メニュー
人気記事
「また良い比喩が浮かんだぉ! 文字男、褒めるぉ!」「今回は、技法の『擬人法』とその類のものを紹介していこうと思う」「また無視かぉ!? あんた本当に人かぉ!?」「とはいっても、『擬人法』というものは比喩表現の一つだから難しくはない」「比喩表現の一つなのかぉ! それなら、余裕だぉ!」■表現技法『 擬人法・擬物法・擬態法 』をマスターしよう!■一見たくさんあり、戸惑ってしまいそうですが、今回の技法は全て単純明快で、「技法が難しい」といった方でも簡単に使いこなせる技法です。●擬人法・擬物法もし「カンジョウ」って言葉に関係があるならその目からでる水は「ナミダ」って言う物なの?どうして僕には「カンジョウ」が無いの?君にはあるのにずるいよ―上の文章で、主観的に話している人物は、「 どうして僕には「カンジョウ」が無いの? 」の一文から、明らかに人間では無い存在、無機物であると読み取れます。このように、人間では無い存在や無機物に「話す」、「問いかける」、「笑う」、「泣く」、「走る」など人間に主に使われる語を用いることにより「人間」に比喩する事を技法で『 擬人法 』と呼ばれます。擬人法を用いると、理解をしやすくなったり、親近感を抱かせる事が可能になります。また『 擬物法 』と呼ばれるものは、「人間」を人間じゃない存在、無機物に比喩する事を指します。
●擬態法 ( 擬音語・擬声語・擬態語 )チュンチュンと 小鳥のさえずり眼を しょうがないなと思いながら 開けて隣を見たら 長い黒髪が 自由奔放 1本1本意思を持ったように―ガタンゴトンと 電車のリズム淋しい車両 静かな車両席に座って 会話も無くて 肩に微々たる熱 黒髪 香り―ビュウビュウと 潮風の悲鳴緑色の草 まだら模様に 生えていて黒い絶壁 これでもかと 塗りつぶして―※一部省略上の文章で用いられている「チュンチュン」、「ガタンゴトン」、「ビュウビュウ」という音・声・様子などを言語化する事を『 擬態法 』と呼ばれます。また『 擬態法 』区切っていくと・擬音語 → 「音」を言語化したもの。 「ガタンゴトン」、「ビュウビュウ」がこれに当たる。・擬声語 → 「鳴き声」などを言語化したもの。 「チュンチュン」がこれに当たる。・擬態語 → 「様子」を言語化したもの。 人が笑った時の「ニコニコ」、泣いた時の「シクシク」がこれに当たる。この技法を用いることにより、理解をしやすくなったり、親近感を抱かせたり、印象を強めたりする事が可能になります。上記の技法は、比較的使い易く利点も多いのですが、乱用し過ぎると、詩に落ち着きが無くなってしまう…なんて事が起こるかもしれません。技法というものは、使えば良いというものではなく、バランスを考えて用いることが大切です。「簡単そうだけど、使いどころを考える必要があるわけだな」「なるほどだぉ! 気をつけるぉ!」「次回辺りから「余韻」を重視した技法を紹介していこうと思う」「よ、余韻ってなんだぉ…?」「まぁ、それは次回だな」「わ、分かったぉ! 頑張るぉ!」Special Thanks ... 「ロボット」 yuri3333様 and 「ある二人」 青夢絵里様
このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー と 利用規約 が適用されます。
1文字以上入力してください
本文は少なくとも1文字以上必要です。
1文字以上入力してください。