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「紅い三日月を浮かべ。(はむ)」(2009/06/02 (火) 21:26:26) の最新版変更点
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「おやおや迷子?何処の子だい?」
道に迷った少女、幻聴を聴く。
「おいでよおいで。ほらほらこっち」
声に釣られ道を駆け、森の前。
「もっともっと、ずっと奥においで」
少女操られるかの如く、森の奥。
「ここだよここ。ここに僕はいる」
古びた森の一軒家、少女は中に入る。
「さあ椅子に座ったら?ゆっくりしたら?」
少女は座る、目を閉じた瞬間……ザシュッ。
「今日のメインは、少女のなまにく」
少年の笑い声、今日も森を震わせる。
「さてこれはおいしい?おいしそう」
今日も森は赤色に、それは紅葉の様に。
「明日の迷い子、だれだろう?」
魔物の少年、三日月を口に浮かべた。
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