切り裂き

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&italic(){人間の皮膚や筋肉を切り裂くことで苦痛を与えるもの。どちらかというと女性に対して使用されることが多く、特に乳房が標的になりやすかったようだ。} &bold(){鋸} 金属製のものと木製のものがあるが、形状的には大工道具の鋸と同じ。手足や胴体をこれで引き切る。 ゆっくりと時間をかけて体を切り裂いていくため、刀などによる切断より苦痛は大きい。 拷問として行なわれる場合は四肢を切断し、処刑の場合は胴体を切断する。 胴体を切断する場合、腹部で身体を上下に切り離す場合と股間もしくは頭頂部から身体を左右に切り離す場合があるが、 逆さに吊って股間から切り裂いていくのが最も苦痛が大きいとされている。 &bold(){スパイダー} 壁からフォーク状の鉄製の金具が突き出した拷問具。高さは胸や腰の辺りで、裸にした犠牲者をその側で引きずり回して使う。 そうすると鋭いフォークが犠牲者の肉を削ぎ取ってしまうことになる。主に女性に対して使われた。 &bold(){猫の爪} 鉄製の握りから三本ないし四本の湾曲した鉄の爪が生えた器具。握りを手に持ち、犠牲者の皮を削ぎ取るように使う。 また、腹部に突き刺して内臓を引きずり出してしまう事もできた。 &bold(){乳房裂き器} 四本の爪が互いに向き合うようにして円形になっている器具。ちょうど乳房がその円の中に入るようになっており、乳房に食い込ませ、天井から吊して使う。 犠牲者は自分の体重によって徐々に乳房をもぎ取られてしまうことになる。 主に女性に対して使われたが、男性に対して使われたこともまれにあったという。 そのような場合は臀部に食い込ませて使った。また、熱してから使われることも多く、現在でも東南アジア地方では実際に使用されているらしい。 &bold(){拷問車輪} 巨大な車輪の側面に人を縛りつけ、針の生えた板や床に敷き詰められた茨の上で回転させることで苦痛を与える。 元々は、ローマ時代に行われていた拷問兼処刑方であり、主にキリスト教との弾圧に利用された。 あまりに残酷なためにその後廃れていったのだが、異端審問~魔女狩りの時代に一時的に復活をとげる。 ただし、その時代には正式な拷問とは認められておらず、恐ろしい外見をしたこれを見せることで威圧する目的で使われることが多かったようだ。 形状としては、[[水責め]]で使われる「拷問水車」や[[押し潰し]]で用いられる「拷問の車輪」とよく似ているし使用方もほとんど同じである。 押し潰しに用いられるものと同形の、車輪が台に固定されておらず、一人ないし二人で脇から支えて床の上を転がすものが初期のもので、 後に発展・改良される過程で台に固定してその場でクランクで回転させるものが生まれてきたようだ。 単に車輪に縛りつけ、転がすことで痛めつける→転がす場所に刺を生やすことで苦痛を増す→長時間の拷問に使えるように刺ではなく水を使う、 というようにより効果的な器具を開発しようと発展していった過程が見て取れる。 初期型の、非固定式のものは押し潰し用とほとんど原理・効果とも変わらず、単に転がす場所に肉体を傷つけるための仕掛けを作ったという感じである。 固定式の場合は、車輪の外周部分に鋭い刺が生やされており、それが身体を貫くようになっている場合が多い。 こちらは車輪が地面から浮いているために押し潰す効果は低いが、床の側に仕掛けられた針の上を何度も回転によって通過させられるために全身の皮膚と筋肉はずたずたに引き裂かれ、内臓なども針に引っ掛かって引き出されていくために甚だしい苦痛を与えることが出来た。針を用いてはいるものの、その用途は突き刺すではなく、その先端によって切り裂くためなのでこちらに分類しておく。

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