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HDD静音化について

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だれでも歓迎! 編集

静音化を進める上で必ずぶち当たる壁 それはHDDの駆動音
SSD登場によって徐々に消えていくハードではあるが未だ大容量ストレージとしては欠かせない
そんなHDDの静音化について少し触れたい

今回、自宅の静音環境をテストを踏まえ行ったのでそのままそれを書かせて貰う。
HDD静音化に興味がある人は参考にして欲しい。(と言っても最近のは読み書きのガリガリ音しか聞こえないけどな)

    目次


HDD選び


音が静か=回転数が少ない HDDの場合はこれに尽きる。
勿論そのために読み込み速度などパフォーマンスは下がる事を理解して頂きたい。
今回は海門のST2000DL003 SATA 6Gb/s 2 TB 64MB 5900rpm を4台ほど購入した。
海門はシーゲートショックにて信頼を落としたが静音性、耐久度ともに自分の経験では高い。
6Gb/s対応というのもありがたい。
可変型HDDってどうなの?と聞かれるが結局は読み込む時には音はうるさいのだ。
それに可変の場合緩急をつけるので駆動部が痛みやすい。
HDDは回しっぱなしが壊れない秘訣というのは実は本当である。

PCケース選び

HDDの騒音の原因のひとつとして「共振」ということがあげられる。
これはケースや取り付け部がHDDの振動と共振し低周波?(ブーンという音)を出す事。
各社から様々な共振防止グッズが販売されているのでHDDの騒音の種類を自分で見極めて買おう。
やはり安物の薄い鉄板のケースはそういった共振が起こりやすい。
高いほうがいいとは言わないが作りのしっかりした総アルミ製の「窒息ケース」がお勧めである。
エアフローのためメッシュケースが流行っているがこれでは音が筒抜けである。
温度が高くなるという声もあると思うがそれを乗り越えるからこその自作と割り切ろう。

HDDケース


それでもうるさいHDD そのHDDをスッポリ防音財の入った箱に入れてしまい音を漏れないようにする
それがHDDケースである。
基本的には3.5インチHDDを収納し5インチベイに取り付ける といった格好だ。
一番有名なのがグロウアップジャパンのSmartDriveシリーズ。
新商品が長らく出ていなかった本製品に新商品が1~2年ほど前に出たので今回3個ほど買ってみた。
自身が所有する旧シリーズと静音性、温度などを比べてみようと思う。
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SmartDrive 2002C

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一般的なモデル Cがつく本モデルは放熱板に胴が使われてる。
ケース自体がヒートシンク形状になっており冷却に優れいている。

音 今までのメインHDDケースだった為非常に静か 
  シーク音だけは蓋が中のHDDと密着している為カリカリ聞こえてしまう。(常人は気にならないレベルで)

温度(室温30度) 3時間回して最大43度 平均39度


SmartDrive Classic


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初代の復刻版として発売された。5千円くらいで安価 外見はツルツルで2002とは形状が違う。
今回初代も試したがクラシックとほぼ一緒のため割愛した。

音 2002同様これも耳を近づけないとアイドルはほぼ聞こえず。若干シーク音は強めで聞こえる。

温度(室温30度) 3時間回して最大49度 平均44度

HD-silencer Rev.2.0


サイズが出しているHDDケース IO部がむき出しのため若干音が大きいが
どのケースよりヒートシンク部の表面積が大きく安価でそこそこ静かな為購入経緯がある。
スマドラは一個8000円とかして高いのだがこの製品は2千円台という非常にコスパがよい製品でした。

音 やはりIO部があいている為そこそこ音は漏れる。IDEじゃなければもう少し音が静かだったかも

温度(室温30度) 3時間回して最大42度 平均40度


SmartDrive NEO


#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
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今回の主役です。
今まで電源とSATAケーブルを延長させて蓋でぎゅっと抑えてたスマドラですが
今回は完全にHDDを密閉させるという方法をとっています。
そして蓋とHDDを密着させずばねの力で箱の中で浮かせている状態です。
蕎麦屋のバイクのソバ乗せるところみたいな・・・

音 蕎麦屋大正解です。密閉でアイドル時はほぼ無音になり 
  シーク音の振動も蓋に密着していない為凄い小さくカリカリカリと聞こえる程度です。1m離れたらまったく聞こえない。
  歴代スマドラで一番静かでしょう。

温度(室温30度) 3時間回して最大45度 平均41度


温度について


今回温度についてはHWMonitorというソフトを使い計測しました。
計測マシンはファンレスですので勿論HDDケースに風を当ててるわけではありません。
当然の事ながらHDDは温度は低いほうがいいですが、私は60度くらいならば常用しても寿命がどうのとは考えません。
勿論これは個人的な経験則ですので静音化を進める皆さんの妥協できる範囲で決めるのがいいと思います。
HDDに限らずPCを静音化するには温度は切り離せない問題です。
これを書いているのがお盆なのでこの時期でこの温度ならと判断しました。

結果


4種類のHDDケースを試した結果NEOの勝利ということで3台ともインストールし追加でもう3台ポチりました。
これらとは別に氷室というHDDケースを持っていますが、あれは完全に冷却を主としているので割愛しました。

SSDがどんどん台頭してきますがまだまだお高いですし低価格大容量ストレージは魅力的です。
だからといってHDDケースで約2倍ぐらいまで費用がかかってしまっていたら・・・
いいえきっとまだSSDよりは安いはずです・・・

確かにSSDで静音化は楽です しかし楽になったら自作の楽しみがないではないですか。
これからも無駄にお金を使おうと思います。

補足


グロウアップジャパンがケース内部に貼る防音財を出していたので今回はそれも装備しました。
アスベストが舞いそうなぐらいの本格的な防音財です。
今のほぼ無音環境では効果は確認できませんでしたが今まで買った製品より効果がありそうです。

補足の補足


#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
SmartDriveには幻の全銅Verが存在します。多分冷えるだけだと思いますが当時1万8千もして手が出ませんでした。
100台限定だったから買えばよかった・・・

静音化については2chスレよりもPC 静音化でググった方が勉強になります。
新商品情報などは2chがいいかもめー






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