コードギアス~反逆のルルーシュ Tips and Reviews

コードギアス第7話「コーネリアを撃て」

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Stage 7:コーネリア を 撃て


あらすじ


第3皇子クロヴィスの死後、エリア11の総督として就任したコーネリアは、打倒ゼロに燃えていた。
埼玉ゲットーに包囲網を敷き、マスメディアを使ってゼロをおびき出そうとする。
その放送を見たルルーシュは、罠だと知りながらも埼玉ゲットーに向かうことを決意。「私との契約を果たす前に死なれては困る」というC.Cに、「何もしない人生なんて、ただ生きているだけの命なんて、緩やかな死と同じだ」と吐き捨てて、埼玉ゲットーに乗りこんだ。
敵のナイトメアフレームサザーランドを奪取し、埼玉のテロリストたちを操って、コーネリアの親衛隊に挑むルルーシュ。
戦闘開始直後、ルルーシュはテロリストをうまく動かすことに成功。利があるように思えたが、「勝利の女神」という異名を持つコーネリアは的確な判断と指示で瞬く間に形勢を逆転し、ルルーシュを追いつめる。
戦線から勝手に離脱を始めたテロリストたち。逆転された形勢にあわてふためくルルーシュだが、なすすべなく埼玉ゲットーは陥落した。
埼玉ゲットーのテロリストを沈静化したコーネリアは、部下を集めてサザーランドに騎乗した騎士の顔を確認しようとする。
身元が割れそうになって焦るルルーシュ。
そのとき、ゼロの仮面をかぶった人物が現れた。
その時に生じた一瞬の混乱に乗じてルルーシュは埼玉ゲットーからの脱出をはかる。
ゼロの仮面をかぶっていたのは、C.Cだった。
「私との約束を果たす前に死なれては困る」といったC.Cは、コーネリアになすすべ無く敗北したルルーシュに「勝つ条件をそろえるのも実力のうち」と言い放つ。
その言葉に、ルルーシュは決意した。
「ブリタニア帝国に負けない軍を、人を、国を築いてみせる」と。

スタッフ

原画:坂本修司、鴨川浩、山田誠、永田正美、徳田夢之助、岸佑弥、斉藤雅和、常磐健太郎、鈴木勘太、斉藤佐保、堀金薫
色指定・仕上げ:井上あき子
美術ボード:菱沼由典
作画監督:中谷誠一
作画協力:田端壽之、鷲北恭太、石田可奈、木村貴宏
総作画監督:千羽由利子、中田栄治
脚本:大河内一楼
コンテ:須永司
演出:秋田谷典昭

キャスト

ルルーシュ:福山 潤
C.C:ゆかな
スザク:櫻井孝宏
シャーリー:折笠富美子
カレン:小清水亜美
ミレイ:大原さやか
ニーナ:千葉紗子
コーネリア:皆川純子
ダールトン:梁田清之
ギルフォード:幸野善之
セシル:井上喜久子
ロイド:白鳥哲
ユーフェミア:南 央美
ジェレミア:成田剣
ヴィレッタ:渡辺明乃
キューエル:加瀬康之
ティートハルト:中田譲治
アナウンサー:新井里美
スタッフ:三戸耕三
ブリタニア皇帝:若本規夫
泉:坂東尚樹
ポワドン:秋本羊介
部下:菅原淳一
パイロット:蓮池龍三
助役:田中一成

レビュー

今週の最大の見所は、なんといっても、「2006世界バレー」の内幕……ではなく!(※しつこい)、ルルーシュが、自分ひとりの力では世の中を変えることができないことを学ぶ点です。

今回ルルーシュは、テロリスト集団を操ってコーネリアの戦闘集団としての親衛隊に挑んだわけですが、足並みのそろわないテロリストでは、コーネリアの組織だった親衛隊にあらがう術などあるはずもなく、大敗を喫します。

コードギアス第1話「魔神の生まれる日」からルルーシュは継続的に、ひとりで世界を変えてみせると豪語し、コードギアス第5話「皇女と魔女」コードギアス第6話「奪われた仮面」において、C.Cからしつこいほどに「ギアスの力だけで立ち向かうには、ブリタニア帝国はあまりに大きな相手なのではないのか?」と問われてきましたが、コーネリアに大敗を喫するという対価を払って、ルルーシュはその問いに対する解を見つけることになります。

「組織力」

それが、ルルーシュが導き出した「ギアス」の力のほかに必要なものの答えでした。

間違ってはいませんが、まだ浅薄な回答といえるでしょう。

コードギアス第7話「コーネリアを撃て」の時点では、ルルーシュは単純に「組織力」=「人数」だと単純に考えていて、「組織力」を創り出す要因が別のところにあることに気づいていません。
これは、今後のルルーシュに大きな課題を残しました。

コーネリアの親衛隊が「強い」のは、自らの知恵と才能と人格を以て、優秀な人材を手元に集め、活かし、組織化し、活用している、という事実があるからこそ。部下の信頼と尊敬を集めることのできる人物であるからこそだ、ということが、まだルルーシュには理解できていないのです。

C.Cが今回「あのタイプは危険だぞ。果たしてどちらの道に?」という問いかけをしていますが、ルルーシュが「強い組織」の源が何であるかを正確に理解することができなければ、行く末は単なる暴君でしかありません。恐怖政治を振りかざすブリタニア皇帝の真の後継者でしかなくなってしまう。

唯一救いなのは、スザクが誰に教わるわけでもなく、生まれたときから真のリーダーとしての素質に恵まれた人物であることです。セシルがいうように、ルルーシュが、いつ、どんなときでもスザクとの友情を維持し、深めていくことができれば、「ふたりの再会は偶然ではなく、必然であり、運命」となるはずです。

コードギアスはルルーシュの成長の過程を描く物語。

その結末が悲劇になるのか、大団円になるのか…それは、ルルーシュが「けっきょくはオレもただの人間」だと気づくこと、「誰かに優るということはなく、誰にでも優れた点、劣る点があるのだ」と悟れるかどうかにかかっているといえます。

ツボ1

なんつったって、コーネリアさまがイイ!(笑)
ルルーシュよりも覚悟の決まった「オレさま道」にホレます。
C.Cじゃなくても「やはり血は争えないな…」ってかんじなわけなんですが、
クロヴィス→コーネリア→シュナイゼル
の順番にオレさまレベルが上がっているのだとしたら、シュナイゼルのオレさまがいかほどのものなのか、非常に気になります!

ツボ2

コーネリアさまの臣下は、恐ろしいほど全員Mですね~。ギルフォードの下僕ぶりは、何度見ても思わず笑いが漏れます(笑)

ご下命、ありがたく存じます。

ですからね~!

姫さま!

もかなりツボでした(笑)

ツボ3

コーネリアさまは、やっぱり死亡フラグが立っているような(汗)
「やはり、そういう性格だったか!」
など、決めつけの激しい性格が後々災いしそうな予感がします。
たぶん、そういう性格を逆手にとられて、ルルーシュにやられてしまうのだな…きっと。
ギルフォードも殉職決定でしょうか?!
いっそ、

姫さまああああああああああああ!!!!

とか叫んで、コーネリアをかばい、爆死してほしいです。

ツボ4

若本規夫さんの「ル・ルーシュ」と呼ぶ声がステキです!!
もー、むちゃくちゃイイ!!!

ツボ5

Bパート始まった直後の台詞
「F7、敵兵ありません」

が、なぜかじゅんじゅんのおしゃべりで、すごく気になる!
なんで、いきなり、そんな端役を??
たまには、ふつうのおしゃべりをしてみたかったのかしら…?(笑)

ツボ6

ひょっとして、ランスロットはコーネリアに没収された?というか、スザクの搭乗権利が剥奪されちゃったんですかねえ?
「一等兵から准尉に特進させた。それだけで満足せよ」

とコーネリアにいわれてましたからねえ、ロイド。

ツボ7

コーネリアに向かって、るんるん声でランスロットを自慢するロイドがかわいい!!!です(笑)んでもって、コーネリアにランスロットのことで命令を受け、
「はーい、解散、解散! きょうは出番なし! おーめーでーとー! おしまい!! はー…」

と、がっかりする姿がかわいらしかった。
福山潤さんが、白鳥哲さんのロイドがお気に入りで、「ものまね」にはまっている!という気持ちもわからなくないです!

ツボ8

C.Cが一生懸命ポイントを集めている姿がかわいらしいです。
つか、こんかいのポイントの台紙ではじめて、「チーズくん」なるものの存在を知りました。
ある意味、奥の深い番組だ…!

ツボ9

C.Cは二重人格なんですかね? どうも、そんな感じ…。彼女の中にある2つの人格が、ギアスの力の源なんでしょうね、きっと。

ツボ10


毎回毎回ツッコミどころのあるコードギアスのCMですが、今週は恐ろしいほどにガンダムSEEDのCMが入っていて、ある意味笑いました。
そんなに視聴者がカブってるんでしょうかねえ。
まあ、友人同士で戦う?という設定は似ているといえば似ていますが。

ツボ11

どうでもいいのですが、ほんとうにバレーボールが憎い!
いつになったら、世界バレーボール大会は終わるのでしょう…orz。

ツボ12

来週の予告が超気になります!!
コーネリアさまとギルフォードのコンビがなんだかステキすぎる!!!!


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