが米国限定商品の中に SSD がある。S シリーズは JMicron 製 SSD コントローラー、N シリーズは SandForce SF-1200 系コントローラーを採用。日本では手に入らないので特に取り上げる必要は無いのだがネタとして記す。このベンダーのファームウェアアップデータをダウンロードし解凍すると中から「ADATA S599 Firmware Upgrade Tool V1.0」というフォルダが出てくる…A-DATA の OEM の可能性が高いが、フォルダ名くらい変更しろよ…
  • SF1222 Firmware Upgrade Tool.rar (85MB)