無題17


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680 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/14(月) 15:06:14.51 ID:LtdOKUAO
赤「何で潜入調査なんか…」
青「仮にも悪の組織だ。裏で何をしているか分からない」
赤「で、何で俺まで?」
青「赤といれば敵も油断するからな。それにしても何だここの警備は?こんな簡単に侵入出来るとは…」
赤「そりゃあ、来客用の入口から入ったからな。つーかこれ潜入って言わないだろ」
青「よし、何か資料を…」
赤「おいおい、勝手に荒らすと怒られるって」
青(これは要警戒人物のリストか?なるほど、やはり私達の名前も…赤の名前が無い?一体何故…?)
赤「おーい、青。お茶出してくれるって」
青(やはり女幹部辺りが特別扱いに…ん?この文書は…)
『…の可能性は高い。武器はタオルであり、他のメンバーと比べ見劣りするが、データを見る限り、かなりの戦闘力が期待され、幹部としての活躍も十分…』
青(幹部…だと!?)
雑魚「珍しいですねー、青さんが来るなんて。確か初めてですよね?」
青「あ、ああ」
雑魚「まあ、ゆっくりしていって下さい。青さんはコーヒーがお好きですよね?」
青「あ、いや、お構い無く…」
赤「どうした?何か顔色が…」
青「赤…お前は私達の仲間、だな?」
赤「当たり前だろ?どうしたんだ急に」
青「…信じているからな」

685 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/14(月) 16:30:04.91 ID:LtdOKUAO
青「…赤はどうした?」
桃「雑魚達と一緒に飲みに行ったみたいだけど。敵同士なのに仲いいよね~」
青「…そうだな。奴等は敵なのに」
桃「どうかしたの?調査から帰って来てから元気ないけど。もしかして女幹部と何かあった?」
青「何でも無い。少し訓練をしている。赤が帰って来たら言ってくれ」
桃「……青?」

青「……チッ」
緑「……平均命中率73%」
黄「調子悪いみたいだね?」
青「いたのか。一言ぐらい…」
黄「怖い顔して的撃ってるのに、話かけられないよ」
青「…そんな顔してたか?」
黄「うん。僕、青があんな顔してるの久し振りに見たよ」
緑「……何かあった?」
青「…いや。…あくまで仮の話だが、もし赤が敵になったら…どうする?」
緑「……赤にそんな事は有り得ない」
黄「何で赤が敵になるの?」
青「だから仮の話だ。…その時はどうするんだ。やはり戦うのか?」
黄「う~ん、無理矢理でも連れ戻すけど。戦ったら本気は出せないかもなぁ」
緑「……同意。それに赤が敵となった場合、私達の攻撃が無効化される可能性は高い」
青「攻撃が…無効化?」
緑「……赤は私達の戦いを誰よりもよく知っている。弱点も。敵となれば、かなりの脅威となる」
黄「…そんな怖い事を真面目に言わないでよー」
緑「……仮の質問に答えただけ」
青(そうだ。赤が敵になったら私達は)
青(何としてもそれだけは避けなければ…)

686 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/14(月) 16:59:14.87 ID:LtdOKUAO
青「赤、帰って来たか。話が…」
赤「ええ、いやそんな…今度の休みですか?空いてますけど…え!はい、喜んで!はい、こちらこそ。ではまた」
青「電話中だったか。すまない」
赤「いや、大丈夫だよ。女幹部さんからの電話でさ」
青「女…幹部…」
赤「今度の休みに食事に誘われてね。組織の新しい店がオープンするからって。よかったらみんなも…」
青「赤」
赤「え?」
青「直ぐに断れ。そして奴等と今後一切関わりを持つな」
赤「何だよ、いきなりそんな…」
青「奴等は倒すべき悪の組織だ。お前も分かっているはずだ」
赤「別にこれは私的な付き合いで…」
青「お前の場合度が過ぎている。これは命令だ。分かったな?」
赤「お、おい青!…どうしたんだアイツ」



青「これで…いいんだ…」

688 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/14(月) 17:34:55.88 ID:LtdOKUAO
青「一体何度言ったら分かるんだ!!」
赤「人のプライベートまで干渉する必要は無いだろ!?今までだってそうだったのに何で急に…」
青「命令したはずだ!これに背くとは立派な処分対象となる!」
赤「だからそれは…!」
青「今までは黙認してきたが、お前が漏らした情報が利用されているかもしれないのだぞ!それに、お前を組織に引き込もうとしている可能性も…」
赤「俺がスパイだっていうのかよ!?」
青「ああ、それも考慮しなければな!従わないなら、お前をスパイの疑いで報告し…」
黄「青!!」
青「っ!?」
桃「青、アンタ今何言ったか分かってるの…?」
緑「………」
青「あ…ち、違う…私…」
赤「…そうかよ。俺は信用されてないんだな」
青「そ、そうじゃない…私はただ…」
赤「…そうだよな。確かにこの件は俺が悪いんだから。疑われて当然だ」
緑「……赤」
赤「今更言い訳はしない。処分には従う。…少し一人にさせてくれ」
青「あ…」
黄「青……」
青「ッ!」
桃「ち、ちょっと青!?」

690 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/14(月) 18:17:39.75 ID:LtdOKUAO
青(…最低だ。チームに不信感を与えて…赤にあんなひどい事を…)
青(何が信じている、だ…)
赤「ここにいたのか…」
青「あ、赤?」
赤「みんなから聞いたよ。俺が敵になったらって、思ってたんだろ?」
青「…それは」
赤「そんな事あるわけ無いだろ?確かに不安にはさせちゃったけどさ」
青「で、でも赤が敵幹部の候補に…」
赤「ああ、あれか。うん、誘われた事はあったよ。でも断ったよ。俺には俺の信念があるし、仲間を裏切るようなマネは…って青!?」
青「うぇっ、ふ、不安、だったのぉっ、赤が、敵になったらってぇっ、だからぁっ、敵の所に行かないようにって…やだぁ…行かないでよ赤ぁ…行っちゃやだぁぁっ!!」
赤「あー、よしよし。大丈夫だって…大切な人を裏切るなんて事は絶対にしないから」
青「…本当に…?」
赤「ああ、俺を信じてくれ」
青「…うん。赤…」
赤「ん?」
青「…もう少し…このまま…」
赤「…ああ」
青「……ありがとう…」

691 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/14(月) 18:43:35.26 ID:LtdOKUAO
~監視室~
女幹部「………」
男幹部「残念ですね。あのまま組織に入ってくれれば…」
女幹部「…いえ。赤さんはそんな事をする人ではありませんから。確かに組織に入ってくれたら嬉しいですけど、そんなの私が信じる赤さんじゃない。…きっと、何処かで軽蔑してしまう」
男幹部「ほう、そういうものですか」
女幹部「ところで、あんな所にあの書類を置いたのって、もしかして…」
男幹部「フフッ、うまくいけばチームワークも乱れると思ったんですが」
女幹部「呆れた…。この件は首領にご報告させて頂きますので」
男幹部「それは勘弁…してもらえそうもありませんね」
女幹部「当たり前です。…泣いている女の子を抱き締める赤さんも素敵…。あ、今日の夕食は抜きなのですからそのつもりで」
男幹部「…はい」
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