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2008年9月11日号


☆メルルーを見つけた男(後)

ようこそ冒険者諸君。私はキース・マルティン。
では腐れ小役人が帰り支度を始める前に、前回の続きを話すとしよう。
フーリア号の乗組員の中には、もうすでに船長を支持するものは一名もいない状態になっていた。
だが、彼らは船長を放逐することができなかった。これまで針路は彼の記憶の中にしかないからじゃな。
食事、水、船長室を取り上げられても、ディエゴはエルトリアへの航海を断念しようとはしなかったのだ。

そしてついにある日、彼は陸地を発見する。その陸地こそがこのメルルー島じゃ。
岸に近づくと、ディエゴは単身、ボートで上陸し、叫び声をあげながら島の内陸方向に走って行ったという。
以来19年、この島でディエゴの姿を見たものはない。だが、死体を見た者もいない。島民の中には、ディエゴは今も生きていて、このメルルーのどこかで何かを探し続けていると信じている者もいるのじゃ。

キース・マルティン博士の口述を帝国海運省メルルー開拓庁職員シャミノが記す

☆時空のサルガッソー出現

ようこそ冒険者諸君。私はキース・マルティン。
今回は最近発見された奇妙な区域についてお伝えしよう。そこは鋼鉄で作られた奇妙な城砦で、我々のものとは基本的な原理が異なると思われる魔法によって命を吹き込まれた鋼のホムンクルスたちが跋扈する異様な世界なのだが、異様なのはそれだけではないのだ。

冒険者達の話を聞くと、この一風変わったクリーチャー達は、今はこの時空連続体から切り離されてしまった場所で入手されていた品物を残すということじゃ。フレイムブレイドがドロップされたとの情報も入ってきておる。

そういった話を聞いておると、あの場所はさまざまな時空の切れ端が寄せ集められて吹き溜まりとなった、時空のサルガッソー海、というような場所なのではないか(と)いう考えが浮かんでくる。
あのホムンクルスたちももともとはどんな世界で、どんな役割をもっていたものかと思うと、ちょっと胸に迫るものがあるのう・・・。
まあとにかく、いろいろな意味で興味深いエリアであるとは言えるじゃろう。諸君が新しい発見をしたら、ぜひわしに知らせて欲しい。武運を祈る。

キース・マルティン博士の口述を帝国海運省メルルー開拓庁職員シャミノが記す