2008年12月18日号


☆「聖夜の狂騒」エリアに関する噂

ようこそ冒険者諸君。私はキース・マルティン。
いやー、今年も残すところあとわずか、などと言って、まだ2週間もあるというのに宴会宴会で大変な時期じゃな。諸君はどうじゃな?今日は、そんな年の瀬にきて、また新たな未踏の区域が発見されたという噂を紹介しよう。

なんで宴会の話を振ったかというと、なんというか、そのエリアのモンスターどもは、地に足が着いていないというか、まあ要するに浮かれ騒いでいるように見えるということなんじゃな。かなりぶっ飛んだ見た目の敵もあらわれるそうじゃ。まあどんなに外見がふざけておっても、やつらの攻撃を食らえばフツーに怪我するわけで、一杯ひっかけてほろ酔い加減で、なんていうのはやめた方がいいじゃろうな。
しかし、こういうエリアが出てくるのは人間界が年末ムードでうわついているからなのか、それともモンスターたちにもそういう習俗があるからなんじゃろうか。これは今後の研究課題じゃな。早速フィールドワークといくか。シャミノ、今日も忘年会に突撃するぞ、仕度せい。何をいやな顔をしておるんじゃ、急げ急げ!

キース・マルティン博士の口述を帝国海運省メルルー開拓庁職員シャミノが記す

最終更新:2009年01月08日 21:33