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「地図を描いてみる」(2009/02/05 (木) 18:01:07) の最新版変更点
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<h3>とりあえず北海道の地図</h3>
<p>では実際にGMTを使って地図を作ってみましょう!<br />
今回は以下の様な北海道の地図を描いてみます。<br /><br /><a href="http://www19.atwiki.jp/suisan/?cmd=upload&act=open&page=%E5%9C%B0%E5%9B%B3%E3%82%92%E6%8F%8F%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8B&file=c%EF%BD%881.jpg">
<img width="400" src="http://www19.atwiki.jp/suisan/?cmd=upload&act=open&page=%E5%9C%B0%E5%9B%B3%E3%82%92%E6%8F%8F%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8B&file=c%EF%BD%881.jpg" alt="" /><br /></a></p>
<p><a href="../../suisan/pages/23.html">GMT用作業フォルダ</a>で作成したGMT作業用フォルダのGMTstart.batを<br />
ダブルクリックし、コマンドプロンプトを立ち上げます。<br /><br />
そこに<br /><span style="background-color:rgb(255,255,153);">pscoast -R139/150/41/46
-Jm0.5 -B2 -P -W -Dh -K > hokkaido.eps</span><br />
と入力し(もしくはコピー)Enterを押してみてください。<br />
GMT作業用フォルダにhokkaido.epsというファイルが出来上がっていると思います。<br /><br /><a href="http://www19.atwiki.jp/suisan/?cmd=upload&act=open&page=%E5%9C%B0%E5%9B%B3%E3%82%92%E6%8F%8F%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8B&file=ch2.jpg">
<img width="400" alt="" src="http://www19.atwiki.jp/suisan/?cmd=upload&act=open&page=%E5%9C%B0%E5%9B%B3%E3%82%92%E6%8F%8F%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8B&file=ch2.jpg" /></a><br /><br />
これで北海道の地図は完成です。<br />
意外に簡単ですよね。<br />
このようにGMTではコマンドプロンプトにコマンド(命令)を入力し、地図を作っていきます。<br />
基本的な形は<br />
[GMTのコマンド] -[オプション] > ファイル名<br />
上記の地図のコマンドでは<br />
pscoast がGMTのコマンド、<br />
-R139/150/41/46 -Jm0.5 -B2 -P -W -Dh -K がpscoastというコマンドのオプション<br />
> hokkaido.eps が作図するファイル名となっています。<br /><br />
オプションの部分を細かく見ていくと<br />
-R139/150/41/46 :-Rオプションは作図範囲の緯度経度(東経139~150度、北緯41~46度)<br />
-Jm0.5 :-Jオプションは地図の図法。ここではメルカトル図法で標準的な大きさの半分(0.5)と指定しています<br />
-B2 :-Bは外枠の目盛間隔を指定。ここでは2度間隔<br />
-P :-Pは用紙を縦に使うという指定です。<a href="http://www19.atwiki.jp/suisan/?page=illustrator%E3%81%A7%E7%B7%A8%E9%9B%86">後で説明しますが</a>これを忘れると、<br />
illustratorで加工する時、表示がぐちゃぐちゃになります。<br />
-W :-Wは線の太さを指定します。ここでは空白のため、標準的な太さの線になります。<br />
-Dh :-Dhは海岸線の精度を指定します。ここではhを指定していますが、<br />
精度の高い(海岸線を細かく書く)順にf, h, i, l, cと小文字で指定します。<br />
-K :-Kは重ね書きの指定です。<a href="http://www19.atwiki.jp/suisan/pages/30.html"><u>これについては他のページでまた解説します</u></a>。<br /><br />
以上がオプション部分の解説ですが、上で使用したものオプションは一部であり、<br />
使用できるオプションはまだまだあります。<br />
このようにGMTでは非常に細かくオプションを設定でき、<br />
自分の書きたいように地図が作れます。<br />
ただこの細かさがGMTを難しく感じさせる要因であると思います。<br />
これを克服するには、コマンドでのパソコン操作に慣れることが肝心ですので、<br />
上で示したオプションの数字を変えて、どのように変わるか試したり、<br />
以下のページなどを参考にいろいろ試してみるといいと思います。<br /><br />
コマンドについての詳しい解説は<br />
GMTのオフィシャルページに載っています。<br /><a href="http://gmt.soest.hawaii.edu/gmt/gmt_services.html" target="_blank">http://gmt.soest.hawaii.edu/gmt/gmt_services.html</a><br />
しかし、これは英語であるため、ちょっと読みにくいです。<br />
日本語では、<br /><a href="mailto:kashima@flamenco.plala.or.jp">kashima</a>さんの<a href="http://www5.plala.or.jp/kashima/index.html" target="_blank">ホームページ</a>にある<br /><a href="http://www5.plala.or.jp/kashima/gmt/gmt.html">GMT備忘録 :http://www5.plala.or.jp/kashima/gmt/gmt.html</a><br />
というページで主要なコマンドについてわかりやすく解説されています。<br />
こちらも参照してみてください。</p>
<h3>とりあえず北海道の地図</h3>
<p>では実際にGMTを使って地図を作ってみましょう!<br />
今回は以下の様な北海道の地図を描いてみます。<br /><br /><a href="http://www19.atwiki.jp/suisan/?cmd=upload&act=open&page=%E5%9C%B0%E5%9B%B3%E3%82%92%E6%8F%8F%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8B&file=c%EF%BD%881.jpg">
<img width="400" alt="" src="http://www19.atwiki.jp/suisan/?cmd=upload&act=open&page=%E5%9C%B0%E5%9B%B3%E3%82%92%E6%8F%8F%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8B&file=c%EF%BD%881.jpg" /><br /></a></p>
<p><a href="../../suisan/pages/23.html">GMT用作業フォルダ</a>で作成したGMT作業用フォルダのGMTstart.batを<br />
ダブルクリックし、コマンドプロンプトを立ち上げます。<br /><br />
そこに<br /><span style="background-color:rgb(255,255,153);">pscoast -R139/150/41/46
-Jm0.5 -B2 -P -W -Dh -K > hokkaido.eps</span><br />
と入力し(もしくはコピー)Enterを押してみてください。<br />
GMT作業用フォルダにhokkaido.epsというファイルが出来上がっていると思います。<br /><br /><a href="http://www19.atwiki.jp/suisan/?cmd=upload&act=open&page=%E5%9C%B0%E5%9B%B3%E3%82%92%E6%8F%8F%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8B&file=ch2.jpg">
<img width="400" src="http://www19.atwiki.jp/suisan/?cmd=upload&act=open&page=%E5%9C%B0%E5%9B%B3%E3%82%92%E6%8F%8F%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8B&file=ch2.jpg" alt="" /></a><br /><br />
これで北海道の地図は完成です。<br />
意外に簡単ですよね。<br />
このようにGMTではコマンドプロンプトにコマンド(命令)を入力し、地図を作っていきます。<br />
基本的な形は<br />
[GMTのコマンド] -[オプション] > ファイル名<br />
上記の地図のコマンドでは<br />
pscoast がGMTのコマンド、<br />
-R139/150/41/46 -Jm0.5 -B2 -P -W -Dh -K がpscoastというコマンドのオプション<br />
> hokkaido.eps が作図するファイル名となっています。<br /><br />
オプションの部分を細かく見ていくと<br />
-R139/150/41/46 :-Rオプションは作図範囲の緯度経度(東経139~150度、北緯41~46度)<br />
-Jm0.5 :-Jオプションは地図の図法。ここではメルカトル図法で標準的な大きさの半分(0.5)と指定しています<br />
-B2 :-Bは外枠の目盛間隔を指定。ここでは2度間隔<br />
-P :-Pは用紙を縦に使うという指定です。<a href="http://www19.atwiki.jp/suisan/?page=illustrator%E3%81%A7%E7%B7%A8%E9%9B%86">後で説明しますが</a>これを忘れると、<br />
illustratorで加工する時、表示がぐちゃぐちゃになります。<br />
-W :-Wは線の太さを指定します。ここでは空白のため、標準的な太さの線になります。<br />
-Dh :-Dhは海岸線の精度を指定します。ここではhを指定していますが、<br />
精度の高い(海岸線を細かく書く)順にf, h, i, l, cと小文字で指定します。<br />
-K :-Kは重ね書きの指定です。<a href="http://www19.atwiki.jp/suisan/pages/28.html"><u>これについては他のページでまた解説します</u></a>。<br /><br />
以上がオプション部分の解説ですが、上で使用したものオプションは一部であり、<br />
使用できるオプションはまだまだあります。<br />
このようにGMTでは非常に細かくオプションを設定でき、<br />
自分の書きたいように地図が作れます。<br />
ただこの細かさがGMTを難しく感じさせる要因であると思います。<br />
これを克服するには、コマンドでのパソコン操作に慣れることが肝心ですので、<br />
上で示したオプションの数字を変えて、どのように変わるか試したり、<br />
以下のページなどを参考にいろいろ試してみるといいと思います。<br /><br />
コマンドについての詳しい解説は<br />
GMTのオフィシャルページに載っています。<br /><a target="_blank" href="http://gmt.soest.hawaii.edu/gmt/gmt_services.html">http://gmt.soest.hawaii.edu/gmt/gmt_services.html</a><br />
しかし、これは英語であるため、ちょっと読みにくいです。<br />
日本語では、<br /><a href="mailto:kashima@flamenco.plala.or.jp">kashima</a>さんの<a target="_blank" href="http://www5.plala.or.jp/kashima/index.html">ホームページ</a>にある<br /><a href="http://www5.plala.or.jp/kashima/gmt/gmt.html">GMT備忘録 :http://www5.plala.or.jp/kashima/gmt/gmt.html</a><br />
というページで主要なコマンドについてわかりやすく解説されています。<br />
こちらも参照してみてください。</p>