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路地裏(はむ)

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暗い路地裏に 僕は一人
差し出される 手もなくて
そこらの小石を 蹴り飛ばす

かつんと 音を立てて壁に
そして跳ね返って 僕の足に
みれば 血が滲んでいる

拭くものも何も 僕は持ってなくて
借りようと思って 周りを見渡すが
一人ってことに また気がつかされる

血はとくとく 溢れ出て
僕はぎゅっと 膝を抱えて
孤独と痛みに 耐え忍ぶ

気がついたら 日はあがって
路地裏も 少し明るくなっている
痛みもすでに 消えていた

もう 大丈夫なのかな
外に 出られるのかな
僕は一歩 路地裏から踏み出した