■ まとめ5

ストーリーについて考察。

P・・・話の軸がしっかりしている。流れや台詞回しもまとまっている。
    テーマ性と流れやキャラクターとの兼ね合いの具合が良い。
    短所としては、まとまり過ぎてて広がりがないところか。

D・・・1部の怒涛の展開はプレイヤーを強く惹きつけるものとなっている。
    しかし、ソーディアンや天地戦争、レンズなど、魅力ある設定を生かしきれていない感がある。
    また、2部とのつながりや、2部の話の構成がグダグダ。

E・・・キャラクターの心情の変化や他者理解の取り込み方は巧い。
    ただし、所々に無理が出ている。(リッドやファラなど)
    また、晶霊やセイファートなどといった壮大な設定もまとめきれていない。

D2・・・個々のサブイベントではきれいにまとまっている。
    しかし、ストーリーの主軸が定まっていない。
    テーマも消化できていない。

S・・・裏切りや犠牲などといった暗く重い要素を巧く消化している。
    テイルズには珍しく、自由度が高いのは好評価。
    精霊集めやなどのような作業感が強い。

R・・・異種族間差別の問題で、クレアの演説や、それに持っていく流れは巧い。
    しかし、対立やその改善などの流れはグダグダ。
    似た作業をSやEよりも連続して行うため、作業感もそれ以上に強い。

L・・・設定を生かしながら、基本的な流れもしっかりしている。
   ただし、シャーリー等のキャラの動かし方に不自然さが強く、
   ストーリーが巧くつながっていないところがある。

A・・・重く暗い設定を生かしながらルークの変わろうとする演出に持っていく流れは巧い。
    特に、死に関わる心理描写は秀逸との声が多い。しかし、常に極端なルークの性格は時にはプレイヤーに不快感を与える。
    後半は既に行った町を頻繁に回るお使いが多く、作業感が強い。また、深い設定を生かしきれていない。

V・・・キャラクターの設定や敵を生かしきる事なく淡々と進む
    凹凸のないストーリー展開で、いつのまにかクライマックスになっている
    王道に向かないキャラクターを中心にして、王道のストーリーを動かした感じ
    結果おつかい感につながってしまう
最終更新:2009年12月23日 21:41