汝は人狼なりや?in Trickster 土曜日版においての戦術を紹介します。(初心者視点が中心)
戦術とはあいまいなもので、その場の雰囲気や参加者などで大きく状況が変ることが多くあります、あくまで個人の意見の集合体として参考にしてください。
新しい戦術などありましたら議論掲示板へ投稿お願いします。

項目

◆サイドごとの戦術


※ 正直者サイド・ウソつきサイドで統合しました。


戦略を見る際の注意事項

セオリーは絶対じゃない

  • いつもいつもセオリー通りに方針を決めていけば、セオリーの裏をかく狼や狂人に容易に食い物にされてしまいます。『セオリーに反している意見を言ったから狼だ』と判断するのは早計です。(むしろ、狼は自分に有利なセオリーを推してきます)
  • セオリーから外れているからといって、それはマナー違反でもルール違反でもありません。新しい作戦を実行したり、誰もやったことのない(やろうと考えないこと)ことをプレイしたり、また新しいセオリーを作っていったりするのも人狼の楽しみの一つです。
  • ただし、セオリーから外れた行動を取るのであれば、それにどういう意味があるのか、そういう風に有利不利な点があるのか、どういう風に勝ちにつながるのかなどについて、説明できる場合は他の参加者に説明したほうがよいでしょう。意味も説明もなく、セオリーから外れた行動を取るのは、勝利に反した行動だと思われ、混乱を招きます。

人の心は揺れ動くもの

  • 毎回参加しているとわかりますが、参加者の心は毎回ちぢに乱れます。疑惑が疑惑を生み、策略が策略と絡み合います。
    • 正しいほうにリードしようとすると「誘導している」と疑われます。
    • 意思統一を図ると「裏で連携している」と疑われます。
    • 無難な発言を繰り返していると「煙幕を張っている」と疑われます。
    • 明確に説明しようとすると「自分が人狼だからそういえるのだろう」と疑われます。
    • いろんなケースを説明すると「人狼側の視点にたちすぎ」と疑われます。
    • みんなが間違った人に投票するのを阻止しようとすると「人狼を守ろうとするこいつもあやしい」と疑われます。
  • ともかく、どんな行動をしようとも(あるいは行動をとらなくても)、すべてが疑惑の種となるゲームなのです。その行動には必ず何らかの理由があり、読みとれるかどうかで勝敗が分かれる事もあります。

最後には笑いあえるゲームを

  • そんなゲームをしていたら人間不信になるのではないか?という疑問を持つでしょうが、それはちょっと違います。
  • ゲームにはかならず終結(役職公開)が待っています。そこではすべての人の正体が明かされ、死んだ人たちも死者の間から戻ってきます。驚きと楽しみの反省会です。みなが知力を尽くして戦った余韻を味わい、各人の健闘をたたえあいます。もう人狼も人間もいっしょになって、あのときの判断はどうした、このときのCOは驚きだった、などと語り合い、笑いあうひとときを過ごします。人間不信というよりも、人間の弱さ、だまされやすさ、気持ちのゆらぎに対する寛容が見られるように思います。
  • 1つの村で行われる、数日間の熾烈な戦い。その戦いは記憶となって残り、新たな参加者に目くるめく謎を提供する物語となるでしょう。

私情を持ちこまない

  • そんな「騙しの中から真実を見つける」というゲームなのですが、そんなゲームの最中に「何か気に食わないから吊ろうよ」などと私情で誘導すると、誘導されたほうも心が傷つきますし、傷つかないとしてもその誘導した人の信憑性・人間性にも傷がつきます。悪質だとゲームバランスを崩す要因にもなります。
  • このゲームは、あくまでも推理ゲームです。「この人を吊っても怒られないだろう」「過去に恨みがあるし・・・」などの理由で投票するのはやめてください。むしろ、ゲームバランスのキープの為にその誘導した人を吊るのをおすすめします。グレランといえども、誰が”潜伏人狼”なのか推理しながら票を入れて下さい。
  • 合わせて、「吊り」や「噛み」などブラックトーンをもったゲームですが、調子に乗りすぎて著しく他人を不快にする言動は避けて下さい。「自分さえ良ければ」という考えは捨てて、一緒にこのゲームを楽しみましょう。
最終更新:2007年07月03日 10:09