伊織に仇討ちの人材を探すよう命じられた後、神宮川の伯父の家を拠点として活動していた。雪歩一行が現れて以降は、それと気づかれぬように彼女たちに協力し、黙ってやよいの救出に向かった真たちを追い、窮地を救った。(第二十六回)
その後、荒芽山の音音の家に現れ、伊織一族の前でやよいをかばい、やよいたちの仲間となるよう伊織と説得した。しかし二人は戸田川の血戦でこの世を去っており、これは魂による言伝であった。二人の首を持った姨雪世四郎が到着すると同時に、魂は去っていった。(第二十八回)
貴音と響が暴漢に襲われた際、撃たれた馬を蘇らせ、彼女らを導いていった(第二十九回)。
原作ではこの時に二人の気が曳手・単節の胎内に宿り、将来それぞれが息子を出産することになる。彼女らは息子たちにそれぞれの夫の名をつけ、彼らは親兵衛と共に育てられた。
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