無題4  

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845 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/17(木) 03:23:36.63 ID:.9R.iIAO かなり長くなってしまったが気にしない、気にしない 桃「はーい、桃特性スペシャルカレーの出来上がりぃ!」 青黄緑桃黒『いただきまーす』 いつもより少し豪華な夕食 でも、何か違う 青「うむ、なかなか美味だ」 緑「おいしい…」 黒「シーフードっすねwwwwうまいっすよマジパネェwwwwwwww」 桃「えへへ、私は強くて可愛いだけじゃなく お料理も得意なのよ!」 黄「…………」 桃「何よ黄~、さっきから黙って食べて~ カレーマニアのあんたには不服?」 黄「そ、そんなことないよ おいしいよ! …って、カレーマニアって何だよ!?」 桃が作ってくれたこの香り、この味 僕の大好きなカレーそのものだ でも、何かが足りない いや、《何か》じゃない さっきから感じてるこの違和感の正体はわかっている 痛いくらいに… 黄「ただ… 赤の作ってくれるカレーと桃が作ってくれたカレー 味が違うなって…」 青緑桃黒『………黄』 黄「あっ、ごめん! ぼ、僕あんまりお腹空いてないから… ご馳走様!」 ダッ 青「黄!」 緑「青…!」 黒「今はまだ一人にすべきっすよ…」 桃「元気付けようとしたんだけど… ありゃ逆効果だったかな…」 そう 赤がいない 僕のせいで… 全て自惚れていた僕がいけないんだ… 846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/17(木) 03:30:25.60 ID:.9R.iIAO 数日前の出撃指令 赤「黄、張り切るのは結構だが周りには注意しろよ」 突然赤が僕を注意してきた 何で僕だけ? そう思って少し反発した 黄「何言ってるんだが… タオル振り回して悪戦苦闘するのがやっとだってのに」 赤「おいおい… あんま調子乗ってると敵に浮き足とられるぞ」 黄「はいはい!赤は早めに帰ってカレーの準備でもしててよ!」 赤「たまには俺が食う側にまわりたいもんだ…」 黄「ん~? なんなら僕が無事だったら赤に作ってあげるよ」 赤「不吉なこと言うなよ…」 黄「だから大丈夫だって!心配性だなぁ!」 でも、それが本当になっちゃった 気がついたら壁に追い込まれ銃を持った敵に囲まれていた 敵A「散々暴れやがって…、仲間の敵はとらせて貰うぜ!」 あれ? 撃たれてるのに痛くない それに… この生暖かい… 赤「だから… 言った… ろ… 全く… 猪突猛進も考え…もんだ、な…」 え? なんで赤が僕の前に…? これ… 血? 黄「赤…? ぇ… あ…」 敵B「隊長! 青緑桃黒の4名、戦闘を終了し赤黄の別行動隊と合流するとの通信が…」 敵A「くっ…ここまでか 撤退!」 黄「あ! 待てっ!」 ドサッ 黄「赤…? 何倒れてんだよ!」 赤「大丈夫… だっ、て お前は…? 平気…か?」 黄「自分の心配しろよ! 待ってろよ!今青達が来るから! そしたら病院いってすぐ治して…」 赤「参っ…たな… 黄のカレー… マジで…食べ、た…かったんだがなぁ…」 黄「ぉぃ赤… 何目を閉じてるんだよ…?こっちを見てよ… 赤ってば…! 返事してよ赤ーーー!!」 青「救急隊によると奇跡的に急所を外れ、ヤマを越えた。ただ… 未だ意識は戻ってないらしい…」 黄「僕が…、僕が悪いんだ…」 緑「黄… 大丈夫、大丈夫だから…」 桃「ねぇ赤は!? 赤には会えないの!?」 青「面会謝絶、絶対安静だそうだ…」 黄「僕が… あの時赤の言うことを聞いてれば…」 黒「あんまり自分自身を責めない方がイイっすよ…」 847 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/17(木) 03:33:52.58 ID:.9R.iIAO そんな訳で、赤がしばらく脱落 桃が料理をしてくれてるのに… -本部 屋上- 黄「ハハッ、何やってるんだろ僕… みんなが気を使って励ましてくれたのにこんなとこに逃げてきて… …何にも出来ないんだなぁ、僕って」 黒「そんな事ないっすよ…」 黄「黒っ!?い、いつからそこに!?」 黒「独り言を言い始めた辺りから、捜しましたよwwwwww」 黄「ご、ごめん…」 黒「…赤先輩を信じること 俺達にはそれが出来るじゃないっすか」 黄「でも… 僕は…」 黒「それがいやなら待ってるだけじゃなくこっちから出向いてやりゃいいんじゃないですか、面会謝絶つったって暴れたりなんかしなきゃ大丈夫っすよwwwwww」 黄「黒…」 黒「それに… 赤先輩言ってたじゃないですか… 《たまには俺が食う側にまわりたい》って」 黄「……… そうか、そうだよね…! こんな所でいじけてる場合じゃないよね! ありがと黒! 僕ちょっと行ってくる!」 黒「ファイトっすよ先輩wwwwwwww …………」 プルルル… ピッ 黒「あ、もしもしじぃや? ちょっとお願いがあって… えぇ、病院の赤さんの監視を…」 848 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/17(木) 03:38:15.44 ID:.9R.iIAO -病院 赤の病室- 黄「窓からお邪魔しま~す… …よし、誰にも見つからずにすんだぞ」 ピッ… ピッ… ピッ… 赤「…………」 黄「赤? 僕だよ黄だよ わかるかい?」 赤「…………」 黄「まぁそうだよね。 ごめんな、赤… 僕がちゃんと赤の言うこと聞いてればこんな事には… でも、ビックリしたな~ いつもは隅でてんやわんやしてるだけなのに、あぁいう時だけすぐ駆けつけて…」 黄「いっつもスパーや特訓の相手して、でも全然強くならなくて… 守んなきゃいけないと思ってたのに あんなにカッコ良く護られちゃ… 僕… 僕…」 ポタッ ポタッ 黄「赤ぁ… ごめぇん… グスッ ホントにっ… ごめんねぇ… うっ… うわあぁぁん…」 黄「ほら、カレー 僕が作ったんだよ みんな驚いてたよ《黄が料理してる》って、 ちょっとヒドいよね? また明日… 持ってくるから… それまでには食べてよね? …それじゃ」 赤「……待てよ」 黄「!?」 赤「両手… 動かせないんだけど、どやって食えばいいんだ?」 黄「…赤? ……赤!? 気がついたの!? 僕がわかるの!? 赤ぁ!」 赤「全身大怪我! 絶対抱きついたりするな!!」 黄「あ、そか… でもよかった。 ほんとよかったぁ…」 赤「う… そ、それよりマジでどやって食べるんだよ? スプーン持てないし」 黄「じゃ、じゃぁ僕が食べさせるよ! ホラあ~ん…」 赤「えぇっ!? いやそんな…!」 黄「あ~ん!」 赤「わかったわかった! あ、あ~ん…」 849 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/17(木) 03:41:38.23 ID:.9R.iIAO 黄「ど、どうかな?」 赤「…具がデカすぎて食いづらい そのうえ生煮え、 赤点だな」 黄「そ、そんな~」 赤「でも気持ちこもってるのがわかるよ ありがとうな… 黄」 黄「そんな…、だって僕のせいで赤はこんな…」 赤「あん時、お前怪我しなかったか?」 黄「うん… 赤のお陰で」 赤「なら俺は構わないよ 正義の味方っぽい事ができたしそれに… それに…これからしばらく黄の手料理が食えるならお釣りが来るよ」 黄「赤… 赤ぁ…! うん毎日来るから! 退院するまでには絶対美味しく作れるようになるからねっ!」 -後日- 黄「行ってきます!」 青「今日も病院か…」 緑「でも… まだ面会謝絶は解けてない…」 桃「毎日カレー持っていって何やってるのかしらね?」 黒「そうっすねwwwwwwww(ウフフ…)」 -病室- 赤「お前… 今日はずいぶんご飯を焦がしたな…」 黄「そ、そんな事ないって! ホラ食べたら美味しいから!」 ナース「院長… あそこって面会謝絶では…?」 院長「言うな… 貰うべき物は貰ってある…」 ストーリー&文面 かなり荒くてごめんなさいorz

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