無題8.

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首領「れっどさん、だいじょうぶですよー。きっと「火事だー!」 一般人「デパートで火災だ! 屋上に子供が取り残されてるらしいぞ!」 一般人「消防呼んだのかよ!?」 一般人「呼んだけど、まだ来る気配無いぜ」 赤  「!!」 483 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 21:37:09.95 ID:kbkDUB170 首領「わーたいへん。いきましょーか、れっどさん」 赤  「(今までに雑用とタオル振り回す事しかやってない俺に出来るのか? 失敗できない大事件)     でも、俺は…俺に、俺なんかに……そんなこと、出来るのかな……」 首領「だいじょうぶですよー、みんなれっどさんはすごいひとだっていってますからー     せんとういんさんも、かんぶさんも、『あいつはおおものだ』ーって。だからできますよー」 赤 「……」 首領「ゆーきと、きぼーと、さむおじさんですよ、れっどさん」 赤 「俺は…」 首領「ぎゅーっ!」 赤 「! ちょ、首領ちゃん!?」 首領「えへへー、れっどさんに、ゆーきわけてあげますー」 赤 「首領ちゃん…」 首領「てをにぎっててあげます。きっとさいじょうぶです。いきましょ、れっどさん。きぼーさんがれっどさんをまってます」 赤 「首領ちゃん…俺、やってみるよ」 首領「はいー。それでこそ、れっどさんですー」 485 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 21:37:40.07 ID:kbkDUB170 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 警官「おい! 封鎖中だぞ! 入っちゃいかん!」 首領「あー、せんとういんさんだー!」 警官「ちょ…首領!? あんた何してるんですか!?」 赤 「知り合い?」 首領「せんにゅーにんむちゅーのせんとういんさんですー。せんとういんさんにはいろいろいてー、     せーふにもぐりこんでる、ろーぜんさんってひとなんかもいますーみんないいひとですよー」 警官「ちょ、首領! マジ危ないですから! 下がっててくださいって!」 首領「ごめんねー、せんとういんさんー。ちょっとれっどさんときぼーさんをつかまえにいってくるからー    れっどさん、いきましょー。せんとういんさんにはわるいけど、きょうこうとっぱしちゃいましょー」 赤  「了解!」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 首領「えへへー、せんとういんさんこわかったですねー、れっどさん」 赤 「額に拳銃押し当てられて、次やったら務所にぶち込むって言われたよ」 首領「でもあのおとこのこはよろこんでましたねー。おにーちゃんみたいになるっていってましたよー」 赤 「俺みたいになっても苦労するだけさ」 首領「あはは、そーですかー? じゃあ、わたしのそしきのせんとういんさんになってもらおうかなー」 赤 「そのほうがいいかも。ヒーローの仕事を手伝ってくれたお礼に何かおごるよ、首領ちゃん」 首領「ほんとうですかぁ? じゃあ、あまいものがいいですー」 赤 「了解。じゃあ、豪華なところに食べに行こうか」 首領「やったぁ! あ、でもー」 赤 「何?」 首領「こんどはー、れっどさんのさむおじさんがー、どこかにいっちゃいますー」 赤 「いいさ。小金なんてまた貯まるよ。それに」 首領「なんですかー?」 赤 「首領ちゃんのお陰で代わりのものを捕まえさせてもらったから」 首領「? そうですかー? じゃあえんりょなくー、ごしょうばんにあずかりますー」
464 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 21:26:51.20 ID:kbkDUB170 赤 「正義の味方のはずが毎日雑用雑用また雑用…俺、何やってるんだろう」 * 「あー! れっどさんだー!」 赤 「ん?」 首領「こんにちはー!」 赤 「あぁ、首領ちゃんか…」 首領「あれー? げんきがありませんねー? どうかしたんですかー、れっどさん?」 赤 「もう自分がなにやってるんだかよく分かんなくなちゃった」 首領「?」 赤 「子供のときからさ、俺正義の味方に憧れてたんだよ。何時かあの赤いリーダーになってやるってずっと思ってた」 首領「ゆめがかなったんですねー。れっどさん、すごいですー。わたしのゆめのせかいせいふくはぜんぜんですー」 赤 「確かに叶えたよ。周りの奴らに馬鹿にされて、親泣かせてさ。でもやってることと言ったらタオルも持って振り回すだけ    憧れてた正義の味方には程遠い、馬鹿みたいなことしかやってない」 首領「よくわからないけど、だいじょうぶですよーにんげん、きぼーとゆーきとさむおじさんさえあればだいじょーぶです」 赤 「(サムマネーと言いたいんだろうな) 確かに雑用で小金は手に入ったけど…希望か……はは、もうそれも無くなったかも」 首領「れっどさん、だいじょうぶですよー。きっと「火事だー!」 一般人「デパートで火災だ! 屋上に子供が取り残されてるらしいぞ!」 一般人「消防呼んだのかよ!?」 一般人「呼んだけど、まだ来る気配無いぜ」 赤  「!!」 483 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 21:37:09.95 ID:kbkDUB170 首領「わーたいへん。いきましょーか、れっどさん」 赤  「(今までに雑用とタオル振り回す事しかやってない俺に出来るのか? 失敗できない大事件)     でも、俺は…俺に、俺なんかに……そんなこと、出来るのかな……」 首領「だいじょうぶですよー、みんなれっどさんはすごいひとだっていってますからー     せんとういんさんも、かんぶさんも、『あいつはおおものだ』ーって。だからできますよー」 赤 「……」 首領「ゆーきと、きぼーと、さむおじさんですよ、れっどさん」 赤 「俺は…」 首領「ぎゅーっ!」 赤 「! ちょ、首領ちゃん!?」 首領「えへへー、れっどさんに、ゆーきわけてあげますー」 赤 「首領ちゃん…」 首領「てをにぎっててあげます。きっとさいじょうぶです。いきましょ、れっどさん。きぼーさんがれっどさんをまってます」 赤 「首領ちゃん…俺、やってみるよ」 首領「はいー。それでこそ、れっどさんですー」 485 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 21:37:40.07 ID:kbkDUB170 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 警官「おい! 封鎖中だぞ! 入っちゃいかん!」 首領「あー、せんとういんさんだー!」 警官「ちょ…首領!? あんた何してるんですか!?」 赤 「知り合い?」 首領「せんにゅーにんむちゅーのせんとういんさんですー。せんとういんさんにはいろいろいてー、     せーふにもぐりこんでる、ろーぜんさんってひとなんかもいますーみんないいひとですよー」 警官「ちょ、首領! マジ危ないですから! 下がっててくださいって!」 首領「ごめんねー、せんとういんさんー。ちょっとれっどさんときぼーさんをつかまえにいってくるからー    れっどさん、いきましょー。せんとういんさんにはわるいけど、きょうこうとっぱしちゃいましょー」 赤  「了解!」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 首領「えへへー、せんとういんさんこわかったですねー、れっどさん」 赤 「額に拳銃押し当てられて、次やったら務所にぶち込むって言われたよ」 首領「でもあのおとこのこはよろこんでましたねー。おにーちゃんみたいになるっていってましたよー」 赤 「俺みたいになっても苦労するだけさ」 首領「あはは、そーですかー? じゃあ、わたしのそしきのせんとういんさんになってもらおうかなー」 赤 「そのほうがいいかも。ヒーローの仕事を手伝ってくれたお礼に何かおごるよ、首領ちゃん」 首領「ほんとうですかぁ? じゃあ、あまいものがいいですー」 赤 「了解。じゃあ、豪華なところに食べに行こうか」 首領「やったぁ! あ、でもー」 赤 「何?」 首領「こんどはー、れっどさんのさむおじさんがー、どこかにいっちゃいますー」 赤 「いいさ。小金なんてまた貯まるよ。それに」 首領「なんですかー?」 赤 「首領ちゃんのお陰で代わりのものを捕まえさせてもらったから」 首領「? そうですかー? じゃあえんりょなくー、ごしょうばんにあずかりますー」

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