年金制度改革


【年金制度改革の背景】
     少子高齢化の進行
↓
現役世代への大幅な負担増加
給付水準の大幅な引き下げ
↓
年金制度への信頼低下

【改革の基本スタンス】
  ①負担の上昇を極力抑制
②将来の負担の上限を設定
③その収入の範囲内で給付水準を調整する

【具体的内容】
①厚生年金保険料を毎年0.354%ずつ引き上げ
平成29年以降は18.30%に固定
②国民年金保険料を毎年月額280円ずつ引き上げ
平成29年以降は1万6900円に固定
③少子高齢化の進行に応じ、マクロ経済スライドを導入
④会社員の夫と専業主婦が離婚すると、夫の厚生年金を自動的に     分割
(その他細かすぎるので省略)

【年金制度の意義と課題】
今回の改正により、
・年金給付と保険料負担の長期的なバランス
・年金財政の崩壊の危機を防いだ
しかし以下は未解決
・国庫負担割合の引上げに伴う財源の問題
・第3号被保険者の問題
今後の課題
・国民年金、厚生年金、共済年金に分かれている制度を一元化す      る
・医療や介護などの社会保障制度全体を一体的に考えた改革

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最終更新:2006年11月14日 06:59