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<h3>とりあえず北海道の地図</h3> <p>では実際にGMTを使って地図を作ってみましょう!<br /> 今回は以下の様な北海道の地図を描いてみます。<br /><br /><a href="http://www19.atwiki.jp/suisan/?cmd=upload&amp;act=open&amp;page=%E5%9C%B0%E5%9B%B3%E3%82%92%E6%8F%8F%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8B&amp;file=c%EF%BD%881.jpg"> <img width="400" src="http://www19.atwiki.jp/suisan/?cmd=upload&amp;act=open&amp;page=%E5%9C%B0%E5%9B%B3%E3%82%92%E6%8F%8F%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8B&amp;file=c%EF%BD%881.jpg" alt="" /><br /></a></p> <p><a href="../../suisan/pages/23.html">GMT用作業フォルダ</a>で作成したGMT作業用フォルダのGMTstart.batを<br /> ダブルクリックし、コマンドプロンプトを立ち上げます。<br /><br /> そこに<br /><span style="background-color:rgb(255,255,153);">pscoast -R139/150/41/46 -Jm0.5 -B2 -P -W -Dh -K &gt; hokkaido.eps</span><br /> と入力し(もしくはコピー)Enterを押してみてください。<br /> GMT作業用フォルダにhokkaido.epsというファイルが出来上がっていると思います。<br /><br /><a href="http://www19.atwiki.jp/suisan/?cmd=upload&amp;act=open&amp;page=%E5%9C%B0%E5%9B%B3%E3%82%92%E6%8F%8F%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8B&amp;file=ch2.jpg"> <img width="400" alt="" src="http://www19.atwiki.jp/suisan/?cmd=upload&amp;act=open&amp;page=%E5%9C%B0%E5%9B%B3%E3%82%92%E6%8F%8F%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8B&amp;file=ch2.jpg" /></a><br /><br /> これで北海道の地図は完成です。<br /> 意外に簡単ですよね。<br /> このようにGMTではコマンドプロンプトにコマンド(命令)を入力し、地図を作っていきます。<br /> 基本的な形は<br /> [GMTのコマンド] -[オプション] &gt; ファイル名<br /> 上記の地図のコマンドでは<br /> pscoast がGMTのコマンド、<br /> -R139/150/41/46 -Jm0.5 -B2 -P -W -Dh -K がpscoastというコマンドのオプション<br /> &gt; hokkaido.eps が作図するファイル名となっています。<br /><br /> オプションの部分を細かく見ていくと<br /> -R139/150/41/46 :-Rオプションは作図範囲の緯度経度(東経139~150度、北緯41~46度)<br /> -Jm0.5  :-Jオプションは地図の図法。ここではメルカトル図法で標準的な大きさの半分(0.5)と指定しています<br /> -B2 :-Bは外枠の目盛間隔を指定。ここでは2度間隔<br /> -P :-Pは用紙を縦に使うという指定です。<a href="http://www19.atwiki.jp/suisan/?page=illustrator%E3%81%A7%E7%B7%A8%E9%9B%86">後で説明しますが</a>これを忘れると、<br /> illustratorで加工する時、表示がぐちゃぐちゃになります。<br /> -W :-Wは線の太さを指定します。ここでは空白のため、標準的な太さの線になります。<br /> -Dh :-Dhは海岸線の精度を指定します。ここではhを指定していますが、<br /> 精度の高い(海岸線を細かく書く)順にf, h, i, l, cと小文字で指定します。<br /> -K :-Kは重ね書きの指定です。<a href="http://www19.atwiki.jp/suisan/pages/30.html"><u>これについては他のページでまた解説します</u></a>。<br /><br /> 以上がオプション部分の解説ですが、上で使用したものオプションは一部であり、<br /> 使用できるオプションはまだまだあります。<br /> このようにGMTでは非常に細かくオプションを設定でき、<br /> 自分の書きたいように地図が作れます。<br /> ただこの細かさがGMTを難しく感じさせる要因であると思います。<br /> これを克服するには、コマンドでのパソコン操作に慣れることが肝心ですので、<br /> 上で示したオプションの数字を変えて、どのように変わるか試したり、<br /> 以下のページなどを参考にいろいろ試してみるといいと思います。<br /><br /> コマンドについての詳しい解説は<br /> GMTのオフィシャルページに載っています。<br /><a href="http://gmt.soest.hawaii.edu/gmt/gmt_services.html" target="_blank">http://gmt.soest.hawaii.edu/gmt/gmt_services.html</a><br /> しかし、これは英語であるため、ちょっと読みにくいです。<br /> 日本語では、<br /><a href="mailto:kashima@flamenco.plala.or.jp">kashima</a>さんの<a href="http://www5.plala.or.jp/kashima/index.html" target="_blank">ホームページ</a>にある<br /><a href="http://www5.plala.or.jp/kashima/gmt/gmt.html">GMT備忘録 :http://www5.plala.or.jp/kashima/gmt/gmt.html</a><br /> というページで主要なコマンドについてわかりやすく解説されています。<br /> こちらも参照してみてください。</p>
<h3>とりあえず北海道の地図</h3> <p>では実際にGMTを使って地図を作ってみましょう!<br /> 今回は以下の様な北海道の地図を描いてみます。<br /><br /><a href="http://www19.atwiki.jp/suisan/?cmd=upload&amp;act=open&amp;page=%E5%9C%B0%E5%9B%B3%E3%82%92%E6%8F%8F%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8B&amp;file=c%EF%BD%881.jpg"> <img width="400" alt="" src="http://www19.atwiki.jp/suisan/?cmd=upload&amp;act=open&amp;page=%E5%9C%B0%E5%9B%B3%E3%82%92%E6%8F%8F%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8B&amp;file=c%EF%BD%881.jpg" /><br /></a></p> <p><a href="../../suisan/pages/23.html">GMT用作業フォルダ</a>で作成したGMT作業用フォルダのGMTstart.batを<br /> ダブルクリックし、コマンドプロンプトを立ち上げます。<br /><br /> そこに<br /><span style="background-color:rgb(255,255,153);">pscoast -R139/150/41/46 -Jm0.5 -B2 -P -W -Dh -K &gt; hokkaido.eps</span><br /> と入力し(もしくはコピー)Enterを押してみてください。<br /> GMT作業用フォルダにhokkaido.epsというファイルが出来上がっていると思います。<br /><br /><a href="http://www19.atwiki.jp/suisan/?cmd=upload&amp;act=open&amp;page=%E5%9C%B0%E5%9B%B3%E3%82%92%E6%8F%8F%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8B&amp;file=ch2.jpg"> <img width="400" src="http://www19.atwiki.jp/suisan/?cmd=upload&amp;act=open&amp;page=%E5%9C%B0%E5%9B%B3%E3%82%92%E6%8F%8F%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8B&amp;file=ch2.jpg" alt="" /></a><br /><br /> これで北海道の地図は完成です。<br /> 意外に簡単ですよね。<br /> このようにGMTではコマンドプロンプトにコマンド(命令)を入力し、地図を作っていきます。<br /> 基本的な形は<br /> [GMTのコマンド] -[オプション] &gt; ファイル名<br /> 上記の地図のコマンドでは<br /> pscoast がGMTのコマンド、<br /> -R139/150/41/46 -Jm0.5 -B2 -P -W -Dh -K がpscoastというコマンドのオプション<br /> &gt; hokkaido.eps が作図するファイル名となっています。<br /><br /> オプションの部分を細かく見ていくと<br /> -R139/150/41/46 :-Rオプションは作図範囲の緯度経度(東経139~150度、北緯41~46度)<br /> -Jm0.5  :-Jオプションは地図の図法。ここではメルカトル図法で標準的な大きさの半分(0.5)と指定しています<br /> -B2 :-Bは外枠の目盛間隔を指定。ここでは2度間隔<br /> -P :-Pは用紙を縦に使うという指定です。<a href="http://www19.atwiki.jp/suisan/?page=illustrator%E3%81%A7%E7%B7%A8%E9%9B%86">後で説明しますが</a>これを忘れると、<br /> illustratorで加工する時、表示がぐちゃぐちゃになります。<br /> -W :-Wは線の太さを指定します。ここでは空白のため、標準的な太さの線になります。<br /> -Dh :-Dhは海岸線の精度を指定します。ここではhを指定していますが、<br /> 精度の高い(海岸線を細かく書く)順にf, h, i, l, cと小文字で指定します。<br /> -K :-Kは重ね書きの指定です。<a href="http://www19.atwiki.jp/suisan/pages/28.html"><u>これについては他のページでまた解説します</u></a>。<br /><br /> 以上がオプション部分の解説ですが、上で使用したものオプションは一部であり、<br /> 使用できるオプションはまだまだあります。<br /> このようにGMTでは非常に細かくオプションを設定でき、<br /> 自分の書きたいように地図が作れます。<br /> ただこの細かさがGMTを難しく感じさせる要因であると思います。<br /> これを克服するには、コマンドでのパソコン操作に慣れることが肝心ですので、<br /> 上で示したオプションの数字を変えて、どのように変わるか試したり、<br /> 以下のページなどを参考にいろいろ試してみるといいと思います。<br /><br /> コマンドについての詳しい解説は<br /> GMTのオフィシャルページに載っています。<br /><a target="_blank" href="http://gmt.soest.hawaii.edu/gmt/gmt_services.html">http://gmt.soest.hawaii.edu/gmt/gmt_services.html</a><br /> しかし、これは英語であるため、ちょっと読みにくいです。<br /> 日本語では、<br /><a href="mailto:kashima@flamenco.plala.or.jp">kashima</a>さんの<a target="_blank" href="http://www5.plala.or.jp/kashima/index.html">ホームページ</a>にある<br /><a href="http://www5.plala.or.jp/kashima/gmt/gmt.html">GMT備忘録 :http://www5.plala.or.jp/kashima/gmt/gmt.html</a><br /> というページで主要なコマンドについてわかりやすく解説されています。<br /> こちらも参照してみてください。</p>

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