「京都議定書と日本の取組」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

京都議定書と日本の取組」(2006/11/15 (水) 03:08:12) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*京都議定書と日本の取組 【背景】 1992年 気候変動枠組条約(COP) @地球環境サミット リオデジャネイロ 188カ国+欧州共同体(H16現在) COP7 マラケシュ合意 吸収源活動の採用 COP11、COP/MOP1 2005 モントリオール 2012年以降の活動について ・COP11の成果 +京都議定書の運用ルール(マラケシュ合意)の確立とCDMの推進・改善 +将来の行動にかかる対話の開始 すべての国 +適応の五ヵ年作業計画 ・適応策とは気候変動の悪影響(洪水、干ばつなど)への対応策 COP12/MOP2 2006/11予定 ケニアより申し出 2005.7 G8サミットでも言及 【京都議定書】 気候変動枠組条約を達成するため、COP3で採択。 先進国等に対し、温室効果ガスを1990年比で、2008年~2012年に一定数値(日本6%、米7%、EU8%)を削減することを義務づけている。 日本は平成14年6月4日締結。現在152カ国及び欧州共同体が締結している(平成17年8月2日現在)。 ■発効の条件 55か国以上の国が締結 締結した附属諸国(先進国、積極的に参画した諸国)の合計の二酸化炭素の1990年の排出量が、全附属諸国の合計の排出量の55%以上 2004年ロシアが批准し2005/2/16発効。アメリカは離脱。 署名国:84か国 締約国:166か国 排出量:61.6% 2006年2月27日現在。 ■京都メカニズム ・クリーン開発メカニズム(CDM) 先進国が開発途上国に支援を行い温室効果ガスが削減できた場合、一定量を先進国に充当できる。 ・排出量取引 削減できた排出量対して国連がクレジットを発効し、先進国間の排出枠として企業や国が売買する制度。 ・共同実施 投資先進国がホスト先進国で温室効果ガス排出量を削減し、そこで得られた削減量を取引する制度。つまり、先進国全体の総排出量は変動しない。 ・吸収源活動 1990年以降の植林などで、CO2を吸収した分を数値目標の達成に利用することを認めた。また、マラケシュ合意(COP7)では、新規植林だけでなく、「森林管理」、「放牧地管理」、「植生の管理」を利用することも許容された。 義務達成が難しい日本、カナダが主張し採用された。 ◆京都メカニズムHP http://www.kyomecha.org/about.html#01 【課題】 ・ロシアへの経済援助や批准推進のために基準年を1990年にしている。 ・世界有数の環境対策を施してきた日本が6%もの高水準を求められていること。 ・締約当時に開発途上国と見なされた中国・インドなどが非効率なエネルギー政策で大量に温室効果ガスを発生させ、世界有数の排出国となっているにも関わらず、何ら義務を負っていないこと。 ・そもそも温室効果ガスが温暖化の原因と言い切れないこと。 【解決の方向性】 ・2050年の温度上昇を2℃以内に抑えないと、激しい気候変動の影響がある。⇒検討の出発点 ・アメリカと京都議定書未批准の国が約50%を温室効果ガス排出量の占める。 ・目標とすべき未来から現在行うべき対策を考える「バック・キャスティング(⇔フォア・キャスティング)」の考え方が必要。 ・クリーンな代替エネルギー 太陽光、バイオマス… ・エネルギーに依存しない経済活動の推進 省エネ機器、低公害車、公共交通機関の利用 ・新たな豊かさへの転換 LOHAS、クール/ウォームビズ ■日本の取組 ・2005.4.28 京都議定書目標達成計画 ①エアコン温度調節②水節約③エコ製品の選択④アイドリングストップ⑤過剰包装拒否⑥コンセントを抜く ・チーム・マイナス6%  ・トップランナー方式 DVDレコーダー、薄型TVなど追加 ・国際エネルギースタープログラム OA機器の省電力 ◆リンク集 ◎環境庁HP http://www.env.go.jp/earth/cop3/kanren/kaisetu/index.html ・経済産業省 子供向けページ http://www.meti.go.jp/intro/kids/kankyo/index.html ★マイロク先生(超分かりやすい!) http://www.team-6.net/-6sensei/ ・温暖化マッピング http://www.ir3s.u-tokyo.ac.jp/tigs/study/ondan/mapping.html
*京都議定書と日本の取組 【背景】 1992年 気候変動枠組条約(COP) @地球環境サミット リオデジャネイロ 188カ国+欧州共同体(H16現在) COP7 マラケシュ合意 吸収源活動の採用 COP11、COP/MOP1 2005 モントリオール 2012年以降の活動について ・COP11の成果 +京都議定書の運用ルール(マラケシュ合意)の確立とCDMの推進・改善 +将来の行動にかかる対話の開始 すべての国 +適応の五ヵ年作業計画 ・適応策とは気候変動の悪影響(洪水、干ばつなど)への対応策 COP12/MOP2 2006/11予定 ケニアより申し出 2005.7 G8サミットでも言及 【京都議定書】 気候変動枠組条約を達成するため、COP3で採択。 先進国等に対し、温室効果ガスを1990年比で、2008年~2012年に一定数値(日本6%、米7%、EU8%)を削減することを義務づけている。 日本は平成14年6月4日締結。現在152カ国及び欧州共同体が締結している(平成17年8月2日現在)。 ■発効の条件 55か国以上の国が締結 締結した附属諸国(先進国、積極的に参画した諸国)の合計の二酸化炭素の1990年の排出量が、全附属諸国の合計の排出量の55%以上 2004年ロシアが批准し2005/2/16発効。アメリカは離脱。 署名国:84か国 締約国:166か国 排出量:61.6% 2006年2月27日現在。 ■京都メカニズム ・クリーン開発メカニズム(CDM) 先進国が開発途上国に支援を行い温室効果ガスが削減できた場合、一定量を先進国に充当できる。 ・排出量取引 削減できた排出量対して国連がクレジットを発効し、先進国間の排出枠として企業や国が売買する制度。 ・共同実施 投資先進国がホスト先進国で温室効果ガス排出量を削減し、そこで得られた削減量を取引する制度。つまり、先進国全体の総排出量は変動しない。 ・吸収源活動 1990年以降の植林などで、CO2を吸収した分を数値目標の達成に利用することを認めた。また、マラケシュ合意(COP7)では、新規植林だけでなく、「森林管理」、「放牧地管理」、「植生の管理」を利用することも許容された。 義務達成が難しい日本、カナダが主張し採用された。 ◆京都メカニズムHP http://www.kyomecha.org/about.html#01 【課題】 ・ロシアへの経済援助や批准推進のために基準年を1990年にしている。 ・世界有数の環境対策を施してきた日本が6%もの高水準を求められていること。 ・締約当時に開発途上国と見なされた中国・インドなどが非効率なエネルギー政策で大量に温室効果ガスを発生させ、世界有数の排出国となっているにも関わらず、何ら義務を負っていないこと。 ・そもそも温室効果ガスが温暖化の原因と言い切れないこと。 【解決の方向性】 ★京都メカニズムを機能させる ⇒批准国を増やす ⇒CDMを推進する ・2050年の温度上昇を2℃以内に抑えないと、激しい気候変動の影響がある。⇒検討の出発点 ・アメリカと京都議定書未批准の国が約50%を温室効果ガス排出量の占める。 ・目標とすべき未来から現在行うべき対策を考える「バック・キャスティング(⇔フォア・キャスティング)」の考え方が必要。 ・クリーンな代替エネルギー 太陽光、バイオマス… ・エネルギーに依存しない経済活動の推進 省エネ機器、低公害車、公共交通機関の利用 ・新たな豊かさへの転換 LOHAS、クール/ウォームビズ ■日本の取組 ・2005.4.28 京都議定書目標達成計画 ①エアコン温度調節②水節約③エコ製品の選択④アイドリングストップ⑤過剰包装拒否⑥コンセントを抜く ・チーム・マイナス6%  ・トップランナー方式 DVDレコーダー、薄型TVなど追加 ・国際エネルギースタープログラム OA機器の省電力 ◆リンク集 ◎環境庁HP http://www.env.go.jp/earth/cop3/kanren/kaisetu/index.html ・経済産業省 子供向けページ http://www.meti.go.jp/intro/kids/kankyo/index.html ★マイロク先生(超分かりやすい!) http://www.team-6.net/-6sensei/ ・温暖化マッピング http://www.ir3s.u-tokyo.ac.jp/tigs/study/ondan/mapping.html

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: