無題3  

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756 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/15(火) 17:28:17.71 ID:mwbokIg0 司令「本当なのだな?戦隊の連中が我が組織の本部を襲撃するというのは。」 女幹部「はい。戦隊の方もいい加減行動を起こさなければ世論の非難を浴びる頃です。」 司令「それが襲撃の動機か・・・首領様はどんな指示を我々に下しているのだ?命令書を読んでくれ。」 女幹部「はい。では、読み上げます・・・。      『ほんぶにしんにゅうしてきたれんじゃーのひとたちはぜんいんつかまえてろーやにいれること。       とじこめてめってするからころしちゃだめ。』・・・い、以上です////」 司令「恥ずかしさに耐えてよく読み上げた。」なでなで 司令「にしても殺さずに生け捕れ。か・・・首領様も難しい注文をよこしてくれたよ。     ま、男幹部がこの基地に取り付けた物質移動装置を使えば簡単に済む事なのだろうが。」 女幹部「しかし、あの装置は対象物がある程度弱っていないと使用できません。」 司令「それについては問題無い。     私は元々あの戦隊に所属していたのだぞ?奴らの弱点はしっかりとこの頭に入っている。」 757 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/15(火) 17:30:05.36 ID:mwbokIg0 雑魚A「東方面はもう制圧されちまったのか?」 雑魚B「どうやらその様だ。黄が突入してきたという連絡を最後に、東方面隊からの通信は途絶えた。」 雑魚C「俺達の所にはどいつが来るんだ?」 雑魚D「ま、誰が来ても俺が片付けてやるけどよ。」 雑魚E「・・・っ!!来たぞっ!!全員銃を持て!!」 ダダダダダダダダダダ!!!!! 雑魚A「ぐわっ!!!」ドサッ 雑魚E「よ、吉田!!」 雑魚C「銃で撃たれている・・・恐らく俺達が相手にしているのは青だろう。」 雑魚D「野郎・・・良くも吉田を!」 雑魚B「大変だ!北方面隊も緑に壊滅させられて扇さんが重傷を負ったらしい!」 雑魚C「畜生・・・ということは残ったのは俺達南方面隊と影崎隊長の西方面隊だけってことか・・・。」 雑魚E「影崎!聞こえるか?西方面隊の兵力をこっちに・・・お、おい!どうした影崎!!応答しろ!!」 雑魚C「隊長、西方面隊からの支援は・・・。」 雑魚E「残念だが杉山・・・西方面隊も壊滅させられた・・・。」 雑魚C「そんな・・・。」 雑魚D「ちょ、ちょっと待てっ!!東方面隊に突入した黄、北方面隊を壊滅させた緑、そして今俺達が相手にしてる青、      向こうの人数はこれで全てのはずだろっ!?一体誰が西方面隊に襲撃を掛けたんだ!?!?」 雑魚E「良くは分からないが桃色の奴が襲撃して西方面隊を壊滅させたらしい・・・。」 雑魚D「どういうことだ!?大体戦隊物って5人か3人だろ!!      4人なんて中途半端な人数であるはずがない!!どこの差し金なんだその桃色の奴ってのは!!」 雑魚E「そんなことを俺に聞くな!一旦落ち着け玉城!!」 雑魚D「一体・・・何がどうなっているんだよぉおぉおぉお!!!」 雑魚B「抑えきれない・・・・っ!!南隊長!青が突っ込んで・・・ぐわっ!!」ドサッ 雑魚C「井上!!」 雑魚E「くそっ・・・青が基地の中に侵入した・・・!!」 雑魚D「やらせるかよっ!!待ちやがれ!!」 雑魚E「待て玉城!!迂闊な行動をとるな!!」 雑魚D「うるせぇ!!俺を止めるな南!!」 雑魚E「玉城ー!!!」 758 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/15(火) 17:31:16.86 ID:mwbokIg0 司令「聞こえるか?男幹部。物質移動装置の調子はどうだ?」 男幹部「問題ありません。装置は正常に侵入者達を捕捉しました。      司令のトラップに連中が引っ掛かり、弱体化した場合はすぐにこの基地の地下牢屋に移動させられます。」 司令「よし。では充分に注意して作戦に取り掛かれ。」 女幹部「司令。司令が仕掛けたトラップというのはどんな物なんですか?」 司令「あぁ、それはだな・・・・。」 司令「青はカフェイン中毒だ。     よって”俺が”煎れたコーヒーで充分釣る事ができる。しかもそのコーヒーには毒薬がたんまりと…。」 青「ん?コーヒーか?何故こんな所に・・・。」 青(それにしてもこのコーヒー、どことなく赤が煎れてくれたあのコーヒーに似た温かみを感じる・・・。   ・・なんだかんだ言って、やっぱり赤が煎れたコーヒーが一番美味かったな・・・。赤・・早く帰って来てくれないだろうか・・・。) 青「ゴクゴク・・・(今にして思えば、少し赤に迷惑をかけ過ぎたかも知れないな・・・。           ひょっとしたらそのせいでいなくなってしまったのでは・・・。赤を見つけたら謝らないといけないな)」 青「・・・っ!!!こ、これは・・毒薬・・・!?!?」ドサッ 759 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/15(火) 17:32:15.12 ID:mwbokIg0 司令「次に黄だがこれは青に対してやった戦法をコーヒーではなくカレーで行なうだけで良い。     ポイントは”俺が”作ったカレーを使う所だな。」 黄「あれ?なんでこんな所にカレーライスが置いてあるんだろ。」 黄(それにしてもこの味・・・赤が作ってくれたカレーの味を思い出すなぁ・・・。) 黄(赤・・・どうしていなくなっちゃったのかなぁ・・・。いろいろ言ってたけど、皆君を大切な仲間だと思ってたんだよ?) 黄「・・・!!この痛みは・・・・・」ドサッ 司令「普通だったら道に好物が落ちていても怪しんで見向きもしないだろう・・・。     だが俺の作った物ならば話は別だ。連中は俺の料理に対して強い親近感と安心感を抱いている。     ”俺が”作った物であるからこそ、この作戦は成功するのだ。」 男幹部「気絶した青と黄を牢屋へ転送。っと・・・・あとは緑だけですね・・・。」 760 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/15(火) 17:33:21.84 ID:mwbokIg0 女幹部「しかし、緑は毒薬の類に対して強い耐性を持っています。どうやって仕留めるのですか?」 司令「私が戦隊を脱退するちょっと前に知ったばかりの緑の弱点を付く。     初めて知った時は驚いたよ・・・。まさか緑にあんな趣味があったなんてな・・・。」 緑「・・・やっとここまで辿り着いた・・・・・・・?壁に搭載された無人大砲?」 ボガン!! 緑「・・・あの弾は恐らく触れたらすぐに爆発する仕組みの物・・・触れれば一巻の終わり・・・。   しかし・・・触れなければどうということはない・・・・・!?!?」 緑(何故だろう・・・手が弾に吸い寄せられる・・・触れたら終わりなのに・・・でも手を止める事はできない・・・。   弾が───おっぱいの形をしていたから───) むにゅう チュドォォォォォォン!!!! 司令「・・・・・・・。」 女幹部「・・・・・・・。」 司令「な、何はともあれ、これで戦隊は全員仕留めたな・・・。」 761 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/15(火) 17:34:25.20 ID:mwbokIg0 男幹部「司令。緑の転送も終了しました。これで一件落ちゃ・・・!!!!????      司令!西側の入り口から侵入者です!!この中央部に向かって進んで来ています!!」 司令「ど、どういうことだ!!もう戦隊の連中は全員片付けたはずなのだろ!?誰だその侵入者は!」 男幹部「分かりません!監視カメラを潰しながら進んd・・・・うわあああああああ!!!!」ブツッ・・・・・ザーーーーー 司令「お、おい!どうした男幹部!!応答しろ!!男幹部!男幹部!!・・・・っくそぉ!!・・・・。」 女幹部「・・・・司令・・・このままでは・・私達は・・・・・・。」 司令「・・・・安心しろ。」ぎゅっ 女幹部「あ・・・司令・・・。」 司令「首領様も、この組織も、そしてお前も、俺が守ってやる。」 司令(くそっ・・・俺とした事が何たる失態だ・・・戦隊にもう一人メンバーが居たことを忘れるなんて・・・。     本当に居るのかどうかすら分からない、曖昧な奴だった故に完全にノーマークとしていた・・畜生・・。     男幹部・・・不甲斐無い上司を・・親友を許してくれ・・・。そしてお前の仇は・・・この俺がとってみせる。) ボガン!!(床が吹っ飛ぶ音) ???「今日がこの組織の最期の日よ!覚悟しなさい!!」 司令「上等だ!!この基地に入った以上、生きて出られるなんて思うなよ!!     黒っ!!!」 763 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/15(火) 17:35:26.19 ID:mwbokIg0 桃「・・・・・・・。」 司令「・・・・・・・。」 桃「・・・・・・・。」 司令「・・・・・・・。」 司令(あ、あれ?黒じゃない・・・?じゃあ誰なんだこいつは。     戦隊の所の組織とは別の組織が送り込んで来た刺客か?     まぁそれはどうでもよいのだが、どうすれば良いのだろうか・・この気持ちの悪い間は。     知らない人を知り合いかと思って声を掛け、あまつさえ名前まで呼んでしまった後のような気まずさだ。     ・・・ええいもう勢いで誤魔化せ!) 司令「だ、誰だ貴様は!何処の組織の者だ!戦隊以外にも我々に歯向かう組織があったとはな・・・。     だが誰が襲撃をかけようと同じ事だ!!ここに入った以上、貴様を生かしては帰さんぞ!!」 桃「・・・・・・。」 司令(くっ!!必死でごまかそうとしてるのが見え見えなのか!?     まぁそれもそうだろうな・・・事実、俺はさっき「黒っ!!!」と叫んでしまったのだからな・・・・。) 桃(え?なんで?どうして赤がここに居るの?   一ヶ月前に戦隊を出て行った事は聞いていたけど、まさか悪の組織に寝返ってたなんて・・・。   まぁそれは置いといて、なんで赤の隣にあの女幹部が居るの!?   今はああ銃を構えて最初から身構えて待っていた的な雰囲気を作っているけど、   さっきまで二人でムフフな事をしていたんじゃ・・・今も片手で抱いているし。   この部屋は機械の光がそこら中にあるけど結構暗いし、その可能性は高いわね・・・。   まぁそれはそれとして、今、赤は「黒っ!!!」って言ってなかった!?   まさか私の事忘れているんじゃ・・・そ、そんなはずはないわ!大体何で黒の事は覚えていて私の事は忘れているのよ!?   そう、断じて私は忘れられてなんかいない!私は空気じゃない空気じゃない空気じゃない空(ry ズドォォン!!!(壁が吹っ飛ぶ音) 雑魚D「ぬおりやあああああああああ!!!!!」ボゴン!! 桃「ひでぶっ!!!」ドサッ 雑魚D「雑魚Dこと玉城真一郎、只今参上!!」 司令「・・・・・・・・・。」 764 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/15(火) 17:36:47.94 ID:mwbokIg0 男幹部「・・・司令。聞こえますか?」 司令「男幹部!無事だったのか!?」 男幹部「えぇまぁなんとか。そちらにいる玉城とかいう戦闘員のお陰で制御室は穴だらけになっちゃいましたけどね。」 司令「・・・・・え?桃色の奴にやられたんじゃないのか?」 男幹部「はい。ぶっちゃけ桃色の侵入者が暴れた西側よりも玉城が走っていった南側の方が甚大な被害を受けています。      恐らく玉城とかいう戦闘員はバズーカを乱射しながら走っていたものと思われます。」 司令「・・・・・・・・。」 雑魚D「司令!侵入者をやっつけた俺は当然給料上げてもらえますよね!?」 司令「・・・・貴様は制御室だけでなく、この司令室にまで大穴を空けた・・・・。」 雑魚D「・・・・・はい?」 司令「その上貴様が放ったミサイルのせいで女幹部が気絶しているのだが・・・・。」 雑魚D「・・・・・いや、・・・・あの、・・・・。これは・・・・その・・・・・。」 司令「・・・・・・粛清だな。」 雑魚D「アッー!」 765 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/15(火) 17:38:36.36 ID:mwbokIg0 司令「・・・・さて、これからどうする?」 男幹部「とりあえず私は修理会社に電話してきます・・・。司令の方はどうします?」 司令「女幹部が気絶したから医務室まで運んでくる。・・・・よいしょっと。」 男幹部「司令。一つ伺いますが・・・何故その抱え方をする必要があるんですか?      ひょっとして医務室に運ぶと偽って自分の部屋に連れ込んであんな事やそんな事を・・・。」 司令「なっ、・・・俺がそんな事する訳無いだろう!いいか、俺には特に下心など・・・」 男幹部「本当ですかね~さっき思いっきり抱き合ってたじゃないですか~(・∀・)ニヤニヤ」 司令「その時点で通信機器が直ってたんならさっさと無事を報告してろよ!!」 男幹部「気まずかったんですよ・・・・・。それじゃ二人で仲良く、ムフフな事でもしといて下さい。では」ブツッ・・・・・ザーーーーー 司令「あぁ!!・・・・逃げやがった・・・・。」 769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/15(火) 19:26:12.92 ID:mwbokIg0 司令「何エロい期待してんだ!!俺が女幹部を医務室に運んで、それで終わりなんだよ!!」 女幹部「え!!そんな・・・残念です・・・・・。」しゅん 司令「ッッッ!!!な・・なんだ女幹部・・・も、もう気が付いてたのか・・・・。」 女幹部「私・・・・・司令・・もとい、赤さんとだったら・・・する覚悟もできてたんですよ?」 司令「え・・・・・・・//」 女幹部「今からでも遅くはないです・・・・このまま司令の部屋に運んで下さい・・・・・・・・////」 司令(こ、こらえろ!!耐えるんだ俺!こ、こんな所で欲望に負けてはそれこそ男幹部や>>766の思う壺っ・・・・・) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 司令「くそぉぉっ!!!この俺様ともあろう者が何たる不覚!!     あんな所で欲望に負けて女幹部と・・・・・おのれ男幹部に>>766め・・・・・この屈辱は必z」 女幹部「あ、あの・・・その・・・赤さん・・・・・こ、これからも・・・よろしくお願いします・・・・・////」 司令「・・・・・あ・・あぁ・・・・。(ま、別にいいか・・・・・。)」

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