.アットウィキ(@WIKI)に、Markdownモードなんて出来てたのか。久々にアットウィキを使ってみた → https://t.co/4JJ2Bimjcc / “Markdownモード - アットウィキ(@WIKI)ご利用ガイド - アットウィキ” https://t.co/W4rxGk4MXm— まめ狸@パラオ泊地→デン・ヘルダー501基地 (@mametanuki) March 12, 2020
Markdown記法では、1行以上の空行で挟まれた範囲内が段落として処理される。
※段落内の改行は無視される!
※段落内で改行したい場合は、行末に2つ以上の半角スペースを付けること! ( 面倒臭ェ… )
1段落目の1行目。この改行は無視される→
文末に半角スペース×2あり→
この行は、2行目として表示される
2段落目
…と書くと
↓
1段落目の1行目。この改行は無視される→ 文末に半角スペース×2あり→
この行は、2行目として表示される2段落目
見出し記法には、Atx形式とSetext形式の2つがある。
はてな記法ではアスタリスク「*
」だけど、Markdown記法では1~6個のシャープ「#」を使う。
※素のテキストでの見易さのため、見出しが目立つように末尾に「#」を好きな数だけ付けることも可能。表示はされない。
#見出し1
##見出し2###############################################################
###見出し3
####見出し4
#####見出し5
######見出し6
…と書くと
↓
見出し1
見出し2
見出し3
見出し4
見出し5
見出し6
Markdown記法では、Atx形式の他に、見出しの次の行に等号「=」(第一レベルの見出し)とハイフン「-」(第二レベルの見出し)を下線として記述し、見出しを表現するSetext記法もある。
下線として用いる「=」「-」の文字数は自由。
見出し1 (下線は、どんなに長くてもOK)
==================================================================
見出し2 (下線は、1文字以上ならどんなに短くてもOK)
-
…と書くと
↓
見出し1 (下線は、どんなに長くてもOK)
見出し2 (下線は、1文字以上ならどんなに短くてもOK)
はてな記法と同じハイフン「-」に加え、プラス記号「+」やアスタリスク「*
」も使える。
※記号の直後は、半角スペース or タブが必要!
※リストと前の段落との間に空行が必要!
※リスト内の階層は、半角スペース4つ or タブ1つを用いて表現する
- 箇条書きリスト
- 箇条書きリスト(字下げで階層化)
- 箇条書きリスト(字下げで階層化)
- 箇条書きリスト
…と書くと
↓
- 箇条書きリスト
- 箇条書きリスト(字下げで階層化)
- 箇条書きリスト(字下げで階層化)
- 箇条書きリスト
はてな記法ではハイフン「-」だけど、Markdown記法では番号の後ろにピリオド「.」を付けるという記法になる。
※ピリオドの直後は、半角スペース or タブが必要!
※リストと前の段落との間に空行が必要!
※現状は、どんな番号を書いても1から順番に番号が振られる。
※リスト内の階層は、半角スペース4つ or タブ1つを用いて表現する
3. 番号付きリスト
2. 番号付きリスト
1. 番号付きリスト
9. 番号付きリスト(字下げで階層化)
9. 番号付きリスト(字下げで階層化)
9. 番号付きリスト
…と書くと
↓
- 番号付きリスト
- 番号付きリスト
- 番号付きリスト
- 番号付きリスト(字下げで階層化)
- 番号付きリスト(字下げで階層化)
- 番号付きリスト
はてな記法と同じパイプ記号「|」で区切る。
実は、Markdown記法に表組み記法はない。Markdown記法を拡張したMarkdown Extraの表組み記法を採用したと思われる。
※ 1行目に項目名(ヘッダ)を、2行目は項目名とデータの区切りを「-」で記入、3行目以降にデータを記入する形式を守ること!
※表組みと前の段落との間に空行が必要!
|名前 |罪状 |謝罪|罪 |
|------------|----------------------------------------|----|------|
|銀髪ちゃん |廊下で接触。肩ぶつかる。 |なし|★ |
|お菓子ちゃん|会合をサボる。**累計裏切り回数50回達成**|あり|★★★|
…と書くと
↓
名前 罪状 謝罪 罪 銀髪ちゃん 廊下で接触。肩ぶつかる。 なし ★ お菓子ちゃん 会合をサボる。累計裏切り回数50回達成 あり ★★★
※左右両端の「|」および整形のための半角スペースは、省略可能
名前|罪状|謝罪|罪
-|--|-|-
銀髪ちゃん|廊下で接触。肩ぶつかる。|なし|★
お菓子ちゃん|会合をサボる。**累計裏切り回数50回達成**|あり|★★★
…と書くと
↓
名前 罪状 謝罪 罪 銀髪ちゃん 廊下で接触。肩ぶつかる。 なし ★ お菓子ちゃん 会合をサボる。累計裏切り回数50回達成 あり ★★★
※2行目の区切り行で、区切りの「-」の両端にコロン記号「:」を付けると、その列は中央寄せになる
※2行目の区切り行で、区切りの「-」の右端にコロン記号「:」を付けると、その列は右寄せになる
|名前 |罪状 |謝罪|罪 |
|:----------:|----------------------------------------|----|-----:|
|銀髪ちゃん |廊下で接触。肩ぶつかる。 |なし|★ |
|お菓子ちゃん|会合をサボる。**累計裏切り回数50回達成**|あり|★★★|
…と書くと
↓
名前 罪状 謝罪 罪 銀髪ちゃん 廊下で接触。肩ぶつかる。 なし ★ お菓子ちゃん 会合をサボる。累計裏切り回数50回達成 あり ★★★
はてな記法では「>>」だけの行と、「#引用箇所
なお、引用文の中ではMarkdown記法も使える。
- リスト記法も書ける
- 見出し記法も書ける
- 表組み記法もかける
入れ子引用
「>」を重ねることで引用内でさらに引用を記述することも可能 …と書くと
↓引用箇所
なお、引用文の中ではMarkdown記法も使える。
- リスト記法も書ける
- 見出し記法も書ける
- 表組み記法もかける
入れ子引用
「>」を重ねることで引用内でさらに引用を記述することも可能
※段落の1行目にさえ鉤括弧「>」を書いておけば、その段落全体が引用になる。 (スゲぇ楽チン!!)
>1段落目の1行目。この改行は無視される→
文末に半角スペース×2あり→
この行は、2行目として表示される
2段落目
…と書くと
↓
1段落目の1行目。この改行は無視される→ 文末に半角スペース×2あり→
この行は、2行目として表示される2段落目
はてな記法では「>|」だけの行と、「|#【9/26 追記】
9/26、シンタックスハイライト機能が追加された。
- Markdownモードにおいて、コードブロックのシンタックスハイライトに対応しました。
- 「```perl」のように言語を指定できます。
- 記法については「GitHub Flavored Markdown - Introduction」の「Syntax highlighting」セクションをご覧ください。
はてな記法には無いが、Markdown記法ではバック・クォート「`」で囲むことで、文章中にHTMLタグなどのソースコードの一部を表示することができる。
※表示するソースコード内にバック・クォートが含まれる場合は、2個以上のバック・クォートで囲めば、ソースコード内のバック・クォートも表示される
困った時の`<div>`頼みって、どうなのよ?…orz
バック・クォートが表示されるよ!→`` `<div>` ``
…と書くと
↓
困った時の
<div>
頼みって、どうなのよ?…orz
バック・クォートが表示されるよ!→`<div>`
Markdown記法のcode記法は、はてな記法の自動リンク停止記法の代用として使える。自動リンク停止記法は、Markdownモードでも使えるので意味無いけど…。
id:mame-tanuki
`id:mame-tanuki`
…と書くと
↓
id:mame-tanuki
id:mame-tanuki
はてな記法には無いが、Markdown記法ではアスタリスク「*
」やアンダースコア「_
」を…
文字の前後に2つ付けて挟むと、``タグで囲まれる→太字で表示される
斜体で表示されるよ!
斜体で表示されるよ!
太字で表示されるよ!
太字で表示されるよ!
太字の斜体で表示されるよ!
太字の斜体で表示されるよ!
…と書くと
↓
斜体で表示されるよ!
斜体で表示されるよ!
太字で表示されるよ!
太字で表示されるよ!
太字の斜体で表示されるよ!
太字の斜体で表示されるよ!
はてな記法には無いが、Markdown記法では3つ以上のハイフン「-」やアスタリスク「*
」、アンダースコア「_
」だけで構成される行によって水平罫線``を表示できる。記号の間に半角スペースを混ぜることも可能。
---
**********************
________
- - - -
* * * * *
_ _ _
…と書くと
↓
Markdown記法でのリンク表現は2つある。文中埋め込みリンク記法(Inline)と定義参照リンク記法(Reference)だ。
はてな記法では、「[URL:title=リンクする文字列]
」という書式だったが、Markdown記法では、「[リンクする文字](URL)
」という書式で、文章中にリンクを埋め込むことができる。さらに「[リンクする文字](URL "リンクのツールチップ文字列")
」という書式も可能。
毎朝、[はてなのトップページ](http://www.hatena.ne.jp/)にアクセスしてますか?
毎朝、[はてなのトップページ](http://www.hatena.ne.jp/ "トップページを、どうぞご利用ください")にアクセスしてますか?
…と書くと
↓
毎朝、はてなのトップページにアクセスしてますか?
毎朝、はてなのトップページにアクセスしてますか?
Markdown記法には、文章中のリンクの参照先を文末等の別の場所で定義する記法もある。文章中にあると邪魔な非常に長いURLへのリンクなどは参照先のURLを文章の外で定義することで、素のテキストの状態でも読み易くすることができる。(いいね!)
文章中に埋め込むリンクは、「[リンクする文字列][ID]
」の書式で、リンクの定義は文章の任意の箇所で「[ID]: URL
」という書式で指定する。さらにリンクの定義は「[ID]: URL "リンクのツールチップ文字列"
」という書式も可能。
※IDは全角でもOK。 英字のIDの場合、大文字小文字の別をしないので注意。
- [わたしのブログ][1]
- [はてなのトップページ][htop]
- [クソ長いURL][長URL]。本文中に超ぉ長いURLとか書いちゃうと、記事を書いている最中とか文章が見辛くなってウザいよね!
記事の本文。
記事の本文。
記事の本文。
↓本文中にあると邪魔なので記事の下の方でまとめてリンクを定義するよ!
[1]: http://mametanuki.hateblo.jp/
[HTop]: http://www.hatena.ne.jp/
[長URL]: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AF%E3%81%A6%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9%E4%B8%80%E8%A6%A7 "はてなのサービス一覧 - Wikipedia"
…と書くと
↓
- わたしのブログ
- はてなのトップページ
- クソ長いURL。本文中に超ぉ長いURLとか書いちゃうと、記事を書いている最中とか文章が見辛くなってウザいよね!
記事の本文。
記事の本文。
記事の本文。↓本文中にあると邪魔なので記事の下の方でまとめてリンクを定義するよ!
※リンク定義を引用ブロックに入れてしまうと、定義参照リンク記法が無効化されるので注意。
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]]>
- まえがき ニッポン現代史の地下人脈
- 昭和裏面史の見取図
- 序章 昭和裏面史の読み方
- 昭和を知るキーワード ━━旧軍特務機関と右翼人脈で読む日本の裏面史
- 「戦前・戦中」裏面史のキーワード
- 満州国
- 関東国
- 大陸浪人
- 特務機関
- 日中戦争
- 参謀本部
- 特高警察
- 憲兵隊
- 「占領期」裏面史のキーワード
- G-2
- CIC
- A級戦犯
- 公職追放
- 逆コース
- 「独立回復後」裏面史のキーワード
- 55年体制
- 右翼
- フィクサー/黒幕
- 公安警察
- 日本共産党
- KGB
- 安保闘争
- 第1章 関東軍の大謀略
- 謀略のルーツは「大陸浪人」と「帝国陸軍」━━大日本帝国の大陸進出を陰で支えた男たち
- 頭山満、玄洋社、黒龍会
- 陸軍情報将校と大陸浪人・川島浪速
- 「張作霖爆殺」の陰謀━━戦乱の出発点となった関東軍の暴走
- 満州軍閥を謀殺
- 大陸進出の野望が挫折した大正期日本
- 中国政策をめぐる日本政府と関東軍の軋轢
- 軍を追われた河本大佐の意外な「出世」
- 仕組まれた戦争「満州事変」━━参謀たちのシナリオどおりだった満州占領
- 謀略に賛同していた陸軍幹部
- 陰謀劇だった「上海事変」
- 溥儀擁立と満州国建国
- 2人の主謀者、運命を分けたもの
- 満州の黒幕━━土肥原賢二と甘粕正彦━━傀儡国家を陰で操った2人の謀略家
- 土肥原賢二▶陸軍きっての"謀略のプロ"
- 上海の謀略組織「土肥原機関」
- 甘粕正彦▶謎に満ちた満州の"黒幕"
- 阿片密売にも関与した「甘粕機関」
- "影の存在"がなぜ出世できたのか?
- 「盧溝橋事件」と特務機関の暗躍━━日中の"交戦"を扇動した「茂川機関」
- 退けられた不拡大路線
- 軍事衝突を策謀した茂川機関
- 第2章 テロ&クーデター
- 「桜会」クーデター未遂事件━━陸軍秘密結社の暴走とその黒幕
- 青年将校の過激組織「桜会」
- 3月事件
- 10月事件
- 過激派のリーダー・橋本欣五郎
- 浜口首相狙撃事件と血盟団事件━━「右翼テロの時代」へ突入した日本
- 未曾有の不況に見舞われた昭和初期
- 浜口首相銃撃事件と佐郷屋留雄
- 「一人一殺」の血盟団事件
- 戦後も活動した血盟団員
- 「5・15事件」と血盟団人脈━━昭和を揺るがせたテロ事件の主謀者たち
- 血盟団に呼応した青年将校
- 受け継がれたテロ人脈
- 軍部の内紛だった「2・26事件」━━「統制派VS皇道派」の暗闘が生んだクーデター
- 辻政信の士官学校事件
- 永田軍務局長斬殺事件と2・26事件
- 処刑された北一輝と西田税
- 戦前・戦後を貫く右翼テロリスト人脈━━神兵隊クーデター未遂から東条英機暗殺計画まで
- 戦後大物右翼の原点=神兵隊事件
- 神兵隊の残党が起こした「勤王まことむすび事件」
- 東条首相暗殺計画
- 第3章 大陸の特務機関
- 上海「松機関」の偽札作戦━━蔣介石政権の経済攪乱を狙った謀略
- 麻薬密売から偽札工作へ
- 偽札工作首謀者3人の特異な経歴
- 知られざる香港「興亜機関」人脈
- 陸軍登戸研究所
- 「梅機関」と南京傀儡政権樹立工作━━汪兆銘担ぎ出しの黒幕は参謀本部直属の特務機関
- 影佐機関(梅機関)の正体とは
- 陸軍のスパイ・マスター=影佐禎昭
- 「里見機関」のアヘン工作━━民間人を使い、麻薬ビジネスに手を染めていた陸軍
- 陸軍のダミー商社「昭和通商」
- 上海の阿片密売総元締め「里見機関」
- 謎の「村井機関」
- 大陸浪人集団「児玉機関」━━海軍の物資調達を担った児玉誉士夫グループ
- 児玉機関のコワモテ人脈
- 「上海特務機関」&「G機関」の謎━━上海に張りめぐらされた極秘のスパイ網とは?
- 海軍の通信傍受機関「X機関」
- 海軍のスパイ諜報網「G機関」
- テロ組織「ゼスフィールド76号」━━共同租界を血に染めた「藍衣社」とのテロの応酬
- 梅機関の別動隊だった中国人テロ組織
- 血塗られたテロ機関の末路
- 白系ロシア人部隊と蒙古人部隊━━浅野部隊と磯野部隊の知られざる「対ソ連謀略」
- 哈特諜
- 悲劇の白系ロシア人部隊「浅野部隊」
- 蒙古人部隊「磯野部隊」
- 不首尾だった少数民族工作
- ユダヤ人工作「河豚計画」━━満州にアメリカのユダヤ資本を誘致しようとした日本
- 発案は日産グループ総裁
- 挫折した河豚計画
- 第4章 太平洋戦争「謀略」秘史
- 特務機関のビルマ・インド独立波工作━━「南機関」「F機関」「岩畔機関」「光機関」
- 南機関のビルマ工作
- マレー工作、インド工作に活躍したF機関
- 自衛隊情報部門を育てたF機関長
- 怪傑ハリマオ
- 岩畔大佐、再登場!
- インド工作の光機関
- 安機関とベトナムの"ラストエンペラー"
- 戦場に流れた「謀略ラジオ」━━ジャワを無血降伏させたニセ放送
- 伝説の「東京ローズ」
- 偽放送で敵の降伏に成功
- 世界に放たれた日本のスパイ━━「星機関」「立石機関」「小野寺機関」「東機関」
- ベルリンの「星機関」
- イスタンブールの「立石機関」
- 握りつぶされた「小野寺機関」の情報
- 藤村海軍中佐のスイス工作
- スペイン経由の「東機関」情報
- ゾルゲ事件━━諜報団VS特高警察━━いまだに謎が残る昭和最大のスパイ事件
- 近衛文麿側近グループに浸透
- 第1の謎▶ゾルゲを操っていたのは誰か?
- 第2の謎▶ゾルゲ諜報団はなぜ露見したのか?
- 731部隊と516部隊━━GHQとも取引した細菌戦部隊、謎の毒ガス戦部隊
- 戦争犯罪を免責された731の隊員
- 毒ガス戦教育専門機関=陸軍習志野学校
- 毒ガス研究の第516部隊
- 吉田茂を監視した「ヤマ機関」━━偽装して要人邸に入り込んだ陸軍省防諜班の特別チーム
- ヤマ機関の要人監視スパイ
- ヨハンセン(吉田茂)工作
- コーゲン(近衛文麿)工作
- 広田弘毅・近衛文麿に暗殺計画!?━━和平工作阻止に、毒殺工作まで準備した軍部強硬派
- 和平に動いた2人の元首相
- 陸軍の和平反対派が元首相の毒殺を準備していた!?
- 第5章 「焼け跡」の陰謀
- 終戦クーデター計画━━「宮城事件」と中野学校出身者たちの「本丸計画」
- 意外に少なかった終戦時の混乱
- 皇族を潜伏させる「本丸作戦」
- 毛沢東暗殺計画━━アメリカ情報機関の要請でテロを画策した元特務機関員グループ
- 二重スパイとなった元日本軍特務機関員
- 暗殺団の流転
- 中島証言をめぐる謎
- 消えた日銀ダイヤとM資金━━日銀地下金庫に集められたダイヤモンドの謎
- ダイヤをネコババしたGHQ高官
- M資金の謎
- 「帝銀事件」陰謀説の正体━━平沢貞通に罪をかぶせる「権力の意思」はあったのか?
- 事件前に発生していた2件の「未遂事件」
- 平沢貞通は「冤罪」だったのか?
- 支援者が喧伝した「陰謀論」
- 捜査線上の旧軍関係者
- 事件幕引きのウラに米軍の影
- 反共工作に暗躍した元軍人たち━━「有末機関」「河辺機関」「服部機関」とGHQ
- ウィロビーのブレーンだった「有末機関」
- 反共工作に動いた「河辺機関」
- 日本再軍備に暗躍した「服部機関」
- 吉田茂とGー2を繋いだ辰巳機関
- 知られざる「竹松工作」
- 中国に米軍情報を密かに流していた有末機関
- 服部機関のクーデター計画
- 第6章 日本の黒い霧
- 「キャノン機関」の地下人脈━━政界・警察トップも関与していたGHQの工作組織
- 表沙汰になったキャノン機関
- 米ソ対立の影響
- 左翼弾圧の時代へ
- キャノン機関の内幕
- CIAに吸収されたキャノン機関
- 傘下の日本人エージェント
- 密輸工作に関与
- 謀略の「昭電疑獄」━━疑惑追及の理由はGHQの内紛にあった
- ケーディス民政局次長のスキャンダル
- 謎の勢力「ジャパンロビー」━━「逆コース」仕掛け人の狙いと、その日本人人脈とは?
- ジャパンロビーと手を組んだ吉田茂
- 下山事件、三鷹事件、松川事件の謎━━戦後の三大未解決事件はGHQの策謀だったのか?
- 不可解なことだけの「下山事件」
- 冤罪の可能性が残る「三鷹事件」
- 左派労組を陥れようとした「松川事件」
- 下山事件の新説
- 国共内戦、朝鮮戦争に参戦した日本人━━台湾義勇兵、白団、山西野戦軍、中尾飛行チーム
- 台湾軍を指導した「白団」
- 山西野戦軍
- 朝鮮戦争に参加した日本人
- 日本人戦死者もいた
- 共産党VS公安警察━━白鳥事件の謎と菅生事件の陰謀
- 白鳥事件
- 菅生事件
- 潜入警察官のヤラセだった爆弾テロ
- CIAのエージェントだった自民党最高幹部━━機密解除文書に見る戦後アメリカの対日工作とは
- 「児玉は単なるプロの詐欺師…」
- CIAのエージェントだった法務大臣
- 岸信介はCIAが首相にした!?
- 第7章 高度経済成長の舞台裏
- 55年体制を作った「黒幕」の系譜━━「保守系政治家」「財界」「フィクサー」の談合が決めた日本国のかたち
- GHQとの関係を利用したフィクサー
- 辻嘉六と児玉誉士夫の政界資金
- 保守合同と日韓交渉の陰で動いたフィクサー
- 自民党が計画した暴力団・右翼の組織化
- 財界フィクサーの系譜
- 「昭和の妖怪」岸信介を支えた反共/満州人脈━━元A級戦犯容疑者の宰相の周囲に集まった2つのネットワーク
- 「昭和の妖怪」の周辺に集った反共人脈
- 満州人脈による経済再建
- 賠償ビジネスに群がったフィクサー━━「巨額利権」をめぐって暗躍した政商たち
- 暗躍する政商
- 戦後の裏外交を歩いた「昭和の参謀」瀬島龍三━━『不毛地帯』の主人公は何をやってきたのか
- 防衛装備ビジネスで暗躍
- 日韓問題で歴代総理の密使に
- 日本の"原発の父"正力松太郎の野望━━「総理大臣への野望」の切り札としての原子力導入
- 米政府の意を受けた読売の原子力キャンペーン
- 総理大臣になるために掲げた原子力導入
- 原発を民間事業にした正力
- 中曽根康弘も原発導入に尽力
- 自民党の巨大利権と化した原発
- 第8章 冷戦下の謀略戦
- 反共抜刀隊&関東会と児玉誉士夫━━右翼と暴力団の仕切り役となった戦後最大のフィクサー
- 計画で終わった「反共抜刀隊」
- 児玉に暴力団結集を依頼した自民党
- フィクサーの要件
- 右翼タブーの誕生━━浅沼稲次郎刺殺、中央公論社社長宅襲撃、経団連襲撃
- マスコミの右翼タブーを作った「中央公論社長宅襲撃」事件
- 新左翼の登場
- 三無事件は自衛隊クーデター未遂か!?━━仲間には大物議員から現職の陸幕長までが…
- 自衛隊の不気味な内通者
- 三島由紀夫と自衛隊「青桐グループ」━━三島クーデター計画に関与していた自衛隊反共人脈
- 三島のバックにいた警備公安警察と自衛隊幹部
- 三島を訓練した自衛隊調査学校
- アメリカも知っていた三島のクーデター計画
- 自衛隊内の極秘グループ
- 金大中事件秘話━━KCIAの依頼で金大中を監視していた自衛隊情報機関OB
- 真相解明されずに「政治決着」で幕引き
- 工作船を追跡した謎の航空機
- 金大中を監視していた調査会社
- 調査会社代表の証言
- KGBの日本人エージェントは誰だったのか?━━平和な日本に浸透していたソ連諜報網
- レフチェンコ少佐の爆弾証言
- ターゲットは産業情報
- 持ち出されたKGB機密資料
- エージェントではなかった鈴木宗男
- 防衛駐在官がKGBエージェントに
- 共産党幹部宅盗聴スキャンダル━━30年以上も隠されていた公安警察ウラ舞台
- 内閣調査室は日本版CIAか
- 共産党幹部を盗聴していた「サクラ」
- 第9章 フィクサーの亡霊
- ロッキード事件━━児玉ルートの謎━━軍用機汚職疑惑が捜査されなかった理由
- ロッキード疑惑の政界工作は"3ルート"あった
- なぜか捜査されなかったP3C疑惑
- ダグラス・グラマン事件
- 昭和33年の戦闘機疑惑
- アメリカ陰謀説とは?
- 最大の疑惑は「児玉ルート」
- 奇怪な日系2世人脈
- 検察庁が事件にフタをしたのか?
- 「ニセ電話」鬼頭判事補の右翼人脈━━松本明重、藤原岩市、京都産業大グループほか
- 背後に広がる反共ネットワーク
- 「笹川良一」と「統一教会」のタブー━━韓国情報機関、世界反共連盟がリンクする謎のネットワーク
- 日本の首領=笹川良一
- 統一教会の庇護者だった笹川
- 世界反共連盟と国際勝共連合
- 自民党に浸透した統一教会
- 中曽根康弘のウラ人脈研究━━児玉誉士夫から元血盟団員の「指南役」まで
- 河野一郎ラインで繋がった児玉誉士夫、渡邊恒雄
- 陽明学の権威・安岡正篤との関係
- 元血盟団員・四元義隆に師事
- 参考文献リスト
@hiranok 『私とは何か』読みました!これまで人付きあいの中で感じてた違和感、腑に落ちました。デザインと関係するかわかりませんが、私は個人を「ミラーボール」というカタチと思っていて、多面体で構成されたミラーボールは、キラキラと垂直に向かう面だけが反射して光を放つ。
— 柴田文江 Fumie Shibataさん (@Fnote) 9月 15, 2012
- まえがき
- 第1章 「本当の自分」はどこにあるか
- 教室の中の孤独
- 小説にのめり込む
- 「本当の自分」とは何なのか
- 私たちはキャラを演じ分けているのか
- 新旧の友人が同席したとき
- ネットの中では別人?
- 一面は本質ではない
- 「本当の自分」幻想がはらむ問題
- 「個性の尊重」
- アイデンティティ・クライシス
- 引きこもりと自分探し
- 「本当の自分」などないと言われても……
- 変身願望
- 匿名性というより匿顔性
- ネットとリアルのあいだ
- 生きたいからこそ、リストカット
- 行き詰まりとしての『決壊』
- 第2章 分人とは何か
- 私たちを苦しめる矛盾
- 分人とは何か
- 社会的な分人 ステップ1
- 社会的な分人の地域差
- グループ向けの分人 ステップ2
- 特定の相手に向けた分人 ステップ3
- 八方美人はなぜムカツクか
- 一方通行では成り立たない
- 分人の数とサイズ
- 個性とは、分人の構成比率
- 足場となる分人
- リスクヘッジとしての分人主義
- 一人でいる時の私は誰?
- 第3章 自分と他者を見つめ直す
- 悩みの半分は他者のせい
- 他者もまた、分人の集合体
- コミュニケーションはシンプルに
- 大切なのは分人のバランス
- 分人で可視化する
- 閉鎖的な環境が苦しい理由
- 分人化を抑えようとする力
- 分人主義的子育て論
- 自分を好きになる方法
- 第4章 愛すること・死ぬこと
- 「恋愛」、つまりは「恋と愛」
- 三島と谷崎の「恋」と「愛」
- どうすれば、愛は続くのか?
- 分人主義的恋愛観
- 複数の人を同時に愛せるか?
- 分人と嫉妬
- 片思いとストーカー
- 愛する人を失ったときの悲しみ
- 死者について語ること
- 死後も生き続ける分人
- なぜ人を殺してはならないのか
- 第5章 分断を超えて
- 遺伝要因の影響
- トリミングの弊害
- 分人は他者とは「分けられない individual」
- 文化の多様性をヒントに考える
- 分人は融合すべきなのか?
- 分断を超えて
- あとがき
- 補記 「個人」の歴史
- 「個人」の起源
- 個人の価値
- 「個人」という日本語
- はしがき
- 序章 戦争と死
- 「戦争の世紀」
- 戦争の産業化
- 総力戦と徴兵制
- 「人間としての兵士」
- 戦闘の社会学と「戦闘意欲」の問題
- 第一次集団説(プライマリー・グループ・セオリー)
- 「アメリカの兵士」
- 分析的二元主義(analytical dualism)
- 戦闘の歴史社会学
- 第一章 軍隊と社会
- 1 「動員社会ニッポン」の成立
- 対外的脅威と軍事的合理性の追及
- 近代的動員システムへの転換過程
- 海防論と「国家防衛」
- 幕末諸隊と身分制の崩壊
- 洋式兵制と動員社会化の進展
- 四民平等と「国民皆兵」
- 動員社会化の進展
- 動員システムと青年教育の統合
- 青年訓練所から青年学校へ
- 青年学校の誕生
- 2 志願社会アメリカ
- 「志願社会」成立の歴史的経路
- 「自由」か「平等」か
- 民兵制の伝統
- 南北戦争時の徴兵制
- 第一次世界大戦と選抜徴兵制
- 市民主導の「軍事教練運動」
- 国防法の制定と予備兵力動員体制の整備
- 志願社会と選抜徴兵制
- 第二次世界大戦と平時徴兵制
- 第二章 市民から兵士へ
- 1 日本兵の誕生──入営までの社会過程
- 徴兵検査以前の「社会化」過程
- 学校教育と動員の制度化
- 入隊前の職歴と徴兵期間の生活保障
- 徴兵検査
- 籖外志願
- 志願兵
- 村民総出の入営祝い
- 「入営」の社会過程
- 陰膳をして待つ母
- 入営・出征儀礼と象徴的相互作用
- 2 日本兵の兵営生活と訓練
- 兵営生活の構造
- 内務斑生活──兵営生活のインフォーマルな構造
- 規律と制裁
- 私的制裁の機能
- 員数主義と「規範の逆転」
- 一期の検閲
- 幹部候補生
- 甲種幹部候補生(甲幹)
- 乙種幹部候補生(乙幹)
- 下士官候補生
- 「一選抜の上等兵」と満期除隊
- 「兵長」新設
- 3 アメリカ兵の誕生──入営までの社会過程
- 「1ドル」欲しさに州兵志願
- 州兵への志願と大恐慌
- 州兵志願と「移民社会」の背景
- ROTCへの志願
- 海兵隊への志願
- 徴兵
- 戦時の徴兵と結婚ラッシュ
- 4 アメリカ兵の兵営生活と訓練
- 州兵部隊の兵営生活
- 164連隊将兵の兵営生活と訓練
- 132連隊将兵の兵営生活と訓練
- ルイジアナ大演習
- 海兵隊員の兵営生活と訓練
- 規律
- 兵営生活のインフォーマルな構造
- 米兵の兵営家族主義
- 戦場へ
- 第三章 戦場の日本軍兵士たち
- 1 戦闘動員
- 戦闘動員の過程
- 中国戦線への戦闘動員
- 砲火の洗礼
- ニセ「一等兵」の戦闘
- 輸送船の撃沈
- 第38師団の戦闘動員
- 一木支隊の戦闘動員
- 2 戦闘組織と戦術
- 戦闘組織
- 戦闘組織の変化
- 戦術
- 3 戦闘意欲
- 戦闘意欲を構成するさまざまな要因
- 「天皇制イデオロギー」と戦闘意欲
- 家族愛・郷土愛と名誉
- 「殺すか殺されるか」──自己保存の欲求
- 復讐心と人種的偏見
- 連帯感
- 戦闘意欲の重層性と二元モデル
- 恐怖心への対処
- 心理的防衛機制と戦場への適応
- 恐怖心への積極的な対処法
- 「バンザイ突撃」の実相
- 熊大隊の「バンザイ突撃」
- 「玉砕思想」の潜在的機能
- 4 指揮と統率
- 「第一次集団の絆」形成とリーダーシップ
- 「印象操作」の重要性
- 統率の失敗と「第一次集団の絆」
- 権威の葛藤
- 直接的反抗戦略
- 関節的反抗戦略
- 服従戦略
- 玉砕行動とリーダーシップ
- 5 「玉砕」の思想
- 捕虜観
- POW(Prisoners of War)
- 「生きるため」の戦い
- 玉砕「神話」の崩壊
- 第四章 戦場の米軍兵士たち
- 1 戦闘動員
- 164連隊の戦闘動員
- 132連隊の戦闘動員
- 海兵隊の戦闘動員
- 砲火の洗礼
- 親友の戦死
- 上陸初日の「長い一日」
- 2 戦闘
- 最初の戦闘
- 戦場への適応
- 実践的訓練
- 戦場への心理的適応と「バック・フィーバー」
- 道徳的葛藤
- 発砲率「25%」
- 戦場での将校任命
- 防御陣地戦術
- 偵察
- 食事
- 夜間行動禁止
- 暗号と合言葉
- 「コフィン・コーナー」の戦闘と「バンザイ突撃」
- 舌戦
- 3 戦闘意欲
- 米軍兵士の戦闘意欲
- 『アメリカの兵士』研究の知見
- 復讐心
- 連帯感
- 任務の達成
- 愛する家族や恋人への思い
- イデオロギー
- 4 指揮と統率
- 統率の原則
- 統率の失敗
- 権威の葛藤
- その他の戦略と「移譲」戦略
- 恐怖心への対処
- 恐怖心への受動的対処と能動的対処
- 5 生還の思想
- 捕虜観
- 生死観
- 第五章 玉砕の軍隊と生還の軍隊
- 1 玉砕と生還の思想と行動
- 玉砕の思想と行動
- 玉砕規範の確立
- 「投降」──玉砕規範からの逸脱
- 「人命軽視」の思想
- 平等な軍隊と自由な軍隊
- 3 帰還兵の共通点
- 「命の大切さ」の認識
- PTSD(心的外傷後ストレス症候群)
- 回顧録と心的外傷の「癒し」
- 戦友会の「セラピー」機能
- 文化衝突と文化融合
- あとがき
- 参考文献
- プロローグ 丸裸にされた日本列島
- 第一節 爆撃目標としての「皇居」
- 第二節 暗号名「トレイシー」
- 第三節 アメリカは捕虜から何を聞きだしたのか
- 第一章 秘密捕虜尋問センターの罠
- 第一節 ロンドン
- 第二節 ワシントン
- 第三節 私書箱651、トレイシー、カリフォルニア
- 第四節 海軍日本語学校
- 第五節 ある尋問官の回想
- 第六節 エンジェル島
- 第二章 空母「飛龍」と潜水艦呂号第61の男たち
- 第一節 捕虜第一陣
- 第二節 ミッドウェーの敗者たち
- 第三節 潜水艦乗組員の悲劇
- 第四節 太平洋艦隊司令長官ニミッツの訪問
- 第五節 真珠湾の零戦操縦士
- 第三章 A-airシリーズと爆撃目標情報
- 第一節 サイパン陥落
- 第二節 合同攻撃目標グループ(ITG)
- 第三節 記憶で描かれた詳細なスケッチ
- 第四節 狙われた航空機製造工場
- 第四章 陸軍省日本資料会議
- 第一節 集結した「日本の専門家」たち
- 第二節 日系二世の語学兵に下された密命
- 第五章 ワシントンの日本人捕虜第一号
- 第一節 知りすぎた男、海軍大佐沖野亦男
- 第二節 「フォート・ハント」での尋問
- 第三節 最高位将校の天皇観
- 第四節 よくしゃべる捕虜たち
- 第五節 「打ち首」事件と「誤れる優越感」
- 第六章 ブロッサム
- 第一節 サイパン・ブラックラジオ
- 第二節 グリーンズ・エリア
- 第三節 「こちらは新国民放送局であります」
- 第七章 硫黄島の秘密
- 第一節 最激戦地からの生還者
- 第二節 明かされた最高機密
- 第三節 ウッダード大尉とリフェルダッファー中佐
- 第八章 盗聴された大島浩大使
- 第一節 ベルリンからワシントンへ
- 第二節 緊迫した国際情勢のもとで
- 第三節 収容所を揺るがした「原爆投下」
- 第四節 Uボートの「戦陣訓」
- 第五節 捕虜が予言する占領後の日本
- 第九章 それからの太平洋戦争
- 第一節 厚生省援護局からの照会
- 第二節 牧野一則上等兵曹はなぜ射殺されたか
- 第三節 門内義雄の「長い旅」
- 第四節 フィッツシモンズ陸軍病院の真実
- エピローグ 尋問長官ウッダードと靖国神社
- 第一節 過去を消した情報将校
- 第二節 靖国神社の存続は誰が決めたのか
- あとがき
- 文庫版あとがき
- 主要参考文献・資料
- 取材・資料協力者
- 解説 加藤陽子