Marionette 企 画 書
(Director:守駕夜辰賭)
0製作スタッフ
ディレクター
守駕夜辰賭(すがやたつと)
企 画
守駕夜辰賭
プログラム
1kb¥1から
シナリオ
守駕夜辰賭・緋河・空風
グラフィック
由雛(ゆいひな)・みつき
サウンド
CV
浅倉小春・由雛
問題点:背景絵師様がいない
Ⅰスケジュール
3月一杯:企画書をサークル内部で煮詰める
4月上旬~中旬:共通ルートをあげる/グラフィックはキャラデザの段階
4月中旬~下旬:シナリオで各ルートの調整/グラフィックで原画作業スタート
画面・システム構成の決定
5月上旬~:シナリオ執筆開始/立ち絵作業
シナリオをスクリプト化/シナリオから指定されたイベント画を適宜
11月上旬:体験版デバック作業に入る
冬コミ:体験版販売(低価格で、雪白ルートのみ)
Ⅱシナリオ概要
ゲーム内時間で2ヶ月。時期は2学期開始~11月ころまで。初めの2週間は分岐前の共通ルート。
好感度分岐で各ヒロインルートへ。最初から開放されているのは「紺野音依ルート」・「雪白小夜ルート」の2つ。どちらかをクリアすると、「クリスルート」・「紀坂翠ルート」が解放、さらにどちらか一方をクリアすると、「紅揚羽ルート」が開放される。
事件はそれぞれのシナリオで違う局面を描き出す(犯人も違う。真犯人は揚羽ルートで明かす)
各ルートの犯人は、小夜:月潟、音依:黒板、クリス:出水、紀坂:有墨、揚羽:灰谷となっている。
「愛の形」・「人間の心の闇」・「少年の成長」を中心軸に据えてサスペンス&ミステリ調で物語を展開する。
Ⅲゲーム概要
アドベンチャー形式。ノベル形式ではない。全年齢対象。
謎解きと物語りという2本柱をメインに据える。逆転裁判を思い浮かべると解かりやすいかもしれない。
また、TruthSystemという独自のシステムを導入する。
迷っているのが戦闘システムを入れるか否か。入れないなら戦闘場面をライターが書かなければならない。
吉里吉里で作成。
18禁ではないので、18禁ではそういうシーンに使われるCGの枚数を別のところにさけるのが強み。
登場人物は17人。
主人公
冬青俊
ヒロイン
紅揚羽・紀坂翠・クリス=F=黄苑・紺野音依・雪白小夜
犯人役
黒板優・月潟空・有墨司・出水・灰谷
サブキャラ
紅綾香・銀透流・紫乃山虎次郎・永源寺鳶・黄苑恭介・ラケシス
Ⅳあらすじ(導入)
――伝説の終焉の地は、伝説の息づく街だった。
日本の片隅にある何の変哲もない街、「師走町」。
ただ1つ、「伝説の終焉が集まっている」という点を除いては――
曰く、竜が最期に辿り着いた地である。
曰く、最後に魔法をみたのはこの地である。
曰く、偉大なる者の旅の最終目的地であった。
この地には伝説の終焉が数多眠っている。いや、まどろんでいる。
幾星霜を送った今も尚、伝説達は目覚めるその日を待ち焦がれている……。
師走大学附属学園2年生、冬青俊(ソヨゴシュン)は8年前の凄惨な事故ですべてを失った。
家族、生活、そして、心。少年にとって世界のすべてであった。
すべてを失った少年は水無月町の親戚のもとに預けられ、しばらく満たされぬ日々を送った。
毎夜、熱病のような事故の夢にうなされ、汗ばんだ身体をおこして顔を覆う。まるで夜の闇で顔を洗うように。
親戚は皆、そんな少年に暖かかった。
すべてを失った少年をいたわり、なぐさめた。少年の心は開かれ、やがて満たされていった。
しかし、事故の記憶に空白があるように、完全には心が満たされることは無かった。
事故から6年、少年は師走大学附属学園入学を期に師走町に舞い戻り、一人暮らしを始めた。
幼馴染で悪友の黒板優(クロイタスグル)、幼馴染の紺野音依(コンノネイ)、クラスメートの紀坂翠(キサカミドリ)、担任の月潟空(ツキガタソラ)、隣人の紅綾香(クレナイアヤカ)とその妹で後輩の紅揚羽(クレナイアゲハ)
周りに支えられ、一人暮らしも軌道に乗っていた。終わることなんか想像もできない日常の中で……
セミの鳴き声もまばらになり、空気も涼しさを帯びてきた頃に一人の転校生がやってきた。
世界的に有名な芸術家、黄苑恭介(キオンキョウスケ)を父に持つクリス=Fey=黄苑(クリス=フェイ=キオン)。彼女の転校を機に、穏やかな日常は闇の香りを帯びていく。
シスター・ラケシスのいる教会が荒らされ、担任である月潟が失踪する。闇に蠢く秘密結社「セフィロト」、8年前の事故。すべてが複雑に絡み合い、真実を覆い隠す。そして、とうとう綾香が何者かの手により殺された。
揚羽が現場に駆けつけたときに冬青が現場にいたことで、揚羽に疑念を向けられる。街も不穏な空気に包まれ、日常はその体温を急速に失っていった。
失踪した月潟の代行で大学から派遣されてきた永源寺鳶(エイゲンジトビ)、電車の中で出会った喫茶店のマスター灰谷(ハイタニ)、黒板の母の主治医藍澤誠(アイザワマコト)、師走町立歴史博物館館長有墨司(アリズミツカサ)、水無月町立図書館司書出水(イミズ)。様々な人物と出会い、更に事件は混迷をきわめていく。
ある晩、水無月町からの帰りに何気なく立ち寄った公園で揚羽から不思議な力で突然の襲撃を受ける。
必死に逃走を図ろうとするも、その圧倒的な力の前になすすべも無く倒れこむ。
「――よくも、お姉ちゃんを」
漆黒の雲の中に浮かび上がった三日月をバックに、淡い光の宿った揚羽の手が振りかざされる。
冬青は眼を瞑った。ああ、これが最期なのだと。
暫くたっても、何もおきない。
ただ、張り詰めた空気がそこにあるだけ。
恐る恐る眼を開けると、そこには男に腕を掴まれた揚羽の姿があった。
「トオル、一体何のマネ?」
トオル、そう呼ばれた男は首を横に振った。
「彼には綾香を殺すことはできないよ、アゲハ」
「でも――!」
「それはキミの方が知っているだろう?」
男は諭すような声で揚羽に話しかけ、揚羽は黙ってゆっくりと手をおろした。
トオル、そう呼ばれた男は自らを銀透流(シロガネトオル)と名乗った。そして、綾香の死は仕組まれたものであり、それは8年前の事故にもつながっていると冬青に告げた。
「真実には日常という代償が必要だ」
返事の期限は3日後。
冬青は思い悩んだ。誰にも相談するわけにいかず、独り抱え込んで。
そして、3日後――
「返事は決まったか?」
「ああ」
「では、きかせてもらおう」
「答えは……YES」
「ふむ、良い答えだ。もっとも、キミにはもはや自由意志はないようだがね」
「え?」
「どうやら、狙いはキミだったようだ」
「話が見えないな」
「キミには古い、古い呪いがかけられている。憎悪という名の太古の呪いが、な。
容疑者は……キミが2週間以内に接触した人物すべてだ」
こうして冬青は非日常へとその身を預けることとなった。
Ⅴ独自のシステムについて
※Truth System
「真実にどれくらい近づいているか」を、画面上のバーでパラメータとして表示する。
あまりに真実に近すぎても消されるし、遠すぎても真実をみることができずに、悪い結末を迎える。
イベントによって上下させる。
また、好感度は分岐のみに使わず、その後も各キャラの好感度の度合いによってはバッドエンドなどにする。
※Norma System
1週間で1章の8章仕立てであるが、1章ごとにクリアすべきノルマを設ける。
ノルマは最初から提示されたり、プレイヤーが見つけたりする。
尚、難易度を設けた方がいいかもしれない。
Ⅵその他
HP、どうしましょうか?
このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー と 利用規約 が適用されます。
1文字以上入力してください
本文は少なくとも1文字以上必要です。
1文字以上入力してください。
このウィキへの参加申請についてはこちらをご覧ください