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書:めーちゃん11


さて。その頃デニスはというと。
「いすみィ、見せて、見せてくれそのフィギュア!」
「やだ」
いすみは梨花と呼ばれるメイドフィギュア…というかサモンをことっと鞄の上に置いた。
「つか、お前根性わりぃよな。見せてくれてもいいのに」
口を尖らせるのは、マック。
「ケンカするなよ…」
がた、がたがたがた。
突如として、正体不明の音が聞こえた。
「メイらの部屋からだな」
マックがふふと笑いながらデニスの肩を叩いた。
「いてぇよ。てめぇ無駄に筋肉ありすぎ」
いすみは馬鹿馬鹿しいと言わんばかりにベッドに寝転がる。
「くくく。なぁにが起こってるのか。見に行こうぜ」
「わーったよ。いすみ、来るか」
「興味ない」
可愛い気のない後輩だ。


「ねーねークロボウ、何読んでるの?」
「……世界拷問百選」
「ふーんそれでねっ」
メイとクロボウは仲良しといえばそうなのかもしれないが、むしろメイが一方的に話しているのを無表情にクロボウが聞いているというスタイルである。数少ない友人の一人なのは間違いないが。
「アツー。エアコンつけろエアコン」
「デオさん…?あの、その」
リモコンをぽちぽちしているのがデオ、あわわとなっているのは百合だ。
「メイ、今日どうして、久遠を追い返した?」
デオが尋ねる。
「むー。勘?今日は来そうって、クロボウが言ったの。百合ちゃんも聞いてたよね」
「………」「聞いてた」
デオは興味あり気に聞く。
「何が来るの?」
するとメイはサモンのメリーを呼び出し、暴れさせ、また戻した。
「そろそろだよね。二人とも」
そう言った瞬間。
「デェェオォォ!何してるゥ!?」
どんっと乱暴にドアが開けられ、二人、人が流れ込む。
「っ兄さん!?」
デオが目を見張る。
陰で三人は、
「大成功♪」「ですね」「……別に(笑)」
「デニス、兄さん、出てけぇぇェェ!!」
アクア荘を、デオの大声が揺さぶった。
折しもそのとき、震度3~4の地震が起こったのだが。
気づいた者は、果たしていたのかどうか。
消灯間際、だった。