※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

2011/08/17

20話を観た感想です。そろそろ惹句のような痛快バディアクションに復活して欲しいなあと思いつつ視聴していました。

本編を通じて、マーベリックによる、これでもかと言うほどの追い落とし工作が描かれていました。バーナビーとヒーロー達の記憶を上書きし、よもやのエプロン姿を披露し、サマンサさんを殺害、虎徹を指名手配、とやりたい放題。

けれども、そもそも虎徹の記憶改変失敗(ここのシーンは可笑しかった)に端を発する初期計画の変更が、計画全体の瓦解を引き起こす流れなんだろうな、と。日本のミステリーのように、お約束やほのめかしを極力排するような演出ではありませんが、これはこれで映画っぽくてアリだと思ってます。

そのマーベリックの記憶上書能力についてですが、今まで記憶を元に戻した描写が一切無く、記憶を取り戻すのは、あくまで記憶と事実との齟齬を被害者が認識した時だけではないかと推測しています。バーナビーには上書きを繰り返しているし、マーベリック本人にも簡単に解除できない、或いは解除する必要が無かった能力なんじゃないか、と。

ヒーロー達も今回、マーベリックに記憶を書き換えられているのですが、“鏑木・T・虎徹”という記憶を、その立ち位置に相当する替え玉、或いはダミープラグ的なシミュレーターの収まったヒーロースーツに置き換えた、という解釈でいいのかなあと気になるところ。

ロックバイソンことアントニオの改変された記憶では、親友の娘である楓ちゃんがどういう位置づけになっているかも気になります。他の名前にすり替わっているのか、存在が消えているのか‥‥マーベリックが書き換え漏らしていればいいなあ。

あと、今回のワイルドタイガー出動時のマリオとの遣り取りも、替え玉が違う反応をして視聴者に疑問を抱かせる伏線になるかもね、と勝手に楽しみにしています。もちろん、バーナビーと虎徹が一緒に行動しているのを目撃している、今までに出てきたその他大勢の、例えば前回の救護室の女性や巻き込まれ少女のような人達が、「あの人は犯人ていう感じじゃなかった」と証言してくれるシーンがあっても燃える。

一方、濡れ衣を着せられて追われる身となった虎徹の行動についてですが、まあ、なんというかつくづく、おじさん迂闊でバカだなあ、と。

前回あたりから気になっていたのですが、実はこの人、対人コミュニケーションスキルが貧弱なのかも。人の感情や態度を適切に認識・把握できない上に、自分の都合とか感情をまず優先してしまう感じ。特に前回の楓ちゃんやバーナビーに対する態度に欠点がはっきり表れている(思い返せば12話も)。だから、人の家にずかずか入り込んで、勝手にアルバムも見たりするのも、その欠点に由来するものなのかもしれない。とはいえ、サマンサさん宅に勝手に上がり込んで待っているシーンは、ただの非常識な行いとしてしか見れないのも事実で、せめて“警察に電話しようとして、もう少し待つか、と電話を切る”ような描写が欲しかった。それだけで全然印象が違うと思うんだよね。

次回はとうとうルナティック参戦っぽい。“鏑木・T・虎徹=ワイルドタイガー”と知っていて、且つ記憶操作を受けていない数少ない人物でもあるし、虎徹か楓ちゃんと共闘になるのは、ほぼ確実。その邂逅をどう演出してくるのかが楽しみです。そして2クール目で存在感を増してきたベンさんも出てくるだろうね、と。