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あーだりい。
よりによってあんな夢で起きるなんて。
昨夜は結局昂揚を抑えられず、寝る前にあの子で三回も抜いてしまった。
それで完全に満足した…と思っていたらあの夢だ。
もう出すものが残っていなかったのか穿けなくなるほど下着が汚れなかったのは幸いというか情けないというか。
ってか俺ってロリコンだったのか?今までてっきり年上好きかと思ってたんだけど。
あんな若い…というか幼い子にここまで欲情するのはやばすぎだ。
よし、決めた!もうあの子のことは忘れる!そして心機一転新しい人生を歩みだす!グッモーニン、ザ・ブランニュー俺!
さあ今日も一日、さわやかにレッツゴーだ!


…で、なんでまた図書館に来てしまうかな。
べ、別にあの子に逢いにきたってわけじゃわけじゃないんだからねっ!
そういえば結構ツンデレぽかったよなー、なんて思いつつ図書館へ行くと。


『本日休館』




しまったあああぁぁぁぁあ!
そういえば祝日は図書館休みなんだっけか。くっ、俺としたことがうっかりしてたぜ。
せっかくだるい体を引っ張ってきたのに、その分の労働と時間が全て無駄になるとは。
あーあ、結局昨日は本借りられなかったからついでに今日借りていこうかと思ったのに…
……いやいやついでじゃないぞ、こっちがメインだ!勘違いしないでよねっ!
はいはい、全艦転進っと。仕方なく回れ右して帰りますか。十秒くらい歩いたところで後ろからかちゃり、という音が聞こえてきた。
誰かが入り口前の駐輪スペースに自転車を止めたらしい。今日が祝日だと気づかなかった間抜けが俺のほかにもいたわけか。
中間試験を控えた中高生か、家に居場所のない(俺もだけど)爺婆か…ま、なんにせよ気の毒に。
…なんてな。こういうのは決まって遭遇フラグなんだよ!よっしゃあ、全速で再び回れ右イィィ!


「あれー…お休みだったんですか…」
…知らないおばちゃんだった。




それ以来、暇なときには図書館に顔を出すのが俺の週間になった。
今はバイトも切れてるし、うちのアホ学部なら一夜漬けでも単位は来る。
そう決めたら後は行動あるのみ。この典型的な地方のしょぼい図書館が、俺の通い先となった。
そして大体小学校が終わりそうな時間に待つことおよそ一週間。ついにあの子の姿を見た。



「平日なんて、ほとんど来ません」
流し読みしていた本を棚に戻しながら、幸香は面倒くさそうに言った。
「なんで?小学生だろ」
「多分倉崎さんが考えてるほど、小学生は暇じゃないです」
「ふーん、するとあれか、禁断の課外授ぎょ」
「最近の司法って、女性に優しいんですよ?」
「すいませんでした」
ちっ、このぐらいの下ネタにはもう突っ込みを入れられるのか、このおませさんめ。
ここは「あたしわかんないですぅ」的な反応が欲しかったんだが。
「それより、少し静かにしてください。この前怒られたばっかりでしょう」
「いや、下っ端公務員何するものぞ。世界の全てが俺に牙をむこうと」
「私もそろそろ怒ります」
「…」

三平幸香、10歳、小学5年生。
この全長126センチの物体は、今日も絶賛不機嫌な様子だ。