「10歳代前半の「義妹」だとか「従妹」の話」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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事の起こりは両親の別居。
共働きで、それぞれ、別の場所に転勤になって、それで妹が母に付いて行き、父は単身赴任、そして残ったのはボク。つまり3箇所に分かれた。
妹とは結構仲が悪く、喧嘩すらしないし、仲良くする事も無かった。
そんなので、妹が別々に暮らすことを言い出して、母が連れて行った。
父はさらに別の場所に転勤になったらしい。どうも母の祖父がすんでいた家の近くらしい。曽祖父はボクが4歳の頃、死んだ。
5年目に母が戻ってきた。妹は、向こうで仲良しになったお宅に預かってもらったらしい。
そして、母はこの家でボクと生活する事を選んだ。
さらに2年後の3月10日、そこに父方の従妹が転がり込んできた。
何でも某大学付属小学校にお受験して、お入学したそうだ。
ボクたち兄妹とはデキが違いすぎだし。しかも、この従妹とは初めて会った。
こんな従妹いたのかな?今まで話も聞いていないし。第一、父からはキョウダイつまりボクのオジやオバの話を聞いた事が無い。
でも、6年前の妹の写真と比べると見分けが付かないほど良く似ている。
そして何故か懐いてくる。14歳違いなのに。
母が日中いないのも、この子の両親が近所にいないのも、原因かもしれない。
相手が相手なので、邪険にもできない。それで、仕方なく。本当に仕方なく。しつこいけれど仕方が無いので、ボクが食事を作り片つけて、勉強をみたり、遊んだり。
風呂に入れるのも、っていうか6歳女児と19歳男が一緒に入って良いの
か?兄弟だとか兄妹だとか、夫婦だとか では無いのだけど?
そうそう洗濯もだし、いや、母の衣類や下着もボクが洗う事になったんだけどね。従妹が来てから。
極めつけは夜中に寝ぼけてるのか、ボクのベッドに潜り込んで来る。
で、困ったことに、入学式の保護者はボクが行く事になった。
いっくら3月28日生まれだからって、20歳と数日の男が保護者?従兄が保護者?
いらぬ誤解を受けたのは、間違いの無い事実。
以後、保護者参観、保護者同伴の学校行事、などなどはボクの役目。
ああ、学校は制服で。
セーラー服のようなエリの前ボタン袖なしミニワンピースと、ボレロ。そして何故か帽子。白ソックス。ソックスの長さが、ふくらはぎ、ヒザ、フトモモの3種類。季節で変えるのはあとで書く帽子と同じ。
で一番長いソックスとワンピースのスソは大体同じ位の長さ。生徒の体格で多少変わるけど。
ボレロは袖の長さで3種類。
ワンピースは白。ボレロはピンク地に黄緑の縁取り。帽子は3種類 夏、冬、と春秋。それぞれ色と生地が違う。
なんだか凄い色使いなんだけど?でも、学校の色らしく、校章がこれらの色でできているし、校舎もこれらの色で塗られているし。
体育着はハーフパンツとTシャツ。そして冬用にジャージの上下。
水泳は例によってスクール水着。通年で1ヶ月に1時限以上水泳の時間がある。
男子制服は、ワンピースの代わりに、同じ色 似た格好の半そで(夏)、または、長袖(冬)シャツと半ズボン。あとは同じ。
それで、
ま。仕方ないけど三人暮し。
大学のゼミや就職活動の合間を使って従妹の相手。
アルバイトなどはさすがに連日出来るハズが無いし、友人が誘っても遊びに行く事も出来ない。サークルもダメになったし。
つまり、ほとんど全部の時間を、従妹に費やす事になった。
アラヌうわさで持ちきりだし。でも、唯一の救いはボクには女の話が出てこない事だと思う。
妹との不仲を宣伝したのが良かったのかもしれない。
・・・・・・・・・・
いや。コレがもしかしたら不幸の原因だったのかもしれない。
つまり、女の子の扱いをしらないボクに、いきなり好意的な年下の子、しかも、慣れてきたらかなり積極的、そして、相当に無防備で無為邪気な行動をするようになって。
で。いったいどういう事なのかを次回投下します。