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<h2>2011/09/19</h2> <p>『Tiger&amp;Bunny』最終回の感想です。</p> <p>Live Viewで少し負荷が減るかと思っていましたが、Ustream視聴者数が70000超えというのは予想外でした。ギリギリで持ちこたえたシステムの開発・運用サイドには感謝をしてもしたりません。</p> <p> 前回より引き続き、海外ドラマを意識した演出になっている部分がすごく気に入っています。前回のH-01戦でのカメラの手振れ風の画面のような手法の部分もそうですし、人質にとられた楓ちゃんをワイルドタイガーが起きあがって救い出すシーンのカメラ画面越しの画面、Cパートの紙幣にウロボロスのマークが浮かび上がってくる「まだ解決していないよ」と暗示する不穏な演出の部分もそう。</p> <p> 特に、この大量生産H-01とヒーロー達との戦闘シーンには意表をつかれました。H-01が撃破した一体だけかと思ったら既に大量生産されていて、一対一ではヒーローが全然太刀打ちできないという(主に将来的に)深刻な内容もさることながら、それを日本アニメのお家芸とも言えるアクションとカメラワークと海外ドラマ的な演出と組み合わせ、気合い入りまくりの作画で見せる、というのがとても面白い。こんな快感はなかなか得難いものです。</p> <p>さて、ストーリーの方。</p> <p>まさかのアニエス大復活に「あれブラフだったんか!?」と目ン玉飛び出ました。しかもテンションMAX! さすがは視聴率の鬼。とはいえ、アニエスは窓越し、ロイズさんと事務のおばちゃんは屋外避難中ということで、これで記憶改変の解除は映像経由ではないということが判明してスッキリしています。斎藤さんもいい仕事してました。パスワード解析をギリギリで間に合わせたり、パスワードをバーナビーに託したり。</p> <p> 今回の敵であるマーベリックとロトワングについて。NEXTレイシストであるロトワングはマーベリックに捨て落とされ、マーベリックはルナティックに殺される。妥当なところでしょう。ルナティックが手を下してしまったのは時期尚早だったんじゃね、と思わなくもないですが、記憶改変能力に限界がある以上、自分自身に能力を使っても解除されうることは予想できるはずで、早晩マーベリックはウロボロスに殺されていただろうと思われます。</p> <p> もちろんワイルドタイガー復活が一番嬉しかった。意識を失っていただけでしたか‥‥とはいえ流血無し(アニメ規制?)とはいえ、おそらく火傷は負っていますから(腫れてるし)、あの後は病院直行だったのだろうなあ。人質になった楓ちゃんを救出した直後、楓ちゃんに「かっこいい」と言ってもらえて夢も叶ったし、嬉しかっただろうなあ。</p> <p> それにしても、復活後に虎徹がバーナビー、楓、ブルーローズに引っ付かれたシーン、ブルーローズの濁点まみれの台詞も可愛可笑しかったのですが、バーナビーが一番いい位置に陣取ってがっつりホールドしていたのが笑えた。も少し娘に遠慮しなさい、若人よ。</p> <p> 結局、あっさりとワイルドタイガーのヒーロー引退(ヒーローをやる動機が無くなったバーナビーまでもあっさり引退)という流れになって、1年後のエピローグでその後の各登場人物が描かれるシーンが、また良くてねえ。エドワード、サム、三姉妹、2軍ヒーローまで登場してくれるとは思いませんでしたよ。</p> <p>そこで既にしみじみしているところで、まさかのワイルドタイガー復帰シーン。そこからの第1話をなぞる展開は懐かしくも嬉しい演出でした。</p> <p>犯人を追って、ヘマやって、またしてもバーナビーにお姫様だっこされて(そこは膝を叩いて笑った)、おじさん呼びされて‥‥そして、コンビ再結成へ。</p> <p>こういう定番の最終話展開は安心するなあ。</p> <p>その他、気になった点や、感想。</p> <ul><li>折紙がいい仕事をしてました。あの手裏剣とか、アイテムが活躍してくれるシーンはもっと見たかったなあ。</li> <li>ベンさんがアポロンメディアに再就職しているらしいのも嬉しい。多分、ロイズさんの補佐として、あの二人をサポートしてゆくんだろうなあ。</li> <li> 能力減退の問題は小康状態らしく、まだ1分はNEXT発動が可能らしい。ヒーローとしての経験値が高いから十分やっていけそう。とはいえ、てこ入れは欲しいところ。2期(or映画)があるとしたら、赤い光の伏線回収もかねて、なにかやって欲しい。</li> <li> 大量生産H-01の技術は既にウロボロスに渡ってるのかなあ。ヒーローがかなわないのは今回の戦いで判明したので、なにかパワーアップする方法を斎藤さんや他の企業の開発スタッフが研究していると想像していたりする。</li> <li> ブルーローズことカリーナが手にしていたのが『バツイチ子持ちを落とす100の方法』って、まだ諦めていないのかあ。がんばれ女子高生。それにしても、第1話から1年10ヶ月以上経っているから9月が新学期始まりとしてまだ高校生ということは、高校3年か‥‥てことは、第1話の時点で高校1年生‥‥?</li> <li>ウロボロスの問題は未解決。やっぱり2期(or映画)があるなら、そこにも切り込んでほしい。</li> </ul><p> なんとなく「TV無くても見れるのかあ」と視聴を始めたこのアニメ、自分自身も崖っぷちな年齢と体力の限界を感じていて、今までの仕事を振り返って「このままでいいのか、自分?」と自問する状況だったので、結構「虎徹」というキャラクターに肩入れして見ていました。</p> <p> 彼の選択はああいうもので、まだまだ問題は残っているはずですが、彼が決断をしたこと自体を尊重したい、このアニメの本来の(!)想定視聴者層に合致する身として、そんな気分になっています。数ヶ月の短い間とはいえ、このスタッフの送り出した作品に付き合うことができて自分は満足しています。楽しかったし、面白かった。</p> <p>感謝を、そしてありがとう。</p>
<h2>2011/09/19</h2> <p>『Tiger&amp;Bunny』最終回の感想です。</p> <p>Live Viewで少し負荷が減るかと思っていましたが、Ustream視聴者数が70000超えというのは予想外でした。ギリギリで持ちこたえたシステムの開発・運用サイドには感謝をしてもしたりません。</p> <p> 前回より引き続き、海外ドラマを意識した演出になっている部分がすごく気に入っています。前回のH-01戦でのカメラの手振れ風の画面のような手法の部分もそうですし、人質にとられた楓ちゃんをワイルドタイガーが起きあがって救い出すシーンのカメラ画面越しの画面、Cパートの紙幣にウロボロスのマークが浮かび上がってくる「まだ解決していないよ」と暗示する不穏な演出の部分もそう。</p> <p> 特に、この大量生産H-01とヒーロー達との戦闘シーンには意表をつかれました。H-01が撃破した一体だけかと思ったら既に大量生産されていて、一対一ではヒーローが全然太刀打ちできないという(主に将来的に)深刻な内容もさることながら、それを日本アニメのお家芸とも言えるアクションとカメラワークと海外ドラマ的な演出と組み合わせ、気合い入りまくりの作画で見せる、というのがとても面白い。こんな快感はなかなか得難いものです。</p> <p>さて、ストーリーの方。</p> <p>まさかのアニエス大復活に「あれブラフだったんか!?」と目ン玉飛び出ました。しかもテンションMAX! さすがは視聴率の鬼。とはいえ、アニエスは窓越し、ロイズさんと事務のおばちゃんは屋外避難中ということで、これで記憶改変の解除は映像経由ではないということが判明してスッキリしています。斎藤さんもいい仕事してました。パスワード解析をギリギリで間に合わせたり、パスワードをバーナビーに託したり。</p> <p> 今回の敵であるマーベリックとロトワングについて。NEXTレイシストであるロトワングはマーベリックに捨て落とされ、マーベリックはルナティックに殺される。妥当なところでしょう。ルナティックが手を下してしまったのは時期尚早だったんじゃね、と思わなくもないですが、記憶改変能力に限界がある以上、自分自身に能力を使っても解除されうることは予想できるはずで、早晩マーベリックはウロボロスに殺されていただろうと思われます。</p> <p> もちろんワイルドタイガー復活が一番嬉しかった。意識を失っていただけでしたか‥‥とはいえ流血無し(アニメ規制?)とはいえ、おそらく火傷は負っていますから(腫れてるし)、あの後は病院直行だったのだろうなあ。人質になった楓ちゃんを救出した直後、楓ちゃんに「かっこいい」と言ってもらえて夢も叶ったし、嬉しかっただろうなあ。</p> <p> それにしても、復活後に虎徹がバーナビー、楓、ブルーローズに引っ付かれたシーン、ブルーローズの濁点まみれの台詞も可愛可笑しかったのですが、バーナビーが一番いい位置に陣取ってがっつりホールドしていたのが笑えた。も少し娘に遠慮しなさい、若人よ。</p> <p> 結局、あっさりとワイルドタイガーのヒーロー引退(ヒーローをやる動機が無くなったバーナビーまでもあっさり引退)という流れになって、1年後のエピローグでその後の各登場人物が描かれるシーンが、また良くてねえ。エドワード、サム、三姉妹、2軍ヒーローまで登場してくれるとは思いませんでしたよ。</p> <p>そこで既にしみじみしているところで、まさかのワイルドタイガー復帰シーン。そこからの第1話をなぞる展開は懐かしくも嬉しい演出でした。</p> <p>犯人を追って、ヘマやって、またしてもバーナビーにお姫様だっこされて(そこは膝を叩いて笑った)、おじさん呼びされて‥‥そして、コンビ再結成へ。</p> <p>こういう定番の最終話展開は安心するなあ。</p> <p>その他、気になった点や、感想。</p> <ul><li>折紙がいい仕事をしてました。あの手裏剣とか、アイテムが活躍してくれるシーンはもっと見たかったなあ。</li> <li>ベンさんがアポロンメディアに再就職しているらしいのも嬉しい。多分、ロイズさんの補佐として、あの二人をサポートしてゆくんだろうなあ。</li> <li> 能力減退の問題は小康状態らしく、まだ1分はNEXT発動が可能らしい。ヒーローとしての経験値が高いから十分やっていけそう。とはいえ、てこ入れは欲しいところ。2期(or映画)があるとしたら、赤い光の伏線回収もかねて、なにかやって欲しい。</li> <li> 大量生産H-01の技術は既にウロボロスに渡ってるのかなあ。ヒーローがかなわないのは今回の戦いで判明したので、なにかパワーアップする方法を斎藤さんや他の企業の開発スタッフが研究していると想像していたりする。</li> <li> ブルーローズことカリーナが手にしていたのが『バツイチ子持ちを落とす100の方法』って、まだ諦めていないのかあ。がんばれ女子高生。それにしても、第1話から1年10ヶ月以上経っているから9月が新学期始まりとしてまだ高校生ということは、高校3年か‥‥てことは、第1話の時点で高校1年生‥‥?</li> <li>ウロボロスの問題は未解決。やっぱり2期(or映画)があるなら、そこにも切り込んでほしい。</li> </ul><p> なんとなく「TV無くても見れるのかあ」と視聴を始めたこのアニメ、自分自身も崖っぷちな年齢と体力の限界を感じていて、今までの仕事を振り返って「このままでいいのか、自分?」と自問する状況だったので、結構「虎徹」というキャラクターに肩入れして見ていました。</p> <p> 彼の選択はああいうもので、まだまだ問題は残っているはずですが、彼が決断をしたこと自体を尊重したい、このアニメの本来の(!)想定視聴者層に合致する身として、そんな気分になっています。数ヶ月の短い間とはいえ、このスタッフの送り出した作品に付き合うことができて自分は満足しています。楽しかったし、面白かった。</p> <p>感謝を、そしてありがとう。(スカイハイの真似って意外と難しいよね)</p>

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