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日本の情報機関
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黒井文太郎
『日本の情報機関
──知られざる対外インテリジェンスの全貌
目次
目次
- まえがき
- 第1章 防衛省・自衛隊のインテリジェンス
- 謎めいたインテリジェンス機関
- 首相や大臣でさえ知らない極秘情報
- 次々と発覚する機密情報の漏洩
- 海外に派遣される防衛駐在官
- 日本唯一のインテリジェンス教育機関
- 第2章 北朝鮮弾道ミサイル発射実験で迷走した「情報」
- 北朝鮮監視能力は充分なのか
- テポドン発射で食い違う情報
- 日本海着弾? 錯綜する情報
- 第3章 内閣衛星情報センターと情報収集衛星の実力
- 情報収集衛星の能力
- 商業衛星以下の能力しかない!?
- エース級の人材が投入される機関
- 不鮮明で役に立たなかった衛星写真
- 観測マニアに軌道を割り出される失態
- 第4章 工作船事件の全「情報ルート」を検証する!
- 99年、能登半島沖の不気味な予兆
- ある重要なブツを日本に持ち込む
- 第一報は米軍「偵察衛星」情報
- 3日間の情報の空白
- 通報まで8時間の遅れ
- 海自と海保の軋轢も
- 第5章 外務省「国際情報統括官組織」の能力とは
- 生え抜きの情報マンがいない
- 情報源のメインは「公開情報」
- 下半身の不祥事
- 第6章 知られざる「外事警察」の実像
- 外国のスパイ、テロリストを摘発
- 北朝鮮、次いで中国、アルカイダ
- 情報の世界はギブ&テイクが基本
- 外事警察官は1200〜1500人
- 今では完全に国際テロ対策モード
- 在外公館に147名を派遣
- 極秘機関「ヤマ」の謎
- ヤマの通信所は全国に13ヵ所?
- マネーロンダリング対処機関
- コラム① 外事警察事件簿
- 的外れな捜査に終始
- テロ・ネットワークの解明は不発
- 第7章 激震の公安調査庁
- 日本屈指の情報機関
- イスラム過激派対策
- 在外公館への派遣を強化
- コラム② いまや日本は「スパイ組織」大国!? 外国情報機関へのアピールで"改名"ラッシュ
- 国内の公安から対外情報へ
- 「インテリジェンス」という用語をどう取り入れるか
- 「インテリジェンス・オフィサー」が続々誕生!?
- 第8章 合同情報会議と内閣情報調査室
- ハニートラップで自殺
- 「日本版CIA」は買いかぶり
- 国際部門の編成
- 内閣情報調査室の重大な存在意義
- 内閣情報集約センター
- 内閣情報調査室「外郭団体」の正体
- コラム③ 日本人を狙うハニートラップ 「上海総領事館員自殺」と「対馬自衛官『内部資料』持ち出し」を結ぶ上海カラオケと中国公安機関の影
- 所属が不鮮明な中国公安機関員
- ハニートラップの仕掛け
- なぜ1曹は部外秘資料を持ち出せたのか
- 中国女の言いなりだった自衛官
- 第9章 その他の情報機関
- 海上保安庁情報調査室
- 怪しい電波をキャッチする
- 外国の核実験をモニターする機関
- テロ資金、不正輸出の監視
- 終章 日本のインテリジェンス能力
- (1)北朝鮮による核・ミサイルの開発と実験の状況
- (2)北朝鮮内部事情
- (3)拉致事件+北朝鮮の対日工作への対処
- (4)中国情報
- (5)中国工作機関の対日工作への対処
- (6)「日本赤軍」追跡
- (7)アルカイダとイスラム過激派
- (8)イラン工作機関の監視
- (9)自衛隊海外派遣にともなう現地情報
- (10)海外でのテロへの対処
- (11)その他、一般的な外国のインテリジェンス情報
- 諸外国の機関との連携
- インテリジェンスが集まらない理由
- アメリカに依存してきた小国日本
- 「現地の法律は破るな」
- あとがき