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書:めーちゃん11 「……ゼェぜぇ、はー」 デニスが肩で息をしている。朝からラジオ体操顔負けの運動をしたのだ、無理もない。 「あんたが悪いのよデニス。マックは?」 「い、いすみに預けた…」 「よろしい。ったく…」 久遠はもの凄く機嫌が悪い。当たり前田のクラッカーである。 「おかげでメイに羊で送ってもらうぐらい遅刻しちゃったし」げしげし。 今日は運動会をしていたため、遅れそうになり、やむなくメリーに乗って学校まで来たのだ。 「あはは。いいよそんなの」 メイがクロボウとマック叩きあげに参加しながら笑いかける。げしげし。 「悪いねぇ」げしげし。 デニスは戦々恐々としながら、メイの歴史の課題を写していた。昨夜は消灯間際に色々あった為、できなかったのだ(いつもやっていないが)。 「ぐぶっげほっ。デオォやめ」げしげし。 マックの悲痛な叫び。しかし無視。デニスはマックの分も写してやることにした。 きーんこーんかーん…。げしげし。 「うわぁ、予鈴鳴った」 リンチ集団は最後の一発をお見舞いして席に戻った。いすみはサモンで教室に戻った。げしげし。 「ぐふん。キツかった…」 一番窓際の列がデニス達の席の辺りで、デニスは一番前。その後ろの後ろにマックが座る。 ハプがその横で苦笑い。 久遠は誰もが羨むショウの隣で、一番後ろ。 メイとクロボウはデニスのすぐ後ろで、デニスの隣はデオだ。 女に囲まれているので、デニスはもっぱら後ろを向いてマックと話すが。 「あれ、模範生がいる」 メイが呟いた。 「あー。模範はホームルーム抜きだったねぇ」 デオが律儀に答える。視線はグラウンドだ。 「何してるんだろうね……」 クロボウが無表情で言った。 哀れボロボロマックは何も言えず、明日のジョー状態だった。燃え尽きていた。 「うん?模範がどうした…?」 デニスもグラウンド目をやる。

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