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目次





 これはぼくが『目次読書法』と名付けているものですが、目次を見て、ごくごくおおざっぱでいいから、その本の内容を想像するというのが大事なんですね。わずか三分程度のちょっとしたガマンだから、誰でもできる。そうしておいて、やおらパラパラとやる。

 そうすると、目次に出ていたキーワードから想像したことと、その本の言葉の並びぐあいとの相違が、たちまち見えてきます。想像にまあまあ近かったところや、まったくアテがはずれたところが、すぐに見えてくる。一ページ目から読むのは、そのあとでいい。

 これは買ってきた本を読み始める前にも、ほったらかしにしておいた本を読むばあいも、必ずやるといい前戯です。ゼッタイおススメの前戯です。つまり、この三分間目次読書によって、自分と本とのあいだに柔らかい感触構造のようなものが立ち上がる。あるいは、柔らかい「知のマップ」のようなものが、ちょっとだけではあっても立ち上がる。それを浮かびあがらせたうえで、いよいよ読んでいく。これだけでも読書は楽しいですよ。

  • 松岡正剛『多読術』ちくまプリマー新書,2009,pp70-71



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