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ジャンプの基本姿勢

フィギュアスケートのジャンプは、スケート靴の刃(エッジ)の爪先(トゥ)を氷に突き立てて跳ぶ「トゥジャンプ」(ルッツ、フリップ、トゥループ)と、トゥを使わずに跳ぶ「エッジジャンプ」(アクセル、ループ、サルコウ)の2種類に大別されます。
まずはトゥの使い方に注目すると、ジャンプも見分けやすくなる。

難度が最も高いのは、アクセル。その下にルッツ、フリップ、ループ、サルコウ、トゥループと続く。

※利き足が右の場合(利き足が左の場合は逆を考えてください)
ジャンプ名 向き 滑ってくる足 踏み切り足 エッジの向き
アクセル  前    左足   左 エッジ アウトサイド
ルッツ   後ろ 左足 体重左 右 ト ウ アウトサイド
フリップ  後ろ 左足 体重右 右 ト ウ イン サイド
ループ   後ろ   右足   右 エッジ アウトサイド
サルコウ  後ろ   左足   左 エッジ イン サイド
トウループ 後ろ   右足   左 ト ウ アウトサイド

  • アクセル(A)
 6種類のジャンプのうち、跳ぶ者にとっては最も難しく、見る者にとっては最も見分けやすい。他の5つのジャンプと違い、アクセルのみ前向きに踏み切るためだ。前向きに踏み切り、後ろ向きに着氷するため、アクセルのみ半回転多いことになり、ダブルアクセルなら2回転半、トリプルアクセルなら3回転半となる。
 現役女子選手で現在トリプルアクセルが跳べるのは、日本の浅田真央(中京大中京高)と中野友加里(早稲田大)のみ。キミー・マイズナー(アメリカ)も全米選手権などでトライしたことはある。

  • ルッツ(Lz)
 右足のトゥを思い切り氷に突きたてて跳ぶジャンプ。後ろ向きにすーっと滑り、長い助走を経て跳ぶ選手が多い。難度はアクセルに次いで2番目に高い。現在、女子ではトリプルアクセルを跳べる選手は世界でも数人だが、トリプルルッツまでは国際レベルの選手にとって必須のジャンプといわれている。

  • フリップ(F)
 ルッツ同様、右足のトゥを突いて跳び上がるジャンプ。ルッツとの見分け方は難しく、選手たちの間でも跳び分けが出来ていないケースが多い。正確に言えばエッジの内側を使うジャンプがフリップ、外側を使うジャンプがルッツ。ただ、そこまで見分けるのは至難の業。助走の時点で、長く後ろ向きで滑るのがルッツ、前向きに滑ってきて跳ぶ直前にくるりと後ろに向きを変えるのがフリップ、と覚えておくといい。

  • ループ(Lo)
 トゥを突かないエッジ系ジャンプのうち、後ろ向きに跳ぶジャンプはループとサルコウの2種類。ループジャンプは両足を一瞬クロスさせてから跳ぶため、この時の足の動きが目印になる。それほど難度の高いジャンプではないが、バランスを失うと手や足をつきにくく、転んでお尻やひじを強く打ってしまうことも。

  • サルコウ(S)
 エッジ系ジャンプのなかで最も難度の低いジャンプ。踏み切る時に両足が「ハ」の字を形作るため、この一瞬が見分けるポイントになる。男子のブライアン・ジュベール(フランス)や女子の安藤美姫(トヨタ自動車)は、このサルコウジャンプの4回転を跳ぶことができる。

  • トウループ(T)
 トゥジャンプのうち唯一、左足のトゥを突いて跳び上がるジャンプ。最も難度が低く、トリプルルッツ―トリプルトゥループのように、コンビネーションの二つ目のジャンプも、ほとんどの場合がトゥループとなる。また、4回転ジャンプもほとんどはこのトゥループで跳ばれている。