2008年12月4日号


☆謎の空間「不可界」

ようこそ冒険者諸君。私はキース・マルティン。
魔法使いたちは、しばしば「他の次元」の存在について言及する。わしはそれらの存在を実感したことはないが、ある異次元の存在については別だ。それはわしが「不可界」と呼んでいる世界のことじゃ。諸君らも経験があるじゃろう。確かに机の上においた書類が見つからないことが。いつも同じ場所においてあるがずの財布が見つからないことが。説明しよう!・・・と、これは別のシリーズじゃったか・・・このとき、諸君らの探し物は一時的に「不可界」に移動しておるのじゃ。他の次元に移動しているのじゃから見つからなくて当たり前じゃ。

この世界には、われわれの探し物を食って生き延びている怪人や怪物が住んでおる。こいつらを倒して不可界と紛失物の因縁を断ち切らない限り、それらが再び見つかることはないのじゃ。ここで諸君らは、ヒーロースーツ闘、吼、翔を身にまとい、彼らを倒さなくてはならん。なぜヒーロースーツを着るのか、じゃと?それは、そう決まっておるからじゃ。・・・なぜか、強くそう感じられるのじゃ。なぜかは・・・思い出せん。いかん、わしの記憶がまた不可界に引きずり込まれているようじゃ。戦士諸君、助けてくれたまえ!メルルー島で僕と握手!

キース・マルティン博士の妄言を帝国海運省メルルー開拓庁職員シャミノが記す

最終更新:2008年12月08日 14:18