|新しいページ|検索|ページ一覧|RSS|@ウィキご利用ガイド | 管理者にお問合せ
|ログイン|

18


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

目が覚めたらそこは…
見知らぬ天井がありました


--------

「…っ」


体の痛みに目を覚ました
最初に目に映ったのは見慣れない天井
どこだよ、ここは…


「お目覚めですか?」

「…桂殿」


声が聞こえ、顔を動かせば
風貴様の主治医の桂がいた


「ここは…っ~!!」

「まだ安静にしてなさい。傷が開きますよ。ここは親也様のお屋敷の客間ですよ」

「客間…?」


起き上がったせいで腹に鈍い痛みが走った
…鬼平倒して…本陣戻って…
風貴様の顔見たら意識ぶっ飛んで…あれ、戦はどうなったのよ


「少し混乱してますね。無理もない、三日も目を覚まさなかったからね」

「三日ぁ?!」

「出血も酷い、傷も多いし深い…あの怪我で生きてるほうが可笑しかったんですからね」

「…風貴様や…戦は…?」

「貴方が本陣に帰ってきた時に終戦したと聞きました。ご安心を…東の御堂方の勝利です。風貴様もご無事ですよ」

「そっか…」


桂から話を聞き、体の力が抜ける
終わったのか…全部…
日の本に…泰平の世が来るのか…
一人、感傷に浸ってると廊下から足音が3つ
次の瞬間…


「「長っ!!」」

障子が開くと同時に真っ黒と派手な忍び

「邪魔っ!!弥助!」

二人をぶっ飛ばして輝く橙と左右色の違う瞳


「風貴様…」

「バカ!あんなボロボロになるまでっ…死にそうになるまで戦ってくる奴があるかっ!!」

「風貴様守るのに必死だったんですよ」

「っ…弥助が…居なくなるかと思った…!!」

「そりゃ、すみません」


泣き出した風貴様を抱きしめ、髪をそっと撫でた


「俺はちゃんと…ここにいます」

泣き止むのにもう少しかかるかなと思いながら
水無月と夜影に目を向ければ、二人して笑った


「俺ら大活躍だったよね」

「戦一番の功労者だよな」

それぞれいい終えた後、顔を見合わせ

「「おかえりなさい、長」」

「戦の功労者は俺だってーの…ただいま、風貴様、夜影に水無月」


そう云ったら、みんな笑った