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ステップの基本姿勢

女子選手は通常のステップシークエンスの代わりにスパイラルステップシークエンスをショート、フリーともにプログラムに入れている。ショートの場合はポジションを3つ以上変えながら滑るなど、細かい規定もある。ストレートライン、サーキュラー、サーペンタインの3種は、氷上に描く軌跡によって呼び分けられている。男子選手はこの3種のうち異なる2種類を、女子選手はいずれか1種類をプログラムに入れている。

ストレートラインステップ シークエンス


 リンクを端から端まで真っ直ぐに縦断していくステップ。プログラムの後半、音楽の盛り上がりどころに持ってくる選手が多い。1998年の長野冬季五輪ではフィリップ・キャンデロロ(フランス)の「三銃士」、02年ソルトレークシティー冬季五輪ではアレクセイ・ヤグディン(ロシア)の「仮面の男」と、ストレートラインステップの印象的な名プログラムが生まれた。男性スケーターが力強さをアピールするには最適のステップとなっている。

サーキュラーステップ シークエンス


 リンクに大きな円を描くように踏んでいくステップ。やわらかな音楽に合わせ、滑りの上質さ、動きの軽やかさなどをアピールする選手が多い。多彩なエッジの切り替えなど、高度なステップもストレートラインよりも見せやすく、最高難度のレベル4も取りやすいといわれている。
 今シーズン、浅田真央(中京大中京高)のフリーでのサーキュラーステップが評価が高い。

サーペンタインステップ シークエンス


 リンクに大きく波の形を描くように踏んでいくステップ。ストレートラインやサーキュラーより描く軌跡が長いため、ステップをじっくり踏みたい選手にとっては見せ場となる。しかし時間も長く必要なため、決められた要素を時間内に詰め込まなければならない現在の採点システムの元では、プログラムに入れにくくなってしまった。

スパイラルステップ シークエンス


 片足を腰より高い位置に掲げ、一定時間以上形をキープしたまま滑る技がスパイラル。足を後方に上げるバレエのアラベスクに似たポジションがオーソドックスだが、腰より上ならば足は体の横に上げても前に上げてもスパイラル。手を足に添えたり放したり、ビールマンのポジションを取ったりと、バリエーションは多彩。
 主に女子選手の技だが、男子でもエマニュエル・サンデュ(カナダ)など、技と技のつなぎにスパイラルを入れる選手もいる。