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ウェブ×ソーシャル×アメリカ
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池田純一
『ウェブ×ソーシャル×アメリカ
――〈全地球時代〉の構想力』
(講談社現代新書2093)
目次
目次
- プロローグ
- ウェブの成熟
- The Web is dead?
- 目前に控える「夢の実現」
- 構想力、想像力
- 第1章 ウェブの現在
- 1 Apple vs Google
- iPhone vs Android
- 3G vs Wi-Fi
- 有料 vs 広告
- フリーミアム
- 2 アンダーソンの憂鬱
- Googleが与えたウェブの全体感
- ウェブの断片化
- 3 ウェブの誕生とNew Economy
- "It's the ECONOMY, stupid!"
- New Economy
- 複雑系科学
- 電子の広場、電子の市場
- 4 現在のウェブ
- ネットワーク科学
- オライリーとWeb2.0
- 発明から開発へ
- アーキテクチャ法学者たち
- 中心のないブロゴスフィア
- 想像力の不在
- 第2章 スチュアート・ブランドとコンピュータ文化
- 1 ジョブズを魅了したスチュアート・ブランド
- Whole Earth Catalog
- "We Owe It All to the Hippies"
- コンピュータ文化の先導者
- ブランドという人物
- 2 PC/ウェブ文化の萌芽
- Spacewar
- サイケデリック、サイバネティックス
- ハッカー
- ARPANET
- シュミットとネットワークの夢
- ベル研とシリコンバレー
- エンゲルバートのデモ
- 人間とコンピュータの協働
- ジョブズとタブレットの夢
- 歴史的場面の目撃者
- 3 ネットワーカーとしてのブランド
- WELL──電子の広場の先駆け
- GBNとシナリオプランニング
- シミュレーションが変えた未来像
- 企業組織の水平化
- LBOブーム
- 第3章 Whole Earth CatalogはなぜWhole Earthと冠したのか
- 1 カウンターカルチャーの60年代
- リチャード・ブローティガン
- カウンターカルチャー
- ヒッピーカルチャー
- 運動がもたらす磁場
- 2 スチュアート・ブランド
- 中西部から東部、西部へ
- スタンフォード
- 50年代のシリコンバレー
- ベイエリアでネットワークを築く
- 宇宙から見た地球
- 3 Whole Earth Catalog
- 視座としての全球
- 全体を見渡したデザイン
- フィードバックの重視
- 併置と異種交配
- 4 ベイトソンへの傾倒
- 70年代のアメリカ社会の変容
- フラーからベイトソンへ
- ベイトソン化する世界
- カタリスト
- 第4章 東海岸と西海岸
- 1 東海岸とアメリカ産業
- 研究開発拠点としての東海岸
- アメリカ工業の心臓部
- 東海岸主導のITブーム
- メディアラボ
- アーキテクトとエンジニア
- 2 マーケットプレイスのデザイン
- フォン・イノマン
- ゲーム理論
- 市場の街、シカゴ
- ハーバード・サイモン
- 人工物のデザイン
- 電子の市場の開発
- 3 自由をめぐる東西の違い
- 独立独行の西海岸
- 観念的な東海岸
- マーケット・ポピュリズム、情報の自由市場
- アドボカシーとクリティックの調和
- 第5章 Facebookとソーシャル・ネットワーク
- 1 Facebookの浮上
- ソーシャル・ネットワーク
- ソーシャルという言葉
- ハーバードから始まる
- 拡大路線への転換
- 2 ザッカーバーグと『アエネーイス』
- 永遠のローマ
- 方向転換を支えた参照点
- グローバル・ビレッジ
- 執政官、サンドバーグ
- 国や政府の自己イメージ
- 拡張への確信
- アメリカに根付く西洋文明
- アメリカを遡る
- 第6章 アメリカのプログラム
- 1 アメリカのプログラム
- 新興国時代のアメリカ
- プログラムの視点
- 2 アメリカン・ルネサンス
- エマソンとトランセンデンタリズム
- アメリカの自意識
- カウンターカルチャーへの影響
- 大衆文化の想像力
- 3 19世紀のアメリカ社会
- 兄弟社会のアメリカ
- 集団を作り替える
- アメリカのユートピアを見る
- 建国を支えた社会像
- 4 トクヴィルが見たアメリカ
- 平等社会としてのデモクラシー
- アソシエーションの技術
- 19世紀にポストモダンを経験したアメリカ
- 5 ジェイムズによるアメリカ的対応
- トクヴィルを継承したジェイムズ
- 個々人から見た宗教的体験
- 確信としての真理、プラグマティクスな真理
- プラグマティズムとイノベーション
- InovationとEvolution
- 自然の法則か、人間の意志か
- 第7章 エンタープライズと全球世界
- 1 エンタープライズ=現代のアソシエーション
- 企てる者
- イノベーションの担い手
- 多層化されたアメリカ社会
- 2 エンタープライズとしてのウェブ企業
- エンタープライズを生み出す土壌
- 双頭経営
- ハリウッド化するベイエリア
- プロデューサー・システム
- 3 エンタープライズが向き合うWhole Earth
- 増殖するネットワーク
- G20の登場と世界商品
- 世界都市とBOP市場
- イノベーションを刺激する問題群
- ゼロベースの発想
- 問題解決としてのデザイン
- ファストの意味
- フリーの意味
- 共感を求めるウェブ企業
- 多国籍企業と社会的責任
- アジェンダセッター、ファンドレイザー
- トリックスターとしての欧州
- イギリス連邦として見る
- オプトイン、オプトアウト
- 4 全球時代と向きあう
- 国外に向かったアメリカ
- 国の外を想像する
- ジェネレーションで構想する
- 第8章 Twitterとソーシャル・メディア
- 1 価値を提供する
- "Value Before Profit"
- 「価値」とマネタイズ
- メディア性
- 贈与性
- 「場」を支える
- 2 Facebook vs Twitter
- コミュニティ性に賭ける
- メディア性に賭ける
- アノニマスと遊戯性
- 接続とテクノロジー
- 3 ソーシャル・ネットワークへの期待
- 社会を変えるメディア
- 未上場企業への投資の洗練化
- 企業内ベンチャーの抱える困難
- 第9章 機械と人間
- 1 ビジョン
- Facebook vs Google
- ビジョンの競合、思想の対決
- ブリン&ペイジと人工知能志向
- ザッカーバーグの人間讃歌
- ヒューマンタッチ
- ボット
- 審美善のメタファー
- ネットワーク科学の二つの顔
- ヴィーコ
- 合理思考vsヒューマニズム
- 数理の快楽
- 結合と再帰
- 2 ウェブが遍在する近未来
- モデルとしての二つのアプローチ
- モバイルとソーシャル
- クレアトゥーラ
- エコロジカルな存在
- フィードバックの揺り籠
- クリエイターとプレイヤー
- アーキテクト
- 目の前にある遊戯性
- ゲームメイカー
- 現実と虚構の間に立つ
- ゲームという言葉
- 可塑的であること
- マン・マシン系の中の人間
- 漸近すること、計算すること
- デモクラタイズとポピュラリティ
- エピローグ
- あとがきに代えて ウェブ時代に本を書くということ
- 主な参考文献
関連ページ
関連リンク
- yomoyomoの読書記録 - 池田純一『ウェブ×ソーシャル×アメリカ――〈全球時代〉の構想力』(講談社現代新書)
- 【レビュー・書評】ウェブ×ソーシャル×アメリカ―〈全球時代〉の構想力 〔著〕池田純一 - 書評 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)
- 『ウェブ×ソーシャル×アメリカ<全球時代>の構想力』を読む - テクスト讃歌
- ウェブ×ソーシャル×アメリカ <全球時代>の構想力 - 読めば京 (新書でも小説でもコミックでも)