白、会いにきたよ

707 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/09/23(火) 17:49:53.26 ID:rpXFUQAO
【白、会いにきたよ】 テストを兼ねて

情報部棟 白自室

赤「こんちわー」ガチャ

白「…?あぁ、赤さんでしたか…本当にくる…とはあなたも物好きな方ですね…」

赤「え?(なんか…あれ?この間はもうちょっと…)」てくてく

白「(パシッ)いえ…本当に来てくれるとは思っていなかったので…」

赤「くるに決まってるだろ?(俺のほうから言ったんだから当たり前なのに…それとも俺信用ないのか…?…悲しい…)」

白「(パシッ)いえ!そういう訳では…」

赤「?(そういう訳ってなんだ?…くるに決まってるってことが?…そうか…ずっと待ちぼうけだった過去が…これはすまないことを…)」

白「(パシッ)違います!私にそんな経験はありません!(…これは…疲れる…)」てくてく

赤「ま、待って…(く!…体が反射的に…いやそうじゃなくて…白にちゃんと謝らな…と………しーん)」

白「(パシッ…)あ、謝らないでください!もう思考を読んだりしませんから!」

赤「え?ああ…そういえば白って心が読めるんだったけ……あぁあ!!」

白「(ビクッ)…!ど、どうしたんですか?」

赤「まさか…『あんなこと』や『こんなこと』まで…!!す、すまん!」

白「え!?ま、またそそそんなことを…か、考えてたんですか!?」

赤「え!?いや?…でも読んだんだろ?」

白「私は離れたじゃないですか!それにそんなこと読んだら冷静ではいられないでしょう!?」

赤「なーんだ!心配して損したな!でね…」

白「……(…なんだかとっても疲れました…はぁ…)」

715 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/09/23(火) 20:52:32.80 ID:rpXFUQAO
【白、会いにきたよ】②

赤「今日はクッキーを焼いてみてさ…(実は桃のスイーツ対策のついでになんだけど…)…よかったらどうかなって…」

白「…クッキー…?」

赤「口に合うと良いんだけど…(桃には甘さが全然足りないって怒られたけど…)」てくてく

白「(パシッ)…いただきます…」パク

赤「ど、どうかな?(こんなことなら女幹部さんに教えてもらうんだった…!小麦粉代もばかにならないし……いや…気安くいくわけにもなぁ…)」ドキドキ

白「(パシッ)……(確かに甘くはないですが…おいしい…女幹部さんとは食堂かなにかに勤務している人でしょうか?)」もぐもぐ

赤「あ、あの…?(どういうことだ…?やはり美味しくないのか?ぬぅ…は!…ど、どうしよう無理に食べてたりしたら……!)」

白「(パシッ)そんな訳…(がまん…がまん…)…いえ、とてもおいしいです!」パク…もぐもぐ

赤「そ、そう?(…なにかおかしい…やっぱりおいしくなかったのか…白はやさいしいなぁ…)」

白「(パシッ)…なんでこういうときだけ鋭いんですか!…もう!」

赤「(ビクッ)ご、ごめんなさい?(…なんだかわからんけど…とりあえずあやまっといたほうがいいのかな?)」

白「(パシッ)…はい……(この人は……悪気がないだけに…手に負えない……)」

赤「…?(許して貰えたのか…?白ってやさいしいなぁ…)」

白「(パシッ)……そんなことは……///」

赤「え!?(くっ…やっぱり許して貰えないか…!一体どうすれば…!頼むザコーズ助けてくれ…!)

白「(パシッ)…おいしかったですよ?ほんとですよ!」

赤「ほ、ほんと(よかったよー、ホントによかったよー!)」

白「(パシッ)……はい(……いい人なんですけどねぇ……)」

赤「よしっ!今度はケーキでも…あっ…もうこんな時間だ!また来るよ!(うれしいな~!ふふふ…あ、その前に晩飯…)」ガチャ…ダダダ

白「(パシッ)………あ!お礼……でもまた今度っていってた…ふふっ…そのときにでも……ふふ」

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最終更新:2009年01月10日 10:55
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