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*2008/01/15 **女将二人目『のほほんと。』 ---- ***前書き  このシナリオは和光佳清氏の誕生日企画として製作されました。  第一話をさとを氏が書き、それを受けた第二話を和光氏が書くという形式です。  [[女将一人目『天馬博士と吸血鬼』]]のアン武氏はSRCシナリオを書き始めてから、まだあまり日が経っていない方でしたが、和光氏、さとを氏共に数年のキャリアをお持ちです。  そして、『天馬博士~』は前後編、『のほほんと。』は一話二話と、話数が同じ。更にオリと版権と、比較するにはちょうどよいのではないかという点から選びました。  企画物と個人のシナリオを比較する事、誕生日企画を評価する事は、多少腰が引けるところもありますが、それはそれこれはこれという事でご容赦頂きたく思います。 ---- ***第一話 さとを氏パート  こういうシナリオは久しぶりではないでしょうか。  常套句になりつつある(なった?)言葉をあまり使いたくはありませんが、こういうカオスと言わざるを得ないシナリオは最近見かけないように思います。  設定ギチギチ、クロスオーバーガッツリという感はなく、シナリオタイトルのように『のほほんと。』、おおらかな感じで単に版権キャラを配置しただけというのも、なかなかいいものですね。  和光氏は書いてはボツり、ボツっては書くという繰り返しのご様子ですが、ともかくリリースされたというのはいい事だと思います。  まず誤字脱字を指摘する事から始める事にしておりますが、さとを氏パートには漢字の使い方などで気になる点はありませんでした。  よく見ますと、舐める、騙されるという漢字があります。 >客?「問答無用!; そんなゴミみたいな歌を聞かせようなどとは笑止千万!; たたんでしまえッ!」  しかし、この畳むですとか、頂く、出来るという漢字を使わずに、平仮名に書き下している点から、さとを氏のお考えで漢字の選別をしているのだと思います。  こういうこだわり、ただ書くだけでなく、受け手が読んだ時、どう受け止められるかという配慮への第一歩は素晴らしいと感じました。 >場面 必ずやその役割果たしてみせます 8  ただ、このテロップは両端がわずかにはみ出しているようです。  次に内容に入ります。 起 江田島平八が赤字を埋める策を思いつく。 承 策が実行され、メンバーの顔出しを行う。 転 歌い手を潰しかねない罠があり、戦いになってしまう。 結 戦いの結果、罠を仕掛けた人物が別にいると分かる。  これらがeveで8.49kbの中に展開されていました。  そのため、転の部分で多少強引なところもありましたが、そこはギャグシナリオという解釈も成立するかと思います。  ですから、このさとを氏パートで最も争点になるのは承の顔出しではないかと思います。  顔出しの部分では、次の9人が登場します。 剣桃太郎 小笠原祥子 福沢祐巳 くにお 滝沢昇 藍華=S=グランチェスタ 水無灯里 アリス=キャロル アテナ=グローリィ  この内、剣桃太郎、くにお、滝沢昇は戦闘要員です。  アテナ=グローリィは罠にかかり、小笠原祥子はそれをフォローします。  福沢祐巳も虎丸富樫役として立場があったように感じました。  これで、6/9。  残りの水無灯里、藍華=S=グランチェスタ、アリス=キャロルは役なしではないかと思います。アソビと言えばアソビの部分なんでしょうけど。  そして、顔出しパートは滝沢昇などの他の人物もそうなのですが、ほとんど台詞が一言二言で終わってしまいます。  水無灯里らを役なしのモブと解釈すれば、それはそれで有りなのですが、まだ始まったばかりの場面でこの人達はどういう人なのだろう、どういう事をするのだろうと期待を抱いても、それが解消されないという事象に陥っているように思います。  アテナ=グローリィの歌の上手さについての説明だったとしても、それは虎丸富樫の福沢祐巳や戦闘要員でじゅうぶんこなせたのではないでしょうか。  そして、おそらく想定済みでリリースされたのだと思いますが、私の場合ですと女性陣全員が知らないキャラクターでしたので、少しとっつきにくさを感じました。  つまり、 1.水無灯里らの必要性 2.キャラクターを知らない人達への配慮  という二点が気になりました。  争点と申し上げましたのは、この二点が背反するからです。  水無灯里らの必要性を解消するには、なんらかの活躍や役割が必要です。  しかし、活躍させるにはもう少し説明が必要になるかと思います。  そうしますと、野暮ったさが出てきて、シナリオの流れを悪くします。これでは元も子もありません。  ですから、このサジ加減は一概にこうしたらいいとは言えず、議論の余地が大いに残るのではないでしょうか。  次にキャラクターについてです。  ギャグシナリオですので、半ば崩壊している人もいますが、そういう点はさて置いて、知っているキャラクターについて何人か述べたいと思います。  男塾を最後に読んだのは、もう10年くらいです。  江田島平八については序盤のコメディの頃はこんな感じだったと思いますが、桃についてはどうでしょうか。  桃はすかしていて、フッと肩透かしで抜けていくタイプだったと私は思います。  ゲッターで言えば隼人ポジションですね。  また、滝沢も多少突撃自爆の黄金の方程式が見られましたが、もっと無茶をする人のように思います。ゲッターで言えば武蔵ポジションですね。  最後に、ゲームのキャラクターの多くに言える事ですが、くにおは元々ゲームのキャラクターで、あまり台詞がありません。定まったキャラクターがない以上、それぞれにくにお像があり、取り扱いが難しいと思います。 >うっ……!?;お前ら、舐めてみろ、これを! >ああ、人間のやることじゃない…… >その根性、叩きなおしてやるぜ!   >なめんなよ! >この期に及んで往生際の悪い連中だぜ  と、これだけの台詞しかなく、戦闘要員の中では最もキャラクターを把握しづらい状態、さとをさんの中のくにお像が見えない状態だと思います。誰でも言いますしね、これくらいの台詞なら。  8.49kbの中で塾長、さっきの9人、モブ、敵のキャラクターを出すのは難しいと思いますが、キャラクター再現については改善の余地があると思います。  戦闘については、よく出来ていると思います。  敵のザコがフレイムだけでしたが、他にもFFのボムとか、バリエーションをつけても良かったかと思います。  そして、和光氏の方もそうなんですが、敵ターンのMIDI指定がなく、デフォルトだったのはちょっと拍子抜けしました。 >「怪人・ブチ撒け女フィギュア」;「悪一文字」;を手に入れた!  おそらく、これはネタなのでしょうけど(前者がなんなのかよく分からないので判別出来ません)、これも未消化ですね。  一話は以上になります。 ---- ***第二話 和光氏パート  さとを氏の方を書いてる間に気づいたのですけど、一話を書いている最中は和光氏がどう受けてくれるか分からないままフリを入れているのですから、先ほどのブチ撒け~などの点は触れない方がいいのかもしれませんね。  こちらでは漢字の使い方で気になるところがありました。  喉、拙い、暫く、嗅ぐ、蟻、有難う、良い、というような漢字の使い方が気になりました。  成功裏は間違いかと思いましたが、こういう言葉があるんですね。勉強になりました。 >ご心配には及びませぬわ、塾長  これは「及びませんわ」ではないかと思います。  "せぬわ"となりますと、「たかが連邦のMSなど、ドムには及びはせぬわ」という感じがして、一気に時代がかるかと思います。 >のど自慢大会の収益金は、;全てステージの修理費用へと消えてしまったでは無いか!  微妙な線ですが、この場合、消えてしまったじゃ"ない"かの"ない"ですので、平仮名の方がよいのではないかと私は思います。  それでは内容に入っていきます。  まず、先ほどのように起承転結に分けます。 起 罠に対する解消と真犯人の顔出しを行う。 承 戦闘要員達が真犯人を見つける。 転 戦闘要員達が真犯人の目論見を阻止しようとして戦闘になる。 結 戦いが終わり、結末を迎える。  真犯人達の顔出しは若干足りないように思いますが、流れとして問題になるほどではないのではないでしょうか。  そして、結びの最後のシーンが特に良かったと思います。  ただ、話としての解消、真犯人達の解消はしっかりしていますが、戦闘要員の解消は若干弱いように思いますので、塾長のお説教の部分で「逆境だ!」があっても良かったように思います。  くにおも、鼻が利くというシーンで一応の役がありましたので空気にならずに済んだのではないでしょうか。  全体としてこれという穴はありませんが、ちょっと締めるのに集中し過ぎて、引っかかりが少ないように思います。  次はキャラクターについてです。 >Talk 滝沢昇 >もう逃がさねぇぜ!!  全般的に上手く行ってたと思いますが、原作の滝沢はどことなく本郷猛調が入っているように思います。  ですから、「逃がさねぇぜ」ではなく、「逃がさんぞ」とした方が違和感がないのではないでしょうか。CDドラマの「許さんぞ島本ォ~!!」が印象に残っているせいかも知れませんが。  他のところも、同じように感じました。  次は戦闘です。  こちらもよく出来ていますが、盲目付きとは言え真犯人の壁達も撃破可能でしたので破壊台詞があった方が良かったのではないでしょうか。  また、少しは壁として有用でしたが、目的地までの距離が短く、少し余裕が大きかったように思います。  二話は以上です。 ---- ***総評  企画物ですし、全体的に『のほほんと。』という雰囲気がありましたので、これを問わない方がよいのかもしれませんが、全体的に短く、もうちょっと容量や引っかかりがあった方が印象に残ったように思います。  キャラクター配置は面白いのですが、キャラクターの掘り下げや説明については改善点が多いと思います。  お二人とも一定のレベルのシナリオでしたので、今後は御二方のカラーがもっと出てくれば良くなるのではないでしょうか。 総合点:6.33女将(10女将満点)  38/6=6.33 ストーリー 6 演出 5 プレイヤーへの配慮 7 戦闘 7 キャラクターの魅力 5 今後の期待 完結作のため無し ReadMe 8 ※前回の採点法を忘れてしまいましたので、今後はこういう採点で行きます。 ※前回も大体こんな感じだったと思います。 ----
*2008/01/15 **女将二人目『のほほんと。』 ---- ***前書き  このシナリオは和光佳清氏の誕生日企画として製作されました。  第一話をさとを氏が書き、それを受けた第二話を和光氏が書くという形式です。  [[女将一人目『天馬博士と吸血鬼』]]のアン武氏はSRCシナリオを書き始めてから、まだあまり日が経っていない方でしたが、和光氏、さとを氏共に数年のキャリアをお持ちです。  そして、『天馬博士~』は前後編、『のほほんと。』は一話二話と、話数が同じ。更にオリと版権と、比較するにはちょうどよいのではないかという点から選びました。  企画物と個人のシナリオを比較する事、誕生日企画を評価する事は、多少腰が引けるところもありますが、それはそれこれはこれという事でご容赦頂きたく思います。 ---- ***第一話 さとを氏パート  こういうシナリオは久しぶりではないでしょうか。  常套句になりつつある(なった?)言葉をあまり使いたくはありませんが、こういうカオスと言わざるを得ないシナリオは最近見かけないように思います。  設定ギチギチ、クロスオーバーガッツリという感はなく、シナリオタイトルのように『のほほんと。』、おおらかな感じで単に版権キャラを配置しただけというのも、なかなかいいものですね。  さとを氏は書いてはボツり、ボツっては書くという繰り返しのご様子ですが、ともかくリリースされたというのはいい事だと思います。  まず誤字脱字を指摘する事から始める事にしておりますが、さとを氏パートには漢字の使い方などで気になる点はありませんでした。  よく見ますと、舐める、騙されるという漢字があります。 >客?「問答無用!; そんなゴミみたいな歌を聞かせようなどとは笑止千万!; たたんでしまえッ!」  しかし、この畳むですとか、頂く、出来るという漢字を使わずに、平仮名に書き下している点から、さとを氏のお考えで漢字の選別をしているのだと思います。  こういうこだわり、ただ書くだけでなく、受け手が読んだ時、どう受け止められるかという配慮への第一歩は素晴らしいと感じました。 >場面 必ずやその役割果たしてみせます 8  ただ、このテロップは両端がわずかにはみ出しているようです。  次に内容に入ります。 起 江田島平八が赤字を埋める策を思いつく。 承 策が実行され、メンバーの顔出しを行う。 転 歌い手を潰しかねない罠があり、戦いになってしまう。 結 戦いの結果、罠を仕掛けた人物が別にいると分かる。  これらがeveで8.49kbの中に展開されていました。  そのため、転の部分で多少強引なところもありましたが、そこはギャグシナリオという解釈も成立するかと思います。  ですから、このさとを氏パートで最も争点になるのは承の顔出しではないかと思います。  顔出しの部分では、次の9人が登場します。 剣桃太郎 小笠原祥子 福沢祐巳 くにお 滝沢昇 藍華=S=グランチェスタ 水無灯里 アリス=キャロル アテナ=グローリィ  この内、剣桃太郎、くにお、滝沢昇は戦闘要員です。  アテナ=グローリィは罠にかかり、小笠原祥子はそれをフォローします。  福沢祐巳も虎丸富樫役として立場があったように感じました。  これで、6/9。  残りの水無灯里、藍華=S=グランチェスタ、アリス=キャロルは役なしではないかと思います。アソビと言えばアソビの部分なんでしょうけど。  そして、顔出しパートは滝沢昇などの他の人物もそうなのですが、ほとんど台詞が一言二言で終わってしまいます。  水無灯里らを役なしのモブと解釈すれば、それはそれで有りなのですが、まだ始まったばかりの場面でこの人達はどういう人なのだろう、どういう事をするのだろうと期待を抱いても、それが解消されないという事象に陥っているように思います。  アテナ=グローリィの歌の上手さについての説明だったとしても、それは虎丸富樫の福沢祐巳や戦闘要員でじゅうぶんこなせたのではないでしょうか。  そして、おそらく想定済みでリリースされたのだと思いますが、私の場合ですと女性陣全員が知らないキャラクターでしたので、少しとっつきにくさを感じました。  つまり、 1.水無灯里らの必要性 2.キャラクターを知らない人達への配慮  という二点が気になりました。  争点と申し上げましたのは、この二点が背反するからです。  水無灯里らの必要性を解消するには、なんらかの活躍や役割が必要です。  しかし、活躍させるにはもう少し説明が必要になるかと思います。  そうしますと、野暮ったさが出てきて、シナリオの流れを悪くします。これでは元も子もありません。  ですから、このサジ加減は一概にこうしたらいいとは言えず、議論の余地が大いに残るのではないでしょうか。  次にキャラクターについてです。  ギャグシナリオですので、半ば崩壊している人もいますが、そういう点はさて置いて、知っているキャラクターについて何人か述べたいと思います。  男塾を最後に読んだのは、もう10年くらいです。  江田島平八については序盤のコメディの頃はこんな感じだったと思いますが、桃についてはどうでしょうか。  桃はすかしていて、フッと肩透かしで抜けていくタイプだったと私は思います。  ゲッターで言えば隼人ポジションですね。  また、滝沢も多少突撃自爆の黄金の方程式が見られましたが、もっと無茶をする人のように思います。ゲッターで言えば武蔵ポジションですね。  最後に、ゲームのキャラクターの多くに言える事ですが、くにおは元々ゲームのキャラクターで、あまり台詞がありません。定まったキャラクターがない以上、それぞれにくにお像があり、取り扱いが難しいと思います。 >うっ……!?;お前ら、舐めてみろ、これを! >ああ、人間のやることじゃない…… >その根性、叩きなおしてやるぜ!   >なめんなよ! >この期に及んで往生際の悪い連中だぜ  と、これだけの台詞しかなく、戦闘要員の中では最もキャラクターを把握しづらい状態、さとをさんの中のくにお像が見えない状態だと思います。誰でも言いますしね、これくらいの台詞なら。  8.49kbの中で塾長、さっきの9人、モブ、敵のキャラクターを出すのは難しいと思いますが、キャラクター再現については改善の余地があると思います。  戦闘については、よく出来ていると思います。  敵のザコがフレイムだけでしたが、他にもFFのボムとか、バリエーションをつけても良かったかと思います。  そして、和光氏の方もそうなんですが、敵ターンのMIDI指定がなく、デフォルトだったのはちょっと拍子抜けしました。 >「怪人・ブチ撒け女フィギュア」;「悪一文字」;を手に入れた!  おそらく、これはネタなのでしょうけど(前者がなんなのかよく分からないので判別出来ません)、これも未消化ですね。  一話は以上になります。 ---- ***第二話 和光氏パート  さとを氏の方を書いてる間に気づいたのですけど、一話を書いている最中は和光氏がどう受けてくれるか分からないままフリを入れているのですから、先ほどのブチ撒け~などの点は触れない方がいいのかもしれませんね。  こちらでは漢字の使い方で気になるところがありました。  喉、拙い、暫く、嗅ぐ、蟻、有難う、良い、というような漢字の使い方が気になりました。  成功裏は間違いかと思いましたが、こういう言葉があるんですね。勉強になりました。 >ご心配には及びませぬわ、塾長  これは「及びませんわ」ではないかと思います。  "せぬわ"となりますと、「たかが連邦のMSなど、ドムには及びはせぬわ」という感じがして、一気に時代がかるかと思います。 >のど自慢大会の収益金は、;全てステージの修理費用へと消えてしまったでは無いか!  微妙な線ですが、この場合、消えてしまったじゃ"ない"かの"ない"ですので、平仮名の方がよいのではないかと私は思います。  それでは内容に入っていきます。  まず、先ほどのように起承転結に分けます。 起 罠に対する解消と真犯人の顔出しを行う。 承 戦闘要員達が真犯人を見つける。 転 戦闘要員達が真犯人の目論見を阻止しようとして戦闘になる。 結 戦いが終わり、結末を迎える。  真犯人達の顔出しは若干足りないように思いますが、流れとして問題になるほどではないのではないでしょうか。  そして、結びの最後のシーンが特に良かったと思います。  ただ、話としての解消、真犯人達の解消はしっかりしていますが、戦闘要員の解消は若干弱いように思いますので、塾長のお説教の部分で「逆境だ!」があっても良かったように思います。  くにおも、鼻が利くというシーンで一応の役がありましたので空気にならずに済んだのではないでしょうか。  全体としてこれという穴はありませんが、ちょっと締めるのに集中し過ぎて、引っかかりが少ないように思います。  次はキャラクターについてです。 >Talk 滝沢昇 >もう逃がさねぇぜ!!  全般的に上手く行ってたと思いますが、原作の滝沢はどことなく本郷猛調が入っているように思います。  ですから、「逃がさねぇぜ」ではなく、「逃がさんぞ」とした方が違和感がないのではないでしょうか。CDドラマの「許さんぞ島本ォ~!!」が印象に残っているせいかも知れませんが。  他のところも、同じように感じました。  次は戦闘です。  こちらもよく出来ていますが、盲目付きとは言え真犯人の壁達も撃破可能でしたので破壊台詞があった方が良かったのではないでしょうか。  また、少しは壁として有用でしたが、目的地までの距離が短く、少し余裕が大きかったように思います。  二話は以上です。 ---- ***総評  企画物ですし、全体的に『のほほんと。』という雰囲気がありましたので、これを問わない方がよいのかもしれませんが、全体的に短く、もうちょっと容量や引っかかりがあった方が印象に残ったように思います。  キャラクター配置は面白いのですが、キャラクターの掘り下げや説明については改善点が多いと思います。  お二人とも一定のレベルのシナリオでしたので、今後は御二方のカラーがもっと出てくれば良くなるのではないでしょうか。 総合点:6.33女将(10女将満点)  38/6=6.33 ストーリー 6 演出 5 プレイヤーへの配慮 7 戦闘 7 キャラクターの魅力 5 今後の期待 完結作のため無し ReadMe 8 ※前回の採点法を忘れてしまいましたので、今後はこういう採点で行きます。 ※前回も大体こんな感じだったと思います。 ----

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