無題   

267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/13(木) 14:27:50.10 ID:f7WDr4ko
全員分書ききれる気がしない俺に力を貸してくれ

赤 「 耳がむずむずしてきた、耳かき何処置いたっけな ?」

トントン

赤「ん ?」

赤を呼んだのは……

青だった
黄だった
緑だった
桃だった
そういえばココは基地ではなかった




267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/13(木) 14:27:50.10 ID:f7WDr4ko

全員分書ききれる気がしない俺に力を貸してくれ

赤 「 耳がむずむずしてきた、耳かき何処置いたっけな ?」

トントン

赤「ん ?」

赤を呼んだのは……

青だった
黄だった
緑だった
桃だった
そういえばココは基地ではなかった

――――――――――――――――――――
【青】
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/13(木) 15:42:52.36 ID:f7WDr4ko

青だった
赤 「 青さん、どうしました ?」
青 「 耳かきを探してるのか ?」
赤 「 はい、でも何で知ってるんですか ?」
青 「 馬鹿だと思ったがここまでとはな……」
赤 「 え ?」
青 「 ちょっと耳を貸せ 」
赤 「 はい ?」
青 「 いいから 」
赤 「 はい……」

青 ゴニョゴニョ( 声に出てたぞ )
赤 「 そ、そうだったんですか 」

ジー

赤 「 なにみてるんですか ?」
青 「 まだ耳を返すとはいっていないからな 」
赤 「 いい加減返して下さいよ 」
青 「 過度の耳の汚れは人体に悪影響を及ぼす場合がある 」
赤 「 そうなんですか ? なら尚更、早く耳かきしないと 」
青 「 メンテナンスは他の人が手伝えば効率が上がることもある 」

ポンポン

赤 「 当事者の目が届きにくい場所ってありますしね 」
青 「 座ってフトモモを叩いてもわからないか ?」
赤 「?」
青 「 ふぅ、血の巡りが悪い奴だ、私がやってやろうといっているのだ 」
赤 「 えと、それって……」
青 「 いいから早くしろ !」( 顔から火を噴きそうだ )
赤 「 あの、その、失礼します 」
青 「 あ、あぁ、不束者ですが……」( 私は何をいってるんだろう )
赤 「 こ、こちらこそ 」( 俺緊張してるのかな ?)
青 「 痛かったらいってくれ 」
赤 「 はい、わかりました、できるだけ優しくお願いします 」

カリカリコリコリ

赤 「 気持ち、いいです 」
青 「 そうか、だが今集中しているんだ、出来れば感想は終わってから頼む 」
赤 「 あ、すいません 」

カリカリ

272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/13(木) 15:43:15.13 ID:f7WDr4ko

カリカリ

赤 ( 太股やわらかいな~、鍛えていてもやっぱり女の子なんだな、良い匂いもするし……)

コッ

赤 「 痛ッ 」
青 「 スマン、大物と格闘していた 」
赤 「 もう大丈夫です、続けて下さい 」
青 「 うむ、次は気を付ける 」
赤 ( 不埒な事を考えた天罰か )

カリカリカリふ~ ゾクゾクゾクゾク

青 「 よし、次は逆側だ 」
赤 「 はい 」( 耳に吐息ってエロいな、しかも無意識のエロさ、ってこれは善意なんだ、エロくない )

くるり

青 「 さ、さあ、始めるか 」

カリカリカリ

赤 ( 今、気付いたが布挟んで目の前に……青さん気付いてないみたいだけど……無心、無心 )
青 ( 赤がこっちを向いてる……幸い目を閉じてる様だが……直接ではないにせよ、恥ずかしい )

カリカリカリカリカリカリふ~ ゾクゾクゾク

青 「 お、終わったぞ 」
赤 「 あ、ありがとうございました 」

スクッ

青 ( そんなに早く立ち上がらなくても……余韻を楽しむとかは無いのか )
赤 「 おかげですっきりしました 」
青 「 あぁ、メンバーのメンテナンスの一環だからな 」
赤 「 メンテナンスは大事ですからね 」

青 ( 何で言い訳したんだろ……馬鹿だな、私……)
赤 ( また手伝わせるわけにいかないし新しい耳かき買ってこようかな )

――――――――――――――――――――
【黄だった】

黄「あれ?赤…何探してるの?」

赤「ん?いや、耳かきはどこに置いたかなーって…」

黄「耳かき?…耳かきは確かこの引き出しに…あった!」ごそごそ…

赤「マジで!?サンキューな!」

黄「…………」

赤「…あれ?…あの~…俺それ使いたいんだけど…」

黄「…ぼ、僕が…して…ぁ、あげる…」ぼそっ…

赤「え?…ごめん、聞き取れなかったんだけど…」

黄「!?…ぼ、僕g…にも耳かき…してくれない!?」ビクッ

赤「ん?まぁ…いいけど…(…なんで急に…?)」

黄「…ありがと…(…うぅ~…ほんとはしてあげたいのに…これじゃ逆だよ…)」

284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/13(木) 18:32:02.43 ID:nRzlT2AO
【黄だった】②

…で

赤「…はい、膝に頭預けて?」

黄「う、うん…」ごそっ

赤「…もう少しリラックスしなよ…(そんなに耳かきが怖いのか…?)」

黄「うぅ~…(…赤が…赤が近い…!な、なんか…は、恥ずかしい…)」

赤「やれやれ…じゃあ始めるぞ?(ん?…きれいじゃないか…燃える敵がいない…)」カサカサ…

黄「…ん…んぅ…」

赤「……おい…変な声をだすな…」ピタッ

黄「うぁ!?…し、知らない……///」

赤「…ほんとに?」じとー

黄「…う…ご、ごめん……我慢する…」

赤「…頼むよ?(…あれはまずい…あのままじゃ…俺の分身が…)」カサカサ…

黄「……ぅ……(我慢…我慢…)」

赤「…♪」カサカサ…

黄「…………」うとうと…

赤「…これでよしっ…と!…ふぅー…」

黄「!?うわあぁああ!!」バタバタ…

赤「お、おい!あ、暴れるなって…」

黄「…赤!僕に何をしたのッ!?」

赤「…耳かき…?」

黄「違うよ!最後のヤツだよ!ぼ、僕の…耳に……///」

285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/13(木) 18:33:25.89 ID:nRzlT2AO
【黄だった】③

赤「?…最後の仕上げだろ?…耳にふぅー…ってするのは…」

黄「み…み耳に…赤が…///」

赤「うん…あ!まだ左が残ってるけどやる?」

黄「…うぅ……あ!?…や、やる!」

赤「…はいはい…じゃ、ひざ枕ね…」ぽんぽん…

黄「…でも…み、耳にふぅーってするのは無しだからね!?」ごそごそ…

赤「ん?…黄って耳弱いの…?」

黄「な!?…ち、違うよ!…でも絶対ダメだからね!?」

赤「わ、わかったよ…じゃ、始めるからな…(…絶対弱いな…)」カサカサ…

黄「…んぅ…」

赤「……黄…それはやめてね?」

黄「え!?…あ!…し、知らない…///」

赤「…はぁ…」

黄「ひゃ!?」ぞくっ…

赤「あ…ごめん…!」

黄「…ダメって言ったじゃないか!」

赤「いや、悪かったけどさ…今のは事故だよ…」

黄「…むぅ~……」

赤「…いえ…すみませんです…」

黄「………!」

赤「…黄?」

286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/13(木) 18:34:37.10 ID:nRzlT2AO
【黄だった】④

黄「…ちょっと僕に耳かして…?」

赤「お、おい…なにを…『ふぅ…』…うわあぁああ!!」ドタッ!

黄「あはははは!お返しだよ!」

赤「お、お返しって…」

黄「あはは!…赤って耳弱いんだね~♪」

赤「い、今のはびっくりしただ…『うっさいわね!』ガチャ!

赤&黄「「…あ…」」

桃「…あんたたち…昼間っから何騒いでる…の…?」

黄「…ぅ……」

赤「…あはは…」

桃「…黄が赤にマウントポジション…?赤…あんた襲われたの?」

黄「!」

赤「ははは…耳かきのはず『ばかぁ!!』バッキャア!

赤「だぶだっば!!」ボゴォ!

黄「う…ぅうわあぁああん」ダダダ…

桃「…あんたも大変ね…黄のプロレスなんかに付き合って…」

赤「…う…す…(…耳かきのはずだけど…)」

――――――――――――――――――――
※ ここから書き手が変わります
293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/13(木) 21:53:55.01 ID:f7WDr4ko
思いつかないとか言ってたのに俺の頭の中で緑が勝手に動き出した

【緑だった】
緑 「……素人の耳かきはあまり進められない……」
赤 「 そうなんですか ?」
緑 「……耳垢を奥に押したり掻きすぎで炎症を起こしたり……」
赤 「 そうなんですか 」
緑 「……耳…改造手術でも…する ? ……」
赤 「 いや、両親に頂いたモノなので丁重にお断りさせてください 」
緑 「……そう……」
赤 「 どうしよう、今から医者にいくわけにもいかないですし 」
緑 「……望むならしてあげる……」
赤 「 ほんとですか ? 是非お願いします 」
緑 「……うん……ラボに来て……」

294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/13(木) 21:54:23.18 ID:f7WDr4ko
赤 「 いろいろ持ってきましたね 」
緑 「……やるからには徹底的に……」
赤 「 ピンセットにライト、それに市販のものより細い綿棒、その銀色の朝顔は耳鼻科で見ますね 」
緑 「……耳鏡……」
赤 「 そういう名前なんですか、顔に付けているのは間違いなく顕微鏡ですね 」
緑 「……正解…始めるよ……」
赤 「 あの、その装備を目の当たりにして愚問の様な気がしてるんですが、膝枕はありますか ?」
緑 「……お触りは別料金です……」
赤 「 い、いくらでしょうか ?」( 冗談を真に受ける俺、カッコ悪い、だが漢として聞かねばならぬ )
緑 「……お代はラブで結構……」
赤 ( 愛だと……いや、あの顔は !) 0ですね、いきなりテニス用語は勘弁して下さいよ 」
緑 「……ぱちぱちぱち~……今のクイズの商品は膝枕権利……」
赤 「 そうですか、なんかどっと疲れが来ました 」
緑 「……ママの膝でおやすみ……」
赤 「 スルー権を行使します、失礼しま~す 」
緑 「……始める……」
赤 ( 痛くもなんとない、むしろ心地良い、緑の匂いと周りの薬品の匂いと丁度良い高さ、堅さ、そして……)


……赤……

赤 「 ん ?」
緑 「……逆っかわ……」
赤 「 あ、あぁ、すいません、ウトウトしてました 」
緑 「……そう……なら改造にも気付いてないかな……」
赤 「 今とても怖いことが聞こえた気が 」
緑 「……冗談……」
赤 「 はは、冗談ですか 」
緑 「……うん…冗談……」
赤 ( いたずらっ子みたいな顔してるな、こんな珍しい顔を死角に近いからぼやけて見えるけど特等席で見れるなんて )


ムニムニムニ

赤 「 あれ ? すいません、寝てました 」
緑 「……うん…知ってる……あんなことされても気付かないくらいだから……」
赤 ( あんなことって ? と聞いちゃダメだって本能が叫んでる !! 改造とか投薬とかされてる !!!)
緑 ( ちゅうは恥ずかしいから間接指ちゅうなんだけど、少しだけ空しい、もっと大胆になれれば、な )

――――――――――――――――――――
【黄だった】→【…いや桃もきたな】

赤「う…うぅん…」むくっ…

桃「で…結局なんだったのかしら?」

赤「…黄の耳かきをしてたはず…」

桃「…それがなんであんなになってんのよ?」

赤「……さぁ?…あ!俺が耳かきしたかったんだ!」

桃「………」

赤「…さて…」ごそ…

桃「…あたしがやってあげるわよ…貸しなさい!」バッ!

赤「え?…なんで…?」

桃「…気まぐれよ…ただの…ほら、さっさと横になりなさい」ぽんぽん…

赤「いや…その…」

桃「…なによ…は、早くなさい!」

赤「…あ、ああ…」ごそ…

305 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/13(木) 23:32:50.35 ID:nRzlT2AO
【…いや桃もきたな】②

桃「…変なとこ触るんじゃないわよ?」

赤「さ、触るわけないだろ…?(桃の…太もも…柔らかい…)」

桃「…ならいいわ…大人しくしてなさい?」カサカサ…

赤「…………(…甘い匂い…俺の買ってきたスイーツか…)」

桃「…まめに耳掃除しなさいよ?…まったく…」カサカサ…

赤「…ああ……痛っ…」

桃「…少しくらい…がまんなさい(…あら?…なんであたしがこんなこと…まぁいいわ…にしても赤の耳…酷いわねぇ…しょうがないんだから…)」カサカサ…

赤「………」

桃「はい、終わりよ…ふっ…」

赤「…ん……」

桃「ほら…次は反対…」

赤「…ああ…あ!?」ごそ…

桃「?…なによ…?」

赤「…いえ…なんでも…(…おっぱい…下から…くぅ!もちつけ!もちつけぇえッ!!)」

桃「?…まぁいいわ…」カサカサ…

赤「…………(…気持ちいいなぁ…)」

桃「…………」カサカサ…

赤「………すぅ…」

桃「…あら?…赤?…ちょっと赤!」

306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/13(木) 23:34:49.24 ID:nRzlT2AO
【…いや桃もきたな】③

赤「…すぅ…すぅ…」

桃「…すやすや寝てんじゃないわよ…人の頭って重いんだから…」

赤「…う…今洗濯を……すぅ…あ!」

桃「…うるさいわねぇ…人の太もも使ってるんだからもっと…」

赤「…桃…すぅ…」

桃「…え…?(…あたしの…夢…?)」

赤「…スイーツ代が…金が…すぅ…」

桃「………」

赤「…飛んで…ゆく…ちょっと待っ……はぁ!!」ガバッ!

桃「!?きゃあ!」

ぽよん♪

赤「わぷっあ!」ふにゅん…

赤「…なんだ!?前が見えない!…柔らかい…?いい匂いもするなぁ…」もみもみ…すんすん

桃「…ん…ちょ、ちょっと赤…それは…///」

赤「ん?…桃…?」ごそ…

桃「……よかったわねぇ…クッションがあって…」

赤「クッ…ション…だっ…てわぁああぁああ!!」バッ!

桃「……ふん…」

赤「…なにが?…どうなっ…ド…リーム…すみませんでしたぁー!!」

307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/13(木) 23:41:51.65 ID:nRzlT2AO
【…いや桃もきたな】④

桃「…………」

赤「ごめんなさい!ごめんなさい!」

桃「…いいわよ…」

赤「ごめんな…へ?ゆ、許してくれるの?ほ、ほんとに!?」

桃「…ほんとよ…それじゃ…あたしは行くわ…」ス…

赤「あ、ありがとう!桃!」

桃「!!…!」ピタッ…

赤「…ん…?どうした?変な格好で…?」

桃「…な、なんでもないわ!…やっぱりあんたが行きなさいよ!」

赤「…足…痺れたの…?」

桃「………」

…で…

桃「…もう少し優しく…」

赤「はい!こうですか!(…足がしびれるまでひざ枕してくれてたなんて…桃も以外に優しいなぁ…)」もみもみ…

桃「…そうね、そんなもんよ…」

赤「わかりました!(…恩返ししないとな…!)」もみもみ…

桃「……ふぅ~…(これじゃ…格好つかないわね…)」

――――――――――――――――――――
【秘密基地だった】

赤「…そういやここは基地じゃなかったな……もうなんか…我ながら敵地とは思えない和みっぷりだな…」

ガチャ…

男幹部「赤さん…どうしました?(…小首をかしげた赤さん…なんと…刑務所から帰ってきて早々こんな良いものが見れるとは…神は私を見捨ててはいなかった…)」

赤「え?…ああ…男幹部…さ…ん?…は、鼻血が…!!」タタタ…

男幹部「え?いや、これは…あまりの素晴らしさ…(…これは!…私としたことが…おや?…これが俗に言う看病フラグ?…きた『あっちいくの~!!』バシバシバシ!!

首領「あかさんにへんなびょーきがうつるのー!!この!この!」バシバシバシ!!

男幹部「…しゅ、首領!…痛っ…すねは…いたっ!…あぁ…(…不覚ッ!まさかこのような…は!これが俗に言うフラグクラッシャー…獅子身中に虫あり!…くぅ…しかし…)」

赤「…ちょっと首領ちゃん…落ち着いて…!」

首領「…ここでごみはたたかないといけないの!でないとたいへんなことになるの!」バシバシバシ!!

男幹部「あ…あぁん…おふっ…おふっ…(…これもまた…うへへ…)」

首領「ひあ!?…こわいのー!あかさーん」抱き着き

赤「…うわ!?…大丈夫…大丈夫だから…ね?」なでなで…

371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/17(月) 20:55:06.43 ID:IPKlEYAO
【秘密基地だった】②

男幹部「…あっ!?ずるいですよ首領…『首領ー!!』ダダダ…ガチャ!

雑魚1「どうかしましたぜ!?」

雑魚2「…ん?赤が居てくれたのか…すまん…しかし一安心だぜ…」

赤「…ザコーズ?良いところに!なんか良くわかんないけど大変なんだ!」

首領「うわぁあん!おとこかんぶがきもちわるいのー!」ぎゅう…

雑魚1「…ぜ?」ちらっ…

男幹部「…首領…私にも…赤さんと…お願いします…(うらやましい…うらやましい…うらやましい…うらやましい…)」うろうろ…

雑魚2「…こいつは…」

雑魚1「兄弟!」

雑魚2「おうよ!」

雑魚1&2「「失礼します!!」」

男幹部「…赤さぁん…は!お前たち…な、何を!?」ガシッ!

雑魚1「良いからこっちに来て下さいですぜ!」ぐいぐい

雑魚2「悪いですが問答無用ですよ!!」ぐいぐい

男幹部「は、離してください!!…私も赤さんとおぉぉおおお!!」ズルズル…

…パタン

372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/17(月) 20:57:30.18 ID:IPKlEYAO
【秘密基地だった】③

???『ぬぅあああぁぁぁ…』

???「…暴れないで下さいよ!男幹部さんが…」

???「なにを言っても無駄なんだぜ!とりあえずキュッって締…」

赤「…な、なんだったんだ?」

首領「…いなくなったの…?」

赤「あ、ああ…男幹部さんならザコーズに連れてかれたよ?」

首領「さすがざこーずなの!」

ガチャ!

女幹部「首領!どうなさいました!?」

首領「あ!おんなかんぶー!」とてて…

赤「…よかったね首領ちゃん…」

首領「おんなかんぶー!しゅりょうがんばったの!へんたいさんにあかさんはわたさないの!」すりすり…

女幹部「…変態さんですか?それは大変でしたね…ご苦労様です…」ニコッ

赤「うんうん…あ!…あの…女幹部さん…」

女幹部「え?…はい…なんでしょうか?」なでなで…

赤「…耳かき……ありますか?」

375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/18(火) 01:34:28.37 ID:u93QrsAO
【秘密基地だった】④

女幹部「え?…はい、ありますが…どうしたんですか?」

赤「いやー、耳がごそごそして…気持ち悪いんで耳掃除してさっぱりしようかな~…って思いまして…」

首領「あかさんみみそうじするのー?」

赤「うん、耳掃除しないと首領ちゃんの声も良く聞こえないしね?」ぽんぽん…

女幹部「…耳掃除…」

赤「ええ…さっき耳かきを捜してたんですけど…ごたごたがありまして…それにしてもなんだったんだろう…?」

首領「あかさんのききだったのー!」

赤「…え?そうだったの?」

女幹部「あ、あの…宜しければ私が…」

赤「え?」くるっ

女幹部「え?……あ、いえ…その…耳かきを…宜しければですが…その…」ぼそぼそ…

首領「しょりょうもー!」

赤「…いや…でも悪いですよ…そんなの…ただでさえお邪魔してるのに…」

首領「えんりょしないのー…ね?おんなかんぶー?」ぐいぐい

女幹部「あ……は、はい!」

赤「…じゃあ…お願いしてもいいですか?」

女幹部「は、はい!喜んで!……あ…その…よ、用意してきますね!」タタタ…

首領「まかせるのー!」

376 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/18(火) 01:36:13.98 ID:u93QrsAO
【秘密基地だった】⑤

赤「…え?…首領ちゃん…されるんじゃなくてするの…?」

首領「うんッ!」

赤「…俺に?」

首領「うんッ!」

赤「……お手柔らかにね…?」

首領「うんッ!!まかせるのー!」

赤「…………(…かなーり不安だなぁ…)」

…しばらくして…

首領「ほら!あかさん!ひざまくら!」ちょん

赤「…うーん…どうしたらいんですか…?」ぼそっ…

女幹部「…とりあえず…首領の思うようにさせてあげてください…すみません…」ぼそっ…

首領「はーやーくー!」ぽんぽんぽん

赤「いえ…あ!ごめんね!」ごそっ…ピタッ…

首領「ふふふ…はじめるの…!」カサカサ…

赤「…………(…くぅ!…このまま首を固定しなければならないのかッ!…これは厳しい…でも首領ちゃんに全体重を預けたら…!!」ぷるぷる…

女幹部「………(…赤さんに首領がひざまくらをできなければ諦めると思ったんですが…)」

首領「~♪」カサカサ…

赤「…………(…まともな耳かきなのに…気持ちいいもなにもない…うッ!首が…!!)」ぷるぷる…

女幹部「首領…お上手ですよ?(…ほんとに優しい人です…)」ニコッ

377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/18(火) 01:37:50.46 ID:u93QrsAO
【秘密基地だった】⑥

首領「うん!これで終わりなの!…ふぅー!」

赤「…うっ!…(な、なんとか…いかん!…首が…つる!」ごろごろごろ…

首領「あ!あかさん…みみだめだったの?」

赤「う、うん…ちょっとね…ありがとうね、首領ちゃん…気持ちよかったよ?」

首領「どういたしましてー!」にぱー

女幹部「首領、ご苦労様でした…赤さんも…」

赤「え?…い、いえ…」

首領「つぎはおんなかんぶね!しゅりょうはちょっとようがあるのー!」とてて…

女幹部「は、はい…では…せ、僭越ながら…」スッ…

赤「…あ…は、はい…(…用ってなんだろう…?)」ごそっ…

女幹部「…首領の方にまだ少し取り残しがありますね…」カサカサ…

赤「…そうですか?上手でしたよ?(…うーん…ひざ枕…柔らかい…暖かい…気持ちいい…)」

女幹部「………」ごそ…ぴちょん…

赤「!…うひゃおあ!!」ビックゥ!

女幹部「あ……あ、赤さん…濡れた綿棒はダメでしたか…?すみません…」

赤「…で、出来れば渇いたので…プールとかの耳に水が入るのがダメなんですよ…気持ち悪くて…」

女幹部「…すみません…」しゅーん

赤「あ!いえ!気にしないで下さい!女幹部さんはただ耳を綺麗にしようとしてくれただけなんですから…」

女幹部「…はい…ありがとうございます…では反対を向いていただけますか…?」

赤「はい…あの…ほんとに気にしないでくださいね?」

女幹部「ふふ…もう大丈夫です…では始めめますね…」ニコッ

赤「はい…お願いします…」

女幹部「~♪」カサカサ…

378 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/18(火) 01:39:13.76 ID:u93QrsAO
【秘密基地だった】⑦

…その頃…

雑魚1「…どうするんだぜ?…これ…」

怪人「これは失礼だろう…騒がしいと思って来てみれば…男幹部さんを締落とすことになろうとは…」

雑魚2「…だってうるさいし、暴れるんだぜ?…お前だって結構ノリノリだったんだぜ!」

怪人「いや…しかしなぁ…これ減俸とかじゃないよね?ね?」

雑魚1「知らないんだぜ!」

首領「へいきなのー!」

雑魚2「これは首領…」ササッ…

怪人「どうしてこのような場所に…」ササッ…

首領「ここはろびーなの、普通なのー」

雑魚1「…確かに…怪人!しっかりするんだぜ!」

怪人「…何となくだ!何となく秘密組織っぽいだろう?」

首領「そんなことどうでもいいの…もんだいは…」つんつん…

男幹部「…………」ぐて~

雑魚2「…だそうだぜ…?」ポン…

怪人「…………」

雑魚1「…男幹部さんですかぜ?」

379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/18(火) 01:40:22.21 ID:u93QrsAO
【秘密基地だった】⑧

首領「…とりあえずろうやにつないでほしいの」

雑魚2「…牢屋ですか?しかし…」

首領「さいきんおとこかんぶのこうどうがあやしいのー…といただすのー!」

怪人「…………」

雑魚1「わかりましたぜ!俺達も怪しいとは思ってたんですぜ!」

雑魚2「了解しました…ただちに…」

首領「よろしくなの!」とてて…

…で…

首領「おんなかんぶー!あかさーん!」

ガチャ!

赤「…すぅ…すぅ…」

女幹部「あ、首領…お静かにお願いします…赤さん…寝てしまったんです…」なでなで…

首領「…ねちゃったの?」とことこ…

女幹部「はい…」なでなで…

首領「…おやすみなさい…あかさん」なでなで…

赤「…すぅ…すぅ…」

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最終更新:2009年01月10日 19:04
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