インフルエンザシリーズ

zva883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/09(月) 14:31:05.67 ID:2mCl5UAO
【暇】 インフルエンザシリーズ

戦隊基地 会議室

桃「…はぁ…だるいわね……にしても…」ちらっ

黄「うー…」

青「…寒…すー…すー…」ぶるぶる…

緑「すー…すー…」

桃「…暇ねぇ…けほっ…」

青「…うぅ…」ぶるぶる…

桃「………」ちらっ

黄「…うーん…」もそもそ…

桃「………」

つんつん

黄「…うぅ…?」ごそっ…

桃「………」

ふにふに

黄「…んんっ…」もそもそ…

桃「…はぁ…」

桃「……暇ねぇ…」

890 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/10(火) 00:58:44.69 ID:orEJlIAO
【眠れない】 インフルエンザシリーズ

桃「ぐぅ…ぐぅ…zZZ」

黄「…うーん…」

緑「…すー…すー…」

青「………」

桃「ぐぅ…ぐぅ…zZZ」

青「…うるさい…眠れん…」ごそっ

桃「ぐぅ…ぐぅ…ふふ…zZZ」

青「…寝るときくらい静かにできんのか…!」

桃「…ふふふ…ケーキよ!…zZZ」

青「…貴様はそれしかないのか…!」

桃「…うるさいのよ!…zZZ」

青「…貴様…!」

桃「…ふに~…ぐぅ…zZZ」

青「…はぁ…何をやっているんだ私は…」

桃「…ふっふふふー…ぐぅ…zZZ」


青「寝ているときまで騒がしい奴だ…」

青「………」

青「…後で赤に耳栓を買ってきてもらうか…」ごそ…

898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/10(火) 17:27:54.36 ID:orEJlIAO
【……ふひひ】 インフルエンザシリーズ

会議室

緑「……んっ…」むくっ…

緑「………」キョロキョロ

桃「…ぐぅ…ぐぅ…zZZ」

黄「…うぅ…ん…」もぞっ…

青「…すぅ…すぅ…」

緑「…みんな寝てる………ふひひ」

きゅぽん!

桃「…ふふふ…スイーツ…ぐぅ…」

緑「…ちょび髭…もみあげ…太い眉毛…桃…ダンディ……ふひひ」カキカキ…

黄「………」

緑「…パンダメイク…黄…かわいい……ふひひ」カキカキ…

青「…すぅ…すぅ…」

緑「…ほっぺに傷…口周りに髭…青…やくざ……ふひひ」カキカキ…

緑「…後は偽装工作…私は…ほっぺにナルトでいいかな…?」カキカキ…

緑「………ふひひ…ふひひひっ…こほっ!こほっ!」

緑「…寝よう…まずは体力の回復…」

緑「……起きるのが楽しみ…」ごそっ…

911 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/12(木) 07:49:23.11 ID:lllYMMAO
【あはは!】インフルエンザシリーズ

黄「…う…ん…」むくっ

黄「うぅ…体が重い…頭痛い…寒い…」

黄「…最悪だよ……あれ?…僕の布団が…あ!」

青「…んんっ…」ごそっ

黄「青…!僕の布団を…!」

青「…ふふ…すぅ…」ごそっ

黄「青ー!返してよー!酷くなっちゃうじゃないか!」

桃「……んっ…」ごそ…

緑「………」もぞ…

黄「…あ!…あんまり騒ぐとみんな起こしちゃうや…」

青「…すぅ…すぅ…」

黄「…青…!青!」ゆさゆさ…

青「ん…んん…?」むくっ…

黄「あ」

青「…?…なんの用『あははははは!!』

黄「あははは!あ、青の顔が…顔が!あは…ごほっ!ごほごほごほ…」

青「な!?私の顔に何が……黄の顔にもなにか塗ってあるぞ!?」

桃「…う…?…」むくっ

黄「こっち見ないで…ごほっ!あははは…ごほっ!ごほごほ…」

青「お、おい!黄………パンダ?…ふっ…ふははははは!…パ、パン…ダ…ごほっ!ごほごほ!」

桃「………うるさいわねぇ…あんたたち!静かにしなさいよ!」ガバッ!

912 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/12(木) 07:51:27.39 ID:lllYMMAO
【あはは!】②

黄&青「…ごほごほ!」

桃「あら?…あんたたち咳が酷いの?…背中撫でてあげようかしら?」

黄「も、桃?……あはは!ごほっ!あはは…ごほごほ…」

青「そ、その顔で…ふふっ…い、言うな…ふははは…ごほごほ…」

桃「顔?…あんたたち…熱で頭で…も?」

緑「…んっ…」

桃「…ぷっ…」

緑「………」ごそ…

桃「あははははは!…な、何よその顔は!…ぷぷっ…げほっ!げほげほげほ…く、苦し…げほ!げほげほげほげほ…」

黄「ごほごほ!…あは…は…ごほ!」

青「ごほごほごほ…ぐ…ごほっ!」

緑「………ふひひ…こほっ…」

黄「ごほ…も…ダメ…ごほごほ…」パタ…

青「ごほごほごほ…」パタ…

桃「…あー…げほっ!げほっ!…しんどい……わ…」パタ…

緑「…こほ…あれ…?」

青&黄&桃「「「………」」」ぐてー

緑「…やり過ぎたかも…」

緑「…赤を呼ばなくちゃ…」

ガチャリ

緑「…もしもし…」

916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/14(土) 00:26:20.09 ID:S66UW6AO
【黒い陰謀】 インフルエンザシリーズ

戦隊基地 ロビー

赤「………」ずずっ…

赤「…静かだなぁ…ってかこんな時間にお茶を楽しめるなんてな…」

赤「…ふぅ…」ずずっ…

黒服1「旦那様」

赤「おわ!?」ビクッ!

バシャ!

黒服2「お嬢様に『あっちい!!』ガタッ!

黒服2「だ、旦那様!?」

赤「あつー…急に声をかけないでくださいよ…俺はてっきり…」

黒服1「失礼しました…」

黒服2「申し訳ありません…」

赤「まぁそう畏まらなくても…でなんのようですか?」

黒服1「はっ…お嬢様を…」

黒服2「…お頼みしたいのです!」

赤「…うわぁ…嫌な予感…」ぼそ…

黒服1「なにかおっしゃりましたか?」

赤「いえ…なにも」

黒服2「大旦那様から急に呼び出されまして…申し訳ありませんが、今日1日お嬢様の看病をお願いしたいのです…」

赤「…大旦那…?…あぁ、真黒のお父さんね」

917 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/14(土) 00:28:06.06 ID:S66UW6AO
【黒い陰謀】②

黒服1「いえ、お義父様にございますね」

黒服2「はい」

赤「だから違っ『おっと!』

黒服1「もうこんな時間に…もう行かねばなりませんね?」

黒服2「はい、大旦那様からお叱りを受けてしまいます」

赤「ちょ…ちょっとまって…」

黒服1「それでは失礼致します…」

黒服2「…これは注意書きでございます」つ手紙

赤「…だから…!ちょっとまってくださ『お嬢様をお頼みします!』ダダダ…

赤「…なんなんだよ…はぁ…この手紙もどうせまた…」がさっ…

『旦那様へ…看病の心得…その①お嬢様はよく動き回りますので掛け布団がズレていないか、1時間ごとに確認してください…』

赤「…意外にまともだ…」がさがさ…

『…その⑧お粥は必ずふーふーと冷ましてから食べさせてください。その⑨淋しがるのでお嬢様が寝るまでそばにいてあげてください…』

赤「…しかし多いな…過保護過ぎじゃないか?」がさがさ

『…その⑬おやすみのちゅーは忘れずにしてください。…ここは額がベストです。その⑭その後頭をなでなでして差し上げると喜びます…』

赤「…もう看病とか関係ないし…」がさがさ…

『…最後に…』

赤「…やっとか…30項目くらいあった…」

『…まさかとは思いますが、ご病気のお嬢様をお抱…』グシャ!

赤「………」びりびり…

赤「…頭痛い…マジで…」

ピンポンパーン

赤「…会議室からもなんか来たし…はぁ…」

ガチャリ

赤「…はい。赤です」

918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/14(土) 00:29:29.96 ID:S66UW6AO
【黒い陰謀】③

市街 カフェ『ロンドンパーク』

黒服1「サンドイッチを追加で…」

店員「かしこまりました」

黒服2「旦那様はうまくやっているでしょうか…」

黒服1「きっと大丈夫でしょう」

黒服2「しかし…お嬢様の看病とは考えましたね」

黒服1「…弱ってしまったお嬢様を旦那様がご看病する…」ずずっ…

黒服2「はい」ずずっ…

黒服1「旦那様は弱々しいお嬢様に胸キュンです。そしてお嬢様も旦那様からの我々直伝…『愛の看病』に胸キュンです」

黒服2「なるほど…」

黒服1「…そしてお2人の絆はより強くなるのです…」ずずっ…

黒服2「我々がお邪魔をするわけにはいきませんね…」

黒服1「ですから我々は昔話に花を咲かせると…しましょう…うっ…」

黒服2「あの頃のお嬢様は…今もですが…本当にお可愛いらしくて…うぅ…」

黒服1&2「「…お嬢様…!」」

店員「あの…サンドイッチ…あの…」おろおろ…

930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/16(月) 01:17:07.41 ID:hRTObwAO
【大人しくって言ったのに…】 インフルエンザシリーズ

戦隊基地 会議室

赤「………(…呼び出されたと思ったら…いったいなにが…?)」

青&桃&黄「………」←屍

緑「…大変…大変…」

赤「…大人しくしてて…って言いましたよね?」

緑「…うん…」

赤「…これはいったい?」

黄「…うーん…」←パンダメイク

青「…うぅ…う…」←やくざメイク

桃「…あぅ……」←オッサンメイク

緑「…知らない…」

赤「本当に知らないんだな?」

緑「…うん…知らない…」

赤「………」

緑「………」

赤「はぁ…わかったよ…それと今からは各自部屋で療養してもらうからな」ごそごそ…

緑「…なんで…?」

赤「絶対またこんな風になるだろ?」

青&桃&黄「………」←こんな風

緑「…やだ…」

赤「やだって…」

緑「…寂しい…」

赤「…寂しい?」

931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/16(月) 01:19:05.13 ID:hRTObwAO
【大人しくって言ったのに…】②

緑「…うん…」

赤「…はぁ…わかったよ…風邪とか引いたとき一人でいるのは寂しいもんな…」

緑「…うん…」

赤「…ただし!」

緑「…?」

赤「…これ以上の悪戯は厳禁な…どうせこれも緑だろ?…わざわざ自分にまで書いて…ナルトかこれ?」

緑「……ふふ…」

赤「本当に大人しくしとけよ?…早く治してくれないと組織の襲撃があったときに…」

緑「…赤に期待してる…」

赤「………」

緑「…頑張って…」

赤「…はぁ…とりあえず早く治してくれ…それと水枕と化粧落とし持ってくる…じゃあ…」ガチャ…

パタン

緑「…早く治そう…」ごそ…

933 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/16(月) 11:35:35.76 ID:hRTObwAO
【女幹部来々】 インフルエンザシリーズ…のはず脱線しまくりだけど

赤「…はぁ…後は黒か…」てくてく…

赤「…みんなの飯と薬も用意しなくちゃな…」

ビー!ビー!

赤「襲撃!?こんなときに…!」

戦隊基地周辺

赤「…さぁ来い!」

雑魚1「…あれ?」

雑魚2「ひとりだぜ?」

雑魚1「…これって戦隊?」

雑魚2「しっ!これはこれで…」ごにょごにょ…

赤「…だ、だって…」ずーん

女幹部「………」そわそわ…

雑魚1「ふむふむ…なるほどだぜ…ふっふっふっ…これは都合が良いんだぜ…」

雑魚2「…行くぜ!」

雑魚1&2「「でりぁあああ!!」」ダダダ…

女幹部「え…?」

赤「あ!お前ら卑きょ…ちきしょう!こうなったら…やってやるぜ!」ぐぐっ…

雑魚1&2「「ぬあぁああああ!!」」ダダダ…

雑魚2「おっと」こけっ

雑魚2「ぐっはぁぁああ!!」ずざざざさ…

雑魚1「な!?きょ、兄弟ー!?」

雑魚2「おうっ…よ…ちょっと張り切りすぎた…みたいだぜ…へへへ…すまねぇ…」ガクッ…

雑魚1「し、しっかりするんだぜ!?兄弟?兄弟ー!?こんな…こんなとこでー!!」

赤「…お前ら…なにがしたいんだ?」

934 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/16(月) 11:40:09.10 ID:hRTObwAO
【女幹部来々】② 

雑魚1「これはやむを得ないアクシデントなんだぜ!女幹部さん!俺達は撤退しますぜ!」

雑魚2「本当にすみません!本気と書いてマジで!」

女幹部「あの…」

雑魚1&2「「アディオス!!」ダダダ…

赤「…元気じゃねーか…あいつら何しに来たんだ?…あ!」

女幹部「…え…えっと…?」おろおろ…

赤「………(女幹部さんだけ残ってる…これ…どう対応すればいいんだろう…?)」

女幹部「あ、赤さん。こんにちは…」ペコ…

赤「…は、はぁ…どうも…」

女幹部「あの…先程は……」

赤「いえ…」

雑魚1&2『『………』』こそっ

女幹部「今日はその…襲撃とかに来たのではないんですが…」

赤「そうなんですか?なら受付に用件を言っていただければ…」

女幹部「いえ!…た、たいした用事ではないので…」もじ…

赤「?」

雑魚1『…ここからじゃ角度が悪いぜ…残念だけど赤の方しかわからないぜ…』

雑魚2『赤さえわかれば問題無いぜ!…読唇術で赤の実況を頼むぜ…』

雑魚1『おk…なになに…受付に…用件を…ちっ!赤の鈍感野郎め!先々日が何の日だったか思い出すんだぜ!』

雑魚2『それと女幹部さんの右手の綺麗にラッピングされたブツにも気付くんだぜ!』

935 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/16(月) 11:43:32.04 ID:hRTObwAO
【女幹部来々】③ 

女幹部「………」

赤「…えーと…?」

雑魚1『なんなんだぜ?あのとぼけた顔は!』

雑魚2『ジーザス!何にもわかっちゃいない顔なんだぜ!』

赤「あ!用事ってなんですか?」

女幹部「え…その…」

雑魚1『…用事って…なんですか…おいおい…そういうことストレートに聞いちゃうんだぜ?そこはさりげなくフォローしないと…』

雑魚2『女幹部さんが困っちゃうんだぜ!』

女幹部「こ、この間…バレンタインデーでしたよね?」

赤「バレンタイン…?そういえばそうですね…(…ここ数年縁がないしなぁ…忘れてたよ…)」

雑魚1『…そういえば…そうですね…これはきっと女幹部さんが話を切り出したんだぜ…しかし赤の奴まだ気付いてないんだぜ!』

雑魚2『…いや…赤もここ数年バレンタインと縁のない生活をしてきたんだぜ!…たぶん!…だから気付かないのかも知れないぜ!メイビー!』

雑魚1『なるほど深いぜ!』

雑魚2『当たり前なんだぜ!俺も…お?』

936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/16(月) 11:50:16.37 ID:hRTObwAO
【女幹部来々】④

女幹部「…それでこれを…チョコレートを渡そうと…思ったんですが…秘密基地には来られなかったので…」つチョコ

赤「それで今日?…俺にですか?」

雑魚1『…俺にですか…馬鹿かあの野郎は!赤以外に誰に渡すって言うんだぜ!』

雑魚2『落ち着くんだぜ!ほら!赤がまたなにか言うんだぜ!』

赤「あの…(わざわざこれの為に?)

女幹部「わ、私はこれで!」タタタ…

赤「あ!女幹部さん!」

女幹部「…うぅ…(…もう過ぎてるのにって顔してました…うぅ…だって…だって…)」タタタ…

雑魚1『あ!女幹部さんが…!くっ!これからって時に!ってかあの…ってなんなんだぜ!あのって!もっと…もっとさぁ!!!』

雑魚2『そこは…ありがとう…って言って抱き寄せるとこなんだぜ!赤の根性無し!意気地無し!甲斐性無し!』

雑魚1『うぬぬ…は!…兄弟!後にするんだぜ!女幹部さんがこっちに来るんだぜ!』

雑魚2『む!?…おうよ!…離脱するんだぜ!』

雑魚1&2『『………』』こそこそ…

赤「バレンタインチョコかぁ…ふふふ…何年振りだろう…どうせ義理だろうけど…大事に食べよっと♪」るんたっ♪

赤「にしても忙しいなかわざわざ届けに来てくれるなんて…優しいなぁ…女幹部さん…」るんたった~♪

赤「…いけね!飯と薬を忘れてた!は、早く準備しないと…!」るんっ…ダダダ…

943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/18(水) 21:42:32.97 ID:bxNGO2AO
【黒い甘えん坊】 インフルエンザシリーズ

戦隊基地 黒自室

赤「黒ー?入るよ?」こんこん

真黒『赤さんですか?どうぞ』

赤「はいはい…赤さんですよー…失礼し…ま!?」

真黒「どうしました?」←着替え中

赤「き、着替え中ならそう言ってくれ!」

真黒「え?なにかまずいんですか?」

赤「…お前な…普通は…」

真黒「普通…?ど、どこかおかしいですか?」キョロキョロ…

赤「…いや…着替え終わったら言ってくれ…外にいるから…(…昔の貴族は世話人になんでもやらせていたから執着心が薄かったらしいが…ここにまだ存在しようとは…)」

真黒「?わかりました…?」

赤「…っていうか前はもうちょっと普通な反応だった気がするんだけどなぁ…旅行の時とか…」ぼそぼそ…

ガチャ

赤「…うーん…最近じゃ添い寝に来るようにまでなったし…あ!だんだん信頼されてきてるってことか?」

赤「…しかしさすがお嬢様…男の前ですらあそこまで無防備な姿をさらしだすとは…」

真黒『終わりましたよ?』

赤「はい…(…無邪気ってのはたまに怖いなぁ…俺だったからよかったものの…いやほんとに…いいもの見れ…いやいや違う違う…)」

944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/18(水) 21:47:05.09 ID:bxNGO2AO
【黒い甘えん坊】②

真黒「………」もぐもぐ…

赤「…だいぶ良くなかったみたいだな。普通のご飯も食べられるようになったし、熱もなくなってきたし…」

真黒「はい…」

赤「いやー…真黒は大人しくて助か…あれ?まだ気分悪い?」

真黒「いえ…その…」

赤「どしたの?」

真黒「…私も他の皆さんと一緒がよかったです…」

赤「…止めといた方がいい…絶対にな…マジで」

真黒「でも…」

赤「それにその恰好でみんなの前に出るわけにはいかないだろ?治るまでの辛抱だからさ…もう少しだよ」

真黒「はい…」

赤「…あっちは治るまでどれだけかかるやらな…すぐふざけるし…はぁ…」

真黒「どうしたんですか?」

赤「ん?あぁ、こっちの話だよ…さて、ご飯を食べたらゆ~っくり眠りなさい」

真黒「………」じっ

赤「………その眼差しは?」

真黒「…私が寝るまでいてくださいね?」

赤「…あぁ…そういえばそんなこと書いてあったな…あのふざけた手紙に…」

945 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/18(水) 21:49:28.78 ID:bxNGO2AO
【黒い甘えん坊】③

真黒「赤さん?お願いしますから…」うるっ

赤「わ、わかった!いる…いるから…!」

真黒「…ほんとにほんとですか!?」

赤「いるってば!」

真黒「…よかった…」ぽふっ

赤「………(…まるっきり子供だな…)」

真黒「………」じっ

赤「………今度はなんでしょうか?」

真黒「…眠くなるまでなにか話してください」

赤「…昔話的な?」

真黒「なんでもいいです」

赤「…はぁ…」

真黒「…だ、ダメですか?」うるっ

赤「オーケーわかった!とっておきを話してやるからその瞳は止めて、その瞳は」

真黒「…瞳?わかりました?」

赤「(絶対わかってないな…コイツ…)…昔な、あるところに…」

真黒「桃太郎ですか?」

赤「いや…まだ昔までしか言ってないでしょ?」

真黒「なら…金太郎さんですか?」

赤「…いつから早押しクイズになったんだよ…」

真黒「じゃなんですか?」

赤「それを今から話すんだろ?でな……」

946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/18(水) 21:51:46.00 ID:bxNGO2AO
【黒い甘えん坊】④
赤「…そこでレッドはこう言うんだ『お嬢さん、火遊びはほどほどにな…』って…それがカッコイイのなんのって…」

真黒「…すぅ…すぅ…」

赤「…寝てる…つまんなかったかなぁ…あ、いいのかこれで」

真黒「…すぅ…すぅ…」

赤「………(…可愛いらしい寝顔だ…にしてもあんな子供みたいに…毎回これじゃ黒服達も大変だろな…)」

赤「……さて、俺も仕事やんなきゃな…おやすみ真黒…」なで

真黒「…すぅ…すぅ…」

パタン

962 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/24(火) 11:13:58.91 ID:S7/cNIAO
【補充員】 インフルエンザシリーズ

赤「んふっんふふふん♪」←掃除中

ピンポン

赤「はいはい…」

ガチャ

白「…こんにちは」

赤「白?(あれ?珍しいな…なんか戦闘スーツまで着込んで既に臨戦体勢なんだけど…)」

白「(パシッ…)…はい。私のスーツは紫外線も防げるので…」

赤「あ、なるほど!でも急にどしたの?(そういえば紫外線に弱いんだっけな…でも何しに来たんだろ?)」

白「(パシッ…)…本部からの指令でこちらにお邪魔します」

赤「指令?(指令?…今はまずいなぁ…青…というよりみんな寝込んでるし…)」

白「(パシッ…)…そのことで私が来たんですよ」

赤「ん?2度も言わなくても大丈夫だよ?ちゃんと聞いてるって!」

白「(パシッ…)………(…皆さんが寝込んでる方を言いたかったんですが…)」

赤「指令でしょ?指令……指令?(…俺1人だけはしんどいなぁ…いつものことだけど…いや今回は仕方ないか…)」

白「(パシッ…)…あの…何を勘違いしてるのか知りませんが…『私』が本部の指令でここに来たんですよ?」

赤「見れば解るって!あ!そういえば内容は?(なんて用心深いんだろう…そんなに俺はアホに見えるんだろうか…)」

白「(パシッ…)…今は正直ちょっとアホだと…」

赤「…そ、そんな…(…アホだと思われてるのか…俺は…)」ずーん

白「(パシッ…)…い、いえ、たまにですよ?…たまにですけど凄いアホだと思…」

963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/24(火) 11:15:39.76 ID:S7/cNIAO
【補充員】②

赤「………(…凄いまでついた…ひ、ひどい…)」

白「(パシッ…)……あ…」

赤「………(…確かに俺は要領が悪いって言うか運がないって言うか…あとおっちょこちょいなとこはあると自分でも思うけど…アホって…)」

白「(パシッ…)…あの…あ、赤さん…?」

赤「…ん?…なんだい…?(…百歩譲ってせめて天然くらいのニュアンスにして欲しかったな…うぅ…まさか白にまでとは…!)」

白「(パシッ…)………(…な、なんて言えば…?)」

赤「あれ?どしたの?(…おや?急に黙ってしまったぞ?…俺なにか気にするようなこと言ったっけな?)」

白「(パシッ…)…いえ…(…立ち直るの早いですね…)」

赤「ふーん?(…いや…なんか怪しいな…白は優しいからなぁ…ほんとは気にしてるのに黙っててくれてるのかも…)」

白「(パシッ…)…そんなことは…//」

赤「ん?そんなことってどんなこと?(そんなこと?ふーんで何がわかったんだ?)」

白「(パシッ…)…はぁ…なんでそういう風に……はぁ…」

赤「…ど、どうしたの?ため息ばっかりついて…(…やはりなにかとんでもないことをしたに違いない!!ど、どうしよう…)」

白「(パシッ…)違いますよ!もう!とりあえずあがらせてもらいますからね!?…まったく…疲れる…」てくてく…

赤「え?なんで?」

白「…言ったでしょう?私は本部からの指令で赤さんをサポートしに来たんですよ…他のメンバーは皆寝込んでるでしょう?」

赤「え?マジで?」

白「…はい…出撃可能な戦隊員が1人じゃどうにもなりませんから…」

964 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/02/24(火) 11:17:12.70 ID:S7/cNIAO
【補充員】③

赤「なぁんだ!そうだったのか!なるほどね!」

白「………(…何度も言ったじゃないですか…)」

赤「いやー!大変だったからね!ありがと!」

白「…仕事ですから」

赤「あ、ロビーでくつろいでて!お茶いれてくるから!」タタタ…

白「…あ…私は遊びに来たんじゃ…」

赤『すぐに戻るよー』

白「…こんなことでいいんでしょうか…?」

白「………」そわそわ…

白「…と、とりあえずロビーに…」てくてく…

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最終更新:2009年03月03日 20:19
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