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あー…くそっ…もう戻れねぇのか…--------。「吉祥…手貸せ」酷な事を言ってるのは自覚してる…でも「あぁ、かまわねぇ」って…!!台詞切るな!!「…なんとかなりそうか?」「さぁな…穏てめぇの働き次第だろ」まぁ、いいけど…紅蓮が使えないってのがなぁ…「行くぞ」「仕留めてとっとと帰る」『吉祥まで…穏の味方なんだ』呼吸を整え、間合いを詰めて手元を狙い攻撃を繰り返す『さっきもこれやったよね?』「うっせぇ、黙って攻撃されてろ」『っ…生意気…』刃こぼれする藤雪を惜しいとおもいながら一度、刀を弾いたそれと同時に体を低くすればひゅんと風を切る音吉祥が要の喉元を狙い真一文に刀を振るったその瞬間なんとも人間離れした叫びが聞こえた「たくっ…もういっちょ!」「穏!気抜くな!!」頬を掠めた要の刀をかわして腹に一発蹴りを入れる飛ばされた要が大木にぶつかったと同時に吉祥が要の肩を狙い睡蓮を投げた肩を貫かれ動けなくなった要に向かって走り出した紅蓮を抜き、十数年前にとどめを刺した心臓に、もう一度、紅蓮を突き立てた紅蓮が悲鳴を上げ、ひびが深くなる(頼む…もってくれよっ!!)要から離れ、様子を伺う『きっしょう…お、ん…』顔を上げた要の瞳はあの頃の…昔の要の瞳だった「要っ…」駆け寄ろうとする吉祥を止め要の言葉を待った『早く…この、もりからっ…逃げて…妖がっ…暴走…する』辛そうに笑いながら要は言葉を紡ぐ『迷惑掛けて…ゴメン…な』凍っていた時間が動いた気がした【昔の面影】
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