それはちっぽけな憧れだったんだ。
君はかっこよくて、賢くて優しかった。
ドジなところもあったけど、好きだった。
君はかっこよくて、賢くて優しかった。
ドジなところもあったけど、好きだった。
そう、憧れだったはずなんだ。
いつしか君しか見えなくなった。
周りの音が、聞こえなくなった。
ワンシーンごとに時間が止まって欲しかった。
周りの音が、聞こえなくなった。
ワンシーンごとに時間が止まって欲しかった。
そう、憧れは恋に変わっていた。
けれど認めたくなかった。
憧れだという言葉で、自分に嘘ついた。
君自身にも嘘を吐き続けていた。
憧れだという言葉で、自分に嘘ついた。
君自身にも嘘を吐き続けていた。
それは大きな憧れだったんだと。