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2008年10月23日号


☆「フェイタルバイト」来歴

ようこそ冒険者諸君。私はキース・マルティン。
世の中には共生、という生態を持つ生物がいることは諸君もご存知のことと思う。イソギンチャク(海のローパーのようなやつじゃな)とカクレクマノミのような関係じゃな。こういった他の存在を利用した生態は、実は魔法的な生き物にも見られるようなのじゃ。
少し以前から出回っておる「フェイタルファング」そして今週から市場に出回る「フェイタルバイト」は、この類のものらしいのじゃ。「魔剣のあるところ戦いがある」と学習したのか、剣に住み着いた地霊が、犠牲者のなんらかの部分、おそらく魂や気のようなものを食って次第に成長し、このような武器が出来上がる、ということらしい。魔法生物達にしても生きるためにさまざまな工夫をして競争に勝ち抜こうとしているようじゃのう。
しかしそれにしても、こんな武器に食われて死ぬのは嫌じゃのう。・・・シャミノ、その目つきはなんだか怖いのじゃが、どうにかならんか?

キース・マルティン博士の口述を帝国海運省メルルー開拓庁職員シャミノが記す

☆メルルー島・帝国編入の顛末

ようこそ冒険者諸君。私はキース・マルティン。
以前「はじまりの森」の来歴についてお話したが、その続きを話したいと思う。ディエゴ・カンの部下たちが帝国に帰り着くことによって、メルルー発見の報は帝国にもたされた。彼らは、自らの体験を大いに語ったわけじゃ。それはもう帝都に一大流行を巻き起こすに十分な、驚嘆すべき物語じゃった。おとぎ話の化け物が実在する島があるというんじゃからな。わしも興奮したのを昨日の事のように覚えておる。その島をこの目で見るまでは死ねん。そう思ったもんじゃ。
じゃが当然ながら、そう思ったのはわしだけではなかったんじゃな。帝国政府だけでなく、鎧鍛治ギルド、クラシュロ海神教団、イアトロ錬金派といった連中がそれぞれ並々ならぬ興味を持ち、メルルー開拓庁に出資した。
今現在フーリアの町にある4つの大きな建物は、それぞれ別の母体の出資で建設されたものなんじゃ。まあ、こいつらの目的ははっきり知らんが、どうせ生臭い話に決まっておる。まあ、本土に居場所がない連中が一発逆転を狙って未知の島に活路を求めたとかそういう話じゃろ。小さい連中じゃ。
…な、なんじゃ、わしの事を哀れむような目で見おって。わしは純粋な知的好奇心の充足とロマンを求めてだな・・・。

キース・マルティン博士の口述を帝国海運省メルルー開拓庁職員シャミノが記す