参考記事

■目次


2009年2月以降、有志による活動もニュースとして取り上げられるようになりました。

トルコの初代大統領像:全国からの署名が“救助” 串本への移設を後押し /和歌山 - 毎日.jp(2009.12.19)


新潟県柏崎市の民間テーマパーク跡地から、串本町への移設が決まったトルコのケマル・アタチュルク
初代大統領の銅像。倒され放置されていた銅像の「救助」を後押ししたのは、全国からトルコ大使館に
寄せられた8773件の署名だった。【山本芳博、五十嵐和大】
 
呼びかけ人は、愛知県の会社員、江口保さん(21)。親日的なはずのトルコの対日感情が銅像問題で
悪化していると知った江口さんは今年4月、銅像移設を求める署名をインターネット上で7499件を集め、
同町民が集めた1274件とともに大使館へ提出した。江口さんは「多くの人の協力があってできた。
今後も両国の友好関係が長く続いてほしい」と話していた。
 
大使館は、銅像を所有する会社に文書で寄贈を要請。一方で、日本財団も移設費用を負担するなど
交渉を進め、同社の了承を得た。
 
移設候補地は同町の4カ所で、JR串本駅前(同町串本)、樫野埼灯台(同町樫野)、トルコ記念館前(同)、
樫野埼駐車場(同)。21日には、セルメット・アタジャンル大使が現地を視察する。
 
沈没したトルコ軍艦の乗組員を町民が救助し、日ト友好の原点となった遭難から119年。田嶋勝正町長は
「来年の120周年を前に移設が決まって大変うれしい。6月3日に町内で催されるトルコ軍艦追悼式典で
銅像除幕式をしたい」と感激していた。串本町観光協会の中村洋介会長は「銅像を通じて日ト友好が広く
知られてほしい」と話している。

トルコ建国の父、アタチュルク銅像 新潟から和歌山・串本に移設へ - MSN産経ニュース(2009.12.18)


(記事本文は下記のYahoo!ニュースと同じです)

トルコ建国の父、アタチュルク銅像 新潟から和歌山・串本に移設へ - Yahoo!ニュース(産経新聞)(2009.12.18)


トルコ共和国政府が新潟県のテーマパークに寄贈したものの、閉園などによって、屋外に放置されたままと
なっていたトルコ建国の父、ムスタファ・ケマル・アタチュルク初代大統領の銅像が和歌山県串本町に移設
されることが決まり、18日、串本町が発表した。トルコの軍艦「エルトゥールル号」が串本沖で沈没した際、
地元漁師が救出活動にあたったゆかりがあるためで、沈没から120年にあたる来年6月に除幕される。
 
銅像が設置されていたのは新潟県柏崎市のテーマパーク「柏崎トルコ文化村」。平成8年に開園したが経営破綻し、
17年に閉園していた。その後、施設は結婚式場として利用されていたが、新潟県中越沖地震が発生。倒壊の恐れが
あるとして像は台座から外され、屋外に放置されたままとなっていた。このため「トルコとの友好関係を損なう」
という声もあがっていたという。
 
移設をめぐっては20年3月、駐日トルコ大使館がゆかりのある串本町に打診。町議会も承認するなどして
交渉が進められていたが、同園の土地をめぐる訴訟が起き、移設交渉はいったん頓挫していた。しかし、
今年10月にトルコ大使館が像の寄贈を要請したところ了承され、移設が決まったという。
 
串本町の田嶋勝正町長は「両国民の友好のシンボルとなる像の移設が決まり、うれしい」と話している。

「トルコ建国の父」救え 銅像の寄贈先破綻…「友好危機」ネットで署名活動 - MSN産経ニュース(2009.05.06)

アタチュルク像は平成8年、柏崎市にテーマパーク「トルコ文化村」が開園したのを祝い、
トルコが寄贈した。2度の閉園で再建を断念した市は18年、トルコとの友好関係に配慮する
との条件を付け、上越市のプラスチック製品製造業「ウェステックエナジー」に像も含めて売却。

ウ社は19年6月、施設を改装して結婚式場を始めたが、1カ月半後に中越沖地震が発生。
倒壊の恐れがあったとして像は台座から外され、当初は屋外に横倒しにされた(批判を浴びたため、
現在は屋内で保管)。「建国の父」に対して非礼だとして、トルコ紙でも報道された。

さらにウ社と柏崎市、敷地内の民有地地権者の3者の間で訴訟合戦が勃発(ぼつぱつ)。
訴訟と切り離して像の譲渡を求める市に対し、ウ社はその条件として市の謝罪を要求。
会田洋市長は「市が引き取ってしかるべき場所に移設したいが、市の落ち度を認めると
裁判で不利になる」と対応に苦慮している。
※wiki担当は当日の新聞を購入しそびれてしまいましたが、全国紙に掲載されたとのことです。

「トルコ建国の父」救え 銅像の寄贈先破綻…「友好危機」ネットで署名活動 - Yahoo!ニュース(2009.05.06)

(上記産経ニュースがソースの記事です)

「トルコ建国の父」像山中に放置 ネットで柏崎から串本町へ移設運動 - J-CASTニュース(2009.02.20)

J-CASTニュースがウェステックエナジーに取材を申し込むと、
「現在は訴訟中のため、何も答えることは出来ない」という返答だった。

その訴訟は、同社が市から買い取った土地の中に民有地があり、民有地の地権者が同社に対し
「賃料を払っていない」などの理由で提訴。同社は、「市から賃借権設定の情報開示がなかった」と市を提訴。
市も「受けて立つ」と表明、訴訟合戦の様相になっているからだ。

串本町役場にJ-CASTニュースが取材すると、09年2月16日頃からメールや電話で
「アタチュルク像を助けて欲しい」といった要望が多数届くようになっているという。
中には移設のための募金、並びに資金提供を申し出る人もいるという。
そして、日本のトルコ大使館から直接、移設の要請もきているという。
実は、07年末にトルコ大使館から、費用は全て大使館が負担する用意があるので、
「移設していただけないか」という要請があったのだという。

 同町役場は、

「喜んで受け入れます、と言うことで町議会は全会一致。決定しています。
ただし、柏崎市の旧『トルコ村』を巡る訴訟の行方がわからず、未だに動けない状況なんです」
と打ち明け、この訴訟の行方を今は見守るしかない、としている。

親日国トルコが中国並の反日国になってる件…原因は柏崎でトルコ建国の父の像を倒して放置してた結果?(2009.02.11)



ケマル・アタチュルクの銅像横倒し 市「事業者と近く協議」 - MSN産経ニュース(2007.10.3)

トルコ共和国から寄贈された建国の父、ケマル・アタチュルクの銅像が新潟県中越沖地震で被災し、
横倒しになっている問題で、柏崎市の会田洋市長は2日の定例会見で、「(所有する)事業者とよく協議し、
粗末な形にならないように十分配慮した対応をしたい」と語った。

会田市長は「旧柏崎トルコ文化村を売却する際、アタチュルク像の取り扱いについては
トルコ共和国との友好関係に十分配慮することを事業者と確認しており、それに基づいて
取り扱われてきた。ただ、今回の地震で想定外のことが起きた」と経緯を説明。
協議の時期については、「まだ決まっていないが、早めにしたい」と語った。

トルコ建国の父像横倒し 柏崎の文化村跡地 - MSN産経ニュース(2007.09.30)

新潟県柏崎市に建っていたトルコ建国の父、ケマル・アタチュルク初代大統領
(1881~1938年)の銅像(高さ5メートル)が横倒しにされたままになっている。
トルコから寄贈され、テーマパーク「柏崎トルコ文化村」(閉園)にあったもので、
持ち主は市に引き取りを要求するが、市も消極的。親日国の英雄への“冷遇”に、
友好団体や市民からは「非礼だ」との声が上がっている。

開園式にトルコの文化相が出席、アタチュルク像が寄贈された。文化村は経営難から13年に休業。
14年に市が買い取り、運営会社を設立して再開したが、新潟県中越地震の影響で17年、再び閉園した。

市は譲渡先を公募。ホテルや結婚式場も手がける同県上越市のプラスチック製品製造会社
「ウェステックエナジー」に昨年7月、譲渡された。契約書では「トルコとの友好関係に
十分配慮するとともに、アタチュルク像の今後の取り扱いは十分、市と協議する」と明記された。

<柏崎トルコ文化村>建国の父の銅像「売るな」 大使館抗議(2006.04.25)

倒産した新潟県柏崎市のテーマパーク「柏崎トルコ文化村」の跡地処分に伴い、柏崎市が
トルコから贈られた「建国の父」のケマル・アタチュルク初代大統領(1881~1938年)の銅像
(高さ5メートル)を一緒に県内の観光開発会社へ売却する方針を決定。同国大使館が
不快感を表す文書を送っていたことが分かった。市民からも「外交的な非礼」と指摘する声が上がっている。 

同文化村は96年、トルコを紹介する民間テーマパークとして開園。銅像もオープンに合わせて 
寄贈された。トルコの軍楽隊が訪れるなど本場の雰囲気で、当初は年間約30万人が訪れた。 
しかしメーンバンクの新潟中央銀行の破たんで01年に倒産。約5万2000平方メートルの敷地と 
建物は02年、柏崎市が整理回収機構(RCC)から取得した。運営を引き継いでいた地元企業 
も、新潟県中越地震の影響で昨年3月に解散した。 

同市は今年1月に売却方針を決定。銅像も売却対象にした。これを知った同国大使館は1月 
31日、ソルマズ・ユナイドゥン大使名で「およそ(友好関係が深い)日本人らしからぬ慎重さに
欠ける行為」と再考を求める文書を同市に送った。 

会田洋市長は「友好関係を損なう意思はない」と話しているが、市民や市議からは
「逆の立場 としたら良い感情は抱かない」と疑問の声が上がっている。

在トルコ日本国大使館 プレス・リリース

会田柏崎市長からは、本年7月、柏崎市を直撃した新潟中越沖地震によって、
本件アタテュルク像と土台をつなぐボルトが損傷したため、放置すれば倒壊の恐れがあるので、
安全上の理由から、銅像が台座から外され、横向きに寝かされていたとの説明がありました。
そのまま放置し続ける意図は全くありませんでしたが、未曾有の大地震が、多くの市民を
直撃したこともあり、柏崎市としては、人命救助と復興支援を最優先とせざるを得なかったとのことでした。

在トルコ日本国大使館としては、1996年にトルコ政府より「柏崎トルコ文化村」に寄贈された
アタテュルク像が、日本・トルコ両国民の友好のシンボルの一つとして、適切に維持・管理されて
いくことを心から期待しています。

そのほか参考


議員の人のページもありますが、一応参考まで。

大高未貴の世界見聞録


【銅像を売る愚行】旧トルコ文化村問題



最終更新:2009年12月20日 23:09
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